【オート侯国】

Last-modified: 2023-12-29 (金) 18:44:00

SF2

【東大陸】の北西部にある巨大な半島たる【メルシュマン】地方を群雄割拠する「四侯国」の一つ。
ハン帝国の起こりから存在した名家。権力が中心に集中はしていたが、そのトップであるオート家が自らを厳しく律していたためカリスマ性が上がっていった。
陸上での地理的不利を補うため四侯国では唯一海軍が強力。
位置は北部。以前から【フィニー王国】とは対立していたが、【マニクール平原の戦い】での敗戦がきっかけでカンタールが【マリー】と政略結婚させられたことで合法的に領地を奪われる。
このことが【カンタール】に強い憎しみを抱かせ、以来フィニー王国との長い対立を超えた戦乱を引き起こし、【ギュスターヴ戦争】の複雑化を招いた。
ギュスターヴ13世亡き後はカンタールによって一時はメルシュマン地方を統一するも、カンタール自身が子孫に対して遺産の手配を怠ったことで彼自身が死亡するやいなや空中分解してしまう。