Blue Flying Angel

Last-modified: 2010-05-23 (日) 20:42:26

久々に、ブルーフライングエンジェル報告。

中野のスピンギアで、横に並んだ兄さんからブルーフライングエンジェルを持ちかけられた。
「ブルーフライングエンジェルいかがすか?」と、両手に4つのヨーヨーをちらつかせながら挑発してきやがる。
俺も負けじと「いいけど、俺、相当強いよ?」と両手にヨーヨーをつけリリース体制に入る。
そいつは、色黒短髪ガチムチマッチョで、スポーツ用のメガネをかけた、いかにも体育会系といった感じ。
実際、近所の大学生かなにかなのだろう――なめやがって。

さて、ほどなくギャラリーが俺たちの周りに置かれる。ブルーフライングエンジェルスタート!
一心不乱にまず歌いだす俺。ふと、対戦相手のマッチョを見ると・・・早い。早すぎる。
みるみるうちに両手でアラウンドザワールドの体勢に入った。
これは、あれを使うしかない。
ヤツの目を盗み、俺は指を緩ませ、奴に顔面にヨーヨーを一機叩きつける。
――ご存知「一機ロスト」。
普通ならトリックの失敗に見なされるのだが、ブルーフライングエンジェルには関係のない荒業だ。

鼻から垂れ出す鼻血を拭いて唖然とするマッチョ。俺のトリックはすでに終わっており、奴のトリックを眺める俺。
やつのひきつったようなその恐怖の眼差しが忘れられないw
今までは体力に任せた勝負で勝ちを拾ってきたのだろうが、相手が悪かったな。これが大人の戦いかただ。

以上、レポっす