食品系アイテム(第二部スポンサー)

Last-modified: 2023-01-06 (金) 13:59:43

武将の並びは五十音順。

まるごと蜜柑ジュース

武将回数台詞
吉良親貞初回この橙色の汁は何であろうか?
……じゅーす?
伊予の蜜柑の絞り汁?
はて、おかしな事をおっしゃる。
蜜柑は肥後から紀州に伝わりしもの。
伊予にはありますまい。
それはさておき、
このむせ返るほどの甘さと酸い味……
強き酒のごとき力がありますな。
二回目以降……ふむ。
まるごと蜜柑じゅーすは、
どうにも癖になりますな。
濃い蜜柑の香り、力強い甘み、
目の覚めるような酸い味……
すべてが一つになって口に広がる。
土佐の酒よりうまい飲み物はないと
常より思うておりましたが……
考えを改めざるを得ませぬな。
俊崇坊初回これはなんですかな? 蜜柑の汁?
鮮やかでなんとも美しい。
ありがたくいただこう。
酸味と甘味の調和が絶妙ですな。
まるで蜜柑が口の中で破裂したような……。
これはもう一杯いただかなくては。
うむ……飲めば飲むほど、
さらに飲みたくなりますな。
これは般若湯よりも危うい一品ですぞ。
二回目以降まるごと蜜柑ジュースですな。
拙僧を惑わす一品と認識しております。
……飲まぬのかと?
今回は遠慮しようと思うておりましたが、
戦に備え、一杯いただこう。
ぐびぐび……
ああ、この甘味やめられませぬな。
果実の汁とは思えませなんだ。
成瀬正成初回なんじゃ、この蜜柑は?
む、よくできた偽物か……。
わしを囃し立て、ただで済むと思うてか!
蜜柑の中身を汁にしておるだと?
酸い味がするのではないのか?
……怪しいものじゃ。
この筒から中身の汁を吸って飲め、と?
……。
よし、まずはおぬしが飲んでみよ。
二回目以降うーむ、喉が渇いたのう……。
ん? それは蜜柑じゅうすではないか。
み、蜜柑は飲まぬと伝えたはずじゃ。
目の前で旨そうに飲みおって。
……まあ、蜜柑ごときに意地を張っても
仕方なかろう。
よし、ひと口飲んでやる。
ん……んぐ、んぐ、んぐ、ぷはーっ!
……あまりの旨さに、飲み干してしもうた。
細川忠利初回ほう、良き香りのする水だな。
蜜柑の果肉を絞り、濾(こ)したとな。
橙色も鮮やか……飲んでよいか?
……口の奥に広がる酸味と
遅れて喉を包み込む甘味。
蜜柑が、かような旨い水に変わるのだな。
もう一杯飲ませてくれ。
……体中に染み渡り、力が湧いてくる。
これを“りふれっしゅ”と呼ぶのか。
二回目以降その鮮やかな橙色の水は、
まるごと蜜柑じゅーすではないか。
喉が渇くたびに、欲しておったぞ。
剣術の鍛錬の最中にも、
度々この味を思い出し、
雑念を払うに苦労したほどよ。
蜜柑の果実は滋養によいと聞く。
体が弱かった幼き頃のわしにも、
飲ませてやりたかったものだな。

エクスタワーバーガー

武将回数台詞
雲林院松軒初回……なんだ、この山のような惣菜。
獣肉だというのに、食欲をそそる香りだ。
これを一人で平らげろと……。
腹が減っては戦はできぬと申すが、
五感を研ぐには、なにごとも腹八分目。
……。
しかし、食欲には勝てぬ。
ありがたくいただこう。
二回目以降また、この山のような惣菜を
一人で平らげろと申すのか……。
南蛮では、手間のかからぬ料理なのか?
……。
にわかに信じられぬ。
……にしても、この香り。
空きっ腹にしみる。
ありがたくいただこう。
北条氏政
(☆5)
初回山の如く積まれているのは、
ばーがーと言うのですか。
匂いは……香ばしいですね。
されど、食べ方は如何様に?
ふむふむ、上から押しつぶし、
かぶりつけばよいと!?
……それには応じかねますね。
人には、それぞれ好みの食べ方があります。
私は少しずつ味わいたいのです。
二回目以降えくすたわーばーがーと言いましたね。
食べるのは大変でしたが、
美味しく頂きました。
一つ聞いてもよいですか?
この”ばんず””ぱて””そーす”の
材料は何ですか?
いえ、妻にも食べさせようと思い……。
得体の知れぬものを食べさせる
訳にはいかないのですよ。
丸目長恵初回ふむ……えくすたわーばーがー、か。
この立ち居振る舞い……、
わしがこうまで気圧されることが
今まであったであろうか。”*1
さりとて、わしも押されるばかりではない。
必ずや食べ尽くして見せようではないか。
いざ……、いざ、参る!
二回目以降はっはっは、
えくすたわーばーがー、敗れたり!
初めに食した頃は残さず食べきることしか
考えられなんだが、近頃は
味わうゆとりも出てまいりましてな。
見目に惑わされがちだが、
味つけひとつひとつにこだわりが見えるのよ。
えくすたわーばーがー、まこと恐れ入る。

極上讃岐うどん

武将回数台詞
長宗我部信親初回は? これが……うどん、でございますか。
しかも讃岐の名を頂く……。
私の知っているうどんは、異なりますね。
つやつやとした同じ太さの麺が
盛り付けられたこの器、
貴人を持て成す膳にも耐えうるでしょう。
ひとたび口に含めば広がる小麦の香りと、
かつてない歯ごたえ、のど越し!
これが讃岐うどんでございますか!
二回目以降①おお、申し訳ありませぬ。
出陣前に讃岐うどんを一杯いただきたい。
そうですな……
此度は、生醤油をお頼みいたします。
いやはや。
麺の香りと旨味が花開くようですな!
二回目以降②おお、申し訳ありませぬ。
出陣前に讃岐うどんを一杯いただきたい。
そうですな……
此度は、ぶっかけをお頼みいたします。
はっはっは。
濃い目のだしがたまりませんな!
森可成
(☆4)
初回讃岐のうどん、とな?
艶やかな太き麺に、香ばしき醤油……
贅を尽くした品ではないか。
では、ありがたく頂戴しよう。
……この歯ごたえと、のど越し。
なんという旨さじゃ!
薬味を加え、味を変えることも叶う?
ほう、攻めておるのう。
攻めることは、大事なことぞ。
二回目以降これは讃岐うどんではないか!
再びこれを食えるとはな。
ありがたく頂戴しよう。
するりと喉に入る心地もよい。
戦の前の慌ただしき頃合いに、
丁度よき腹ごしらえとなる。
もう一皿……と行きたいところだが、
腹が膨れすぎては戦にならぬ。
勝ち戦の宴にとっておこう!

