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FTL(Faster Than Light)とは、艦船が星系間を移動することを可能にする、技術や手法全般のこと。
ゲーム開始直後に利用可能なFTLはハイパーレーンによる移動だけだが、テクノロジーの研究によって他の手法も利用できるようになる。
|BGCOLOR(#FAFAFA):#contents|
*ハイパーレーン [#k0343e61]
星系同士は、ハイパーレーンによって接続されている。
ゲーム開始時はハイパーレーンのほとんどが非表示で、レーンがセンサーの「[[ハイパーレーン認識距離>#u8cde261]]」に入ることで初めて銀河地図上に表示される。
未知の星系(星系名が「未知」表示される星系)に向かってハイパーレーンで進入できる艦船は、科学者を乗せた調査船または司令官を乗せた軍艦に限られる。
移動先の星系を領有する帝国が自国に対して国境を閉鎖している場合は進入できない。
ハイパーレーンを新設および切断する手段は存在しない。
ハイパーレーンの色によって、通行可否などを判別できる。詳細は[[銀河地図#ハイパーレーン>銀河地図#c97e3fd3]]を参照。
他国の艦船を選択すると、その艦船を基準にした表示色に変化する。
艦船がハイパーレーンを通過するにはレーンの入り口となる、星系外縁部にある緑色の三角形の場所まで亜光速航行で移動する必要がある。
また、ハイパーレーンに入る前にFTLドライブのチャージ時間と出た後にクールダウンの時間を要する。必要な時間の長さは、FTLドライブの性能によって変わる ([[一覧>艦船設計/ユーティリティ#f7ac2b5f]])。
艦船に移動命令を出すと、目的の場所にたどり着くまでは全て自動で処理される。星系内の亜光速航行やドライブのチャージ、ハイパーレーンへの進入を個別に指示する必要はない。
**ハイパーリレイ [#HyperRelay]
&color(red){要DLC「オーバーロード」};
ハイパーリレイを建造すると、隣接した星系間の移動手段がハイパーレーンからハイパーリレイに置き換わり、移動が高速化される。
詳細は[[巨大構造物#ハイパーリレイ>巨大構造物#HyperRelay]]を参照。
*FTLドライブ [#ef4a36a5]
FTL航行のために艦船が装備しているコンポーネントが、FTLドライブである。
全ての艦船の基本装備であり、アップグレードすることで星系間の移動に必要な時間が短縮される。
FTLドライブに関するテクノロジーは、物理学&ref(icons/Physics_Research.png,nolink,物理学);に属する (PSIジャンプドライブのみ社会学&ref(icons/Society_Research.png,nolink,社会学);)。
#br
コンポーネントとしてのパラメータは「[[ユーティリティ#FTLドライブ>艦船設計/ユーティリティ#f7ac2b5f]]」を参照。
**ジャンプドライブ類 [#v5619bc0]
ジャンプドライブ類は上位のFTLドライブで、ジャンプドライブとPSIジャンプドライブの2種類がある。
ジャンプドライブ・PSIジャンプドライブを艦船に装備することで、通常のハイパーレーンによる移動に加えてジャンプ機能が利用可能になる。
艦隊がジャンプする場合は、艦隊の全艦がジャンプドライブを装備している必要がある。イベントで手に入る艦船は艦隊と合流可能な場合でもアップグレードが不可能で、ジャンプの妨げになる場合がある。
#br
ジャンプによる移動は、ハイパーレーンを無視して一定距離 (ハイパーレーン的な距離ではなく直線距離) 内の星系へ瞬時に移動できる。
PSIジャンプドライブのジャンプ可能距離は、ジャンプドライブの1.5倍。
ジャンプ機能は[[FTL妨害装置>FTL#lfd9db0d]]の影響を受けない。
#br
ジャンプ後200日間はリチャージ期間となり、期間中は以下のペナルティを受ける。
-ジャンプを利用できない
-武器ダメージ&color(Red){-50%};
-亜光速移動速度&color(Red){-50%};
#br
ジャンプドライブのテクノロジーを開発することは、危機の発生確率に影響を与える。
詳細は「[[危機#発生時期と確率>危機#a9498b10]]」を参照。
**FTL妨害装置 [#lfd9db0d]
テクノロジー「FTL妨害装置」を研究すると、宇宙港以上の規模の[[星系基地]]と地上建造物の要塞にFTL妨害装置が設置される。
#br
妨害装置が有効な間、星系領有者に対して敵対的な艦隊は、進入に利用したハイパーレーン以外を利用できなくなる。ハイパーレーン以外の移動手段で星系の進入した場合、全てのハイパーレーンの使用が妨害を受ける。
つまり、星系A--星系B--星系Cと並んでいる場所で星系Aから星系Bへ進入した場合、星系BにあるFTL妨害を無力化しなければ星系Cへ移動できない。
