【人力風起こし】

RS2

概要

【ソーモン】の【ヒラガ】の発明品の一つであるイベントアイテム。
ヒラガ11世以降になるとヒラガの横に置かれており、ある程度腕力が高いクラスで訪れることで入手することが出来る。
本来の想定としては人力で風を起こすことで涼むことが出来るというものらしく、腕力が高いクラス以外で訪れた際には試してみても（足で漕ぐ仕様のため）涼しくならなかったというメッセージが表示されるのみ。
腕力が高いクラスの場合は、漕いだ力が強すぎたためか、なんと浮き上がる。本来の用途ではないものの、浮き上がる仕様を何かに活かせると考えて、人力風起こしを持って行くという流れになる。

なお、ここでいう腕力が高いクラスについては【マイルズ】で「いい仕事」に誘われるクラスと同様である。

実際の使い道としては、【浮遊城】が出現した際に、乗り込むことが出来るというものである。
浮遊城に挑む他の手段としては【イーリス】に協力してもらう方法があるが、イーリスの協力を受けるためには詩人イベントをクリアしなければならないため結構手間となる上、進め方を誤ると途中で進行出来なくなってしまうこともある。
一方で、人力風起こしを使う方法の場合は、入手出来るクラスでなければ利用出来ないという制約はあるものの、進行出来なくなってしまうということはない。
浮遊城が浮いている町（【ユウヤン】、【リャンシャン】、【チョントウ城】のいずれか）に入った際に人力風起こしを持っており、尚且つ利用可能クラスであれば利用して、浮遊城に挑むことが出来る。
なお、浮遊城に到達する寸前に「壊れそう」という旨のメッセージが表示されることから、利用出来るのは1回限りと勘違いされがちだが、利用後の人力風起こしは【倉庫】に収納されるため、何度でも利用出来る。
唯一注意しなければならないのは入手時であり、この時にアイテム欄に空きがない場合は入手出来ずに入手イベントが消滅してしまうため、人力風起こしを入手出来なくなる。

余談であるが、ヒラガが11世になる前に【最終皇帝】が出現した場合には、例外的に人力風起こしを入手することが出来る。ただし、【ジェラール】の代に最終皇帝を出現させた場合は、人力風起こしは置かれているが入手出来ないという特殊な状態となる。

見た目からも、自転車のようにペダルを漕いで、プロペラを回転させ、浮力を起こす装置であると思われるが、実際にこの理屈で人力で浮かせるのはまず不可能と思われる。
効率のいい機構であるのか、それとも、【皇帝】の腕力、否脚力が規格外であるのか……。