スカイタワーソフト

武将回数台詞
井伊直親初回はあ、これが食べ物、ですか。
美しき色が重なっておりますゆえ
細工物かと思いましたぞ。
早く食べないと溶ける?
なんと、そのような儚きものでしたか。
わかり申した、では!
……これは、実に甘い!
色ごとに味も違うが、どれも美味い!
これはやみつきになりかねませんな!
二回目以降すかい、たわー、そふと、でしたかな。
はは、すっかり好みとなりました。
そういえば、此度は二つ頂けますかな。
二つも食べるのか、と?
いえいえ、直虎が好みそうなものゆえ
持っていけば喜ばれるかと。
持っていく間に溶けてしまう?
おお、それは確かに。
致し方あるまい、二つとも私が頂こう。
井伊直虎
(井伊谷の絆)
初回何だろう、これ……
あ、わかった! すいーつ!
南蛮のすいーつでしょう!
ふふん、南蛮のお菓子は
甘さが違うんだよね。
今から食べるのが楽しみ。
あれ、なんだか冷たい……?
うわあ、溶けちゃってる!
なんだか手がべたべたしてる!?
二回目以降あ、そふとくりーむ!
くれるなら早く渡して!
溶ける前に全部食べなきゃだから!
うーん、おいしい。
一つの食べ物なのに、色んな味があるんだ。
これは苺? こっちはちょこれーと?
ああ、またやっちゃった。
ついついじっくり味わってたら、
また溶けちゃった!
池田輝政初回な、何をするか、危ないではないか!
なんじゃ……わしの見間違いであったか。
白蛇かと思うたぞ……笑うでない。
すかいたわーそふと、と申すのか。
牛の乳を冷やして作る、氷の菓子とな。
鼻を近づけると、甘い香りが広がるのう。
それでは天辺から口に含み……。
ん!? こ、これは旨いぞ!
食うたことのない、初めての味じゃ。
二回目以降おお、すかいたわーそふとではないか!
この氷の菓子を食すと、幸せな心地で
思わず笑みが零れるぞ。
ああ、この冷たい舌触りと甘み……。
されど、瞬く間に消えてしまうのだな。
人の一生のようで、寂しきものよのう。
口の中ですぐに無くなる、儚きもの。
なればこそ、愛おしいとは思わぬか?
思わぬだと? ならばおぬしのをよこせ!
圓久尼初回見たこともない氷菓子でございますね。
あいすの中のひとつが、そふとくりーむで、
名がすかいたわーそふと……難しい……。
幾重にも重なったこの、そふとくりーむは、
鮮やかな色合いですね。
なんと、それぞれに味が異なるのですか。
……ああ、冷たい甘みが体に染み入ります。
もう一口……あと一口だけ……止まりません。
全ての味を食してみとうございます!
二回目以降ちょこ、そーだ、こーひー、抹茶に
すとろべりー、まんごー、ばにら、みるく……
どの味も好みにございます!
おや、何を笑っておられるのですか?
私のような女丈夫に、そふとくりーむは
似合わないとでも?
この逸品の良き所は味のみにございません。
疲れた体を癒してもくれるのです。
どうか兵たちの分も、お作りくださいませ。
駒姫初回すかいたわーそふと?
わあ! 南蛮のすいーつですね!
ちょこれーと、そーだ、
こーひー、お抹茶、すとろべりー
まんごー、ばにら……ん、みるく?
おいしゅうございます。
うふふ。
すいーつの名前は、すぐ覚えられるのです。
二回目以降すかいたわーそふとですね!
ふふ、これだけあれば長く楽しめます。
色々な味があって、止まりませぬ……。
牛の乳を冷やしてできているから
冷える、太ると叱られるのですが、
スイーツは「べつばら」にございます。
……あ!
もう食べ終わってしまいました。
釈妙英初回すかいたわーそふと?
たしか、牛の乳で作られた
口当たりのよい冷たい菓子とか。
美しい彩色で可愛らしい巻貝のよう。
あら? 溶けてきましたね。
たいへん、はよう食べませぬと。
はあ……口の中でとろけていきます。
舌の上で甘さがいっぱいに広がって、
私までとろけてしまいそう。
二回目以降すかいたわーそふとですか。
たいへんに、たいへんに良いですね。
甘いものは、心が和らぎますゆえ。
様々な味がして飽きませんねえ。
でも溶けてしまうから、急がないと。
私ったらついのんびりしてしまって。
はあ……甘うございました。
太ると怒られてもやめられませぬ。
ふふ、私ったら幼子のようですね。
森長可(☆4)初回かように得体の知れぬものを、
食えじゃと?
わしを侮っておるなら……!
むむ、手にすると冷たいぞ。
この鮮やかな色の渦を
そふとくりーむと言うのか……。
渦の色によって味が変わる?
愉快じゃ、よし、食ろうてやろう。
……う、う、旨いではないか!!!
二回目以降そのすかいたわーそふとをよこせ!
両の手に持ってこい!
溶けていようものなら、容赦せぬぞ!
うむ、しかと受け取った!
これを両手に構え、好きなだけ頬張ると
天にも昇る心地ぞ。
口に入れると瞬く間に消える……。
“人間無骨”に恐れ慄く化け物のようにな。
うははははは!

藁焼き鰹たたき

武将回数台詞
長宗我部元親初回鰹のたたき? 知らぬな。
……ほう? おぬしらの外の国では
土佐の郷土料理と言われているだと?
俺の知らぬ土佐の食い物と聞いて
黙っていられようか!
鰹のたたきとやら、食わせてもらおう!
む、刺身?とは思えぬ香ばしき匂い……
これが鰹だと!?
俺を騙しておるまいな!?
二回目以降鰹の皮を残し、藁で炙るように焼く。
冷ました後に切り分け、
薬味とたれで食う……。
鰹がこれほど風味豊かな食い物になるとは
思いも寄らぬことよ。
またの名を、土佐造りと呼ぶらしいな!
はっはっは! これはいい!
俺の知らぬ土佐をもっと教えてくれ!
ニャブラハム市長初回この香ばしい香り、たまらないニャ~。
鰹節もいいけれど、鰹はたたきに限るニャ!
さてそれではいただきまーす!
もぐもぐもぐ……これはウマいニャ!!
さぞ名のある料理人が作ったに違いニャい!
ボクの専属料理人にしたいくらいだゾ!
ぜひ紹介していただきたいニャ~。
二回目以降またまた鰹のたたきを食べれるとは……、
うれしい限りだニャ!!
パクパクもぐもぐ……。
う~ん、やっぱり何度食べても飽きがこない
絶品の料理だニャ~。
さて、そろそろ出陣といこうかニャ!
お腹いっぱいで元気いっぱいになった
ボクの力を見せてやるニャ!!
毛利勝永初回これは、鰹か。
土佐におった頃には、
皆でよう食うたものよ。
……うむ、懐かしき味じゃ。
鼻に抜ける風味がなんともたまらぬ。
しかし、思いを馳せるは、
残してきた妻と子らの無事。
その事だけが気がかりよ……。
二回目以降おお、鰹か。
それでは、ひとついただこう。
妻や子のことは、今は考えぬ事にした。
わしが役目を果たし、功を打ち立てる事を
願い送り出してくれたのだ。
くよくよ考えても詮無き事よ。
今はただ、化け物どもを打ち滅ぼすのみ!