星系基地由来のFTL妨害の無力化には、艦隊戦による占領が必要。惑星 (地上建造物の要塞) 由来のFTL妨害の無力化には、軌道爆撃 (荒廃度50%以上で無力化)・地上戦による占領・コロッサスによる惑星破壊のいずれかが必要。
ハイパーレーン以外の移動手段は、FTL妨害装置の影響を受けない。
#br
銀河地図上では、FTL妨害装置のある星系の右上に、以下で示すU字型のアイコンが表示される。星系画面では、FTL妨害装置のある星系基地にもこれらのアイコンが表示される。
|CENTER:||c
|アイコン|意味|h
|&ref(icons/Friendly_FTL_Inhibitors.png,nolink);|自国に敵対する国の艦船が妨害を受ける|
|&ref(icons/Hostile_FTL_Inhibitors.png,nolink);|自国の艦船が妨害を受ける|
|&ref(icons/FTL_Inhibitors.png,nolink);|FTL妨害装置はあるが自国に直接関係しない|
*実験的亜空間航法 [#k5cc0943]
調査船のみが利用できる、ハイパーレーンを無視した限定的なジャンプ航法。
閉鎖された国境や宇宙生物の妨害を回避して指定の星系へ直接移動できる。しかしジャンプ完了までには時間が必要で、ハイパーレーンを使った移動が可能ならそちらのほうが早く目的地に到達できる。
使用方法:
+「推測的ハイパーレーン脱出」のテクノロジーを開発
+移動させたい調査船の艦隊態勢を「受動的」に変更する
+希望する目的地の星系を右クリックして「実験的亜空間航法」を選択する
+行方不明扱いとなり、通知アイコンに移動完了日が表示されるので、移動完了まで待つ
+(必要に応じ、艦隊態勢を「回避的」に戻す)
性質:
-クールダウン期間が存在せず、連続して使用できる
-次の星系を目的地とする移動は不可
--センサー範囲に入ったことが無い星系(名前が「未知」と表示される星系)
--国境が閉鎖されている星系
実験的亜空間航法は、Ver2.1で追加された。
*ワームホール [#o1012c01]
ワームホールとは、銀河の二点間を結ぶショートカット。2つのワームホールがペアとなっており、その間を長い一本のハイパーレーンがあるように利用できる。
#br
ワームホールがある星系はこのアイコン&ref(icons/Natural_Wormhole.png,nolink);が表示される。
ただし、発見当初のワームホールは利用できない。
**ワームホールを利用可能にする手順 [#ad4b5887]
+「ワームホール安定化」のテクノロジーを研究する
+宇宙船を使ってワームホールを調査する
あらゆる種類の宇宙船がワームホールを調査できるが、ワームホールの先が未踏の星系である可能性を考えると調査船が適している。
宇宙船にワームホールの調査を指示する方法は独特で、調査船の場合は調査船を選択した状態でワームホールのある星系を右クリック、調査船以外の場合は船を選択した状態で星系画面のワームホールを直接右クリックする。
+宇宙船による調査が完了すると、ワームホールは利用可能になる
アイコンが&ref(icons/Stabled_Wormhole.png,nolink);に変化する。
以降は、ワームホールを利用したほうが移動ルートが短くなる場合に自動的に利用される。
**ワームホールの性質 [#p7ac641c]
ワームホールは必ず2つがペアになっており、以下の手法で対応関係を確認できる。ただし確認できるのはワームホールの調査後に限る。
銀河マップのワームホールアイコンをクリック、あるいは星系マップでワームホールをクリックすると対応するワームホールにカメラが移動する。
#br
ワームホールでの移動は、ハイパーレーン同様、国境閉鎖されていない場合のみ自由に利用できる。
戦争状態になると国境の閉鎖が無効になり、ワームホールも利用可能になる。
つまり、戦争時は敵味方が自由にワームホールを利用できる。センサーはワームホールの向こう側に届かないので、ワームホールを利用した侵攻は常に警戒する必要がある。
#br
ワームホールは艦船の移動以外にも、以下の作用がある。
-前哨地や請求権の作成コストを算出する際の「国境からの距離」に影響する。
-[[交易路]]の経路はワームホール上にも作成できる。
-星系基地による交易価値の回収および海賊の抑止の範囲は、ワームホールもレーン1本分として計算される。
-異なる国同士の間にある場合、[[国境摩擦>外交#c5e987c2]]を生む。
-[[セクター>帝国#x332602d]]の範囲判定、センサー範囲には影響しない。
#br
ワームホールはごく一部のイベントを除きゲーム中に新規に追加されない。
[[ニューゲーム]]の設定で、ワームホールの生成率を調整できる。
*ゲートウェイ [#x267a9a0]
ゲートウェイに進入した艦船は、他の任意のゲートウェイから出現できる。
