このセクションでは、さとりすとの「ゴーストの新規作成」で使用できるゴーストのテンプレートの作成方法を紹介します。
ファイル構成
ghost/master 以下の辞書ファイルや里々の設定ファイルをひとつのフォルダにまとめます。
テンプレートは、さとりすと本体のあるフォルダの template フォルダに、
1つのテンプレートあたり1つフォルダを作成して配置します。
必要なファイル
template.txt template_readme.txt 辞書ファイル(dic○○.txt) その他、里々の設定ファイルなど replace.txt、satori_conf.txt あとSAORIなど
template.txt
さとりすと ゴーストテンプレートの設定ファイルです。
設定例:
satolist_template name,ポストと狛犬とテンプレート craftman,あーるでぃー・ななっち check_default,1 check_dic_Caption.txt,0 check_dic_ExEvent.txt,0 check_dic_SAORItest.txt,0
satolist_template
1行目は必ずこうかきます。
さとりすとのテンプレートだということを表すものです。
name,名前
テンプレートの名前です。
craftman,名前
作者の名前です。
check_default,0または1
インポート時のデフォルトチェック状態です。
0ならチェックしない、1ならチェックします。
この設定は辞書ファイルのみに有効で、satori_conf.txt やSAORIなど辞書以外の設定ファイルは選択できず必ず新規ゴーストに取り込まれます。
check_ファイル名,0または1
インポート時のデフォルトチェック状態です。
この設定がないものは「check_default」の設定が使われます。
ignore_ファイル名,1
設定を1にするとファイルを無視します。
テンプレートを上書きで更新して古いファイルが紛れる可能性がある場合、古いファイルには指定しておくと良いです。
この設定は辞書以外にも有効です。
tempalte_readme.txt
テンプレートの readme ファイルです。
インポート時に表示されますので、説明や利用条件などあれば書くと良いでしょう。
辞書ファイル
テンプレートとなる里々の辞書ファイルです。
1行目はテンプレートの説明として使用されますので、ファイルについて一言で説明してください。
さとりすとのデフォルトテンプレートについて
data/template フォルダにさとりすとのデフォルトのテンプレートがあります。
テンプレート作成の参考にしたり、自由に改造して公開して構いません。
シェルについて
シェルはサンプルゴーストのシェル(data/templateshell)フォルダの物が使われます。
テンプレートで使用する表情などは、これに合わせるのが望ましいです。
テンプレートが出来たら
作成したテンプレートは自由に公開することができます。
template フォルダに置いてもらえば誰にでも使ってもらうことができます。
作者に連絡して、公式テンプレートにするようにしても構いません。