「提督」向け初心者ガイド

はじめに

このページは「艦隊これくしょん」をプレイしていた「提督」向けのオヤカタ着任マニュアルです。

同じDMMのアカウントでプレイ可能であること、擬人化娘のコレクションゲームという類似性、「デイリー任務しかやることがない」といった最近のマンネリ化…など、
俺タワーに転職あるいは副業を求めて提督が数多く参入してくることが見込まれるため作成しました。（逐次拡充予定）

俺タワーは「艦これ」を参考に開発されていると思われる要素が多く、いろいろな面で類似点が見られるため、艦隊指揮に慣れた提督にとっては取っつきやすいゲームシステムとなっています。

「艦これ」との概念・用語の対比

艦これとの主な違い

建姫の種類

建姫には「工族・機族」の族と「遊種・兵種・騎種・王種・神種」の種という区分が存在します（カード上に書かれています）。
族は現実のモチーフ（工具／建機）に沿った設定、種はゲーム的要素で、おおざっぱに以下のような対応となります（いわゆる空母的な概念はありません）。

ただし、艦種ごとに絶対的な強さの差があった艦これと異なり、俺タワーでは「遊・兵」種が基本的に戦闘の主力です。
少なくともゲーム中盤まで、騎・王・神は敏捷性の悪さや休憩時間の長さなどにより使い勝手が悪く、主力メンバーとしては使いにくい状態が続きます。

資材について

艦これの燃料・弾薬・鉄・ボーキサイトにあたる資材は食料・魔力・貴金属・宝石・燃料の5種類になります。
これら資材の自然回復はごく微量であり、タワーにそれぞれの生産系フロアを建築して生産された資材を回収して運用していくことになります（というか、それこそが本ゲームのメイン要素）。
序盤は各生産フロアの資材を手動で回収する必要があり、面倒なところではあるのですが、
探索を進めると一定時間おきに自動で資材を回収する施設を建築できるようになり、そこからがスタートといったところでしょう。
　
備蓄上限がある点は同じですが、あちらは司令レベルで備蓄上限が定められていたのに対し、こちらは備蓄上限を自分で拡張（備蓄系フロアを建築）することができます。
依頼報酬などで備蓄上限以上に貯められる点は同じですが、備蓄上限に達していると生産フロアから資材を回収できない（＝資材増加が任務報酬のみ）ため、
備蓄上限を超えて貯め続けるようなプレイスタイルを取ることはほとんどありません。

探索について

艦これのマップ上のマスは内容が固定でしたが、俺タワーの探索エリアにおいてはどのマス（探索ポイント）に何が来るかがスロットマシン様に決定されます。
「1-2の3マス目がボス固定」などのごく一部の例外を除き、全マスがランダム要素になります。
マスの数はエリアごとに固定で、「最終マスにボスが出るかどうか」がランダムな点が羅針盤の近似要素といえるでしょうか。
また、戦闘での建姫ドロップは「捕らわれ建姫の救出」という要素で表されます。艦これと異なり、アイテムのドロップもあります。

戦闘について

詳しくは戦闘のページを参照してください。
戦闘は「先制フェーズ」「第一フェーズ」「第二フェーズ」「最終フェーズ」に分かれ、
それぞれ「先制雷撃（＆航空先制攻撃）」「昼の砲撃戦」「昼の砲撃戦（戦艦を入れた場合の2巡目）」「夜戦」に相当します。
最終フェーズへの突入が任意選択である点や、命中力・攻撃力が自動的に上がる点でも夜戦に似ています。
大きく違う点として、班長が重傷になると最終フェーズには突入できません。
（旗艦大破すると夜戦ができなくなるようなもの）確実に殲滅したい、ボスとの戦闘などでは要注意な要素です。

班長が重傷になると探索の続行ができなくなる点、班長以外が重傷のまま探索続行すると被ダメージで破損（轟沈）になる可能性がある点、班長は破損しない（と思われる）点は艦これと同じです。
勝利条件は戦闘スコアによるもので、艦これより味方に有利です。
また「S勝利」「A勝利」のようなランク分けはありませんが、敵を倒したキャラはその数だけ経験値にボーナスが付くので、敵全員を殲滅したほうがメリットは大きいです。
エリアのクリア条件はボスマスにおけるボスキャラ（HPゲージに装飾があります）の撃破で、
艦これでいう「ゲージ破壊には旗艦撃破が必要」と同様です（「僚艦による旗艦防衛」が無いだけ楽ですが）。
　
イベントでは「レイドボス」が増えてきており、艦これの「ゲージ制ボス」と似ています。
ただし、ボスは一人ぼっちで待機しているため、ボス撃破（＝ゲージ破壊）はかなり楽です。