-ゲートウェイの準備
銀河には、過去に建造されて現在は稼働していないゲートウェイが点在している。銀河地図上で、稼働していないゲートウェイが存在する星系にはこのアイコン&ref(icons/Abandoned_Gateway.png,nolink);が表示される。
物理学のテクノロジー「ゲートウェイ起動」を研究すると、稼働していないゲートウェイを修復して利用できる。
物理学のテクノロジー「ゲートウェイ建造」を研究すると、ゲートウェイを新しく建造できる。
稼働中のゲートウェイが存在する星系にはこのアイコン&ref(icons/Enabled_Gateway.png,nolink);が表示される。
ゲートウェイは巨大構造物の一種として扱われる。建造コストなどの詳細は「[[巨大構造物#ゲートウェイ>巨大構造物#gbe5ceb9]]」を参照。
銀河に初めて稼働状態のゲートウェイが出現したとき、稼働していないゲートウェイのうち一つがランダムに選ばれ、稼働状態に変化する。
#br
ゲートウェイの性質:
-稼働中のゲートウェイは、全てが繋がっている。どのゲートウェイから進入した場合でも、どのゲートウェイからでも出現できる。
-閉鎖された国境の中にあるゲートウェイは利用できない。
--ワームホールとは異なり、戦争中の敵国星系内にあるゲートウェイは利用できない。ただし、星系を占領すれば利用できる。逆に、敵に占領された自国のゲートウェイは、利用できなくなる。
--そのほかは、[[ワームホールの性質>#p7ac641c]]に準ずる。
#br
[[ニューゲーム]]の設定で、稼働していないゲートウェイの出現数を調整できる。
*Lゲート[#x9492f1a]
&color(Red){※要DLC「ディスタント・スター」};
銀河の外側に存在する特別な星団に移動するためのゲート。
Lゲートは、ゲートウェイに似ているが、再起動の方法や移動の法則がゲートウェイと異なる。
Lゲートの起動方法や起動時に発生するイベントについては「[[Lクラスター#ゲートの起動>Lクラスター#nbae8d76]]」を参照。
#br
Lゲートの起動に成功すると、Lクラスターと呼ばれる特別な星団が見つかり、Lクラスター内にもLゲート (ターミナルゲート) が存在する。
銀河の他のLゲートはゲートウェイのように互いに接続しておらず、ターミナルゲートとのみ接続している。ターミナルゲートからは他の全てのLゲートに接続している。ターミナルゲートを介することで、Lゲート間の移動が間接的に行える。
Lゲートの移動が常にターミナルゲートを経由する都合上、ターミナルゲートを領有する帝国が国境を閉鎖した場合、閉鎖された帝国はLゲートを全く使用できなくなる。
Lゲートとゲートウェイは接続していないが、隣接して建造することで事実上、接続する。特に、ターミナルゲートの近くにゲートウェイを建造すると利便性が高い。
#br
戦争中の挙動はゲートウェイと異なり、敵国領内のLゲートは利用できる。
ターミナルゲートの星系に星系基地を建造しても、敵艦がLゲート→ターミナルゲート→Lゲートと移動することを阻止できない (FTL妨害装置は元々効果がなく、星系基地と戦闘状態にもならない)。
#br
起動前のLゲートのアイコン:&ref(icons/Abandoned_L-gate.png,nolink,起動前のLゲート);、起動後のLゲートのアイコン:&ref(icons/Activated_L-gate.png,nolink,Lゲート);
*センサー範囲とハイパーレーン認識距離 [#u8cde261]
全ての星系基地(前哨地を含む)と艦船はセンサーによる視界を持っている。
これに関するパラメータは、「センサー範囲」と「ハイパーレーン認識距離」の2つがある。
:センサー範囲|
センサーが届く星系の数。この範囲内の星系は、「未知」の状態にならない (調査船以外も進入できる)。また、他国の艦船などの様子を確認できる。
この数には自身が存在する星系が含まれており、他の星系を視界にとらえるにはセンサー範囲2以上が必要。
センサー範囲は、ハイパーレーンのみ経由する。ワームホールやゲートウェイなどは、通行可能であってもその向こうにまでセンサーの効果は及ばない。
:ハイパーレーン認識距離|
何星系分先まで、ハイパーレーンが伸びているかを認識できる距離。
非表示状態のハイパーレーンがこの範囲内に入ると認識され、グレーで表示されるようになる。
**センサーの遮蔽 [#z726d2ff]
以下の星系は、外からセンサーによる視界を得られない。また、これら星系内のセンサーから他の星系の様子を知ることもできない。
ただし、完全な[[セントリーアレイ>巨大構造物#v1abb330]]はこれらの影響を受けず常に完全な視界を得る。
-星雲内の星系
-[[宇宙嵐>イベント#bf72477c]]の影響下にある星系
-[[Lクラスター]]内の星系
-星系基地建造物「ズィロニのストームキャスター」が存在する星系
