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|BGCOLOR(#FAFAFA):#contents|
* 概要 [#g3eb43da]
POP(Population;人民)とは惑星または人工の居住地に住む人々の単位であり、いずれかの種族に属する。ほとんどのPOPは、いずれかの帝国の国民である。
POPは区域や建造物が提供する[[職業>建設/通常帝国/職業]]に就くことで各種[[資源]]を産出する。詳細は[[惑星開発]]、[[建設]]を参照。
代わりに住居や種類に応じた維持費(食料・消費財など)を必要とし、[[生活水準>種族の権利#va485f8b]]や[[政策]]によって消費量が変動する。
#br
[[種族の権利]]により、特定の種族を奴隷として酷使したり浄化(国外追放や殺害)することができる。
奴隷は、幸福度低下や就業先の制限と引き換えに、非常に安価な維持費で運用できる。
浄化対象のPOPは、通常の職には就かず(一部の浄化手段は資源を産出する)、時間と共に消滅する。
* POPの増加 [#k0570738]
各惑星におけるPOPの増加には、成長と製造の二種類がある。また、成長は移住による影響を受ける。
**POPの成長 [#y777e98d]
有機生命体および岩石の種族に属するPOPは、成長によって時間の経過とともに数を増やす。
POPの成長は、惑星単位で行われる。このため、帝国全体の人口増加速度は基本的に植民惑星数に比例する。
[[移民の流出入>#cf2fd42c]]を除き、ある惑星の成長は、他の惑星での成長に影響を与えない。
ロボットおよび機械のPOPは成長ではなく[[製造>#n2ba0c43]]によって数を増やす。成長と製造は互いに独立しており、同時進行する。
-成長の速度
POPの成長に必要な時間は下式で計算される。
月間成長値 = (3+POP数による補正)×(1+成長速度基本値補正の合計)×(1+成長速度補正の合計)+移民流出入
成長期間[月] = 必要な進捗/月間成長値 (端数切り上げ)
「POP数による補正」の詳細は、[[ロジスティック成長による補正>#LGC]]を参照。「必要な進捗」は、[[数に応じた増加補正>#GRS]]によって変動する。
成長速度は各種補正と[[移住>#cf2fd42c]]の影響を受けて変動する。
進捗の割合は、成長中のPOPの下に表示される青いバーを見ると把握できる。
&br;
-成長速度基本値補正の一覧
|条件|補正値|備考|h
||RIGHT:||c
|統治形態が機械知性|COLOR(Red):-50%|奴隷や第二種族(サイボーグ、バイオトロフィー)が影響を受ける|
|惑星の荒廃度1%につき|COLOR(Red):-1%|-|
|他国に占領されている|COLOR(Red):-50%|-|
|ディシジョン「人口増加の抑制」|COLOR(Red):-75%|-|
|食料不足|COLOR(Red):-75%|有機生命体のみ|
|鉱物不足|COLOR(Red):-75%|岩石種族のみ|
&br;
-成長速度補正の一覧:
|種別|名称|補正値|備考|h
|||RIGHT:||c
|統治形態|集合意識|&color(Green){+25%};|-|
|種族特性|素早い繁殖者|&color(Green){+10%};|-|
|~|鈍い繁殖者|&color(Red){-10%};|-|
|~|多産|&color(Green){+30%};|-|
|~|岩石|&color(Red){-25%};|-|
|~|ネクロファージ|&color(Red){-75%};|-|
|テクノロジー|ゲノムマッピング|&color(Green){+10%};|-|
|~|クローニング|&color(Green){+10%};|-|
|伝統|新しい人生|&color(Green){+10%};|拡張ツリー|
|アセンションパーク|異種族間交配|&color(Green){+20%};|-|
|布告|栄養豊富な食事|&color(Green){+10%};|機械知性以外|
|~|繁殖計画の拡大|&color(Green){+20%};|奉仕機械|
|惑星種別|エキュメノポリス|&color(Green){+50%};|-|
|惑星統治|強制的な成長|&color(Red){-10%};|成長する対象の種族を指定している場合のペナルティ|
|職業|医療従事者|&color(Green){+5%};|-|
&br;
-成長対象となる種族の選定基準
惑星に住んでいる種族毎のPOP数が多いほど、成長の対象に選ばれやすい。その他、以下の要因で選ばれやすさが変動する。
-- ある程度はランダムに選ばれる
-- 権利が「奴隷」の種族は確率が下がる
-- 居住性が60%未満の種族は居住性に応じて確率が下がる
-- 母星系では創始種族が選ばれる確率が上がる
-- POP成長速度に影響を与える特性(素早い/鈍い繁殖者など)
-- 移民の流入に影響を与える特性(遊牧的/固着的など)、ただし移民の流入がある場合のみ
-- その他
//英語版Wikiに他にもパラメーター一覧があるが、各数値がどのように適用されるかまでは明らかにされていない
&br;
-成長対象の指定
政策「[[人口統制>政策#tb9f007a]]」を有効にすることで、惑星毎に成長するPOPの種族を指定できるようになる。
ただし、成長種族を指定している惑星では、POP成長速度&color(Red){-10%};の補正を受けてしまう。
それとは別に、成長種族を指定したことによって成長の対象種族が途中で切り替わった場合、成長進捗の50%を失う。そのため、成長の終わり頃に切り替えることは無駄が大きい。
&br;
-成長の停止
政策で人口統制が有効になっている場合、ディシジョン「人口抑制令を告示」を制定することで、その惑星でのPOP成長を停止させることができる。
人口統制が無効になっている場合は代わりに「惑星の成長を抑制」を制定可能で、POP成長速度を-75%に抑えることができる。
***移住 [#cf2fd42c]
ver.2.2.7
各惑星におけるPOPの流出入速度を表す。実際の処理としては、POP成長値が補正される。
それらの計算手順の詳細は不明だが、大まかに以下の通りである。
+流入魅力と流出圧力を、それぞれ計算する
--安定度・住居過不足・空き職業枠・失業者・各種補正の影響を受ける
+「移住圧力(仮名) = (1+A)×(流入魅力 - 流出圧力)」として計算する
--移入魅力・流出圧力には、加算補正と乗算補正がある
--加算補正: 上式の流入魅力や流出圧力に作用する
--乗算補正: 流入魅力か流出圧力の補正値の一方がAに入る(他方は無視される)
---右辺カッコ内がプラスなら移入魅力の乗算補正、マイナスなら流出圧力の乗算補正が入る
+全居住惑星(移民条約があれば他帝国の惑星も考慮する)の移住圧力を元に、移住速度を算出する
-- &color(Red){-0.95};/月~&color(Teal){+5.00};/月 になる(成長と同じ単位)
--詳細な計算式は不明だが、銀河内の全惑星の合計値は0になる
--他惑星の状態次第では、移住圧力がプラスでも移民が流出する事もある(その逆もある)
+移住速度に「移住によるPOPの流入」または「移住によるPOPの流出」の補正を加える
--この補正後の値が惑星メニューに表示される数値
--この補正後の値は、銀河内の全惑星の合計値が0になるとは限らない
---移住が帝国全体・銀河全体でのPOP数増減の要因になる
--種族特性「遊牧的」や「土着的」は、ここで作用する
+補正後の移住速度をPOP成長値に加え、惑星のPOP成長速度とする
--この数値がマイナスになった場合でも、成長速度が0になるだけで減少はしない
|>|>|~流入魅力|h
|名称|補正値|備考|h
||RIGHT:||c
|募集中の職業|空き職業枠1につき+5||
|高い安定度|安定度1%につき+0.4|安定度が50%以上の場合のみ50%を超えた分に適用|
|新設の植民地※|+100|首都建造物をアップグレードしていないときに適用される|
|余剰の住居|余剰1につき+25%||
|荒廃(軌道爆撃等)|荒廃度1%につき-1%||
|占領中|-50%|領有者≠支配者|
|自由の避難所(国是)|+50%||
|異種族間交配(アセンションパーク)|+33%||
|美しい自然|+25%||
|芸術記念碑の展示|+50%|芸術中立機構関連|
|贅沢品の配給|+25%|ディシジョン|
|リゾート惑星が存在|+15%|帝国内と他惑星がリゾート惑星だと適用|
|流刑地惑星|+33%|ディシジョン|
|フェロモン - 第3段階|-75%|移民流出入の双方を妨げる|
|パリダイダ|+25%||
|大気消臭剤を展開|+30%|キャラバンの「ヴェングラル・トリウム」関連|
※補正値に%が付いているものは、乗算で作用する。それ以外のものは加算で作用する。
#br
|>|>|~流出圧力|h
||RIGHT:||c
|名称|補正値|備考|h
|失業|職業枠不足1につき5|実際の失業者数ではなく「求職者数 ー 職業枠数」|
|低い安定度|安定度1%につき+2|安定度が50%未満の場合のみ、50%に届かない分に適用|
|過密|住居不足1につき50||
|新設の植民地※|100/新設植民地以外の植民惑星数||
|人口抑制令|+100|ディシジョン|
|人口増加の抑制|+100|ディシジョン|
|土地収用|+100%|ディシジョン|
|フェロモン - 第3段階|-75%|移民流出入の双方を妨げる|
※補正値に%が付いているものは、乗算で作用する。それ以外のものは加算で作用する。
#br
|>|>|~移住によるPOPの流入|h
|種類|項目|数値|h
|||RIGHT:|c
|国是|賦役|+15%|
|~|自由の避難所|+15%|
|種族特性|生来の星間旅行者|+25%|
|~|遊牧的|+15%|
|~|土着的|-15%|
|布告|機会を与えてくれる土地|+25%|
|ディシジョン|戒厳令|-50%|
|~|ハンターキラードローン|-50%|
|~|適合プロトコル|-50%|
|~|大気消臭剤(トリウム)|+10%|
#br
|>|>|~移住によるPOPの流出|h
|種類|項目|数値|h
|>|>|なし(MOD向けにパラメータだけ存在する)|
**POPの製造 [#n2ba0c43]
ロボットと機械は、製造によって数を増やす。
POPの製造は移住による影響を受けない。
-POPを製造する職業
成長と異なり、製造に携わる職である「ロボット製造者」または「複製機器」に就いたPOPがいなければ、製造は一切行われない。また、これらの職業は維持費(POP製造費)として合金&ref(icons/Alloys.png,nolink,合金);を消費する。
創設種族がロボティクスでない帝国では「ロボット製造プラント」を建造しなければ職業枠を得られず、一切製造されない。機械系帝国では製造プラントなどの建造物とは別に、首都建造物からもPOP製造に携わる職業枠を得られる。
&br;
-製造の速度
次式で1POPの製造に必要な期間を算出できる点は、成長も製造も変わらない。
製造期間[月] = 必要な進捗/月間製造値 (端数切り上げ)
「必要な進捗」は、[[数に応じた増加補正>#GRS]]によって変動する。
&br;
製造速度への補正一覧:
|種別|名称|補正量|h
|||RIGHT:|c
|>|>|CENTER:~共通|
|種族特性|量産型|&color(Green){+15%};|
|~|特注製|&color(Red){-15%};|
|遺産|分離されたコンティンジェンシー・コア(パッシブ効果)|&color(Green){+100%};|
|資源枯渇|鉱物不足|&color(Red){-75%};|
|>|>|CENTER:~非ゲシュタルト帝国|
|職業|ロボット製造者|&color(Green){+2};|
|アセンションパーク|肉体は脆弱|&color(Green){+10%};|
|>|>|CENTER:~機械知性|
|職業|複製機器|&color(Green){+1};|
|国是|高速複製機械|&color(Green){+20%};|
|技術|マイクロレプリケーター|&color(Green){+10%};|
|~|自己組立式コンポーネント|&color(Green){+10%};|
|伝統|拡張-急速稼働プロトコル|&color(Green){+10%};|
&br;
-製造対象となるテンプレートの選定基準
特性ポイントの使用量が多いテンプレートが選ばれやすい。
&br;
-製造対象の指定
成長とは異なり、政策に関係なく増加するテンプレートを指定できる。また、指定をしても製造速度は低下しない。
製造対象のテンプレートが途中で切り替わることによる製造進捗へのペナルティは&color(Red){-10%};であり、POP成長の場合(-50%)よりもずっと少ない。
&br;
-製造の停止
ディシジョン「ロボット製造を停止」または「ドローン生産の停止」を制定することで、その惑星でのPOP製造を停止させることができる。
また、POPを製造する職業枠の数をゼロにすることでも、製造は停止する。
***生体POPの製造 [#n39d6230]
建造物「クローンカプセル」「繁殖プール」「古代のクローン培養槽」または種族特性「出芽」などによって、生体種族の製造が可能になる。
#br
製造スロットはロボティクス種族の製造と共有され、生体POPとロボティクスPOPはどちらかしか製造できない。
どちらのPOPも製造可能な場合、製造する種族を明示的に指定しない場合は、製造が終わるごとに次に製造する種族がランダムに選ばれる。
#br
生体POPが製造中の場合、ロボティクスPOPに関する建造物や職業は何も効果を発揮しないが、それでも維持費は発生する。逆も同様。
統治形態が集合意識&ref(icons/24px-Auth_hive_mind.png,nolink,集合意識);の場合、集合意識の特性を持った種族のPOPしか製造できない。
古代のクローン培養槽は、クローン兵および進化クローン兵しか製造できない。
**ロジスティック成長による補正 [#LGC]
惑星ごとのPOP数から発生するPOP成長速度への補正で、「惑星許容量」に応じて過疎や過密の状態ではPOPが成長しにくくなる (製造へは影響しない)。
***惑星許容量 [#t01c5b16]
惑星許容量はその惑星の仮想的なPOP数の上限。[[惑星規模>惑星開発#qd893c91]]のツールチップに値が表示される。
値は以下の計算式で求まる。
惑星許容量 = 区域の建造余地数×惑星種別係数+住居の過不足数+POP数
惑星種別係数:
-ガイア型・エキュメノポリス・集合意識惑星=6
-基本9種・リングワールド・遺物惑星=4
-死の惑星・機械惑星・軌道上居住地=3
#br
ここから分かること:
-一般的に、規模が大きい惑星は許容量も大きい。
-障害物を撤去すると惑星許容量は増える (区域の建造余地が増えるので)。
-都市区域を建てると惑星許容量は増える (区域の余地は減るがそれ以上に住居が増える)。
技術や伝統で都市区域1つからの住居供給量が増えると、惑星許容量はさらに増える。
-都市区域以外を建てると惑星許容量は減る (空き区域数由来の許容量は3~6減るのに対し、都市以外の区域は住居を2しか供給しないため)。
ガイア型などでは顕著に減る (惑星種別係数の影響)。
-種族特性の付与や奴隷化などで1POPあたりの住居の消費量を減らすと、惑星許容量は増える。
-豪華な住居を建てても惑星許容量は増える。
-エキュメノポリスとリングワールドは1区域から多くの住居が得られるので、惑星許容量が大きくなりやすい。
***惑星許容量とPOP数から出る影響 [#s6548465]
惑星許容量およびその惑星の現在のPOP数から、以下の影響が発生する。
-POP数が惑星許容量の半分よりずっと少ないと、POPの成長はあまり速くない (ボーナスが付かない)。
-POP数が惑星許容量の半分に近いほど、POPの成長が速くなる (ボーナスが付く)。
-POP数が惑星許容量に近づくと、POPの成長がほとんど止まる (ペナルティが付く)。
-(POPの製造には何も影響しない。)
#br
これらの補正には、以下の特徴がある。
-POP数が同じなら、惑星許容量が大きいときのほうがボーナスは大きくなる。POP数の少ない惑星の許容量を意図的に減らしても成長は加速せず、むしろ減速する。
-バランスの良さから発生するボーナスは、+1.5/月の上限がある (デフォルト設定の場合)。そのため、POP数が惑星許容量の半分より多くなっても、POPの成長は必ずしも遅くならない。
たとえば、デフォルト設定では惑星許容量が100ならPOP数が50でも75でも成長速度は変わらない。
-ニューゲーム設定の「ロジスティック成長の上限」を変更すると、ボーナスの上限を変更できる。
x1.0にするとボーナスなし、x2.0にするとボーナスの上限が+3.0になる。デフォルトはx1.5 (上限が+1.5になる)。
#br
ここから分かること:
-住居や建造物スロットが足りている場合でも都市区域を建造することで、POPの成長が加速することがある。
-強制移住などを使って特定の惑星ばかり繁栄させると、その惑星は過密によってPOPの成長が止まる。
全ての惑星を満遍なく成長させたほうがPOPは増えやすい。ただし、首都建造物のアップグレードは遅くなる。
***最適化 [#tc6cb23c]
成長速度ボーナスの最大である+1.5を得られるPOP数は、以下のとおり (デフォルト設定の場合)。
|惑星許容量|POP数の範囲|h
|RIGHT:| |c
|40|(+1.5にならない、&br; 最大でもPOP数20のとき+0.38)|
|50|(+1.5にならない、&br; 最大でもPOP数25のとき+1.31)|
|60|20-40|
|70|18-52|
|80|17-63|
|90|16-74|
|100|16-84|
**数に応じた増加補正 [#GRS]
帝国の総POP数が多いほど、成長も製造も遅くなる。
(成長POPのアイコンのツールチップを見たときの「進捗状況」の分母が増える。)
#br
POP完成に必要な進捗 = 100 + 総POP数 × 0.25
総POP数が40の場合は必要な進捗が110で、総POP数が280になると必要な進捗が170になる。
総POP数には、領内にいる知性化していない準知的POPの数も含まれる (トップバーの総POP数と一致しない)。
#br
ニューゲーム設定の「数に応じた増加補正」を変更すると、係数 (計算式の×0.25の部分) を変更できる。
* POPの詳細 [#n1b57541]
#ref(pop_description.jpg,right,around,nolink)
惑星画面の「人口」タブを開き、職業欄でPOPを選択すると、POP1体ごとの詳細な情報を確認できる (右図参照)。
上半分:
:(左上) ポートレート|
POPの外見。
:(右上から順に) 種族名|
このPOPの出身種族の名前。
:居住性|
この惑星におけるこのPOPの[[居住性>惑星開発#qd893c91]]。
:種族の特性|
このPOPの出身種族が持つ特性のアイコン。ツールチップから、名前と効果を確認できる。
:志向|
このPOPが支持している志向。所属する派閥とは別。ツールチップから、このPOPが各志向に対して感じる魅力を百分率で確認できる。
詳細は[[支持する志向と派閥>#s463960f]]を参照。
:「種族を表示」「権利を設定」ボタン|
種族画面へのショートカットで、このPOPの種族にフォーカスする。
:種族の権利|
このPOPが持つ種族の権利。詳細は右記のリンク先を参照。[[市民権>種族の権利#ob8f01db]] | [[生活水準>種族の権利#va485f8b]] | [[兵役>種族の権利#w8b6c8b8]] | [[人口統制>種族の権利#b75c58d1]] | [[入植権利>種族の権利#p0372663]] | [[移民統制>種族の
下半分:
:職業|
このPOPが就業している職業の名前。ツールチップから、職業によって産出する資源などの種類と量を確認できる。
:階級|
このPOPの階級。主に職業によって決まるが、隷属ロボットや奴隷などの身分によって決まることもある。
ツールチップから、階級によって決まる住居・快適度・POP維持費 (ただし消費財を除く) の消費および交易価値の産出それぞれの基本量を確認できる。消費する消費財の量はここでなく「維持費」の欄に表示される。
:派閥|
このPOPが所属する[[派閥]]の名称。詳細は[[支持する志向と派閥>#s463960f]]を参照。
:幸福度・政治力・犯罪 (逸脱性)・帝国規模・必要な住居・快適度使用量|
このPOPが持つ[[幸福度>#rc095003]]や[[政治力>惑星開発#b5f1de21]]、このPOPから発生する[[犯罪 (逸脱性) >惑星開発#x02a153e]]や[[帝国規模>帝国#f6414373]]、このPOPが消費する[[住居>惑星開発#i9629e07]]や[[快適度>惑星開発#y1f3bd52]]の量。
ツールチップからそれぞれの量の内訳を確認できる。
:生産物|
このPOPが生産する資源などの量と種類。ツールチップから生産量の内訳と職業のカテゴリを確認できる。
:維持費|
このPOPが消費するPOP維持費と職業維持費の量と種類。ツールチップから消費量の内訳を確認できる。
** 幸福度 [#rc095003]
POPはそれぞれが現状にどれほど満足しているかを表す、''幸福度''の値を持つ。
政府と志向が一致し、社会保障の手厚いPOPは幸福度が高くなる。他国に征服されたばかりであったり、帝国内のマイノリティであるPOPは幸福度が低くなる。
幸福度は[[POP支持率>惑星開発#b5f1de21]]を介して[[安定度>惑星開発#w3569967]]に影響を与え、結果的に資源や交易価値の産出量などに影響を与える。
#br
以下の特性を持つ種族のPOPは、幸福度の影響を受けない。犯罪の発生量を計算する場合などでは、幸福度が50%として扱われる。
-機械仕掛け(AIを持った人工生命体を除く)
-集合意識
-機械
-サイバネティック (ただし同化機械の場合のみ)
-神経ステープラー
-従順な家畜
-ゾンビ
#br
幸福度への補正の一覧 (網羅していない):
|分類|名称|LEFT:補正量|備考|h
|||RIGHT:||c
|>|基本値|50%|-|
|統治者特性|人民の擁護者|&color(Green){+10%};|-|
|種族特性|超能力者|&color(Green){+5%};|-|
