概要
一方を主とし、もう一方がそれにしたがう関係の立ち位置を示す。
国家間における主従関係では国力や慣例が、個人間のそれにおいては実力や人徳が、上下関係を左右する。
権力と国家を象徴する王の身分としては王位があり、貴族に授けられる称号として爵位がある。
爵位は、上の位から公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の5種類があり、社会体制の頂点にある者から与えられるのが通例で、爵位に応じて卿の読み方も異なり、同輩を呼ぶときの代名詞として「けい」、爵位を有する人の敬称として「きょう」と読む場合がある。
SF2
- 【フィニー王国】では【ファイアブランドの儀式】を無事に通過した者を、国の王もしくはその後継者として認定している。
- 【南大陸】の【ナ国】は、近隣の諸国と主従関係を結んで支配体制を確立し、国力に応じた爵位を【ヤーデ】や【ワイド】の君主に授けていた。
しかし、【ギュスターヴ13世】が台頭して、側近であった【ケルヴィン】が大きな影響力を持つようになったため、ナ国とヤーデ伯の力関係が逆転、関係にきしみが生じた。- 当初こそ【ショウ王】はこの事実に気が付いていなかったが、【ヌヴィエム・ドラングフォルド】がこの事実を吹き込んだが為に後継者戦争を泥沼化するきっかけを作り出してしまい、1303年に没したのをきっかけに【和平会議】が開催される事になる。