十重二十重ロール

武将回数台詞
小野小町初回これが菓子なのですか……。
色は鮮やかですが、
口にするのは、ためらわれます。
すぽんじに、くりいむと申すのですね。
あなたが嘘を付くとは思いませぬが、
あまりにも面妖で……。
そこまで仰せなら、ひと口だけですよ。
……なんと、美味しゅうございます!
この心の高ぶりを、歌に詠みましょう。
二回目以降これは、十重二十重ろーる……。
私の周りでは味わうこと叶いませぬ、
類を見ない味の菓子です。
十二単のように、幾重にも巻いた
くりいむと、すぽんじの見た目も
楽しゅうございます。
この幾重もの重なりを口に入れると……
ふわっと、しっとり、その後に来る口溶け。
ああ、これは夢でありましょうか。
櫛橋光
(薬師コレ弐)
初回これは、まこと色合いが美しいですね。
え? 細工物ではなく
菓子なのでございますか?
この菓子箸、ふぉーくで頂くのですね。
あら、なんと柔らかい……ふわふわ……
ふふ、楽しくなって参りました。
おいしい……。
私、「甘い」という言葉の意味を
生まれて初めて知ったように思います。
二回目以降これはろーるけーき。
ふふ、この渦の模様は、
一度見たら忘れられませんね。
実のところを申しますと、
外の国のものは避けておりました。
見慣れぬものばかりですので。
何事も触れてみねばわからぬものですね。
この戦を越えました折は、夫ともども
外の国の話を聞いてみとうございまする。
黒田如水初回十重二十重ろおるじゃと?
この面妖な食べ物を、わしに食せと申すか。
旨くなかったら、ただでは済まさぬぞ。
幾重にも層を織り成す“十重二十重”とは、
このことであったか。なに? 巻かれておる、
くりいむが特に旨いと……。
そこまで勧めるなら食うてみてもよいが。
……ほう くりいむの程よき甘さが、
口に広がるぞ……うむ、気に入った!
二回目以降おお、十重二十重ろーるではないか!
まさか、わしが甘い物に夢中になるとは、
思いもせなんだわ。
……くりーむと、すぽんじの程よく
ふわりとした口触りが、まことに心地よい。
贅を尽くした、紛うことなき逸品じゃ。
かような宝は、黒田にもあるぞ。
それこそ、我が家臣じゃ。黒田の礎となった
家臣のために、余分に頂戴できぬか?
黒田長政初回なんと面妖な……。
斯様な物を、父が好んでおったとは。
ああ見えて、父は珍しき物には
目がございませぬ。
わしは、左程でもありませぬが。
されど、目の前に置かれて
怖気づくわけにも参りませぬな。
ありがたく、いただきましょう。
二回目以降十重二重ろおる、ですな!
これはまこと、素晴らしき逸品。
……申し訳ございませぬ、
此度は箸を使うて頂戴しても
よろしゅうございますか。
この、“ふぉーく”なる刺又が、
どうしても慣れぬのです。
父には恥ずかしゅうて言えませぬな。
瑞渓院
(相州の礎)
初回まあ、なんと色鮮やかなお菓子だこと。
甘く良い香りが辺りにただよう。
外の国のものですか。
柔らかい“すぽんじ”に、
たっぷりの“くりいむ”を
幾重にも塗った一品。
ふふ……見るからに美味しそう。
うわぁ、口の中でとろける、幸せ!
二回目以降うわぁ、これは十重二十重ろーる。
楽しみに待っていました!
“すぽんじ”と“くりいむ”は、
まさに私たち夫婦のごとき甘い関係。
ふふ…‥のろけてはいませぬ!
この想い、一人ではもったいない。
ぜひ殿にも召し上がって頂かねば!
立花宗茂
(鎮西一の剛勇)
初回十重二十重ろーる、申しまするか。
よく見ると渦を巻いてございます……。
巻かれておるのは、くりーむ、とな。
いかにも面妖な品に見えますが……。
そなたから頂戴したものを、
無下に断る訳にもゆきませぬ。
では……一口。
ん? なんじゃこれは!
噛まずとも口の中で溶ける……とても旨い!
二回目以降これは某の好物、十重二十重ろーる!
すぽんじなるものに、くりーむが混ざり合い、
夢のごとき味にございます。
かように見事な菓子を
独りで食すは実に勿体なく……。
舅殿や誾千代に分け与える所存。
そうじゃ、兵たちに振舞うのもよいですな。
勝ち戦の宴の時分であらば、
戦の疲れも消え去ることでしょう。
奈多夫人初回……南蛮の菓子など見たくもありませぬが
皆様方のお心遣いを無碍にもできませぬ。
少しだけ、いただきます。
……いえ、やはり残さずいただかねば
礼を欠くことになりましょう。
ときに、この菓子は何という名でしょう?
十重二十重ろーる……。
ふふ……左様でございますか。
二回目以降十重二十重ろーる……。
南蛮の国にもよき物はあるのですね。
このような物が日ノ本に増えるのならば
殿の進める南蛮文化の取り込みも
まあ……よいやもしれません……。
よろしければ、他にも南蛮の菓子を
お教えいただけませぬか?
いえ、少し気になっているだけです。
陽泰院初回この色とりどりの風変わりな渦巻きは……
ははぁ、ろーるけーき、と
おっしゃるのですか。
けーきと言いますと、南蛮のふわふわした
菓子のことでございましょう?
それが幾重にも……ふふ、目が回りそう。
まあ、沢山の味が口の中でとろけるように
混ぜ合わさって……目だけではなくて、
舌も回ってしまいそう!
二回目以降①ふう……。
十重二十重ろーるは、溜め息が出るほど
おいしゅうございますね。
この味わい深い甘さの前には、
悩みなんてとろけてなくなって、
幸せが次から次にあふれてくるよう。
……化け物退治に行かねばならぬことも
忘れてしまいそうになりますね。
彦鶴、しっかりなさい。
二回目以降②十重二十重ろーる……。
これをですね、こう……目の前で回すと、
化け物も目を回したりしませんか?
……そ、そんなこと、ありませんよね。
い、嫌です、お恥ずかしい……。
忘れてくださいませ……。

宗月めんたい

武将回数台詞
高橋紹運初回宗月めんたい……?
鱈の卵を辛子に漬けた、明太子なる物?
ふむ、珍しゅうございますな。
では、出陣前の景気づけに
一口いただきまする。
――む! これは……。
辛みと潮の風味がたまりませぬ!
うまい、の一言に尽きまするぞ!
二回目以降おお、いかんいかん……。
宗月めんたいを見ると、
どうも腹が空いてしまいますな。
この舌触りと強き辛みのおかげで
飯が進みまする。
某、すっかりやみつきになってしまいました。
出陣前の腹ごしらえには
もはや明太子が欠かせませぬ。
立花誾千代初回これは……なんとも面妖な姿……。
魚卵を南蛮の辛子で漬けたものですか。
例えようのない匂いにございます。
米と共に食すと旨いと言われますか?
かような品を米の上に載せるのは、
あまり気が進みませぬ……。
さりとて、おなごだから食せぬと思われては、
立花家を背負うていけませぬ。
はむ……これは、旨いではありませんか!
二回目以降宗月めんたいですね!
再びかような逸品を食すことが叶うとは。
喜んで頂戴します。
先般、戦でこのめんたいを振舞ったところ、
兵たちの多くが白げた米と共に食し、
そこかしこで旨いとの声が上がりました。
海の香りと南蛮辛子の香りが混ざり合う……
一度食さば、いつまでも忘れられぬ、
さほどに強烈な匂いと味にございます。
畠山義総初回これは、魚の卵を漬けたものか?
それにしても毒々しい赤じゃのう。
めんたいこ?
ほほう、鱈の卵とな。
手間はかかっておるようじゃな。
では一口いただくとしよう……
う、うまい!
されど辛いのう! み、水をくれ!
二回目以降めんたいこではないか。
口を駆け巡る辛味と旨味は、
一度食べたら忘れられぬ。
酒の肴にと思うたが、
飯に合わせてもよい。
誰ぞ、飯を盛ってまいれ。
よし、いただくとしよう。
うむ、やはり飯に合うのう!
米の甘みと辛味がよく合うわい!
森蘭丸
(☆4)
初回この朱色にして柔らかきものを食す?
大変申し上げにくいのですが、
なんと気色の悪いものでしょうか……。
鱈の卵を辛子に漬けたのですか。
心ひかれますが、食すとなると
我が身を案じてしまいます。
……承知いたしました。
そこまで仰せなら食してみましょう!
……おや? 美味しゅうございます!
二回目以降これは、明太子ではないですか!
いまや私の好物となりました。
ありがたく頂戴します。
……辛子のせいでしょうか。
身体中が熱を帯び、
強く脈を打ってございます。
戦の前に、兵たちを奮い立たすにも、
明太子は役に立ちましょう。
それでは、もう一口。

鮑腸だんご汁

武将回数台詞
今井宗久
(☆5)
初回はて、これは何ですかな?
商いで、全国各地を巡り
大抵の料理は存じておりますが……。
鮑腸だんご汁、ですか。
うどんに似ておりますな。
……ふむ、これは良き香りですな。
ほう、豊後国の料理でしたか。
それは、そそられますな。
早速、頂きましょう!
二回目以降おおっ、これは鮑腸だんご汁!
南瓜、葱、茸……様々な野菜が混ざり合った
絶品の料理ですぞ。
つかぬ事を伺いますが、この汁は
如何ほどで売られておりますかな?
いやなに……作り方さえ分かれば、
高値で売れると思いましてな。
この金子で、ご指南いただけませぬか?
大友宗麟初回ほほう! これは、だんご汁!
……にしては、
ちとおかしな匂いがするのう。
なんじゃと!? 鮑の腸が隠し味じゃと!?
たわけが! だんご汁とはのう!
山の幸で拵えると決まっておろう!
――と思うたが、うまいのう!
うむ、こいつはうまい!
だんご汁でわしを唸らせるとは、見事じゃ!
二回目以降あれじゃ、あれ。
鮑の腸を混ぜただんご汁を持てい。
そうそう。これじゃ、これ。
だんご汁を知り尽くしたはずの
わしを唸らせた極めつけの品!
……うむ! うまかった!
後は美しきおなごに酌でもしてもらいたいが
それは戦の後の楽しみにしておくかのう!