|派閥|派閥満足度:とても高い|&color(Green){+10%};|所属する派閥の満足度が80%以上|
|~|派閥満足度:高い|&color(Green){+5%};|所属する派閥の満足度が60~79%|
|~|派閥満足度:低い|&color(Red){-10%};|所属する派閥の満足度が20~39%|
|~|派閥満足度:とても低い|&color(Red){-40%};|所属する派閥の満足度が20%未満|
|種族権利|権利と階級、並びに失業|&color(Red){-50%};~&color(Green){+40%};|詳細は[[生活水準>種族の権利#va485f8b]]を参照|
|~|人口統制|&color(Red){-10%};|人口統制が有効になっている|
|~|奴隷|&color(Red){-40%};~&color(Red){-20%};|詳細は[[奴隷の種類>種族の権利#yc2f3f9e]]を参照|
|~|浄化されている|&color(Red){-1000%};~&color(Red){-20%};|詳細は[[浄化の種類>種族の権利#wdf2fcf6]]を参照|
|布告|栄養豊富な食事|&color(Green){+5%};|生体POPのみ|
|国是|理想主義の基盤|&color(Green){+5%};|市民POPのみ|
|~|内向きの成熟|&color(Green){+5%};|市民POPのみ|
|帝国補正|樹木|&color(Green){+5%};|スペシャルプロジェクト「樹木」の結果。&br;他にリーダーの寿命+20年の選択肢もある|
|快適度|高い快適度/低い快適度|&color(Red){-∞%};~&color(Green){+20%};|詳細は[[快適度の影響>惑星開発#y1f3bd52]]を参照|
|惑星種別|ガイア型惑星|&color(Green){+10%};|生体POPのみ|
|惑星補正|敵対的な動物|&color(Red){-5%};|ー|
|~|危険な天気|&color(Red){-5%};|ー|
|~|不安定な地質構造|&color(Red){-5%};|ー|
|~|放棄されたテラフォーミング計画|&color(Red){-10%};|ー|
|~|しょっぱい|&color(Green){+10%};|アノマリー研究からの一時的なボーナス|
#br
アップデート情報:
-2.2.0以降、居住性は幸福度に影響を与えなくなった。
-2.2.0以降、幸福度は直接は資源産出量には影響を及ぼさず、安定度を介して影響するようになった。詳細は[[安定度>惑星開発#w3569967]]を参照
**支持する志向と派閥 [#s463960f]
POPは1体ごとに、特定の[[志向]]を支持する。
そして支持する志向に基づいて[[派閥]]に所属し、[[派閥満足度>派閥#s832eedc]]に応じて幸福度へ補正を受ける。
また、[[志向魅力値>派閥#i2879ae5]]に応じて、時間の経過と共にランダムに支持する志向を変更する。
[[特定の条件に当てはまるPOP>派閥#h5bb217b]]は、派閥に参加しなかったり、志向を支持しない。
*奴隷制度 [#d96feb56]
特定種族のPOPを奴隷とすることで、維持費を節約する一方で資源の産出力を向上させることができる。
**奴隷制度の使用条件 [#l822b76b]
以下の全ての条件を満たす場合のみ、奴隷が使用可能である。
-&ref(icons/24px-Authoritarian.png,nolink,権威主義);&ref(icons/24px-Fanatic_Authoritarian.png,nolink,狂信的な権威主義);&ref(icons/24px-Xenophobe.png,nolink,排他主義);&ref(icons/24px-Fanatic_Xenophobe.png,nolink,狂信的な排他主義);&ref(icons/
-国是が「暴走する同化機械」「独善的な奉仕機械」や絶滅主義でない
-[[政策]]で奴隷を許可している
-帝国の第一種族でない (創設種族であっても、起源「混合進化」などで出現する第二種族は奴隷化できる)
-ロボティクスPOPでない (市民権の無いロボティクスは「隷属」であって、奴隷ではない)
-調印国 (受容主義の覚醒帝国に従属した帝国) でない
[[特殊な国是による奴隷化>#g6545f30]]では、条件が少し異なる。
**奴隷制の効果 [#q17b7f58]
奴隷制からは以下の効果が発生する。ロボティクスPOPは奴隷に似た性質を多く持つが厳密には奴隷ではない。
-メリット
--生産力の増大:
デフォルトの奴隷種別である「市場奴隷」は資源産出にボーナスを持ち、それ以外にも伝統や総督の特性などによって、奴隷は産出する資源の量にボーナスが発生する。
ただし奴隷特有の資源産出ボーナスは、奴隷が専門職&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink,専門家);に就いている場合には効果を発揮しない。
--各種コストの低下:
奴隷は通常のPOPに比べて、消費財、住居、快適度の使用量が少ない。また、強制移住のコストも少なく、統合力&ref(icons/Unity.png,nolink,統合力);を消費しない。
--政治力の低下:
奴隷の政治力は小さいので、不幸であっても安定度をあまり下げない。
--奴隷の購入価格:
政策「[[奴隷制>政策#kdc6e46d]]」を許可に設定すると、禁止に設定した場合に比べて[[奴隷市場>市場#vcbcccab]]におけるPOPの購入価格が半分になる。
受容主義系統の帝国は種族権利で奴隷を選択できないが、権威主義系統を併せ持っていれば政策を許可することだけはできる。
&br;
-デメリット
--就業可能な職種の制限:
奴隷は専門家&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink,専門家);と統治者&ref(icons/Pop_cat_ruler.png,nolink,統治者);の職に就業できない。「市場奴隷」以外の奴隷は専門家&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink,専門家);の職業に部分的に就業できる。
専門家以上の職業の需要が伸びている場面では、奴隷制度は使いにくくなる。
--惑星統治への悪影響:
ほとんどの場合、奴隷の幸福度は非常に低くなる。政治力が極端に小さいために安定度への影響は限定的だが、犯罪は増えやすくなる。
奴隷のいる惑星で安定度が低くなると、[[奴隷が反抗する>惑星開発#v748ec76]]ことがある。
--外交への影響:
奴隷制度に否定的な帝国からは、外交感情にペナルティを受ける。特に、奴隷の種類が「家畜」「発電グリッドとの融合」だとペナルティが大きくなる。
--自動移住への影響:
奴隷は、惑星建造物「奴隷処置施設」または星系基地建造物「輸送拠点」を建てないかぎり、自動移住しない。
--派閥から得られる統合力への悪影響:
派閥から得られる統合力&ref(icons/Unity.png,nolink,統合力);の量は派閥満足度だけでなく、派閥の参加者数にも比例する。奴隷は派閥に参加できないので、奴隷制を採用すると派閥から得られる統合力の量は減る。
統治志向が対立している他国から奪ったばかりのPOPは、仮に派閥に参加してもその満足度は低いので、奴隷化しても統合力にあまり影響しない。
***派閥への影響 [#h4c0818a]
奴隷制度は、[[派閥満足度>派閥#s832eedc]]や[[志向魅力値>派閥#i2879ae5]]に影響を与える。
-派閥満足度
--POPを奴隷化すると、権威主義&ref(icons/24px-Authoritarian.png,nolink,権威主義);派閥の派閥満足度が上昇する。
-志向魅力値
--同じ惑星上で奴隷POPと暮らしている奴隷でないPOPは、権威主義&ref(icons/24px-Authoritarian.png,nolink,権威主義);への魅力が高くなる。
--奴隷化されたPOPは、平等主義&ref(icons/24px-Egalitarian.png,nolink,平等主義);への魅力が高くなる。
--創設種族が他国で奴隷化されていると、帝国全体で排他主義&ref(icons/24px-Xenophobe.png,nolink,排他主義);の魅力が高くなり受容主義&ref(icons/24px-Xenophile.png,nolink,受容主義);の魅力が低くなる。
--同じ惑星上で他種族の奴隷POPと暮らしているPOPは、排他主義&ref(icons/24px-Xenophobe.png,nolink,排他主義);への魅力が高くなる。
**特殊な国是による奴隷化 [#g6545f30]
[[国是]]「奴隷ギルド」「年季奉公制」を採用すると、[[市民権>種族の権利#ob8f01db]]が「完全市民権」「居住権」であるPOPの35%が奴隷になる。
国是による奴隷化は、以下の特徴を持つ。
-志向が受容主義系統&ref(icons/24px-Xenophile.png,nolink,受容主義);&ref(icons/24px-Fanatic_Xenophile.png,nolink,狂信的な受容主義);であっても有効。
-第一種族のPOPであっても奴隷化の対象となる。他種族のPOPを手に入れる必要なく奴隷制度の恩恵を受けられる。
-惑星ごとに35%のPOPが奴隷化されるので、強制移住などを使っても奴隷ばかりの惑星や奴隷のいない惑星にすることはできない。
-種族権利が奴隷のPOPは、奴隷の割合の計算に含まれない。奴隷種族のPOPを増やすことで、創設種族を全員奴隷でなくすようなことはできない。
-種族権利でなく国是の効果で奴隷になったPOPは、[[奴隷の種類>種族の権利#yc2f3f9e]]を「家畜」にしても家畜の職には就けず、通常の職に就く。
**奴隷の種類 [#l1c4e962]
DLC「ユートピア」を導入している場合、奴隷にバリエーションが発生する。種族権利で選択した奴隷の種類により、奴隷特有の補正に変化が生じる。
志向がゲシュタルト意識&ref(icons/24px-Gestalt_consciousness.png,nolink,ゲシュタルト意識);の場合は、通常の職業枠に就業できない特殊な奴隷しか使用できない。
詳細は[[奴隷の種類>種族の権利#yc2f3f9e]]を参照。
*ロボット [#wbc9776a]
ロボットは人工的に製造されるPOP。
**ロボットの製造方法 [#o664b31a]
帝国の統治形態が集合意識&ref(icons/24px-Auth_hive_mind.png,nolink,集合意識);の場合、ロボットは製造できない。
帝国の統治形態が機械知性&ref(icons/24px-Auth_machine_intelligence.png,nolink,機械知性);の場合、ロボットではなく機械POPを製造できる。
#br
ロボットは以下の手順で製造する。
+工学&ref(icons/Engineering_Research.png,nolink);のテクノロジー「ロボット労働者」を研究する
起源「機械主義」または統治形態「機械知性」を採用している場合は、研究の必要がない。
