20年代からのネットクソ化

Last-modified: 2022-12-11 (日) 12:04:19
20年代からのネットクソ化とは、コロナが流行った20年代から起きたネットによる大量の馬鹿の流入、芸能人の流入、およびそれに対する古参住民たちの力の無さや不甲斐なさがバレた、ある種ネットの変革期である。

概要

20年代からネットに参加した新規にはこれが古参の嫉妬だとか明後日の方向に解釈するかもしれんが、当人たちにとって、これは殺意にも変わりうるほどの怒りであり、そして怒りだけの要素ではないということは言うまでもないだろう。これに関しては単純にそれ以前のネットと比較したほうが早い。この記事において、2020年代のことは20年代、2010年代のことは10年代と称させてもらう。

20年以前のネット

一言で言えば「アングラ」である。この時代の日本において社会や学校生活はネット抜きでも回る。その一方でネットという場所は裏の世界として、表の社会とは隔絶された世界として回り続ける。厨二病のようだが実際はそんなイメージである。ニート、不登校、会社や学校からどこか浮いている者、聞こえは悪いがそういった社会から爪弾きにされた人間が主な層ではある。しかしこの時代においては、そんな層でもべらぼうに頭が良かったのである。頭が良かったのは勉強ができるとかそういったものではない。点数や評価では測れない、知性や感性そして理にかなった思考を持ち合わせていた。
そんなネットにおける主力勢力として外せないのが2chの存在。このサイトをトップとして日本ネットのパワーバランスが形成されてたと言っても過言ではない。今となってはド田舎の公衆便所に匹敵する汚さと過疎っぷりだが。

20年代のネット

コロナが日本に上陸した2020年2月から20年代のネットというのは始まった。余談だが、当時武漢ウイルスと日本とは縁遠いようなニュアンスが込められた俗称で呼ばれたものが、いざ日本で感染が広がったとなるとコロナウイルスと言い換え掌返しされた頃が懐かしい。さて、20年代のネットにおいてそんな掌返しは当たり前のように行われる。当時感染拡大を抑えようと外出禁止や自粛の風潮が一気に広がったのは言うまでもない。その影響で以前はネットとは縁遠かった層が続々と流入してきた。そしてかつて家に籠もる人間を引きこもりと称し侮蔑していたマスコミは、今度は巣ごもりと言い換え掌返し。ここまででも腹立たしいことだがこれでもまだマシである。それに加え芸能人たちが甘い汁を啜ろうとばかりにネット(主にyoutube)に続々参入した。それ以前にはネットを散々ぱら軽蔑していた芸能人が、だ。これは当時の2ch民を始めとしたネットの住人たちにとっては非常に腹立たしいことであり、当時のネット風潮を考えるとどんな汚い手を使ってでも真っ先に止める事態なのだが、なぜか彼らはそれをしなかった。口ではグチグチいうものの実際ろくに行動しようともせず、その声すらすぐに小さくなった。要は無抵抗で自分らのアンダーグラウンドな居場所を明け渡したといえる。その結果アンダーグラウンドの住人はネットのさらに端っこに追いやられ、やがてその存在も消失した。一方で20年代から入ってきた新規層、芸能人たちはネットを荒らし尽くし、その甘い汁を骨の髄までしゃぶりつくした。その過程や、荒らし尽くされぺんぺん草も生えなくなった荒地こそ、まさに20年代のネットと言えるだろう。

関連用語

インターネット?
古参?
ネットリテラシー