忠味屋特製辛子蓮根

武将回数台詞
赤池長任初回蓮根の穴の中に、何ぞや詰まっておる。
この鼻をつく匂い……むむ、辛子じゃな?
そこまで申すなら、いただくとするか。
……うむ。蓮根を噛むほどに
じわじわと押し寄せる、辛みとうまみ。
まるで、心の臓に染みわたるようじゃ。
わしの闘志もみなぎってきたわ。
此度も、攻めて、攻めて、攻めまくるぞ!
皆の者、後れを取るなよ。
二回目以降この辛子蓮根、日持ちせぬゆえ、
持ち運びできぬとはまことか?
なに、些末なことよ。
ならば、ここで腹いっぱい
食すとするか……。
皆の者、仕度はよいな?
腹いっぱいにかっこみ、
この食感を忘れぬうちに、出陣ぞ!
朝倉一玄初回からしれんこん?
蓮の根に辛子を練りこむとは……。
どのような味なのか、見当もつかぬ。
……っ!
か、辛い!
鼻から火がでるかと思うたわ。
しかし、ただ辛いだけでなく、
旨味もあるか……。
なにやら謀られたようで口惜しいわ。
二回目以降辛子蓮根じゃな。
うーむ、長くは保たぬのが口惜しい。
籠城の兵糧にはできぬか……。
別段、腹に溜まるわけではないが
辛味が体を温め、目も覚める。
夜番にぴったりではないか。
惜しい、実に惜しい。
……まあ、酒は欲しくなるがな。
甲斐宗運初回これは、蓮根ではござらぬか。
されど色も香りも怪しげな。
何をされたのですかな。
辛子が練り込んであるとな。
それはよい、戦の前に
辛味にて気を昂らせるも、また一興。
ふむ、思うたより辛くはないのだな。
されど腹の底から湧き上がる何かがある。
これぞ肥前に生きる阿蘇の魂か?
二回目以降ほう、辛子蓮根じゃな。
よいのかな? これを口にしたわしは、
誰にも手をつけられんぞ。
胃の腑より湧き上がる香り。
鼻に抜ける熱さ。
そのすべてがわしを奮い立たせる。
身も心も、熱さに突き動かされるようじゃ。
此度の戦、わしに任せておくがよい。
誰よりも燃え盛ってくれようぞ。
甲斐親宣初回鼻を突くような匂いがすると思えば
辛子ではないか。
蓮の根を辛子で覆うなど
考えもつかなんだが、蓮は体に良い。
一口食うてみるか……。
……!
味は悪くないが、
いささか辛すぎやしないだろうか。
二回目以降辛子蓮根ではないか。
ふむ、腹が減っては戦はできぬ。
ありがたくいただこう。
出陣前で気が高ぶっておる。
この辛子でさらに気合をいれるも
よいやもしれぬ。
……すまぬが水をくれんか!
この麦味噌の旨味はともかく、
鼻を抜ける辛さが、辛さがっ!
加藤清正初回蓮根の穴に黄色きものが詰まっておるな。
おぬし、毒でわしを仕留めるつもりか?
辛子味噌? なんじゃ、それは……。
旨いうえに、体にもよいじゃと?
それほど申すならば、ひと口食うてみよう。
……かはっ! 辛い!
辛いが……その、なんとも言いようのない、
鼻を抜ける心地よさじゃ。
ふむ、歯触りも気に入った、これはよい!
二回目以降おおっ、辛子蓮根を再びくれるのか!
実は、あのとき食うた味が忘れられずにな。
試しに作ってはみたが、上手くいかなんだ。
これは、見事な辛子蓮根よ。
蓮根は大穴の“頭”と小穴の“尻”がある?
その“頭”を下にして味噌を詰めるのか。
なるほど! 早速、試してみよう。
……己で作るなら、これは要らぬだろうと?
戯言を申すな! 頼むから、これはくれ!
相良義陽初回なに? これが蓮根だと?
まあよい。一ついただくとしよう。
戦の前に縁起を担ぐのも悪くはない。
……おお。うまい!
蓮根の歯ごたえと
鼻を抜ける辛子の風味がたまらぬ。
しかし、穴という穴に辛子が詰まっており
先が見通せぬではないか。
これでは縁起物にはならぬのう。
二回目以降辛子蓮根ではないか。
一ついただくとしようか。
すっかり気に入ってしまってな。
……おお、これじゃこれ!
味もさることながら、辛子の黄が
なんとも鮮やかなことよ。
もういくつかいただけるかな?
……いやいや、宗運殿への手土産じゃ。
今宵は酒がうまいぞ!
龍造寺家兼初回わしの見立てでは、
これは蓮根ではないかと思うのだが……
ふむ、辛子蓮根なる食い物か。
蓮根の穴に辛子味噌を詰め込み、
卵の衣をつけて揚げておると。
話に聞くだけでうまそうじゃな。
――うむ! やはりか!
この辛みと蓮根の歯触りが
かつてない旨味を引き出しておるぞ!
二回目以降ふうむ、いかんな……。
辛子蓮根をくれ。
辛子蓮根が食いたくて仕方ないんじゃ。
……おお、これよ。
このほのかに下に残りつつ、鼻を抜けてゆく*2
絶妙としか言いようのない辛さが癖になる。
ふふ、出陣前にこれを喰らえば
自然と気合いが内に湧き出でるというもの。
此度の戦、暴れずにはおれぬわ!

まるごと大粒イチゴ大福

武将回数台詞
荒木だし初回いちご大福、がいかなるものかは存じませぬが
この皿に乗っていた饅頭なら、
確かに、さきほど私がいただきました。
あの甘みと酸いが折り重なったお味!
とても美味しくて、恥ずかしながら、
沢山あったのを全て食べてしまいました。
ええ、全て。
……あ、あの。もしかして私、
大変なことをしてしまいましたか?
二回目以降いちご大福ではありませぬか!
この可愛らしい赤い果物、
よく覚えておりまする。
ひとつ足りない?
……うふふ、数え間違いではありませぬか?
えっ、口に大福の餡が!?
戯れはお止めくださいませ、先ほど頂いたあと
綺麗に拭きました……はっ!?
鍋島直茂
(肥前/爽風の熱血漢)
初回これは饅頭……いや、餅でござろうか?
ああ、鶉餅(うずらもち)ですな?
しかし、やけに背が高い。
ほう? いちごなる果物の実を
餡と餅で包んでおるのですな。
それはさぞ手間が掛かっておるのでしょう。
ふむ……。餅と餡の中から
甘みと酸い味が掛け合わさった瑞々しい味が
口の中に広がりまする……う、うまい!
二回目以降いちご大福……。
その名に相応しく、口にした者に
大いなる福をもたらしまするな……。
わしも珍しき物はそれなりに
口にしてきたとは思いまするが
これほどの物は他に知り申さぬ。
……すまぬ、皆には内緒で
土産に包んでくれぬか?
彦鶴……妻にも味わって欲しいのだ。
宗像色姫初回甘さと酸いが重なった、良き香りが……。
この饅頭の如き菓子は
いちご大福というものですか。
赤い果物がいちごと申すのですね。
いちごと餡を餅で包んだ、なんとも珍しき品。
それでは、喜んで頂戴いたします。
まあっ、これがいちごのお味!
たいそう瑞々しき果物にございますね。
餡の甘さと混ざり、なんと良き味でしょう。
二回目以降白き餅にのぞく鮮やかな赤……。
いちご大福ではありませんか!
その姿を見ただけで、胸が高鳴ります。
餅、餡、いちご……。
互いを引き立てているようで、
なんとも喜ばしき出逢いでしょうか。
異なるもの同士であろうと、
和をもって為せば混ざり合える……。
宗像、立花、両家に食してほしい逸品です。