ロボット労働者のテクノロジーは強化外骨格のテクノロジーを研究するまで、選択肢に出現しない。
+政策「[[ロボット労働者>政策#xaae65f2]]」を合法にする
+惑星上に建造物「ロボット製造プラント」を建造する
ロボット製造プラントは、ロボット製造者の職業枠を提供する。各惑星に一つまでしか建造できない。
機械知性の場合は惑星の首都建造物から同様の職業枠が提供されるので特別な建造物は必要ないが、「機械製造プラント」を建造すると職業枠が増えるので、POP製造を加速できる。
+POPをロボット製造者の職に就けさせる
これにより、ロボットの製造が開始される。ロボット製造者は職業維持費(ロボット製造コスト)として合金&ref(icons/Alloys.png,nolink,合金);を消費する。
**ロボットの特徴 [#b86d5eca]
ロボットは以下の点で有機生命POPと異なる。
-ロボットの製造は、有機生命POPの成長とは別枠で行われる
-あらゆる惑星に居住性200%のボーナスを持つ
-POPの維持費として&ref(icons/Food.png,nolink,食料);1の代わりに&ref(icons/Energy_Credits.png,nolink,エネルギー通貨);1を毎月消費する
-幸福度の影響を受けない
-[[派閥]]に参加しない
-住居と快適度の使用量が有機生命体の半分で、さらに消費財を必要としない
-犯罪を発生させない
-&ref(icons/Pop_cat_worker.png,nolink,労働者);労働者の職にしか就けない
-特性の体系が異なっており、[[ロボット固有の特性>種族#ue62b28c]]を持つ
-政策で強制移住が禁止されている場合でも強制移住できる
-自動移住ができない (奴隷と同様に、奴隷処置施設などがある場合のみ可能になる)
-作りすぎたロボットは解体できる。ロボットの解体は浄化には該当しないので、政策による制約を受けない
***ドロイド [#ze484c92]
テクノロジー「ドロイド」を研究するとロボットの性能が強化され、以下の変化が発生する。
これらの変化はドロイドの研究が完了すると即座に効果を発揮する。
-コロニー船に乗せて入植できるようになる
種族権利で入植を許可する必要がある。
&br;
-就業可能な職種が拡大する
全ての&ref(icons/Pop_cat_worker.png,nolink,労働者);労働者職と、&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink,専門家);専門家職に就業できる。
ただし、人工知能政策が非合法の場合は、複雑な職業 (研究者・文化人・司祭・官僚) には就けない。
&br;
-追加可能な[[特性の種類>種族#dad18d9d]]が増える
ただし、人工知能政策が非合法の場合は、ロボットと変わらない。
&br;
-地上軍を編成できるようになる
種族権利で兵役を許可する必要がある。
***人工生命体 [#p57cf5a4]
テクノロジー「人工生命体」を研究するとロボットの資源産出が一律で+10%され、政策「人工知能」によって以下の変化が発生する。
-人工知能政策が「非合法」の場合
--ドロイドとほとんど変わらない。
--[[機械の反乱>イベント#fcdaf194]]や[[危機]]の発生条件への影響のみが異なる。
-人工知能政策が「隷属」の場合
--犯罪を発生させるようになる
--機械の反乱を起こす事がある
-人工知能政策が「市民権」の場合
--多くの点で有機生命体と同等の性質を持つようになる
---&ref(icons/Pop_cat_ruler.png,nolink,統治者);統治者職を含むあらゆる職業に就業可能になる
---階級が下の職種へ移るのに、待ち時間が発生するようになる
---幸福度の影響を受けるようになる
---[[派閥]]に参加するようになる
---犯罪を発生させるようになる
---有機生命体と同等の住居・快適度・消費財を使用するようになる
---政策で有機生命体の強制移住を禁止している場合、人工生命体も強制移住ができなくなる
---自動移住が可能になる (奴隷処置施設などが不要になる)。人工生命体は種族権利「[[移民統制>種族の権利#c0f68842]]」を無効にできないが、それでも市民権があれば自動移住は発生する。
--テクノロジー「人工生命体の自我」を研究すると、リーダー候補を出すようになる
--解体できなくなる
--機械の反乱を起こさない
***ロボットが就業可能な職業の一覧 [#ud2b989c]
|CENTER:|CENTER:|CENTER:90|CENTER:90|CENTER:90|CENTER:90|c
|CENTER:テクノロジー|CENTER:[[人工知能政策>政策#e5d69fc5]]|&ref(icons/Pop_cat_worker.png,nolink,労働者);労働者|>|&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink,専門家);専門家|&ref(icons/Pop_cat_ruler.png,nolink,統治者);統治者|h
|~|~|~|右記以外|研究者・官僚&br;文化人・司祭|~|h
|ロボット|-|◯|&color(Red){×};|&color(Red){×};|&color(Red){×};|
|ドロイド|非合法|◯|◯|&color(Red){×};|&color(Red){×};|
|~|隷属・市民権|◯|◯|◯|&color(Red){×};|
|人工生命体|非合法|◯|◯|&color(Red){×};|&color(Red){×};|
|~|隷属|◯|◯|◯|&color(Red){×};|
|~|市民権|◯|◯|◯|◯|
**ロボットのメリット [#xfcc0094]
-居住性
居住性は常に100%で、[[低い居住性からのペナルティ>惑星開発#qd893c91]]を受けない (ごく限られた例外を除く)。
-POPの増加速度
ロボットは有機生命体とは別枠で増加するため、帝国全体での増加速度が大きく伸びる。
-維持費
消費財を必要とせず、住居や快適度も通常の50%しか必要としない。
完全市民権を与えた人工生命体に限っては通常のPOP並みのコストがかかるが、それでも居住性のペナルティを受けることが無いぶんだけ使用量が少ない。
-資源の産出
有機POPよりも、専門職の資源産出にボーナスを得る手段が多い。
*強制移住 [#g20eb2cf]
強制移住とは、帝国の意思でPOPを惑星間で移動させること。
強制移住を実行するには惑星の強制移住ボタンを押してメニューを開き、移転先・移転元の惑星と移住させるPOPを選択する。
-制約
事前に[[政策>政策#m4bfcaf0]]で強制移住が許可されている必要がある。
[[爆発寸前の母星からの避難>起源#q0ad5b0a]]や、隷属ロボットの強制移住は、政策の制約を受けない。
強制移住で[[犯罪者>惑星開発#wdb313a2]]を減らすことはできない。
[[カルチャーショック>前FTL文明#v960fdbc]]の発生している惑星からの強制移住は、第一種族と隷属ロボットしかできない。
特性「自己改造」を持った種族のPOPは強制移住できない。
軌道爆撃を受けている惑星と占領状態の惑星では、強制移住できない。
-コスト
強制移住はコストとしてエネルギー通貨&ref(icons/Energy_Credits.png,nolink,エネルギー通貨);と統合力&ref(icons/Unity.png,nolink,統合力);を消費し、基本消費量はPOPの階級に応じて以下のように変わる。
最後のPOPを強制移住して植民地を放棄する場合、追加で影響力&ref(icons/Influence.png,nolink,影響力);200を消費する。
基本コストの一覧:
|||RIGHT:|RIGHT:|c
|分類|階級|>|CENTER:コスト|h
|~|~|&ref(icons/Energy_Credits.png,nolink,エネルギー通貨);|&ref(icons/Unity.png,nolink,統合力);|h
|非ゲシュタルト帝国|&ref(icons/Pop_cat_ruler.png,nolink);統治者|500|50|
|~|&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink);専門家|250|25|
|~|&ref(icons/Pop_cat_worker.png,nolink);労働者|100|10|
|~|&ref(icons/Pop_cat_slave.png,nolink);使役ロボット|100|0|
|ゲシュタルト帝国|&ref(icons/Pop_cat_complex_drone.png,nolink);複雑ドローン|100|10|
|~|&ref(icons/Pop_cat_simple_drone.png,nolink);雑役ドローン|100|10|
|~|&ref(icons/Pop_cat_bio_trophy.png,nolink);バイオトロフィー|100|25|
|共通|&ref(icons/Pop_cat_slave.png,nolink);奴隷|50|0|
|~|浄化または同化の対象|100|0|
#br
コストへの補正の一覧:
|分類|名称|CENTER:補正量|備考|h
|||RIGHT:||c
|国是|賦役&br;包摂意志&br;無線アップデート|&ref(icons/Unity.png,nolink,統合力);のみ&color(Green){-100%};|バイオトロフィーには適用されない|
|伝統|適応-割り当て|&color(Green){-33%};||
|~|多様性-代理運用|&color(Green){-33%};||
|種族特性|遊牧的|&color(Green){-25%};||
|~|土着的|&color(Red){+25%};||
|~|生来の星間旅行者|&color(Green){-25%};|準知的生命体限定|
|布告|避難命令|&color(Green){-50%};|起源「終末の日」に関連|
|>|難易度ボーナス|難易度に依存|難易度によって、AI帝国でコストが一部免除される。[[ニューゲーム#難易度>ニューゲーム#o82d5494]]を参照|
*自動移住 [#AutoResettle]
自動移住とは、失業したPOPが職業枠の空いている他の惑星に自ら移動すること。
強制移住とは異なりコストは発生しないが、どの惑星に向かっていつ移住するかは制御できない。
同じ惑星上に自動移住できる条件を満たしたPOPが多いほど、惑星あたりの発生率は高くなる。1POPあたりの基本発生率は毎月5%。惑星あたりの発生率は、惑星画面右上にある失業者数のアイコンのツールチップで確認できる。
空き職業枠のほかに、住居や居住性も十分でないと移住先には選ばれない。
#br
種族権利「[[移民統制>種族の権利#c0f68842]]」が有効な種族のPOPは、自動移住できない。
奴隷や隷属ロボットは自動移住しないが、惑星上に建造物「奴隷処置施設」を建てると自動移住するようになる。ただし、自動移住する確率は半分になる。別の手段として、星系基地に「輸送拠点」を建てても、自動移住するようになる。