#br
Lゲートが起動する前のLクラスターはゲームシステム上、銀河に存在していない。そのため、セントリーアレイを含むいかなる方法でも視認できない。
**パラメータと補正の一覧 [#u09e83d4]
|種別|名称|センサー範囲|CENTER:ハイパーレーン&br;認識距離|h
|||RIGHT:|RIGHT:|c
|センサー|レーダーシステム|1|2|
|~|重力センサー|2|3|
|~|亜空間センサー|3|4|
|~|タキオンセンサー|4|5|
|艦種|調査船|+0|+1|
|~|星系基地 (前哨地を含む)|+1|+0|
|星系基地の建造物|聴音哨|+2|+4|
|布告|クリスタル・センサー|+1|+0|
|~|星図作成|+0|+1|
|巨大構造物|セントリーハブ|20|30|
|~|セントリースパイア|40|60|
|~|セントリーアンテナ|60|90|
|~|セントリーアレイ|>|CENTER:星雲内などを含む銀河全体|
*クローク [#Cloaking]
&color(Red){要DLC「ファーストコンタクト」};
クローク (Cloaking) とは、艦船や観測拠点の存在を隠すこと。
クローク中の艦隊は閉鎖された国境を無視し、宣戦布告による行方不明化の対象にもならない。
ただし、クローク中はほとんどの場合でシールドは無効になるほか、航行速度もペナルティを受ける。
クローク中でもFTL妨害装置からの妨害は受ける。
クロークを解除すると、120日間は再使用できない。
#br
軍事艦隊をクロークするには、軍艦に[[クローク発生装置>艦船設計/ユーティリティ#Cloaking]]を搭載する。ただし、大型艦はクロークさせにくい。
クロークの技術を持つ場合、調査船と観測拠点にクローク発生装置が自動で搭載される。
輸送船 (地上軍) はクロークできない。調査船以外の民間船もクロークできない。
#br
星系基地にコンポーネント「探知アレイ」を搭載すると、クロークされた艦船を探知できる。
クロークを探知する能力は、星系基地にしか存在しない。
星系基地に頼らない探知方法として、[[情報値>外交#c99dcf63]]を100まで上げると相手国のクロークをすべて探知できる。
#br
調査船は「クローク探知支援」によって星系基地が持つ探知能力を支援できる。また、クローク中の調査船は「積極的偵察」で他国の情報を収集できる。
詳細は[[調査船#特殊な行動>艦隊#k5fedc10]]を参照。
**クローク強度と探知強度 [#CloakingStrength]
クロークとその探知には強度がある。探知強度がクローク強度と同等以上の場合、探知に成功する。
また、クロークが強いほど、クロークから発生するペナルティを緩和できる。
艦隊の場合、最も強度が弱い艦を基準にして艦隊全体のクローク強度が決まる。
#br
クローク強度の一覧:
|CENTER:強度 (名称)|CENTER:亜光速&br;航行速度|CENTER:ハイパージャンプの&br;チャージ時間|h
| |RIGHT:COLOR(Red):|RIGHT:COLOR(Red):|c
|1 (最低)|-50%|+125%|
|2 (低)|-40%|+100%|
|3 (中)|-30%|+75%|
|4 (高)|-20%|+50%|
|5 (最高)|-10%|+25%|
|6 (不可知)|COLOR(Black):0%|COLOR(Black):0%|
#br
艦種ごとのクローク強度:
| |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~艦種|コルベット&br;フリゲート&br;メナス・コルベット|駆逐艦&br;メナス駆逐艦|巡洋艦&br;メナス巡洋艦|戦艦&br;タイタン|コロッサス&br;ジャガーノート&br;スターイーター|
|~クローク強度|0|-1|-2|-3|クローク不可|
#br
クローク強度を上げるには、[[クローク発生装置>艦船設計/ユーティリティ#Cloaking]]をアップグレードするほかに、以下のような手段がある。
-伝統「策略」ツリーの完成ボーナス:+1
-国是「犯罪の系譜」:+1
-アセンションパーク「解析不能の工学技術」:+2
-星雲:+3
これらの補正は、クローク強度を補助的に上昇させる効果しかない。
クローク発生装置のない艦をクローク可能にしたり、駆逐艦に基礎クローク発生装置 (I) を搭載できるようにする効果はない。
*コメント [#xc2b9af2]
#pcomment(./コメント,10,reply)
終了行:
FTL(Faster Than Light)とは、艦船が星系間を移動することを可能にする、技術や手法全般のこと。
ゲーム開始直後に利用可能なFTLはハイパーレーンによる移動だけだが、テクノロジーの研究によって他の手法も利用できるようになる。
|BGCOLOR(#FAFAFA):#contents|
