■RL名
hibi
■アクトトレーラー
前作から1年――殺し屋たちが帰ってきた。
殺し屋たちがポイントを競い争うイカれた番組「マスト・ダイ・TVショウ」
そのランキングトップに上り詰めた男。それこそ、前作の主人公マクベスだ。
アンタも知っての通り、あいつの背負った物語はキレイに片付いた。全米も泣いたしな。
けれども、続編が必要になっちまったんだ。なにせ、全米が泣いたからな。
さて、ようやくだが本題だ。
続編の主役が、マクベスに務まるとアンタは思うか?
オーケー。その通り。わかってるじゃないか。
それじゃよろしく頼むぜ、お友達。
トーキョーN◎VA the AXLERATION「Must Die TV-show 2/楽園の殺し屋たち」
かくて、運命の扉は開かれる。
■ハンドアウト
□キャスト1
推奨スタイル:レギュレーション参照 コネクション:マクベス(推奨スート:♦)
PS「マクベスを殺る」
君はMDTVランキング8位の殺し屋だ。
今日の殺しを終えた直後、謎めいた美女が君の手をひいて囁いた。
「ねぇ。ランキング1位を目指してみない?」
その《お願い》は不思議と君の心をくすぐった。
それも無理はない。君の心に、ランキング1位の殺し屋マクベスとの因縁がよぎる――
□キャスト2
推奨スタイル:レギュレーション参照 コネクション:マクベス(推奨スート:♦)
PS「マクベスを殺る」
君はMDTVのディレクターだ。そして当然君も殺し屋だ。
この番組もめでたく放送2年目に入ったわけだが、絶対的王者マクベスの君臨により、
ランキングには停滞感が生まれていた。こいつは良くない傾向だ。
だから、突如キャスト1が打倒マクベスの意志を見せた事は、君にとって歓迎すべきことだった。
どこにどう転ぶかは分からないが、ともかくマンネリを打破して番組を盛り上げねばならないのだ。
□キャスト3
推奨スタイル:レギュレーション参照 コネクション:マクベス(推奨スート:♦)
PS「マクベスを殺る」
君はMDTVランキング番外のニュービー(新人)殺し屋だ。
当然、ランキングに居座るロートルどもを蹴落とし、トップに君臨するつもりで居る。
その野心に秘められた想いはまだ語るべきときではない。
なにせ、キャスト1がマクベスの命を狙って動き始めたのだから、モノローグに裂いているような時間は君には無いのだ。
□キャスト4
推奨スタイル:レギュレーション参照 コネクション:マクベス(推奨スート:♦)
PS「マクベスを殺る」
君はMDTVランキングn位の殺し屋だ。(nには2~10の任意の自然数を入れること)
キャスト1が、マクベスに挑もうとしている。そういった愉快なニュースが君の耳に入った。
やれやれ、君との決着を置き去りにして、キャスト1も何をやっているのやら…。
やつを殺すのはライバルである君と決まっているのだから、マクベスに横取りを許すわけにはいかないだろう。
■PL人数
4人
■初心者対応
専用のチャートを振る場面がありますが、それ以外には追加ルールは使用していないので、N◎VA-Xの経験が少なくても問題ないかと思います。
また、データの自作に自信が無い方も、サンプルデータからお好きなものをお選び頂ければ大丈夫です。
ただしはじめて遊ぶN◎VA-Xがこれでもいいのかなぁと一抹思うところはあります。ご本人がご納得いただけるのであれば問題ありません。
■所要時間
4~5時間
■レギュレーション
□推奨スタイルについて
本シナリオのキャストは全て殺し屋である。よって「目標を「完全死亡」ないしは「精神崩壊」させる事のできる神業」が使えるスタイルを、各自1つ以上持っていることが推奨されます。(〈砕魂者〉などの神業変更技能によって条件を満たしても良い)
□神業について
キャスト全員が生き残るには、防御系の神業が3枚くらい使えるようにしておくと良いと思います。
□使用可能経験点
0から50点。ゲストの最大達成値は21、上手く支援が噛み合うと+4されるかもしれません。
□情報判定技能
社会:ストリート、社会:メディアあたりを良く使います。白兵、射撃、心理などで代用可能な場面もあります。
□使用サプリメント
サプリメントはヘヴン・ダウンビロウまで使用可です。
SSSや雑誌類は所持していないものが多数あるので、使用される方は当日お持ちいただけると助かります。
■特記事項
□「マスト・ダイ・TVショウ」とは
今N◎VAで最も加速した痛快娯楽犯罪エンターテインメントネット配信番組です。番組に登録された殺し屋たちが、指定されたターゲットを殺したり互いに殺し合ったりします。放送2年めに突入したそうです。世も末ですね。
□本シナリオの表題について
「2」とナンバリングされていますが、シナリオとしては何かの続きものではありません。
強いて言えばマクベスというゲストがのし上がった物語が「1」に相当するのですが、その内容は導入チャートや因縁チャートによって大まかに決定されたり、されなかったり、情報項目に書いてあったり、その場でなんとなく補完されたりします。
□導入チャートと因縁チャート
その名の通り、ダイスを振るだけで導入シーンの情景が決定されたり、ゲスト・キャストとの因縁を構築したり出来る表です。こちらについてはアンダーワーク段階で提示いたします。
運に任せると導入でゾンビに囲まれたり、ボスがアパートの隣の人になったりする可能性もあるのですが、このてのものを即興でやるのが苦手な方は事前にお好きな項目をチョイスしてもらえると良いかと存じます。
□SPSについて
本シナリオのSPSはキャストではなくPLに与えられます。内容は「全米を泣かせる」ことです。
このために全米さんの感動度を算出するための「全米大感動ゲージシステム」が本卓には導入されます。大まかに言えばかっこいいことしたり神業つかったりするとゲージが伸びて全米さんが泣きます。
■RLからの一言
hibi(ひび)ともうします。本卓のRLであり全米です。渡米経験は特にありません。
ふざけたB級殺し屋映画の2作目をポップコーンとコーラを手に視聴する、そういう軽い心持ちで楽しんで頂けたらいいかなぁと思います。
どうぞよろしくお願いします。