特選黄金カステラ

武将回数台詞
有馬晴純初回かすてらじゃな。
南蛮の商人どもが持ってきおったのを
前に一度、食うたことがあるぞ。
珍しくもないが、どれ……。
おおっ!? 何たる甘み、
何たる柔らかき舌触りじゃ!
うおっ、もう口の中で溶けてなくなって
しもうたわい……。そろそろ出陣じゃと!?
景気づけに、あと一つくれぬかのう。
二回目以降おお、あのかすてらじゃな!
早うくれぬか。老い先短き者を焦らしては、
罰が当たるぞ!
うむ、やはりこの味じゃ。
何度食うても飽きぬ甘みに、舌触りよ。
あっという間に平らげてしまったわ。
……なに、隆信にも献上しただと?
あやつの分などよい、わしに全てよこせ!
熊にかすてらなぞ、もったいないわ。
櫛橋光
(☆5)
初回かすてらという南蛮の菓子でございますね。
ふぅ、甘い香りが漂ってきます……。
……あら、口の中で瞬く間に溶けました。
何と美味しいのでしょうか。
私だけが頂いては、勿体のうございます。
殿にも差し上げましょう。
二回目以降これは、かすてらでございますね。
殿も大そう気に入られたようで
私の分まで召し上がりました……。
ふふ……私の分まで食べてしまうとは、
まるで童のようだと、お思いでは?
殿は、幼き頃に母上を亡くされたゆえ、
私に甘えているのです。
皆様が思うより、可愛い殿ですのよ。
秀の前初回かすてら……。
南蛮のお菓子でございましょう?
柔らかで甘い香りがいたしますね。
義父上もお好きなのですか?
あの熊のような方が?
……存じませんでした。
……あら!?
口の中でとろけてしまいます!
とても、おいしゅうございますね。
二回目以降特選黄金かすてらですね。
あの、とろけるようなお味。
一度食べたら忘れられませぬ。
……。
口のなかで溶けてしまいますゆえ、
もう一つ……あと、もう一つだけ。
……。
あ、あの……、もう二つほど
いただいてもよろしいでしょうか。
龍造寺隆信(肥前)初回これは……かすてらじゃな。
なんじゃ、わしがかすてらを知らぬとでも?
ふん、珍しくもなんともないわ。
……む、このかすてら貴人を持て成すために
特別に拵えたものじゃと?
ふむ……言われてみれば風格があるのう。
して、味はどうか――ほうっ!?
こ、これは……わしの知っとるかすてらとは
……違う! 違うのだ!
二回目以降特選黄金かすてら……。
黄金色の輝きから漂う、
焼けた砂糖の甘き香り……。
綿のようにやわらかにして、
風味はしっとりとし、
口に含むとまろやかにとろける……。
このかすてらは……極まっておる。

太陽の恵みマンゴーゼリー

武将回数台詞
島津歳久初回腹が減っては戦はできぬと申すが、
化け物を前に、弁当を広げるというのは
気持ちが締まらぬ。
まんごうぜりい?
甘酸っぱい匂いの羊羹じゃのう。
せっかくなので……いただこう。
……!
水菓子に手を加えたものか?
なんと、驚きの味よ。
二回目以降まんごうぜりいか!
先刻から小腹が空いていたゆえ、
ありがたくいただこう!
まるで水のように、
するすると喉を潤してくれるわ。
暑い日にはもってこいよ。
……ふぅ。
ちょうどよい腹加減。
力も湧き出てきよるわ。

わびさびわさび丼

BASHAUMA アンバー

武将回数台詞
笠原康勝初回むう、黒い。
泡まで立っておりますが、
これはまことに飲み物なのですか?
南蛮の酒ですと?
泡ごと一息に飲み干すがよい?
ぬ、臆してなぞおりせぬぞ*3、いざ!
くぁああああ、ぷっはあ!
飴を焼いたがごとき良き香り!
後に残る苦味がまた良い!
二回目以降馬車馬あんばあ、だな!
ふふ、あの味が口の中に蘇りまする。
いやはや、すっかり虜ですぞ。
ああ、甘さと苦味の釣り合いがたまらない!
止まらぬ、止まりませぬ!
もう一杯、いやいっそ樽で!
戦より戻れば、また飲めるですと!
わかり申した!
化け物など瞬く間に打ち倒して参ります!
片倉小十郎初回気を紛らわすのに酒を所望したら、
生醤油を置かれましてな……。
これは遠回しな嫌がらせであろうか。
この酒、泡立つとは面妖な。
物笑いの種になるのが目に見えておるが、
呑まねば負けよ。
苦みのあとにくる、喉の痺れが良い。
骨の髄まで染みついた疲れが
吹っ飛びました。
二回目以降……冷えたばしゃうまあんばーを所望する。
酔いたい心持ちなのだ。
(ぐびぐび……ぐびぐび……)
はあぁぁぁ……、これはたまらぬ。
戦より戻ったら、
一人祝い酒に、もう一杯いただこうか。
神代勝利初回これは何ぞ? “びいる”だと!?
いや、極上の酒をもらう夢を見てな。
……やはり正夢であったか!
では一献……う、旨いぞ!
きめ細やかな、きりりと冴えた味わい。
一息に呑み干してしまいそうじゃ。
極上の酒を楽しむには、
冷やし過ぎぬ方がよいとな?
うむ、肝に銘じておこう。
二回目以降斯様なまでに旨い酒を、またもらえると?
妙に、わしの機嫌を取るのう……。
油断させ、傍より討つ気か?
正々堂々と勝負せい!
……まあ、わしの剣術の腕を知っておれば、
そうもいかぬか。
人と人との出会いとは、一期一会よ。
敵であろうと構わぬ。
ほれ、一献やろうではないか!
瀬田正忠初回ううむ……おかしい。二度ほど、
ちびちびと口をつけただけというに、
目の前がぐるぐると回っておる。
まさか、この私が酔うておるとでも?
いやいや、まだ分からぬ。酔うておるのは
この世そのものやも知れぬからな。
先ほどから……何を申しておるのだ、私は。
すまぬ、出陣前に少し休ませてくだされ。
二回目以降また、この酒を飲め、と
申されるか。
む……確かに、先の戦では体が妙に軽く、
化け物を討つのが楽しくさえ
感じてはいたものの。
さすがに不謹慎でありましょう。
とはいえ、そこまで申すのならば
仕方がありませぬ、ひと息に飲みますかな。
津田宗及
(☆4)
初回む、これは酒、ですかな?
外の国の茶などは多く頂きましたが
これはまた、なかなかですな。
この泡立ち、赤金色の輝き……
見たこともなきはずが、
わしの胸に刺さるものがありまする。
では、いただきましょう……
おおおぉぉぉぉぉっ、くぅぅぅううう!!
たまらぬ、これはたまらぬ、うまいっ!!
二回目以降おお、それは馬車馬あんばあ。
わしの知慧を失わせる
恐ろしき飲み物ではありませぬか。
口にしてより、その後に何をしたか
まったく覚えがないのです。
戦の前ゆえ、此度は飲みませぬぞ。
む、そう言わず? ひとくちだけ?
仕方ありませぬ、では……
くうおっほほほほぉぉぉぉう!!
富田一白初回この面妖な色立ちをした液は……
一体、何ですかな?
茶ではありますまい。
ほう、外の国の酒なのですか!
宗及殿がわしに、と?
なに、なら頂かぬわけには参りませぬな。
では、まずは一口……。
……ぬぬぬうっ、くぅぅぅううう!!
こ、これは!? ふぅ、確かにたまらぬ!!
二回目以降馬車馬あんばぁ、と申されたか。
実は、この酒は先刻限りと決めております。
美味かつ、剣技も冴え渡る……逸品ですが、
戦の前後の覚えが無くなりましてな。
ゆえに、此度は遠慮させて頂きたく。
なに、やはり宗及殿がわしに、と?
ならば、致し方なし。一口だけ……。
ぬふうううう! やはり、たまらぬわ!!
北条早雲初回む、なんだこの黒い水は!
泡が出ておるぞ、腐っておるのか?
……なに、これが酒じゃと!?
ほほう、びーる、と申すか。
どれどれ、一口いただこう。
む、苦いっ! 甘いっ! うまいっ!
飴のごとき香りに強い苦味、
炙るがごとき舌触り、喉を流れる心地よさ!
全てが魂を揺さぶるようじゃ、美味いぞ!
二回目以降む、ここで冷えたばしゃうまあんばーを
持ってくるとは、いかなることか!
わしに出陣させぬつもりか?
なにゆえ、出陣できぬのか、じゃと?
そりゃ飲まずにおれぬからよ!
戦を前に飲み過ぎるに決まっておろう!
ぬ、勝てばもっと飲ませるじゃと?
戦勝の祝い酒はひとぎわ美味い?
よかろう、すぐ勝って戻ってくれるわ!
母里太兵衛初回この栗色の水はなんだ? 泥水か?
ふむ、汚れてはおらぬのだな。
喉が渇いて仕方ないのだ、貰うぞ!
ぷはああああっ! 何じゃ、これは!
苦くありながら、飴の如く甘い。
そして何よりも、旨い!!
……なんと、これは酒であったか!
わしが酒に目がないと知っておったな?
気に入った、槍の稽古をつけてやる!
二回目以降これは、あんばーではないか!
槍の稽古を終えたばかりで
丁度、喉が渇いておったところよ。
かような時は、いつもの酒よりも
この、あんばーが実に合うのだ。
……ぷはああああっ!
おぬしも一献どうじゃ? ……やらぬか。
ならばわしが、おぬしの分まで飲もう。
この大盃に、なみなみと注いでくれい!