*ハイパーレーン [#k0343e61]
星系同士は、ハイパーレーンによって接続されている。
ゲーム開始時はハイパーレーンのほとんどが非表示で、レーンがセンサーの「[[ハイパーレーン認識距離>#u8cde261]]」に入ることで初めて銀河地図上に表示される。
未知の星系(星系名が「未知」表示される星系)に向かってハイパーレーンで進入できる艦船は、科学者を乗せた調査船または司令官を乗せた軍艦に限られる。
移動先の星系を領有する帝国が自国に対して国境を閉鎖している場合は進入できない。
ハイパーレーンを新設および切断する手段は存在しない。
ハイパーレーンの色によって、通行可否などを判別できる。詳細は[[銀河地図#ハイパーレーン>銀河地図#c97e3fd3]]を参照。
他国の艦船を選択すると、その艦船を基準にした表示色に変化する。
艦船がハイパーレーンを通過するにはレーンの入り口となる、星系外縁部にある緑色の三角形の場所まで亜光速航行で移動する必要がある。
また、ハイパーレーンに入る前にFTLドライブのチャージ時間と出た後にクールダウンの時間を要する。必要な時間の長さは、FTLドライブの性能によって変わる ([[一覧>艦船設計/ユーティリティ#f7ac2b5f]])。
艦船に移動命令を出すと、目的の場所にたどり着くまでは全て自動で処理される。星系内の亜光速航行やドライブのチャージ、ハイパーレーンへの進入を個別に指示する必要はない。
**ハイパーリレイ [#HyperRelay]
&color(red){要DLC「オーバーロード」};
ハイパーリレイを建造すると、隣接した星系間の移動手段がハイパーレーンからハイパーリレイに置き換わり、移動が高速化される。
詳細は[[巨大構造物#ハイパーリレイ>巨大構造物#HyperRelay]]を参照。
*FTLドライブ [#ef4a36a5]
FTL航行のために艦船が装備しているコンポーネントが、FTLドライブである。
全ての艦船の基本装備であり、アップグレードすることで星系間の移動に必要な時間が短縮される。
FTLドライブに関するテクノロジーは、物理学&ref(icons/Physics_Research.png,nolink,物理学);に属する (PSIジャンプドライブのみ社会学&ref(icons/Society_Research.png,nolink,社会学);)。
#br
コンポーネントとしてのパラメータは「[[ユーティリティ#FTLドライブ>艦船設計/ユーティリティ#f7ac2b5f]]」を参照。
**ジャンプドライブ類 [#v5619bc0]
ジャンプドライブ類は上位のFTLドライブで、ジャンプドライブとPSIジャンプドライブの2種類がある。
ジャンプドライブ・PSIジャンプドライブを艦船に装備することで、通常のハイパーレーンによる移動に加えてジャンプ機能が利用可能になる。
艦隊がジャンプする場合は、艦隊の全艦がジャンプドライブを装備している必要がある。イベントで手に入る艦船は艦隊と合流可能な場合でもアップグレードが不可能で、ジャンプの妨げになる場合がある。
#br
ジャンプによる移動は、ハイパーレーンを無視して一定距離 (ハイパーレーン的な距離ではなく直線距離) 内の星系へ瞬時に移動できる。
PSIジャンプドライブのジャンプ可能距離は、ジャンプドライブの1.5倍。
ジャンプ機能は[[FTL妨害装置>FTL#lfd9db0d]]の影響を受けない。
#br
ジャンプ後200日間はリチャージ期間となり、期間中は以下のペナルティを受ける。
-ジャンプを利用できない
-武器ダメージ&color(Red){-50%};
-亜光速移動速度&color(Red){-50%};
#br
ジャンプドライブのテクノロジーを開発することは、危機の発生確率に影響を与える。
詳細は「[[危機#発生時期と確率>危機#a9498b10]]」を参照。
**FTL妨害装置 [#lfd9db0d]
テクノロジー「FTL妨害装置」を研究すると、宇宙港以上の規模の[[星系基地]]と地上建造物の要塞にFTL妨害装置が設置される。
#br
妨害装置が有効な間、星系領有者に対して敵対的な艦隊は、進入に利用したハイパーレーン以外を利用できなくなる。ハイパーレーン以外の移動手段で星系の進入した場合、全てのハイパーレーンの使用が妨害を受ける。
つまり、星系A--星系B--星系Cと並んでいる場所で星系Aから星系Bへ進入した場合、星系BにあるFTL妨害を無力化しなければ星系Cへ移動できない。
星系基地由来のFTL妨害の無力化には、艦隊戦による占領が必要。惑星 (地上建造物の要塞) 由来のFTL妨害の無力化には、軌道爆撃 (荒廃度50%以上で無力化)・地上戦による占領・コロッサスによる惑星破壊のいずれかが必要。
ハイパーレーン以外の移動手段は、FTL妨害装置の影響を受けない。
#br
銀河地図上では、FTL妨害装置のある星系の右上に、以下で示すU字型のアイコンが表示される。星系画面では、FTL妨害装置のある星系基地にもこれらのアイコンが表示される。
