S卓:hide『それでも世界が続くなら』

Last-modified: 2017-04-19 (水) 01:18:12

■RL名
hide


■アクトトレーラー

大切なキミを失って、心が壊れると思っていた。

それ位にキミは大切で、ボクの心の一部だったから。

時が解決してくれると他人(R:ひと)は言う。

けれど、ボクの中では、キミが居なくなってからの方がずっとずっとその存在が大きくなっていたんだ。

声が聞きたくて、その肌に触れたくて。

でもキミはもう此処には居ない。

だから、ボクは今日も、深く、深く眠りにつく。

キミの居ないこの世界を否定するために。

 

トーキョーN◎VA THE AXLERATION 「それでも世界が続くなら」

 

受け入れる事が運命ならば、ボクの世界(R:リアル)は此処には無い。


各キャストには、以下の設定が推奨・追加される

『①カゲムシャ』:カゲムシャ業を営んでいる。所属は自由に決めて構わない。過去の記憶を失っている。
『②フェイト』:所属は問わないがフェイト業で生計を立てている。
『③ニューロ』:フリーランスのニューロ。
『④カタナ』:フリーランスの荒事屋。カブトワリでも構わない。


◆PC1:推奨スタイル カゲムシヤ
コネ:観月優 推奨スート:感情

「孫娘の優の恋人を演じては貰えないだろうか?」

君の依頼人である観月玄太はそう、君に切り出した。
突然の事故で恋人を亡くし、自暴自棄となっている彼女を慰めるためだと彼は言う。
慣れ始めたとはいえ、カゲムシャの仕事の依頼は変わったものが多い。
しかし、過去の記憶が無い君にとっては天職とも言える仕事なのだろう。
今回のターゲットである観月優のアドレスに訪れた君に対し、彼女は君を拒絶するかのように口を閉ざす。
やれやれ、今回の仕事は骨が折れそうだ。

【PS:観月優に恋人を忘れさせる】


◆PC2:フェイト
 コネ:アンヘラ 推奨スート:理性

「朝から暇そうだね、せんせい。依頼とか来てないの?」

探偵見習いを自称するアンヘラとのやりとりは君にとって日常となっていた。
言い返すのも面倒とばかりに事務所のDAKを確認すると久々に依頼のメールが届いていた。
「この街で無くした世界最後のアイを探して欲しい」
そこに書かれた文面を見た瞬間、メールをデリートしかけたが、生憎今月は稼ぎが少ない。
前金の1ゴールドも既に振り込まれてしまっている。
ストレイキャットと名乗る依頼主は一体自分になにをさせたいのだろうか?
大きく溜息を一つき、君は暇潰しも兼ねて街へ出ることにした。

【PS:世界最後のアイを探す】


◆PC3:ニューロ
 コネ:長谷部万力 推奨スート:感情

「どうやら、ここが貴方の年貢の納め時ね。出てきなさい!PC3!」

君は腕に覚えのあるニューロだ。だからといって犯罪者という訳ではない。
少なくとも無差別テロを行うような輩と一緒にされても困るというものだ。
しかし、今君はウェンズデーマーケット爆破テロ事件の犯人としてSSSに追われている。
何故、自分がこんな事に巻き込まれたのだろうか?疑問は尽きない。
けれど、なんとしても自分の無実を証明しなければならない。 
メディアから流れる自身の映像を横目に君は走り出した。

【PS:自身の無実を証明する】


◆PC4:カタナ
 コネ:“デッドエンド”モイラ・グリーンフィールド 推奨スート:外界

「諦めな。あんたは逃げられない。袋小路(R:デッドエンド)ってやつさ」
再生されたホロの映像に映る人物“デッドエンド”。彼女は不敵に笑っていた。
とあるクロマクが彼女の命にキャッシュを積んだ。理由はわからない。けれどもそういうBizだ。
ドーリスは君の目の前に1ゴールドを置き、依頼を受けるかを聞いてきた。
君は一言二言交わしただけでその依頼を受けることにした。
バーやロールを後にして君は思う。この仕事だけは誰かに譲るわけにはいかない。
なぜならば、“デッドエンド”は君が数か月前に殺したターゲットだったからだ。
カタナの矜持にかけて君は再殺を誓った。

【PS:デッドエンドを二度殺す】


■PL人数
3~4人


■初心者対応
 シナリオの都合上、NOVAの知識がある人間で遊ぶことを前提として作成されています。
 システム初心者に対しては当日のルールの説明に割ける時間が取れない事が想定されるため、アンダーワーク上での説明などで、ケアをする形で対応をしますので、それでも構わないという方はご参加頂ければと思います。
 TRPGが初めての人も同様ですが、一度体験をしてもらうのが良いと思いますので、可能であればオンセで以下のシナリオを体験して貰おうと思っています。
http://dappleox.web.fc2.com/nova/NeuroCrowD/UL_NOVA.html


■所要時間
5時間程度


■特記事項
●キャスト作成について
 本シナリオは全てこちらで用意するサンプルキャストを使用すること。
 背景や設定については自由に考えて構わない。

 

●防御系神業
 本シナリオでは、ゲストが使用する即死系神業だけでキャストが死亡するのを防ぐため、キャスト全員で3個以上の防御系神業を所持することを推奨する。
《神出鬼没》《真実》《電脳神》には使用想定が存在する。

 

●その他
 キャスト全員にキーハンドアウトもしくはシナリオ中に追加のハンドアウトが配布される。


■RLから一言
 今回RLを務めさせて頂きますhideと申します。
 このシナリオはトレーラーを書いてから3年位放置していたものを引っ張り出してきたシナリオですので、思い入れだけは強いシナリオだったりします。
 1枠導入がカゲムシャでかつ恋人のフリをしてもらうというお話なので、ある程度そういう話に対して抵抗が無い方が入って頂けるといいなぁと。後、アクトトレーラーで何か引っかかるものを感じた人も多分感性が似ていると思いますので、是非ご一緒出来ればと思います。
 戦闘はあんまりガツガツはやりませんので、ストーリーを作っていくのが好きという方とちょっぴりビターなお話を一緒に作りたい方、お待ちしております。