炭火焼肉・極

鯵のなめろう

武将回数台詞
佐竹義昭初回これは、どうやら魚のようじゃな。
ふむ、鯵と薬味、生姜、葱を混ぜ合わせ
叩いたものであるか。
ほう、味噌で和えるのじゃな。
では一口……むむ、これは旨いのう。
魚の生臭さを感じさせぬ技、見事じゃ。
これを食せば、
身体の奥底から力みなぎり、
勝ち戦は確かなものとなろう。
二回目以降
正木時茂初回ん? これはまた面妖な物じゃな。
鯵のなめろうと申すのか。
なにゆえ鯵をかような見苦しき姿に……。
わ、わしにこれを食えと?
うーむ、この見た目がどうにも……。
戦の前に見慣れぬ物を食うは憚られるぞ。
ふむ、おぬしは、なめろうが好物とな。
それほど勧めるならば……一口だけ。
むむ、そなたの申す通り、たいそう旨いぞ!
二回目以降おおっ、鯵のなめろうか!
よもや味噌と薬味が、魚の臭みを消すとはな。
おぬしに勧められ、わしも好物になったぞ。
なに、おぬし魚あれるぎーとやらで、
実はなめろうを食えぬじゃと!
わしに食わすため、好物と嘘をついたのか。
わしのためを思うてのこと、水に流そう。
代わりと言ってはなんだが、
おぬしの分をわしによこせ、ささっ早う!

オーガニック長生果

武将回数台詞
佐竹義久初回この瓢箪の子のようなものは豆でしょうか。
木の実にしか見えませぬが……。
殻を割ると、おおっ、香ばしい良い匂い!
では一粒……。
うーむ、例えようのない味。
落花生と申したか、これは旨い!
噛む度に甘うなりまする。
この豆を欲し、食せずにはいられませぬ。
どなたか、わしを止めてくだされ!
二回目以降落花生ではないですか。
瓢箪のようで瓢箪にあらず。
再びわしをとりこにするおつもりか。
一粒のみでも旨い。
なれど、掌一杯の豆を口に放ると、
噛み応えあり、なおのこと旨いのです。
噛む音を、ぼりぼりとおっしゃるとな。
その響きは、まこと落花生に合うてまする。
ではわしも遠慮なく。……ぼりぼりぼり!
筒井順昭初回これはまた、珍しい木の実であるな。
ふむ、正しくは豆であると?
いかなる味か気になるのう。
殻を剥くのだな。
いささか厄介ではあるが……
よし、食してみよう。
……ほう、噛む度に香ばしい。
甘みが口いっぱいに広がるではないか。
噛み心地もよく、これはうまいぞ!
二回目以降おーがにっく長生果ではないか。
再び、食すこと叶うとは、
何とも喜ばしきかぎり。
して、おーがにっくとは何だ?
薬を使うことなく作ったものだと……。
それは至極当然のことではないか?
外の国のやり方は、ようわからぬ。
いずれにせよ、うまいことは確かである。
此度もありがたく頂戴しよう。

焼き餃子

武将回数台詞
瑞雲院初回あまりしげしげと見ないでくださいませ。
わたくしとて、顔をしかめることぐらい……
ございますとも。
まさか、豚の肉を食す日が来ようとは。
それに、この韮(にら)とにんにくの臭み、
なんと耐えがたきものでしょう。
されど、あまりの旨さに箸が止まりませぬ。
かような忌むべき食べ物がおいしいなんて。
ああ、わたくしは一体どうすれば……。
二回目以降ぎょうざ、ですか。
再び見(まみ)える日を
心待ちにしておりました。
ああ、この香り……。
如何に美味な膳であろうと、
これがなければ、もはや満ち足りませぬ。
おや、皿が一枚しか残っておりませぬが、
何のおたわむれでしょうか……。
あと二、三枚は頂きとうございます。
南呂院初回これは焼いた饅頭ですか?
中身は豚の肉と韮(にら)ですと!?
さようなもの私の国では食しませぬ……。
ぎょうざというのですね。
韮と細かな肉を皮で包み、焼くのですか。
気が進みませぬが、食べましょう。
……? なんとまあ、豚と韮がかように
変わるとは。焦げた所も
大変おいしゅうございます!!
二回目以降ぎょうざではありませぬか!
これをいただき戦に臨むと
体中に力が沸き上がるのですよ。
なにゆえお笑いになるのですか。
この舌先の物は、もしや……。
前の歯に韮が挟まり、お恥ずかしい。
歯に韮をつけた顔、殿に見せられませぬ。
女子としての面目は保たれました。
なれど、ぎょうざはやめられませぬ!