|CENTER:||c
|アイコン|意味|h
|&ref(icons/Friendly_FTL_Inhibitors.png,nolink);|自国に敵対する国の艦船が妨害を受ける|
|&ref(icons/Hostile_FTL_Inhibitors.png,nolink);|自国の艦船が妨害を受ける|
|&ref(icons/FTL_Inhibitors.png,nolink);|FTL妨害装置はあるが自国に直接関係しない|
*実験的亜空間航法 [#k5cc0943]
調査船のみが利用できる、ハイパーレーンを無視した限定的なジャンプ航法。
閉鎖された国境や宇宙生物の妨害を回避して指定の星系へ直接移動できる。しかしジャンプ完了までには時間が必要で、ハイパーレーンを使った移動が可能ならそちらのほうが早く目的地に到達できる。
使用方法:
+「推測的ハイパーレーン脱出」のテクノロジーを開発
+移動させたい調査船の艦隊態勢を「受動的」に変更する
+希望する目的地の星系を右クリックして「実験的亜空間航法」を選択する
+行方不明扱いとなり、通知アイコンに移動完了日が表示されるので、移動完了まで待つ
+(必要に応じ、艦隊態勢を「回避的」に戻す)
性質:
-クールダウン期間が存在せず、連続して使用できる
-次の星系を目的地とする移動は不可
--センサー範囲に入ったことが無い星系(名前が「未知」と表示される星系)
--国境が閉鎖されている星系
実験的亜空間航法は、Ver2.1で追加された。
*ワームホール [#o1012c01]
ワームホールとは、銀河の二点間を結ぶショートカット。2つのワームホールがペアとなっており、その間を長い一本のハイパーレーンがあるように利用できる。
#br
ワームホールがある星系はこのアイコン&ref(icons/Natural_Wormhole.png,nolink);が表示される。
ただし、発見当初のワームホールは利用できない。
**ワームホールを利用可能にする手順 [#ad4b5887]
+「ワームホール安定化」のテクノロジーを研究する
+宇宙船を使ってワームホールを調査する
あらゆる種類の宇宙船がワームホールを調査できるが、ワームホールの先が未踏の星系である可能性を考えると調査船が適している。
宇宙船にワームホールの調査を指示する方法は独特で、調査船の場合は調査船を選択した状態でワームホールのある星系を右クリック、調査船以外の場合は船を選択した状態で星系画面のワームホールを直接右クリックする。
+宇宙船による調査が完了すると、ワームホールは利用可能になる
アイコンが&ref(icons/Stabled_Wormhole.png,nolink);に変化する。
以降は、ワームホールを利用したほうが移動ルートが短くなる場合に自動的に利用される。
**ワームホールの性質 [#p7ac641c]
ワームホールは必ず2つがペアになっており、以下の手法で対応関係を確認できる。ただし確認できるのはワームホールの調査後に限る。
銀河マップのワームホールアイコンをクリック、あるいは星系マップでワームホールをクリックすると対応するワームホールにカメラが移動する。
#br
ワームホールでの移動は、ハイパーレーン同様、国境閉鎖されていない場合のみ自由に利用できる。
戦争状態になると国境の閉鎖が無効になり、ワームホールも利用可能になる。
つまり、戦争時は敵味方が自由にワームホールを利用できる。センサーはワームホールの向こう側に届かないので、ワームホールを利用した侵攻は常に警戒する必要がある。
#br
ワームホールは艦船の移動以外にも、以下の作用がある。
-前哨地や請求権の作成コストを算出する際の「国境からの距離」に影響する。
-[[交易路]]の経路はワームホール上にも作成できる。
-星系基地による交易価値の回収および海賊の抑止の範囲は、ワームホールもレーン1本分として計算される。
-異なる国同士の間にある場合、[[国境摩擦>外交#c5e987c2]]を生む。
-[[セクター>帝国#x332602d]]の範囲判定、センサー範囲には影響しない。
#br
ワームホールはごく一部のイベントを除きゲーム中に新規に追加されない。
[[ニューゲーム]]の設定で、ワームホールの生成率を調整できる。
*ゲートウェイ [#x267a9a0]
ゲートウェイに進入した艦船は、他の任意のゲートウェイから出現できる。
-ゲートウェイの準備
銀河には、過去に建造されて現在は稼働していないゲートウェイが点在している。銀河地図上で、稼働していないゲートウェイが存在する星系にはこのアイコン&ref(icons/Abandoned_Gateway.png,nolink);が表示される。
物理学のテクノロジー「ゲートウェイ起動」を研究すると、稼働していないゲートウェイを修復して利用できる。
物理学のテクノロジー「ゲートウェイ建造」を研究すると、ゲートウェイを新しく建造できる。
