E卓:からい『Price of Truth』

Last-modified: 2017-04-12 (水) 16:45:48

■RL名
からい


■シナリオデータ
プレイ人数:3~5人
プレイ時間:4時間


■アクトトレーラー


この街は残酷だ。
悪党が公然と街を歩き、正義を貫くものは誹られる。

 

この街は非情だ。
か弱きものは虐げられる。強くなれないことを責められて、さらに弱い奴のせいにする。

 

災厄の街、トーキョーN◎VA。
お前の命はここではカッパー1枚よりも軽くて安い。

 

しかし、そんな中にもか弱き人々を助けようとする奴がいた。
だが、その男は死んでしまう。
巨大な力を持つメガコーポの手によって。
この街じゃ2秒に1度はあることだ。

 

それでも、この街にはまだ残っている。
信念を貫く者たちが。
か弱い人々のために、戦う意志を持つキミたちが。

 

さあ、暗闇の奥に手を伸ばせ。
ちっぽけな真実と満足を手に入れるために。

 

トーキョーN◎VA the AXLERATION
『Price of Truth』

 

かくて運命の扉は開かれる。


■キャラクター作成
 ハンドアウトを配布した後、キャラクター作成に移る。本シナリオの推奨スタイルと対応するクイックスタートは以下のとおり。


●推奨スタイル/クイックスタート
①フェイト:不屈の探偵(P82)
②トーキー:遊撃記者(P88)
③カタナ:現代の騎士(P90)
④クグツ:企業戦士(P86)
⑤イヌ:正義の猟犬(P84)


■シナリオハンドアウト


『①フェイト』用ハンドアウト
コネ:“グラスコレクター”コルボ 推奨スート:クラブ
 キミはトーキョーN◎VAで探偵をしている。キミにはコルボという師匠がいた。探偵のイロハ、スタイルを貫くということ。さまざまなことを教えてくれた人だ。世間からは変人扱いされていたが、弱者のために戦い続ける正義の人だった。
 だが、彼はもういない。ある日キミの元に届けられた伝言は、彼が死の間際であることを告げ、現在受けている仕事の続きをキミに依頼する内容だった。
 キミはコルボの代わりに、仕事を完遂できるだろうか。

 

PS:「コルボの代わりに依頼を完遂する」

 

▼コルボ
 50代くらいの北米系の男性。短く借り上げたダークブラウンの髪と顎のラインについた刃傷が印象的なタフガイ。
 フェイトの設定に合わせて、同じ探偵事務所の所長やかつての師匠など関係性は調整される。希望がある場合、RLに相談すること。


『②トーキー』用ハンドアウト
コネ:リメックス 推奨スート:スペード
 キミはN◎VAでおきるさまざまな事件を報道する記者だ。ある日、キミのもとにすこぶる危険な情報が持ち込まれてきた。スラムに最近できた製薬工場で、Xランク市民たちに非人道的な臨床実験が行なわれているというのだ。
 キミにこのネタを持ち込んだリメックスというストリートチルドレンも連絡が取れなくなってしまった。

 

PS:「事件の真相を報道する」


『③カタナ』用ハンドアウト
コネ:カーロス・マウリシオ・ダ・シルバ 推奨スート:スペード
 キミはフリーの荒事師だ。頼まれればさまざまな人間のために剣を振るうのがキミの仕事だ。今回のキミの依頼人はフィクサーのカーロスだ。依頼の内容は最近ストリートで出回っている新種のドラッグの出元を調査することだ。彼の読みではヤクザやマフィア以上の巨大な敵が関係しているというのだが、本当だろうか。

 

PS:「新種のドラッグの流通を止める」


『④クグツ』用ハンドアウト
コネ:小上紫乃 推奨スート:ダイヤ
 キミはトーキョーN◎VAの支配するメガコーポのひとつ、千早グループに仕えるクグツ、つまり非合法工作の専門家だ。今回のキミのビズはストリートで起きた戦闘の後始末だ。事件の真相を究明し、千早の利益を守ること。それがキミの使命なのだ。

 

PS:「任務を達成する」


『⑤イヌ』用ハンドアウト
コネ:死んだ探偵 推奨スート:クラブ
 キミはブラックハウンド機動捜査課に所属するイヌ、つまり刑事のひとりだ。ある時、キミはストリートで倒れている男を発見した。男は全身に銃弾を受けいままさに死ぬところだった。IDをチェックすると探偵らしい。
 男は倒れ際にキミにひとつの頼みごとをした。「『①フェイト』という人物に、この伝言を届けて欲しい」、その言葉と共にキミは彼のポケットロンを預かる。
 この街じゃこういうことは日常茶飯事だ。でも、こんな話を放っておけないからこそ、キミはイヌを続けている。そうだろう?

 

PS:「『①フェイト』に協力して事件を解決する」


■特記事項
●キャスト間コネクション
 以下の順番でまわす。
『フェイト』→『トーキー』→『カタナ』→『クグツ』→『イヌ』→『フェイト』


●必要神業
 本シナリオでは、ゲストが使用する即死系神業だけでキャストが死亡するのを防ぐため、キャスト全員で3発以上の防御系神業を所持することを推奨する。


●初心者対応
 本卓は初心者対応卓です。
 そのため、キャスト作成はクイックスタートで行ない、事前のアンダーワークは行ないません。
 当日に皆さんでハンドアウトを決定し、キャストを作成することとします(参加者全員の同意がある場合、ある程度事前のアンダーワークも行ないます)。
 RLは初心者対応の経験も豊富なので安心して来てください。


●レギュレーション
 基本ルールブックのみを使用し、基本的に指定のクイックスタート以外でのキャラクター作成はできないものとします。
 20卓以上あるんだし、1卓くらいはそういう卓があってもいいよね。


■RLからの一言
 このシナリオはXが発売された当初、自分が「N◎VAを初めて遊ぶ人」を想定して作ったシナリオです。
 特に①フェイトは「初めてこのゲームを遊ぶ人に、この視点からゲームに入って欲しい」という導入になってます。
 また、上記レギュレーションで問題なければ初心者でない方も大歓迎なので是非遊びに来てください。
 よろしくお願いします。