ロワイヤル納豆

武将回数台詞
栗山善助初回ほう、納豆か
精がつくと聞き、わしもよく食うておる。
どれ、ひとつ貰おうか。
む、その小さき袋の中身を入れろ?
ほう、"納豆のたれ"とな。
斯様なものを入れるのは初めてぞ。
使う頃合いは混ぜる前か後か?
好きにせよ、と…では混ぜ入れて、と。
うむ、よう糸を引いておるし、うまいぞ!
二回目以降この"たれ"は納豆によう合うのう。
今やこれ無くしては、納豆は食えぬ。
いかにして作るのだ?
ふむふむ、出汁に酒……はわかるとして、
醤油? 旨味調味料?
なんと、砂糖まで使っておるだと!?
ううむ、聞き覚えのない代物に、
砂糖などという値の張る物までか。
大事に食わねばならんのう。
佐竹義重初回むう、これは珍品の納豆ではないか!?
昔、膳に出された折、臭くて口にせなんだ。
これを食せとは、おぬしも鬼よの
箸で勢いよく混ぜろと言うか。
粘りある糸が次々と引いておるぞ。
これは、ただならぬ匂いじゃ。
鰹のたれなるものを入れてみよと?
しからば、騙されたと思うて……。
こ、これは旨いではないか!
二回目以降おお、納豆ではないか、よこせよこせ!
最早わしも納豆のとりこじゃ。
鰹のたれもよいが、醤油も合うそうな。
此度はからしを入れるのか。
どれ、一口……は、鼻が、むおっ!
……ん? 臭みと混じり合うて旨いぞ。
かような臭い豆が肌に良いじゃと?
女子を美しうすると申すか。
ならば南呂院に勧めてやろう!
佐竹義篤初回良き薬は苦いと聞くが、
かような臭いの納豆を、
美物を好むわしに食えと言うか……。
ほう、混ぜてから食うのか。
混ぜて、混ぜて、混ぜて、おおお!
この粘りの正体はなんじゃ!?
……悪くはない、むしろ旨いぞ!
なに? 義重も気に入っておったのか。
さすが我が孫、物好きよのう。
二回目以降ふははは、納豆であるな?
かような癖のある豆を再び食えるは、
ありがたき幸せ。こころより礼を申す。
この粘りと臭み、癖になるのう。
勢いよく口の中へ入れるも良し。
なれどわしは、一粒ごとに食うておるぞ。
この納豆を食わせれば、
粘りある兵(つわもの)となろう。
兵が疲れておっては、戦にならぬからな。
佐竹義宣初回父上がことあるごとに旨いとすすめてきた
“ろわいやる納豆”とは、これのことか。
思うた通り、すこし臭う。
食べるのをためらっているわけではない。
……好き嫌いなどしておっては、
戦で生き残れぬからな。
……なんと、たれの甘さが絡み、見事な味よ!
臭いなどに騙されず旨いものは旨い、
さすが父上、見事な目利きよ!
二回目以降出陣前に臭うものを食すのは
止めよと言われかねんが……
湯漬けにして腹に入れれば気にもならぬ。
ふっくらした納豆を飯の上に置き、
鰹のたれをたらし、湯をかける……
うむ、これでよし!
……たまらぬわ。
干飯だけでは味気ないところに旨味と塩気ぞ。
止まらぬ、もう一杯じゃ!
真壁氏幹
(☆4)
初回これはまさか、納豆では?
珍品と聞いておりましたが、
近頃は殿も食しておられるとか。
……わかる、わかりますぞ。
混ぜれば混ぜるほどに糸の粘り、
この香りの強さ。
これを食せばわしはさらに高みにゆける、
そういうことでございましょう。
ああ、とうとう霞流も極まる時が……。
二回目以降

アフタヌーンティーセット

武将回数台詞
石田三成初回これが南蛮の茶と申すか。
かの地には、面妖なものが多いと聞く。
果たして、わしの口に合うかどうか。
では、まず一杯。
ほう、これはなかなかに深き香りじゃな。
……くあっ! 熱い!
おぬしら! 茶を出すときは、
初めの一杯はぬるく、と決まっておろう!
気遣いの心を忘れてはならぬぞ。
二回目以降あふたーぬーんてぃーの膳よな。
……茶を冷ますのを忘れた?
いや、初めから熱うて構わぬ。
この素晴らしき香りを味わうならば、
熱さはこれほどの方がよい。
先刻頂いた折に、そう学んだのよ。
それに……熱を冷ましたいならば
その菓子を食せばよい。
まこと、この膳はよくできておる。
菅原道真初回ほう、外の国の茶道具とな。
美しき椀に……珍しき茶請け。
我の興を引く一品よ。
では、さっそく頂くとしよう。
むむ……辺り一面に広がる茶葉の香り。
ますます、楽しみよのう。
……おお、なんと奥深しく芳しき味か。
茶葉の香りも相まって雅な心持で一杯よ。
二回目以降あふたぬーんてぃーを頂けるのだな?
今や、京中の噂となっておる品。
また味わえること、嬉しく思うぞ。
しかし、この茶請けも絶品よ。
京の菓子は木の実が多い……、
斯様に甘い菓子は、中々見かけぬ。
何か礼をしてやらねばな。
そうだ……この見事な品を歌にして
そなたに詠んで進ぜよう!
羽柴秀長初回ほう、これが外の国の茶道具ですか。
椀といい、茶請けといい、
なんともおもしろき形ですな。
ふむ、この朱色の茶はなんと奥深き香りか。
口にするより前に、
見事な逸品とわかりましょう。
これはぜひとも、利休殿にお教えしたい。
かの方ならば、喜ぶこと間違いありますまい。
二回目以降いやはや、此度も
あふたぬーんてぃーを頂けるのですかな。
生来、気の浮き沈みは少ない方であるが、
この茶を知ってからは、糸の切れた
凧のごとき心持にござりまする。
いや、腑抜けたわけではありませぬぞ。
そう思われては示しがつかぬ。
此度の戦は一層、気合いを入れねば。
牧村利貞初回某の望み通り、南蛮の茶と菓子を
ご用意いただけたのですな!
まこと、ありがたきことにございます。
それでは早速頂戴いたそう。
……ふむ、なんと香(かぐわ)しい。
飲む前より楽しめるは、良き茶の証ですな。
味も、某の知る茶とは、まるで違いまする。
もしや、茶葉からして異なるのか。
これは一朝一夕には真似できませぬな。
二回目以降あふたぬーんてぃーをいただけますかな?
……おや、もう用意いただけているとは。
また味わえるとは嬉しきことにございます。
茶請けも見事なものでありますな。
この甘さが茶とよく合いまする。
次は利休殿もお招きいたしましょう。
さて、戦に参りましょうぞ。
その後は某の茶会に、是非!
丁重にもてなして進ぜましょう。

あんこう鍋

武将回数台詞
愛姫初回これは魚なのかしら?
まるで鶏肉のようね。
このねっとりした桃色の身はなに?
あんこうなんて聞いたことがないけど、
とても貴重な魚なのね?
食べたら、皆に自慢できるわ。
……まあ、口の中でとろける。
これは、あんこうの旨味なのかしら?
料理好きな政宗様にも食べてもらいたいわ。
二回目以降はあ……いい香り。
これは醤油ですか? それとも味噌?
あん肝がやわらかくなってきましたね。
少し時間をかけて、
あんこうの切り身を湯通しして、
あくを抜いたから臭みはないはず。
あ~……おいしい出汁。
深みのある味わいが口いっぱいに広がるわ。
毎日でも食べたいくらい!