稼働中のゲートウェイが存在する星系にはこのアイコン&ref(icons/Enabled_Gateway.png,nolink);が表示される。
ゲートウェイは巨大構造物の一種として扱われる。建造コストなどの詳細は「[[巨大構造物#ゲートウェイ>巨大構造物#gbe5ceb9]]」を参照。
銀河に初めて稼働状態のゲートウェイが出現したとき、稼働していないゲートウェイのうち一つがランダムに選ばれ、稼働状態に変化する。
#br
ゲートウェイの性質:
-稼働中のゲートウェイは、全てが繋がっている。どのゲートウェイから進入した場合でも、どのゲートウェイからでも出現できる。
-閉鎖された国境の中にあるゲートウェイは利用できない。
--ワームホールとは異なり、戦争中の敵国星系内にあるゲートウェイは利用できない。ただし、星系を占領すれば利用できる。逆に、敵に占領された自国のゲートウェイは、利用できなくなる。
--そのほかは、[[ワームホールの性質>#p7ac641c]]に準ずる。
#br
[[ニューゲーム]]の設定で、稼働していないゲートウェイの出現数を調整できる。
*Lゲート[#x9492f1a]
&color(Red){※要DLC「ディスタント・スター」};
銀河の外側に存在する特別な星団に移動するためのゲート。
Lゲートは、ゲートウェイに似ているが、再起動の方法や移動の法則がゲートウェイと異なる。
Lゲートの起動方法や起動時に発生するイベントについては「[[Lクラスター#ゲートの起動>Lクラスター#nbae8d76]]」を参照。
#br
Lゲートの起動に成功すると、Lクラスターと呼ばれる特別な星団が見つかり、Lクラスター内にもLゲート (ターミナルゲート) が存在する。
銀河の他のLゲートはゲートウェイのように互いに接続しておらず、ターミナルゲートとのみ接続している。ターミナルゲートからは他の全てのLゲートに接続している。ターミナルゲートを介することで、Lゲート間の移動が間接的に行える。
Lゲートの移動が常にターミナルゲートを経由する都合上、ターミナルゲートを領有する帝国が国境を閉鎖した場合、閉鎖された帝国はLゲートを全く使用できなくなる。
Lゲートとゲートウェイは接続していないが、隣接して建造することで事実上、接続する。特に、ターミナルゲートの近くにゲートウェイを建造すると利便性が高い。
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戦争中の挙動はゲートウェイと異なり、敵国領内のLゲートは利用できる。
ターミナルゲートの星系に星系基地を建造しても、敵艦がLゲート→ターミナルゲート→Lゲートと移動することを阻止できない (FTL妨害装置は元々効果がなく、星系基地と戦闘状態にもならない)。
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起動前のLゲートのアイコン:&ref(icons/Abandoned_L-gate.png,nolink,起動前のLゲート);、起動後のLゲートのアイコン:&ref(icons/Activated_L-gate.png,nolink,Lゲート);
*センサー範囲とハイパーレーン認識距離 [#u8cde261]
全ての星系基地(前哨地を含む)と艦船はセンサーによる視界を持っている。
これに関するパラメータは、「センサー範囲」と「ハイパーレーン認識距離」の2つがある。
:センサー範囲|
センサーが届く星系の数。この範囲内の星系は、「未知」の状態にならない (調査船以外も進入できる)。また、他国の艦船などの様子を確認できる。
この数には自身が存在する星系が含まれており、他の星系を視界にとらえるにはセンサー範囲2以上が必要。
センサー範囲は、ハイパーレーンのみ経由する。ワームホールやゲートウェイなどは、通行可能であってもその向こうにまでセンサーの効果は及ばない。
:ハイパーレーン認識距離|
何星系分先まで、ハイパーレーンが伸びているかを認識できる距離。
非表示状態のハイパーレーンがこの範囲内に入ると認識され、グレーで表示されるようになる。
**センサーの遮蔽 [#z726d2ff]
以下の星系は、外からセンサーによる視界を得られない。また、これら星系内のセンサーから他の星系の様子を知ることもできない。
ただし、完全な[[セントリーアレイ>巨大構造物#v1abb330]]はこれらの影響を受けず常に完全な視界を得る。
-星雲内の星系
-[[宇宙嵐>イベント#bf72477c]]の影響下にある星系
-[[Lクラスター]]内の星系
-星系基地建造物「ズィロニのストームキャスター」が存在する星系
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Lゲートが起動する前のLクラスターはゲームシステム上、銀河に存在していない。そのため、セントリーアレイを含むいかなる方法でも視認できない。
