人物像
「重力」を司る事象龍。
重力の根源たる星のコアが存在する、地中深くにて生まれた。
生まれたばかりの龍は地上に出ようとして暴れ、このとき地上では重力が乱れ、大災害が起こったという。
この状況を見かねた中立の龍グリシオンは、重力の龍より人格部分を分離してそれを地上に引き上げ引き離すことで、重力の龍を眠りに付かせた。
地上に上がった龍の人格は人間の姿に変化し、テクタという名の少女となった。
龍には人格を取り戻そうとする本能だけが残り、少女テクタを、地表を砕いてでも地中に引寄せようとする力を放つようになった。
ただ、この力は少女が地表に接しているときしか及ばなかったため、中立の龍は少女を魔法の糸で大樹より吊り下げた小屋に住まわせ、監視することとした。
少女は外界との接触もないために成長することもなく、単調に日々を過ごし続けた。
関連事項
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