入植したばかりの惑星からは5年間、自動移住しない (軌道上居住地の最初のPOPなどが逃げないようにするための処置)。
#br
以下の要素は、自動移住の確率に影響する。
|種別|名称|補正量|h
| | |RIGHT:|c
|建造物|奴隷処置施設|&color(Red){-50%};|
|星系基地建造物|輸送拠点|&color(Green){+100%};|
|布告|個よりも重要なもの|&color(Green){+200%};|
アウトライナー上で失業者を表すカバンのアイコンは色に意味があり、自動移住できるPOPはオレンジ色、できないPOPは赤で表示される。
*浄化 [#w72921d8]
浄化とは、何らかの手段でPOPの存在を帝国から抹消すること。
浄化手段にはいくつかの種類があり、POPの減少する速度や効果が変化する。詳細は[[種族の権利#浄化の種類>種族の権利#wdf2fcf6]]を参照。
種類にもよるが、浄化の実施は外交態度に影響を与える。詳細は、[[外交補正値]]を参照。
政策で[[浄化>政策#u5d7ba7c]]が禁止されている場合は、浄化できない。その他の条件は、[[種族の権利#市民権>種族の権利#ob8f01db]]を参照。
市民権の無いロボティクスPOPを解体することは浄化によく似ているが、浄化には該当しない。つまり、浄化政策の制約を受けず、他国や平等主義派閥から非難を受けることもない。ゲシュタルト意識帝国のPOPが統治形態の異なる帝国に囚われたときに自滅するのも、
#br
浄化中は毎月進捗が蓄積し、進捗が100になると1POPが消滅する。進捗の様子は、惑星の人口タブで確認できる。
浄化の進捗は惑星ごとに独立しており、浄化対象を強制移住で複数の惑星に分散させると、早く終わる。
逆に、POPを一つの惑星に集中させると、浄化はゆっくり進行する。これを利用して、強制労働などから得られる資源の量を増やすことができる。
(強制退去を除いて)浄化中のPOPは維持費・住居・快適度を消費しないので、奴隷以上にコストの安い労働力として利用できる。政治力も持たないので、どんなに不幸でも安定度を下げない。ただし、犯罪だけは大量に発生させる。
#br
操作方法:
+[[政策]]で浄化を「強制退去限定」もしくは「許可」に設定する
+[[種族の権利#市民権>種族の権利#ob8f01db]]で浄化したい種族の市民権を「不適格」に設定する
+浄化政策が「許可」の場合、種族の権利の「[[浄化の種類>種族の権利#wdf2fcf6]]」で採用する浄化の種類を選択する
*同化 [#zccd81f3]
他国から来たPOPを同化することで、自国の性質に合った種族特性を付与できる。
-同化の種類
|名称|効果|条件|h
|意識分離|集合意識種族から特性「集合意識」を削除し、通常の有機種族に変化させる|志向がゲシュタルト意識&ref(icons/24px-Gestalt_consciousness.png,nolink,ゲシュタルト意識);でない&br;伝統「遺伝学-意識分離」|
|自己同一性の昇華|有機種族に特性「集合意識」を付与する&br;ドローンの職業に就業できるようになる&br;特性「超能力者」「潜在的超能力者」は失われる|統治形態が集合意識&ref(icons/24px-Auth_hive_mind.png,nolink,集合意識);である&br;伝統「遺伝学-意識
|~|有機種族に特性「サイバネティック」を付与する&br;集合意識帝国の場合は、特性「集合意識」も付与する&br;ドローンの職業に就業できるようになる&br;特性「超能力者」「潜在的超能力者」は失われる|いずれか:&br;・国是が「暴走する同化機械」である&br;
|機械への変質|他種族 (有機・ロボット) を人工生命体に変化させて第一種族に取り込む&br;元の特性は失い、第一種族の特性を得る|スペシャルプロジェクト「人工生命への進化」が完了している|
|~|第一種族以外のロボティクスPOPを第一種族に取り込む&br;元の特性は失い、第一種族の特性を得る|人工生命体ツリーを採用した機械知性である|
|~|有機種族に特性「サイバネティック」を付与する&br;特性「超能力者」「潜在的超能力者」は失われる|志向がゲシュタルト意識&ref(icons/24px-Gestalt_consciousness.png,nolink,ゲシュタルト意識);でない&br;伝統「サイバネティック-機械への変質」|
|才能覚醒|有機種族に特性「超能力者」を付与する&br;特性「サイバネティック」は失われる|伝統「超能力-大覚醒」|
&br;
-同化を開始する方法
同化を開始するには、種族の権利で[[市民権>種族の権利#ob8f01db]]を「同化」に変更する。
&br;
-同化中のPOPへの影響
同化中のPOPには、以下の影響が発生する。
--あらゆる職業に就業できない。
--POP維持費は発生するが、消費財&ref(icons/Consumer_Goods.png,nolink,消費財);は必要としない。住居と快適度も消費しない。
--幸福度にペナルティを受ける。ペナルティ量は[[種族の権利#生活水準>種族の権利#va485f8b]]を参照。
ただし、政治力に-100%の補正を受けるので安定度は下げない。また、犯罪も発生させない。
--派閥へ参加しない。
&br;
-同化の進行
同化対象に指定されたPOPは毎年1月1日に各惑星で数POP (数はランダムに3,6,12のいずれか) が同化完了し、新しい特性を獲得する。
一つの惑星に大量の同化対象POPがいると完了するまでに時間がかかるが、強制移住で各惑星に数POPずつ分散させれば早ければ1年で完了する。
同化の開始を12月にすると悪影響の期間を最小限にできる。
*難民 [#refugee]
何らかの事情で住んでいた惑星を追われたPOPは、難民となって他の惑星に辿り着くことがある。
難民が発生する要因は以下のとおり。
-[[浄化>POP#w72921d8]]
-[[土地の収用>政策#r02d18f8]]
-[[ディシジョン]]「余剰人口の追放」
-[[危機]]勢力からの軌道爆撃
#br
難民の到着は、[[政策>政策#i5234ac7]]の影響を受ける。
難民の到着先には、居住性や住居の余裕などを基準に環境のよい惑星が選ばれやすい。
市民権に「不適格」が設定されることになる帝国は、到着先に選ばれない。
種族特性「集合意識」「神経ステープラー」「ゾンビ」を持ったPOPは、難民にならない。
#br
難民には10年間、幸福度&color(Green){+10%};の補正が発生する。
原因が危機の場合を除き、難民の到着先の帝国は、出発元の帝国への情報値を&color(Green){+10};得る。
* コメント [#q5dce818]
#pcomment(./コメント,reply,10)
終了行:
|BGCOLOR(#FAFAFA):#contents|
* 概要 [#g3eb43da]
POP(Population;人民)とは惑星または人工の居住地に住む人々の単位であり、いずれかの種族に属する。ほとんどのPOPは、いずれかの帝国の国民である。
POPは区域や建造物が提供する[[職業>建設/通常帝国/職業]]に就くことで各種[[資源]]を産出する。詳細は[[惑星開発]]、[[建設]]を参照。
代わりに住居や種類に応じた維持費(食料・消費財など)を必要とし、[[生活水準>種族の権利#va485f8b]]や[[政策]]によって消費量が変動する。
#br
[[種族の権利]]により、特定の種族を奴隷として酷使したり浄化(国外追放や殺害)することができる。
奴隷は、幸福度低下や就業先の制限と引き換えに、非常に安価な維持費で運用できる。
浄化対象のPOPは、通常の職には就かず(一部の浄化手段は資源を産出する)、時間と共に消滅する。
* POPの増加 [#k0570738]
各惑星におけるPOPの増加には、成長と製造の二種類がある。また、成長は移住による影響を受ける。
**POPの成長 [#y777e98d]
有機生命体および岩石の種族に属するPOPは、成長によって時間の経過とともに数を増やす。
POPの成長は、惑星単位で行われる。このため、帝国全体の人口増加速度は基本的に植民惑星数に比例する。
[[移民の流出入>#cf2fd42c]]を除き、ある惑星の成長は、他の惑星での成長に影響を与えない。
ロボットおよび機械のPOPは成長ではなく[[製造>#n2ba0c43]]によって数を増やす。成長と製造は互いに独立しており、同時進行する。
-成長の速度
POPの成長に必要な時間は下式で計算される。
月間成長値 = (3+POP数による補正)×(1+成長速度基本値補正の合計)×(1+成長速度補正の合計)+移民流出入
成長期間[月] = 必要な進捗/月間成長値 (端数切り上げ)
「POP数による補正」の詳細は、[[ロジスティック成長による補正>#LGC]]を参照。「必要な進捗」は、[[数に応じた増加補正>#GRS]]によって変動する。
成長速度は各種補正と[[移住>#cf2fd42c]]の影響を受けて変動する。
進捗の割合は、成長中のPOPの下に表示される青いバーを見ると把握できる。
&br;
-成長速度基本値補正の一覧
|条件|補正値|備考|h
||RIGHT:||c
|統治形態が機械知性|COLOR(Red):-50%|奴隷や第二種族(サイボーグ、バイオトロフィー)が影響を受ける|
|惑星の荒廃度1%につき|COLOR(Red):-1%|-|
|他国に占領されている|COLOR(Red):-50%|-|
|ディシジョン「人口増加の抑制」|COLOR(Red):-75%|-|
|食料不足|COLOR(Red):-75%|有機生命体のみ|
|鉱物不足|COLOR(Red):-75%|岩石種族のみ|
&br;
-成長速度補正の一覧:
|種別|名称|補正値|備考|h
|||RIGHT:||c
|統治形態|集合意識|&color(Green){+25%};|-|
|種族特性|素早い繁殖者|&color(Green){+10%};|-|
|~|鈍い繁殖者|&color(Red){-10%};|-|
|~|多産|&color(Green){+30%};|-|
|~|岩石|&color(Red){-25%};|-|
|~|ネクロファージ|&color(Red){-75%};|-|
|テクノロジー|ゲノムマッピング|&color(Green){+10%};|-|
|~|クローニング|&color(Green){+10%};|-|
|伝統|新しい人生|&color(Green){+10%};|拡張ツリー|
|アセンションパーク|異種族間交配|&color(Green){+20%};|-|
|布告|栄養豊富な食事|&color(Green){+10%};|機械知性以外|
|~|繁殖計画の拡大|&color(Green){+20%};|奉仕機械|
|惑星種別|エキュメノポリス|&color(Green){+50%};|-|
|惑星統治|強制的な成長|&color(Red){-10%};|成長する対象の種族を指定している場合のペナルティ|
|職業|医療従事者|&color(Green){+5%};|-|
&br;
-成長対象となる種族の選定基準
惑星に住んでいる種族毎のPOP数が多いほど、成長の対象に選ばれやすい。その他、以下の要因で選ばれやすさが変動する。
