UbuntuにKDEを入れてKubuntuにするには、以下の手順を踏みます。
関連パッケージをインストールする
apt-getまたはSynapticsで以下のパッケージをインストールします。
- kde-core : KDEのコアパッケージ
- kde-i18n-ja : KDEを日本語化するパッケージ
- kubuntu-desktop : Kubuntuパッケージ
- kubuntu-desktop-ja : Kubuntuの日本語版パッケージ(scimとか?)
コマンド例
apt-get update apt-get install kde-core kde-i18n-ja kubuntu-desktop kubuntu-desktop-ja
かなりの量のパッケージが指定されますので、気長にダウンロードとインストールを待ちましょう。
パッケージの設定をする
aptでのインストール中にログインマネージャの設定を聞かれます。
Ubuntuのデフォルトではgdmですが、Kubuntuにする場合ははkdmを選択してください。
(別にgdmでも問題ないような気はしますが)
再起動する
インストールが終わったら再起動しましょう。
ログインマネージャを変更しているので、Xorgの再起動だけではなく、システム自体の再起動が必要です。
セッションの切り替えとKDEの設定
システムが再起動すると、ログインマネージャがkdmになりgdmよりも爽やかな印象 になります。
ログインUIの左にあるメニューらしきアイコンをクリックして、セッションをKDEに切り替えます。
KDEで初めてログインする際には、設定ウィザードが起動します。
基本的にはデフォルトでOKです。
デスクトップ効果はマシンスペックと好みで決めてください。
個人的には、アンチエイリアスフォントが使用出来ればいいので、真ん中ぐらいに設定しました。
KDEを楽しむ
爽やかなKDEをお楽しみください!
おまけ
GNOMEの"キーボード設定アプリ"で設定されていた内容はKDEでは適用されないようです。
CTRLとCAPSLOCKのスワップをする際は、Debianと同様の手順で設定できます。