疲労度について

建姫にも「キラキラ状態」はありますが、探索後に所属全員の中からランダムで選ばれて発生する「浴場視察」のみでキラキラ状態になるため、いわゆるキラ付けはできません。
なお、疲労していても艦これほどの性能低下は起こらないようです。
帰還時の疲労がない（か、ごく少ない）のも大きな違いで、1戦目撤退を繰り返しても疲労度的に不利ということは無いと考えられています。

進化について

一定レベルまで上げると艦娘の改造に当たる「進化」ができますが、必要となる特殊アイテムの入手性がかなり悪く、
艦これのように資材だけで即時改造ということができません（全キャラの進化に艦これでいう改装設計図が必要、のような感じ）。
アイテムが集まるまで、未進化のままの建姫も多数残存することになります。
序盤は苦労しますが、ある程度ゲームを進めていくにつれ余りがちにはなってきます。

また、進化することでスキルが変化し、使い勝手が大きく変わってしまう建姫も数人います。
そのため、あえて進化させずに使い続けることも選択肢として検討することになります。

建姫について

建姫ごとに「スキル」が設定されており、それぞれの使い勝手が大きく異なります。
そのため、艦これのように「装備次第で同一艦種なら誰でも使える」というほどではなく、姫ごとの性能差がかなり顕著に出ます。
ですが、本作ではLvによる戦闘への影響（所謂Lv補正）が顕著なため、性能的にイマイチと言われる姫であろうと愛をもって育てていれば充分通用します。
駆逐艦でもLvをきちんと上げれば、多少Lvが低い戦艦以上の火力を出せる、といったイメージです。
逆に言えば、艦これでは低レベル艦を適当に投入して突破できる場合がありますが、俺タワーではそうはいきません。
まさに「レベルを上げて物理で殴ればいい」という状態です。レベルアップの恩恵を艦これ以上にはっきりと感じることができます。
また、社や宝具でのステータスの底上げも可能になりました。

俺タワーで改良されていると思われる点

• 依頼関連
  • 依頼（任務）が自動受注かつ上限無し(但し、0時をまわったら依頼のページを一度開いてください)

• 資材関連
  • 資材の備蓄上限を任意に拡張できる（但し、クエスト報酬を除き、上限を超えて貯められない）

• 建姫関連
  • 名簿（図鑑）の姫グラフィックをドラッグで動かし、全身像を大きなサイズで簡単に確認できる
  • CUPエーテルを使うと建姫が酔っ払う「ほろ酔い差分」が全建姫に用意されている。
  • 現在のところ、すべての建姫で進化後に名前・メインビジュアル・多くのセリフが一新される。（グラフィックの使い回しは入浴時などを除き少ない）
  • 改良にあたって建姫の種類を選ばない（普通の駆逐艦では雷撃しか上がらない、といった制限がない）
  • 進化させた際、それまで改良で上げたパラメータは消えずに引き継がれる
  • ドロップと捕獲で、建姫の入手セリフが分けられている

• 編成関連
  • 建姫のロック（保護）・アンロックが「詳細」を開かないと行えないため、一覧上で誤ってロック解除してしまうことがない
  • 編成リストのソート機能強化、表示項目切替、詳細ボタンの追加

• 戦闘関連
  • 探索時に大まかな作戦を出せる。（但し、艦これと違い効果は微々たるもので、戦闘毎に変えることもできない）
  • 戦闘中、ファイナルフェーズ突入や探索続行の選択画面上でパーティーメンバーのHPを確認できるため、重傷で続行してしまうミスを防ぎやすい

• ドロップ・捕獲関連
  • 捕獲はエリアごとに罠を仕掛ける設定になっているため、建造のような「建造可能全艦からの抽選」ではなく、
    ある程度まで建姫を絞って狙うことができる（投入資材によって結果が変わるものと設置場所によって結果が変わるもの、どちらがいいかは判断が分かれる）

• 休憩関連
  • 休憩枠が最大で6。さらに現在HP割合の低い順に自動的に割り振れる「自由休憩」がある
  • 「生命の神殿」の建築・増築により、休憩での回復効率を自力で向上させることができる

• 課金関連
  • 課金アイテムの資材が「備蓄上限の30%」という入手量のため、ゲーム終盤になっても課金アイテムの効率が変わらない（ただしイベントでもない限り現時点では課金までする必要性も薄そう）

• UI関連
  • 現場内のほとんどの画面から直接探索画面へ移動できる（向こうでは例えば編成画面→母港→出撃、と一度母港へ戻る必要がある）
  • 解体にあたる「移籍」で、複数の姫を同時選択し、まとめて実行することができる（誤移籍には注意！）