-- ある程度はランダムに選ばれる
-- 権利が「奴隷」の種族は確率が下がる
-- 居住性が60%未満の種族は居住性に応じて確率が下がる
-- 母星系では創始種族が選ばれる確率が上がる
-- POP成長速度に影響を与える特性(素早い/鈍い繁殖者など)
-- 移民の流入に影響を与える特性(遊牧的/固着的など)、ただし移民の流入がある場合のみ
-- その他
//英語版Wikiに他にもパラメーター一覧があるが、各数値がどのように適用されるかまでは明らかにされていない
&br;
-成長対象の指定
政策「[[人口統制>政策#tb9f007a]]」を有効にすることで、惑星毎に成長するPOPの種族を指定できるようになる。
ただし、成長種族を指定している惑星では、POP成長速度&color(Red){-10%};の補正を受けてしまう。
それとは別に、成長種族を指定したことによって成長の対象種族が途中で切り替わった場合、成長進捗の50%を失う。そのため、成長の終わり頃に切り替えることは無駄が大きい。
&br;
-成長の停止
政策で人口統制が有効になっている場合、ディシジョン「人口抑制令を告示」を制定することで、その惑星でのPOP成長を停止させることができる。
人口統制が無効になっている場合は代わりに「惑星の成長を抑制」を制定可能で、POP成長速度を-75%に抑えることができる。
***移住 [#cf2fd42c]
ver.2.2.7
各惑星におけるPOPの流出入速度を表す。実際の処理としては、POP成長値が補正される。
それらの計算手順の詳細は不明だが、大まかに以下の通りである。
+流入魅力と流出圧力を、それぞれ計算する
--安定度・住居過不足・空き職業枠・失業者・各種補正の影響を受ける
+「移住圧力(仮名) = (1+A)×(流入魅力 - 流出圧力)」として計算する
--移入魅力・流出圧力には、加算補正と乗算補正がある
--加算補正: 上式の流入魅力や流出圧力に作用する
--乗算補正: 流入魅力か流出圧力の補正値の一方がAに入る(他方は無視される)
---右辺カッコ内がプラスなら移入魅力の乗算補正、マイナスなら流出圧力の乗算補正が入る
+全居住惑星(移民条約があれば他帝国の惑星も考慮する)の移住圧力を元に、移住速度を算出する
-- &color(Red){-0.95};/月~&color(Teal){+5.00};/月 になる(成長と同じ単位)
--詳細な計算式は不明だが、銀河内の全惑星の合計値は0になる
--他惑星の状態次第では、移住圧力がプラスでも移民が流出する事もある(その逆もある)
+移住速度に「移住によるPOPの流入」または「移住によるPOPの流出」の補正を加える
--この補正後の値が惑星メニューに表示される数値
--この補正後の値は、銀河内の全惑星の合計値が0になるとは限らない
---移住が帝国全体・銀河全体でのPOP数増減の要因になる
--種族特性「遊牧的」や「土着的」は、ここで作用する
+補正後の移住速度をPOP成長値に加え、惑星のPOP成長速度とする
--この数値がマイナスになった場合でも、成長速度が0になるだけで減少はしない
|>|>|~流入魅力|h
|名称|補正値|備考|h
||RIGHT:||c
|募集中の職業|空き職業枠1につき+5||
|高い安定度|安定度1%につき+0.4|安定度が50%以上の場合のみ50%を超えた分に適用|
|新設の植民地※|+100|首都建造物をアップグレードしていないときに適用される|
|余剰の住居|余剰1につき+25%||
|荒廃(軌道爆撃等)|荒廃度1%につき-1%||
|占領中|-50%|領有者≠支配者|
|自由の避難所(国是)|+50%||
|異種族間交配(アセンションパーク)|+33%||
|美しい自然|+25%||
|芸術記念碑の展示|+50%|芸術中立機構関連|
|贅沢品の配給|+25%|ディシジョン|
|リゾート惑星が存在|+15%|帝国内と他惑星がリゾート惑星だと適用|
|流刑地惑星|+33%|ディシジョン|
|フェロモン - 第3段階|-75%|移民流出入の双方を妨げる|
|パリダイダ|+25%||
|大気消臭剤を展開|+30%|キャラバンの「ヴェングラル・トリウム」関連|
※補正値に%が付いているものは、乗算で作用する。それ以外のものは加算で作用する。
#br
|>|>|~流出圧力|h
||RIGHT:||c
|名称|補正値|備考|h
|失業|職業枠不足1につき5|実際の失業者数ではなく「求職者数 ー 職業枠数」|
|低い安定度|安定度1%につき+2|安定度が50%未満の場合のみ、50%に届かない分に適用|
|過密|住居不足1につき50||
|新設の植民地※|100/新設植民地以外の植民惑星数||
|人口抑制令|+100|ディシジョン|
|人口増加の抑制|+100|ディシジョン|
|土地収用|+100%|ディシジョン|
|フェロモン - 第3段階|-75%|移民流出入の双方を妨げる|
※補正値に%が付いているものは、乗算で作用する。それ以外のものは加算で作用する。
#br
|>|>|~移住によるPOPの流入|h
|種類|項目|数値|h
|||RIGHT:|c
|国是|賦役|+15%|
|~|自由の避難所|+15%|
|種族特性|生来の星間旅行者|+25%|
|~|遊牧的|+15%|
|~|土着的|-15%|
|布告|機会を与えてくれる土地|+25%|
|ディシジョン|戒厳令|-50%|
|~|ハンターキラードローン|-50%|
|~|適合プロトコル|-50%|
|~|大気消臭剤(トリウム)|+10%|
#br
|>|>|~移住によるPOPの流出|h
|種類|項目|数値|h
|>|>|なし(MOD向けにパラメータだけ存在する)|
**POPの製造 [#n2ba0c43]
ロボットと機械は、製造によって数を増やす。
POPの製造は移住による影響を受けない。
-POPを製造する職業
成長と異なり、製造に携わる職である「ロボット製造者」または「複製機器」に就いたPOPがいなければ、製造は一切行われない。また、これらの職業は維持費(POP製造費)として合金&ref(icons/Alloys.png,nolink,合金);を消費する。
創設種族がロボティクスでない帝国では「ロボット製造プラント」を建造しなければ職業枠を得られず、一切製造されない。機械系帝国では製造プラントなどの建造物とは別に、首都建造物からもPOP製造に携わる職業枠を得られる。
&br;
-製造の速度
次式で1POPの製造に必要な期間を算出できる点は、成長も製造も変わらない。
製造期間[月] = 必要な進捗/月間製造値 (端数切り上げ)
「必要な進捗」は、[[数に応じた増加補正>#GRS]]によって変動する。
&br;
製造速度への補正一覧:
|種別|名称|補正量|h
|||RIGHT:|c
|>|>|CENTER:~共通|
|種族特性|量産型|&color(Green){+15%};|
|~|特注製|&color(Red){-15%};|
|遺産|分離されたコンティンジェンシー・コア(パッシブ効果)|&color(Green){+100%};|
|資源枯渇|鉱物不足|&color(Red){-75%};|
|>|>|CENTER:~非ゲシュタルト帝国|
|職業|ロボット製造者|&color(Green){+2};|
|アセンションパーク|肉体は脆弱|&color(Green){+10%};|
|>|>|CENTER:~機械知性|
|職業|複製機器|&color(Green){+1};|
|国是|高速複製機械|&color(Green){+20%};|
|技術|マイクロレプリケーター|&color(Green){+10%};|
|~|自己組立式コンポーネント|&color(Green){+10%};|
|伝統|拡張-急速稼働プロトコル|&color(Green){+10%};|
&br;
-製造対象となるテンプレートの選定基準
特性ポイントの使用量が多いテンプレートが選ばれやすい。
&br;
-製造対象の指定
成長とは異なり、政策に関係なく増加するテンプレートを指定できる。また、指定をしても製造速度は低下しない。
製造対象のテンプレートが途中で切り替わることによる製造進捗へのペナルティは&color(Red){-10%};であり、POP成長の場合(-50%)よりもずっと少ない。
&br;
-製造の停止
ディシジョン「ロボット製造を停止」または「ドローン生産の停止」を制定することで、その惑星でのPOP製造を停止させることができる。
また、POPを製造する職業枠の数をゼロにすることでも、製造は停止する。
***生体POPの製造 [#n39d6230]
建造物「クローンカプセル」「繁殖プール」「古代のクローン培養槽」または種族特性「出芽」などによって、生体種族の製造が可能になる。
#br
製造スロットはロボティクス種族の製造と共有され、生体POPとロボティクスPOPはどちらかしか製造できない。
どちらのPOPも製造可能な場合、製造する種族を明示的に指定しない場合は、製造が終わるごとに次に製造する種族がランダムに選ばれる。
#br
生体POPが製造中の場合、ロボティクスPOPに関する建造物や職業は何も効果を発揮しないが、それでも維持費は発生する。逆も同様。
統治形態が集合意識&ref(icons/24px-Auth_hive_mind.png,nolink,集合意識);の場合、集合意識の特性を持った種族のPOPしか製造できない。
古代のクローン培養槽は、クローン兵および進化クローン兵しか製造できない。
**ロジスティック成長による補正 [#LGC]
惑星ごとのPOP数から発生するPOP成長速度への補正で、「惑星許容量」に応じて過疎や過密の状態ではPOPが成長しにくくなる (製造へは影響しない)。
***惑星許容量 [#t01c5b16]
惑星許容量はその惑星の仮想的なPOP数の上限。[[惑星規模>惑星開発#qd893c91]]のツールチップに値が表示される。
値は以下の計算式で求まる。
惑星許容量 = 区域の建造余地数×惑星種別係数+住居の過不足数+POP数
惑星種別係数:
-ガイア型・エキュメノポリス・集合意識惑星=6
-基本9種・リングワールド・遺物惑星=4
-死の惑星・機械惑星・軌道上居住地=3
#br
ここから分かること:
-一般的に、規模が大きい惑星は許容量も大きい。
-障害物を撤去すると惑星許容量は増える (区域の建造余地が増えるので)。
-都市区域を建てると惑星許容量は増える (区域の余地は減るがそれ以上に住居が増える)。
技術や伝統で都市区域1つからの住居供給量が増えると、惑星許容量はさらに増える。
-都市区域以外を建てると惑星許容量は減る (空き区域数由来の許容量は3~6減るのに対し、都市以外の区域は住居を2しか供給しないため)。
ガイア型などでは顕著に減る (惑星種別係数の影響)。
-種族特性の付与や奴隷化などで1POPあたりの住居の消費量を減らすと、惑星許容量は増える。
-豪華な住居を建てても惑星許容量は増える。
-エキュメノポリスとリングワールドは1区域から多くの住居が得られるので、惑星許容量が大きくなりやすい。
***惑星許容量とPOP数から出る影響 [#s6548465]
惑星許容量およびその惑星の現在のPOP数から、以下の影響が発生する。
-POP数が惑星許容量の半分よりずっと少ないと、POPの成長はあまり速くない (ボーナスが付かない)。