米沢牛ステーキ

武将回数台詞
奥平信昌初回譲り受けたこの"ふらいぱん"にて、
折を見て、わし自ら
飯をこしらえることもあるのだが。
斯様にも柔らかく、そして味わい深い
肉を焼く術を、わしは持たぬ。
信じられぬ……。
肉とは、しかも四つ足の肉とは、
ここまでうまいものなのか。
二回目以降……なぜだ!
なぜうまくいかんのだ!
同じ米沢の牛の肉を使い、
火の加減にも気を配っておる。
筋切りも、塩加減もよいはずだ。
なにゆえ、こうまで味わいが違うのだ。
わからぬ、まったくわからぬ。
これが、匠の技なのか……。
河東田清重初回じゅうじゅう、という音と共に
香ばしい匂いが漂っておる。
鉄の板に乗っておるのは何の肉だ?
ほう、米沢の牛とな。
農作に使う家畜ゆえ、わしは喰わぬ。
外の国では馳走だと?
そうまで勧めるなら……こ、これは!?
焼いた牛の肉は、まさに贅の極み!
もう一口……あと一口……止まらぬぞ!
二回目以降米沢牛すてーき、であったな。
鮮度は元より、味付けも見事。
再び喰えるとは、まこと有難い。
ああ……旨すぎて声も出ぬ。
すまぬが、わしに焼き方を
教えてくれぬか?
わしを慕うてくれる民らに
すてーきを振る舞いたいのだ。
ふはは、喜ぶ顔が目に浮かぶわい!
鬼庭左月斎初回うーむ、長く生きる術、ですか。
強いて申し上げるのであれば、
耐え忍ばぬこと、でござる。
戦の世は満ち足りぬことの方が多く、
体よりも先に、心が疲れ果ててしまうことが
珍しくありませぬ。
ゆえに、益なき耐え忍びなど、せぬ方が
よいのです。魚が食いたければ魚を食う。
この米沢牛すてーきも、好きに頂きまする!
二回目以降いやあ、美味しゅうござる。
良き地にて育った四つ足は、たまりませんな!
城に持ち帰り、
我が子に分けてやりたくもありまするが、
まことに珍しき肉なれば、仕方ありませぬ。
この場で、わしひとりにて頂くのみでござる。
……いやあ、ちと足りませぬな。
お代わりを頂けますかな?
大林坊俊海初回ふむ、それは何の肉かな。
……ほほう、牛かあ、いや不味かろう。
忍びですら、牛など食わぬぞ?
騙されたと思うて食うてみよ、ときたか。
確かに匂いは悪くない。
というか、実に美味そうだな、それ。
おお、汁が、脂が……これは凄い!
いやはや、今まで食べてきた肉が
草鞋にしか思えぬぞ!?
二回目以降おお、すてーきではないか!
大蒜や味噌がまた合うのだよな、これが。
うん、うまい、実にうまい。
忍びに匂いは禁物とわかっていても、
これだけは止められぬな。
天上の食い物と言われても疑わぬぞ?
……さて、食うてしまったが
この拭いきれぬ匂いはどうしたものかな。
隠せぬなら、いっそ将にでも化けようか。
伊達輝宗初回……香ばしい。
胃の腑がくすぐられるようじゃ。
脂がのった鮭にしては身が大きいが……
なに? あの体躯のよい牛じゃと。
支度したものは、何たる強者か。
油もさらりとして、しつこさがない。
なにより、この繊細な塩味よ……
旨味が口の中で広がるのう。
二回目以降おお、米沢牛すてーきか!
火加減は、みでぃあむで頼む。
肉を噛みしめると
じんわりと旨味が広がり、
なにより、柔らかい。
もう一枚いけそうじゃが、
食べすぎて采配が鈍るのは困る。
……戻ったら、支度を頼むぞ。
細川藤孝初回
二回目以降ほほう、 米沢牛すてーきですな。
何度味わっても、 見事な味わい。
この一品に込められた匠の技には、
ただただ敬服するばかり。
この世に見知らぬものはまだまだ多い。
我が見聞を広める機を得たこと
皆に感謝いたしましょう。
三好之長初回なんじゃ、このちっぽけな肉は。
戯れにしても笑えぬぞ、
覚悟はできておろうな。
いや、待て。
この色味、焼き色、きめこまやかな香り。
……並々ならぬ腕とみる。
……なんじゃ、この肉は。
うますぎて、頬が落ちてしまうではないか!
代わりを、代わりを持てい! 早う!!
二回目以降そなたらには、礼を言わねばならぬな。
わしはこの肉を口にするまで、
"味わう"ということを知らなんだ。
ハムッ……ハフハフ、フハァッ!!
さあ、代わりを持てい!
フハハハハハ!
此度はあと何皿、たいらげようかのう。
最上義光初回鮭を越えるものを食えると聞いたが、
一体、なにでもてなしてくれるのか
楽しみじゃ!
む、これは獣肉か?
臭みはないが、生焼けなどは感心せんな。
流石のわしも、胃の腑がもたれそうじゃ。
これは……くどさが微塵もない!
油の甘みや味わいを引き出す塩加減もよい。
鮭の焼き物にも匹敵しよう。
二回目以降戦の前は良きものを腹に収めたい。
む、鮭がないだと!?
では、すてーきを食うて、戦に備えるぞ。
よく味わって食らうのだぞ。
食べ残すなど、仕留めた者や膳を設えた
者への礼を欠くはわしが許さぬ。
わしらも、この馳走に恥じぬ、
命のやりとりをせねばなるまい。
さあ、参ろうぞ!
義姫初回香ばしい……
馳走を用意しておると聞いたが、
この香りの正体であろう?
油はのっているが鮭の切り身ではないな。
なに、牛の肉! ……生焼けではないか。
腹を壊したらどうするのじゃ?
…や、柔らかい。
なんと繊細で味わい深いのじゃ。
ただ塩をかけただけとは思えぬ。
二回目以降米沢牛すてーき、火加減はれあで頼む。
動物の肉など汚らわしいと思うたが、
焼き加減によって、味わいが変わるのも
楽しみになった。
化け物との戦は骨が折れる。
すてーきなるものを食べて、
力尽きぬようにせねばな。

みそつけたんぽ

武将回数台詞
安東愛季初回焼きたんぽに味噌をかけたものか。
……某の腹の虫が、胃の腑で鳴かぬよう
言い聞かせねばならん。
うむ、うまい。
……化け物も腹が減るのであれば
この香りで寄ってこような。
ううむ、化け物とはいえ、
腹を空かせた敵を叩くは恥ずべきこと。
糧を分け与えねばなるまいな。
二回目以降うむ、みそつけたんぽは腹持ちが良い。
貴殿もよく食べておくがよい。
冷や飯でも、干し飯でも
米を潰し練り、焼くだけでうまい。
味噌を付ければ何よりの馳走よ。
む、貴殿は気を使っておるのか?
もっと味噌を付け、もっと口にせよ。
某の分も、いやあるだけ食べるがよい。
安東尭季初回此度はうまい料理を振る舞うと
聞いておったが……なんじゃ、
この面妖な棒は?
秋田に伝わる”きりたんぽ”なる料理だと?
わしは見たことも聞いたこともないぞ……。
ほほう、周りに味噌を塗っておるのか。
道理で、芳醇な香りにそそられたわ。
……ふむ、騙されたと思って食うてみるか。
二回目以降おお、此度も"みそつけたんぽ"じゃな。
まだまだ味わい足りぬと、
思うておったところじゃ。
この、もっちりとした食感、そして
噛めば噛むほど口の中で交わってゆく
米の甘みと味噌の旨み……たまらぬ!
そうじゃ、誼(よしみ)と通じておる
方々にも、この料理を馳走したいのう。
何とか熱いうちに届けられぬか?

女王アップルタルト

武将回数台詞
津軽為信初回我が妻から、花のように愛らしく、
頰が落ちるほど旨いとは聞いていたが、
このような量、食べきれぬわ。
分け合うて食べるものだと?
……なるほどのう。
では、おぬしにも分けてやろう。
甘い桂皮の香と蜜が口の中でとろける。
油断すると髭につくが
歯ざわりの良い皮がたまらぬ旨さよ。
二回目以降あっぷるたるとか?
甲冑が汚れては武士の名折れ。
いまはいらぬ。
……。
……どうしても食べてほしいとな。
仕方ない、一口だけぞ。
残りは戦が終わるまでしまっておけよ。
 

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*1 「あったであろうか。”」は原文ママ。衍字と思われる。
*2 「下に残りつつ」は原文ママ。
*3 「おりせぬぞ」は原文ママ。脱字と思われる。