**パラメータと補正の一覧 [#u09e83d4]
|種別|名称|センサー範囲|CENTER:ハイパーレーン&br;認識距離|h
|||RIGHT:|RIGHT:|c
|センサー|レーダーシステム|1|2|
|~|重力センサー|2|3|
|~|亜空間センサー|3|4|
|~|タキオンセンサー|4|5|
|艦種|調査船|+0|+1|
|~|星系基地 (前哨地を含む)|+1|+0|
|星系基地の建造物|聴音哨|+2|+4|
|布告|クリスタル・センサー|+1|+0|
|~|星図作成|+0|+1|
|巨大構造物|セントリーハブ|20|30|
|~|セントリースパイア|40|60|
|~|セントリーアンテナ|60|90|
|~|セントリーアレイ|>|CENTER:星雲内などを含む銀河全体|
*クローク [#Cloaking]
&color(Red){要DLC「ファーストコンタクト」};
クローク (Cloaking) とは、艦船や観測拠点の存在を隠すこと。
クローク中の艦隊は閉鎖された国境を無視し、宣戦布告による行方不明化の対象にもならない。
ただし、クローク中はほとんどの場合でシールドは無効になるほか、航行速度もペナルティを受ける。
クローク中でもFTL妨害装置からの妨害は受ける。
クロークを解除すると、120日間は再使用できない。
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軍事艦隊をクロークするには、軍艦に[[クローク発生装置>艦船設計/ユーティリティ#Cloaking]]を搭載する。ただし、大型艦はクロークさせにくい。
クロークの技術を持つ場合、調査船と観測拠点にクローク発生装置が自動で搭載される。
輸送船 (地上軍) はクロークできない。調査船以外の民間船もクロークできない。
#br
星系基地にコンポーネント「探知アレイ」を搭載すると、クロークされた艦船を探知できる。
クロークを探知する能力は、星系基地にしか存在しない。
星系基地に頼らない探知方法として、[[情報値>外交#c99dcf63]]を100まで上げると相手国のクロークをすべて探知できる。
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調査船は「クローク探知支援」によって星系基地が持つ探知能力を支援できる。また、クローク中の調査船は「積極的偵察」で他国の情報を収集できる。
詳細は[[調査船#特殊な行動>艦隊#k5fedc10]]を参照。
**クローク強度と探知強度 [#CloakingStrength]
クロークとその探知には強度がある。探知強度がクローク強度と同等以上の場合、探知に成功する。
また、クロークが強いほど、クロークから発生するペナルティを緩和できる。
艦隊の場合、最も強度が弱い艦を基準にして艦隊全体のクローク強度が決まる。
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クローク強度の一覧:
|CENTER:強度 (名称)|CENTER:亜光速&br;航行速度|CENTER:ハイパージャンプの&br;チャージ時間|h
| |RIGHT:COLOR(Red):|RIGHT:COLOR(Red):|c
|1 (最低)|-50%|+125%|
|2 (低)|-40%|+100%|
|3 (中)|-30%|+75%|
|4 (高)|-20%|+50%|
|5 (最高)|-10%|+25%|
|6 (不可知)|COLOR(Black):0%|COLOR(Black):0%|
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艦種ごとのクローク強度:
| |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~艦種|コルベット&br;フリゲート&br;メナス・コルベット|駆逐艦&br;メナス駆逐艦|巡洋艦&br;メナス巡洋艦|戦艦&br;タイタン|コロッサス&br;ジャガーノート&br;スターイーター|
|~クローク強度|0|-1|-2|-3|クローク不可|
#br
クローク強度を上げるには、[[クローク発生装置>艦船設計/ユーティリティ#Cloaking]]をアップグレードするほかに、以下のような手段がある。
-伝統「策略」ツリーの完成ボーナス:+1
-国是「犯罪の系譜」:+1
-アセンションパーク「解析不能の工学技術」:+2
-星雲:+3
これらの補正は、クローク強度を補助的に上昇させる効果しかない。
クローク発生装置のない艦をクローク可能にしたり、駆逐艦に基礎クローク発生装置 (I) を搭載できるようにする効果はない。
*コメント [#xc2b9af2]
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