日EBB6「愛宕」について

Last-modified: 2015-05-03 (日) 00:29:35

2015.04.07 仮設
2015.05.03 積載と速度に関して修正


EBB6 Atago(愛宕)について

Atago_weapon2_600x450.jpg

2015年1月下旬のアップデートで実装された新EBB/ECVの中でも
ひときわ異彩を放っていた「Atago」
その理由といえば伊勢CV同様、
航空戦艦(Hybrid Battleship)であることにつきるだろう
ぱんぱかぱ~ん

大きい画像

大きい画像

Atago_weapon2_1024x768.jpg

特徴~長所

BB6 Amagi(天城)の後部武装を廃し、航空艤装を行なったような形をしており、
伊勢CV同様、空母艦載機…すなわち戦爆雷の積載・運用が可能になっている
CVとしての能力は CV3 雲龍に匹敵、航空機積載6,500・同時発進機数8機を誇る
また航空機用に武装搭載容積510を持つ
CVとしては少なめだが伊勢CVとは比較にならない容積であり、
93式酸素魚雷に換算して400本以上の予備魚雷搭載能力を持つ
(ただし航空機用の爆弾や魚雷と共用なので爆や雷を使う場合は注意)
Tマウントは天城の片舷6基から5基に、容積も104から81に減ってはいるが、
全ての発射管が使用可能で、93式M1またはM3、5連装発射管を搭載した場合、
両舷50射線、各マウントに均等に魚雷を積んだ場合で8回の再装填が可能…

 

…と、ここまで言うと魅力に尽きない艦に思えるだろうが実際のところ運用には
かなり高いハードルが待ち構えている

難点~短所

BB6といえば、最高級の主砲打撃力と耐久力をもって戦場に君臨すべき存在…であろう
それを可能にしているのは、Rマウントに据えられた巨砲と水兵達の補助能力である
後Rが無い愛宕は天城と比較して主砲門数で6割と、主砲打撃力でハンデを背負っている
また、10ある補助席の扱いも、補助能力とパイロット搭載の兼ね合いから非常に悩ましい
しかしここへ来て、「妥協」の2文字は避けたい

 

主砲打撃力については、そもそもの天城が10門斉射して敵艦にどれだけ当てることが
できているのか…ということを考えると数字ほどの不利は無いかもしれない
しかしながら、後方に撃てないというのはやはり難点である
純粋な砲戦においては後部飛行甲板は火力に寄与しない弱点にしかならない
シャルルマーニュ(仏BB6)に似た悩みではあるが、
愛宕の場合はもうひとつ悩みどころがある
速度が遅いのだ。
機関に「IJN BB Engine V (Heavy) 165000SHP」を選択するとして(一応確認)
入手したての状態から機関だけ載せてすでに巡航速度は22knot
22knotを維持しようとすると、バルジはあまり張ることはできない
Tマウントに発射管と魚雷を満載する場合はバルジはお守り程度しか張れなくなる
21knotを受け入れるならバルジは255枚張ることが出来、日国籍の特徴である
バルジ装甲の優秀さを発揮することができる(255枚時で 25500/85680)
・・・が、速度は装甲QV(クイーンビクトリア 英BB6)並みに低下する
もちろん愛宕に甲板装甲など無い

 

旋回も18と低く(全BB6/EBB6に共通することだが)、
速度の低さも相まって運動性を生かした戦いは難しいだろう

 

ちなみに満載状態では19knotになる
天城の場合、標準仕様+水兵+バルジ100枚で巡航23knotを維持する
満載だと21knot
最大積載量は愛宕が155000、天城が160000
・・・改装時に、水線下に何かくっつけたのだろうか・・・?

悩みどころ~セッティング

水兵の補助能力とは機関や修理といった能力を指す。極めるのであれば補助席は機関兵
(…と、偵察機パイロット)のみで占め、砲兵や艦長であと少しの修理を稼ぐのが理想である
しかし、このたびの愛宕はセッティングの多様さからかなり悩ましい

 

いくつか例を挙げてみよう

  • 戦搭載BBセット1
    艦長1 R砲兵1 T対空兵2 / 補助 戦P4 機関6
    航空戦艦として無難と思われるセッティング。対空兵は最大限にロスして修理を稼ぎたい
  • 戦搭載BBセット2
    艦長1 R砲兵1 T対空兵2 / 補助 偵P2 戦P2 機関6
    戦闘機は使うこともできる、程度に抑えてSD偵で視界をとりつつ戦う方針
  • 爆/雷搭載BBセット
    艦長1 R砲兵1 T対空兵2 / 補助 偵P2 爆or雷P2 機関6
    爆or雷は使うこともできる、程度に抑えて戦う方針
    現状だと爆より雷の方が使いやすく、装甲艦に対しても有効なので雷の方がおすすめ
    爆P・雷Pに関しては修理を稼ぐためにロスを行なう余地がある
  • 魚雷セット
    対空兵を魚雷兵に置き換え。無論、魚雷兵は最大限にロスして修理を稼ぎたいところ
    魚雷能力(再装填)は基本的にカンストするのでどうロスするかが問題
    修理エリート水兵をLv12で国籍一般兵にした後、Lv120までロスするのが理想
    (対空兵も同じだが、国籍一般兵でロスすると連射がカンストできなくなる。
    カンストが必須…というわけではないが、修理とどちらをとるかよく考える必要がある)
 

魚雷を実際に撒く場合の注意として、まず北上のように開幕直後に撒こうとしないこと
味方はSDBBが魚雷を撒きたいと思ってるとはまず考えないので「機会があったら」程度に
考えておくのが良い。その場合でも、ムリに両舷使って撒かずに片舷のみで撒くと良い
侵攻阻止力としてはかなり強力なので、中盤以降、上端や下端から突破を図ってくる
敵BB群に対して散布すると効果的。航空機と主砲も合わせてふるい、撃滅できれば上々

 

他、パイロットを偵P2のみにして補助能力のハンデを負わない選択肢もある
6,500の航空機積載から計算するとSD偵(Lv115 C6N Saiun(彩雲) 容積55)を
最大118機積むことが可能。いくら落とされてもそうそう尽きることは無いだろう

 

パイロットの数を増やしてCVとして戦う選択肢もあるにはあるが、難易度はより高くなる
6人までなら増やしてもSDBBとして戦うのに足る補助能力は確保できるだろう
CVの陣容によっては、CVとして動いたほうが戦局に貢献できるかもしれない
いずれにせよ、自分がSDBBであることを忘れないように

 

少ない補助兵(機関兵)で補助能力を確保しようとする場合、最近実装された高能力水兵
(Hero Sailor・Super Elite Sailor)を使用する手もあるが、入手難度が高いことと、
取引が不可である点に注意

 

コメントフォーム