-POP数が惑星許容量の半分に近いほど、POPの成長が速くなる (ボーナスが付く)。
-POP数が惑星許容量に近づくと、POPの成長がほとんど止まる (ペナルティが付く)。
-(POPの製造には何も影響しない。)
#br
これらの補正には、以下の特徴がある。
-POP数が同じなら、惑星許容量が大きいときのほうがボーナスは大きくなる。POP数の少ない惑星の許容量を意図的に減らしても成長は加速せず、むしろ減速する。
-バランスの良さから発生するボーナスは、+1.5/月の上限がある (デフォルト設定の場合)。そのため、POP数が惑星許容量の半分より多くなっても、POPの成長は必ずしも遅くならない。
たとえば、デフォルト設定では惑星許容量が100ならPOP数が50でも75でも成長速度は変わらない。
-ニューゲーム設定の「ロジスティック成長の上限」を変更すると、ボーナスの上限を変更できる。
x1.0にするとボーナスなし、x2.0にするとボーナスの上限が+3.0になる。デフォルトはx1.5 (上限が+1.5になる)。
#br
ここから分かること:
-住居や建造物スロットが足りている場合でも都市区域を建造することで、POPの成長が加速することがある。
-強制移住などを使って特定の惑星ばかり繁栄させると、その惑星は過密によってPOPの成長が止まる。
全ての惑星を満遍なく成長させたほうがPOPは増えやすい。ただし、首都建造物のアップグレードは遅くなる。
***最適化 [#tc6cb23c]
成長速度ボーナスの最大である+1.5を得られるPOP数は、以下のとおり (デフォルト設定の場合)。
|惑星許容量|POP数の範囲|h
|RIGHT:| |c
|40|(+1.5にならない、&br; 最大でもPOP数20のとき+0.38)|
|50|(+1.5にならない、&br; 最大でもPOP数25のとき+1.31)|
|60|20-40|
|70|18-52|
|80|17-63|
|90|16-74|
|100|16-84|
**数に応じた増加補正 [#GRS]
帝国の総POP数が多いほど、成長も製造も遅くなる。
(成長POPのアイコンのツールチップを見たときの「進捗状況」の分母が増える。)
#br
POP完成に必要な進捗 = 100 + 総POP数 × 0.25
総POP数が40の場合は必要な進捗が110で、総POP数が280になると必要な進捗が170になる。
総POP数には、領内にいる知性化していない準知的POPの数も含まれる (トップバーの総POP数と一致しない)。
#br
ニューゲーム設定の「数に応じた増加補正」を変更すると、係数 (計算式の×0.25の部分) を変更できる。
* POPの詳細 [#n1b57541]
#ref(pop_description.jpg,right,around,nolink)
惑星画面の「人口」タブを開き、職業欄でPOPを選択すると、POP1体ごとの詳細な情報を確認できる (右図参照)。
上半分:
:(左上) ポートレート|
POPの外見。
:(右上から順に) 種族名|
このPOPの出身種族の名前。
:居住性|
この惑星におけるこのPOPの[[居住性>惑星開発#qd893c91]]。
:種族の特性|
このPOPの出身種族が持つ特性のアイコン。ツールチップから、名前と効果を確認できる。
:志向|
このPOPが支持している志向。所属する派閥とは別。ツールチップから、このPOPが各志向に対して感じる魅力を百分率で確認できる。
詳細は[[支持する志向と派閥>#s463960f]]を参照。
:「種族を表示」「権利を設定」ボタン|
種族画面へのショートカットで、このPOPの種族にフォーカスする。
:種族の権利|
このPOPが持つ種族の権利。詳細は右記のリンク先を参照。[[市民権>種族の権利#ob8f01db]] | [[生活水準>種族の権利#va485f8b]] | [[兵役>種族の権利#w8b6c8b8]] | [[人口統制>種族の権利#b75c58d1]] | [[入植権利>種族の権利#p0372663]] | [[移民統制>種族の
下半分:
:職業|
このPOPが就業している職業の名前。ツールチップから、職業によって産出する資源などの種類と量を確認できる。
:階級|
このPOPの階級。主に職業によって決まるが、隷属ロボットや奴隷などの身分によって決まることもある。
ツールチップから、階級によって決まる住居・快適度・POP維持費 (ただし消費財を除く) の消費および交易価値の産出それぞれの基本量を確認できる。消費する消費財の量はここでなく「維持費」の欄に表示される。
:派閥|
このPOPが所属する[[派閥]]の名称。詳細は[[支持する志向と派閥>#s463960f]]を参照。
:幸福度・政治力・犯罪 (逸脱性)・帝国規模・必要な住居・快適度使用量|
このPOPが持つ[[幸福度>#rc095003]]や[[政治力>惑星開発#b5f1de21]]、このPOPから発生する[[犯罪 (逸脱性) >惑星開発#x02a153e]]や[[帝国規模>帝国#f6414373]]、このPOPが消費する[[住居>惑星開発#i9629e07]]や[[快適度>惑星開発#y1f3bd52]]の量。
ツールチップからそれぞれの量の内訳を確認できる。
:生産物|
このPOPが生産する資源などの量と種類。ツールチップから生産量の内訳と職業のカテゴリを確認できる。
:維持費|
このPOPが消費するPOP維持費と職業維持費の量と種類。ツールチップから消費量の内訳を確認できる。
** 幸福度 [#rc095003]
POPはそれぞれが現状にどれほど満足しているかを表す、''幸福度''の値を持つ。
政府と志向が一致し、社会保障の手厚いPOPは幸福度が高くなる。他国に征服されたばかりであったり、帝国内のマイノリティであるPOPは幸福度が低くなる。
幸福度は[[POP支持率>惑星開発#b5f1de21]]を介して[[安定度>惑星開発#w3569967]]に影響を与え、結果的に資源や交易価値の産出量などに影響を与える。
#br
以下の特性を持つ種族のPOPは、幸福度の影響を受けない。犯罪の発生量を計算する場合などでは、幸福度が50%として扱われる。
-機械仕掛け(AIを持った人工生命体を除く)
-集合意識
-機械
-サイバネティック (ただし同化機械の場合のみ)
-神経ステープラー
-従順な家畜
-ゾンビ
#br
幸福度への補正の一覧 (網羅していない):
|分類|名称|LEFT:補正量|備考|h
|||RIGHT:||c
|>|基本値|50%|-|
|統治者特性|人民の擁護者|&color(Green){+10%};|-|
|種族特性|超能力者|&color(Green){+5%};|-|
|派閥|派閥満足度:とても高い|&color(Green){+10%};|所属する派閥の満足度が80%以上|
|~|派閥満足度:高い|&color(Green){+5%};|所属する派閥の満足度が60~79%|
|~|派閥満足度:低い|&color(Red){-10%};|所属する派閥の満足度が20~39%|
|~|派閥満足度:とても低い|&color(Red){-40%};|所属する派閥の満足度が20%未満|
|種族権利|権利と階級、並びに失業|&color(Red){-50%};~&color(Green){+40%};|詳細は[[生活水準>種族の権利#va485f8b]]を参照|
|~|人口統制|&color(Red){-10%};|人口統制が有効になっている|
|~|奴隷|&color(Red){-40%};~&color(Red){-20%};|詳細は[[奴隷の種類>種族の権利#yc2f3f9e]]を参照|
|~|浄化されている|&color(Red){-1000%};~&color(Red){-20%};|詳細は[[浄化の種類>種族の権利#wdf2fcf6]]を参照|
|布告|栄養豊富な食事|&color(Green){+5%};|生体POPのみ|
|国是|理想主義の基盤|&color(Green){+5%};|市民POPのみ|
|~|内向きの成熟|&color(Green){+5%};|市民POPのみ|
|帝国補正|樹木|&color(Green){+5%};|スペシャルプロジェクト「樹木」の結果。&br;他にリーダーの寿命+20年の選択肢もある|
|快適度|高い快適度/低い快適度|&color(Red){-∞%};~&color(Green){+20%};|詳細は[[快適度の影響>惑星開発#y1f3bd52]]を参照|
|惑星種別|ガイア型惑星|&color(Green){+10%};|生体POPのみ|
|惑星補正|敵対的な動物|&color(Red){-5%};|ー|
|~|危険な天気|&color(Red){-5%};|ー|
|~|不安定な地質構造|&color(Red){-5%};|ー|
|~|放棄されたテラフォーミング計画|&color(Red){-10%};|ー|
|~|しょっぱい|&color(Green){+10%};|アノマリー研究からの一時的なボーナス|
#br
アップデート情報:
-2.2.0以降、居住性は幸福度に影響を与えなくなった。
-2.2.0以降、幸福度は直接は資源産出量には影響を及ぼさず、安定度を介して影響するようになった。詳細は[[安定度>惑星開発#w3569967]]を参照
**支持する志向と派閥 [#s463960f]
POPは1体ごとに、特定の[[志向]]を支持する。
そして支持する志向に基づいて[[派閥]]に所属し、[[派閥満足度>派閥#s832eedc]]に応じて幸福度へ補正を受ける。
また、[[志向魅力値>派閥#i2879ae5]]に応じて、時間の経過と共にランダムに支持する志向を変更する。
[[特定の条件に当てはまるPOP>派閥#h5bb217b]]は、派閥に参加しなかったり、志向を支持しない。
*奴隷制度 [#d96feb56]
特定種族のPOPを奴隷とすることで、維持費を節約する一方で資源の産出力を向上させることができる。
**奴隷制度の使用条件 [#l822b76b]
以下の全ての条件を満たす場合のみ、奴隷が使用可能である。
-&ref(icons/24px-Authoritarian.png,nolink,権威主義);&ref(icons/24px-Fanatic_Authoritarian.png,nolink,狂信的な権威主義);&ref(icons/24px-Xenophobe.png,nolink,排他主義);&ref(icons/24px-Fanatic_Xenophobe.png,nolink,狂信的な排他主義);&ref(icons/
-国是が「暴走する同化機械」「独善的な奉仕機械」や絶滅主義でない
-[[政策]]で奴隷を許可している
-帝国の第一種族でない (創設種族であっても、起源「混合進化」などで出現する第二種族は奴隷化できる)
-ロボティクスPOPでない (市民権の無いロボティクスは「隷属」であって、奴隷ではない)
-調印国 (受容主義の覚醒帝国に従属した帝国) でない
[[特殊な国是による奴隷化>#g6545f30]]では、条件が少し異なる。
**奴隷制の効果 [#q17b7f58]
奴隷制からは以下の効果が発生する。ロボティクスPOPは奴隷に似た性質を多く持つが厳密には奴隷ではない。
-メリット
--生産力の増大:
デフォルトの奴隷種別である「市場奴隷」は資源産出にボーナスを持ち、それ以外にも伝統や総督の特性などによって、奴隷は産出する資源の量にボーナスが発生する。
ただし奴隷特有の資源産出ボーナスは、奴隷が専門職&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink,専門家);に就いている場合には効果を発揮しない。
--各種コストの低下:
奴隷は通常のPOPに比べて、消費財、住居、快適度の使用量が少ない。また、強制移住のコストも少なく、統合力&ref(icons/Unity.png,nolink,統合力);を消費しない。
--政治力の低下:
奴隷の政治力は小さいので、不幸であっても安定度をあまり下げない。
--奴隷の購入価格:
政策「[[奴隷制>政策#kdc6e46d]]」を許可に設定すると、禁止に設定した場合に比べて[[奴隷市場>市場#vcbcccab]]におけるPOPの購入価格が半分になる。
受容主義系統の帝国は種族権利で奴隷を選択できないが、権威主義系統を併せ持っていれば政策を許可することだけはできる。
&br;
-デメリット
--就業可能な職種の制限:
奴隷は専門家&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink,専門家);と統治者&ref(icons/Pop_cat_ruler.png,nolink,統治者);の職に就業できない。「市場奴隷」以外の奴隷は専門家&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink,専門家);の職業に部分的に就業できる。
専門家以上の職業の需要が伸びている場面では、奴隷制度は使いにくくなる。
--惑星統治への悪影響:
ほとんどの場合、奴隷の幸福度は非常に低くなる。政治力が極端に小さいために安定度への影響は限定的だが、犯罪は増えやすくなる。
奴隷のいる惑星で安定度が低くなると、[[奴隷が反抗する>惑星開発#v748ec76]]ことがある。
--外交への影響:
奴隷制度に否定的な帝国からは、外交感情にペナルティを受ける。特に、奴隷の種類が「家畜」「発電グリッドとの融合」だとペナルティが大きくなる。
--自動移住への影響:
奴隷は、惑星建造物「奴隷処置施設」または星系基地建造物「輸送拠点」を建てないかぎり、自動移住しない。
--派閥から得られる統合力への悪影響:
派閥から得られる統合力&ref(icons/Unity.png,nolink,統合力);の量は派閥満足度だけでなく、派閥の参加者数にも比例する。奴隷は派閥に参加できないので、奴隷制を採用すると派閥から得られる統合力の量は減る。
統治志向が対立している他国から奪ったばかりのPOPは、仮に派閥に参加してもその満足度は低いので、奴隷化しても統合力にあまり影響しない。
***派閥への影響 [#h4c0818a]
奴隷制度は、[[派閥満足度>派閥#s832eedc]]や[[志向魅力値>派閥#i2879ae5]]に影響を与える。
-派閥満足度
--POPを奴隷化すると、権威主義&ref(icons/24px-Authoritarian.png,nolink,権威主義);派閥の派閥満足度が上昇する。
-志向魅力値
--同じ惑星上で奴隷POPと暮らしている奴隷でないPOPは、権威主義&ref(icons/24px-Authoritarian.png,nolink,権威主義);への魅力が高くなる。
--奴隷化されたPOPは、平等主義&ref(icons/24px-Egalitarian.png,nolink,平等主義);への魅力が高くなる。
--創設種族が他国で奴隷化されていると、帝国全体で排他主義&ref(icons/24px-Xenophobe.png,nolink,排他主義);の魅力が高くなり受容主義&ref(icons/24px-Xenophile.png,nolink,受容主義);の魅力が低くなる。
--同じ惑星上で他種族の奴隷POPと暮らしているPOPは、排他主義&ref(icons/24px-Xenophobe.png,nolink,排他主義);への魅力が高くなる。
**特殊な国是による奴隷化 [#g6545f30]
[[国是]]「奴隷ギルド」「年季奉公制」を採用すると、[[市民権>種族の権利#ob8f01db]]が「完全市民権」「居住権」であるPOPの35%が奴隷になる。
国是による奴隷化は、以下の特徴を持つ。
-志向が受容主義系統&ref(icons/24px-Xenophile.png,nolink,受容主義);&ref(icons/24px-Fanatic_Xenophile.png,nolink,狂信的な受容主義);であっても有効。
-第一種族のPOPであっても奴隷化の対象となる。他種族のPOPを手に入れる必要なく奴隷制度の恩恵を受けられる。
-惑星ごとに35%のPOPが奴隷化されるので、強制移住などを使っても奴隷ばかりの惑星や奴隷のいない惑星にすることはできない。
-種族権利が奴隷のPOPは、奴隷の割合の計算に含まれない。奴隷種族のPOPを増やすことで、創設種族を全員奴隷でなくすようなことはできない。
-種族権利でなく国是の効果で奴隷になったPOPは、[[奴隷の種類>種族の権利#yc2f3f9e]]を「家畜」にしても家畜の職には就けず、通常の職に就く。
**奴隷の種類 [#l1c4e962]
DLC「ユートピア」を導入している場合、奴隷にバリエーションが発生する。種族権利で選択した奴隷の種類により、奴隷特有の補正に変化が生じる。
志向がゲシュタルト意識&ref(icons/24px-Gestalt_consciousness.png,nolink,ゲシュタルト意識);の場合は、通常の職業枠に就業できない特殊な奴隷しか使用できない。
詳細は[[奴隷の種類>種族の権利#yc2f3f9e]]を参照。
*ロボット [#wbc9776a]
ロボットは人工的に製造されるPOP。
**ロボットの製造方法 [#o664b31a]
帝国の統治形態が集合意識&ref(icons/24px-Auth_hive_mind.png,nolink,集合意識);の場合、ロボットは製造できない。
帝国の統治形態が機械知性&ref(icons/24px-Auth_machine_intelligence.png,nolink,機械知性);の場合、ロボットではなく機械POPを製造できる。
#br
ロボットは以下の手順で製造する。
+工学&ref(icons/Engineering_Research.png,nolink);のテクノロジー「ロボット労働者」を研究する
起源「機械主義」または統治形態「機械知性」を採用している場合は、研究の必要がない。
ロボット労働者のテクノロジーは強化外骨格のテクノロジーを研究するまで、選択肢に出現しない。
+政策「[[ロボット労働者>政策#xaae65f2]]」を合法にする
+惑星上に建造物「ロボット製造プラント」を建造する
ロボット製造プラントは、ロボット製造者の職業枠を提供する。各惑星に一つまでしか建造できない。
機械知性の場合は惑星の首都建造物から同様の職業枠が提供されるので特別な建造物は必要ないが、「機械製造プラント」を建造すると職業枠が増えるので、POP製造を加速できる。
+POPをロボット製造者の職に就けさせる
これにより、ロボットの製造が開始される。ロボット製造者は職業維持費(ロボット製造コスト)として合金&ref(icons/Alloys.png,nolink,合金);を消費する。
**ロボットの特徴 [#b86d5eca]
ロボットは以下の点で有機生命POPと異なる。
-ロボットの製造は、有機生命POPの成長とは別枠で行われる
-あらゆる惑星に居住性200%のボーナスを持つ
-POPの維持費として&ref(icons/Food.png,nolink,食料);1の代わりに&ref(icons/Energy_Credits.png,nolink,エネルギー通貨);1を毎月消費する
-幸福度の影響を受けない
-[[派閥]]に参加しない
-住居と快適度の使用量が有機生命体の半分で、さらに消費財を必要としない
-犯罪を発生させない
-&ref(icons/Pop_cat_worker.png,nolink,労働者);労働者の職にしか就けない
-特性の体系が異なっており、[[ロボット固有の特性>種族#ue62b28c]]を持つ
-政策で強制移住が禁止されている場合でも強制移住できる
-自動移住ができない (奴隷と同様に、奴隷処置施設などがある場合のみ可能になる)
-作りすぎたロボットは解体できる。ロボットの解体は浄化には該当しないので、政策による制約を受けない
***ドロイド [#ze484c92]
テクノロジー「ドロイド」を研究するとロボットの性能が強化され、以下の変化が発生する。
これらの変化はドロイドの研究が完了すると即座に効果を発揮する。
-コロニー船に乗せて入植できるようになる
種族権利で入植を許可する必要がある。
&br;
-就業可能な職種が拡大する
全ての&ref(icons/Pop_cat_worker.png,nolink,労働者);労働者職と、&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink,専門家);専門家職に就業できる。
ただし、人工知能政策が非合法の場合は、複雑な職業 (研究者・文化人・司祭・官僚) には就けない。
&br;
-追加可能な[[特性の種類>種族#dad18d9d]]が増える
ただし、人工知能政策が非合法の場合は、ロボットと変わらない。
&br;
-地上軍を編成できるようになる
種族権利で兵役を許可する必要がある。
***人工生命体 [#p57cf5a4]
テクノロジー「人工生命体」を研究するとロボットの資源産出が一律で+10%され、政策「人工知能」によって以下の変化が発生する。
-人工知能政策が「非合法」の場合
--ドロイドとほとんど変わらない。
--[[機械の反乱>イベント#fcdaf194]]や[[危機]]の発生条件への影響のみが異なる。
-人工知能政策が「隷属」の場合
--犯罪を発生させるようになる
--機械の反乱を起こす事がある
-人工知能政策が「市民権」の場合
--多くの点で有機生命体と同等の性質を持つようになる
---&ref(icons/Pop_cat_ruler.png,nolink,統治者);統治者職を含むあらゆる職業に就業可能になる
---階級が下の職種へ移るのに、待ち時間が発生するようになる
---幸福度の影響を受けるようになる
---[[派閥]]に参加するようになる
---犯罪を発生させるようになる
---有機生命体と同等の住居・快適度・消費財を使用するようになる
---政策で有機生命体の強制移住を禁止している場合、人工生命体も強制移住ができなくなる
---自動移住が可能になる (奴隷処置施設などが不要になる)。人工生命体は種族権利「[[移民統制>種族の権利#c0f68842]]」を無効にできないが、それでも市民権があれば自動移住は発生する。
--テクノロジー「人工生命体の自我」を研究すると、リーダー候補を出すようになる
--解体できなくなる
--機械の反乱を起こさない
***ロボットが就業可能な職業の一覧 [#ud2b989c]
|CENTER:|CENTER:|CENTER:90|CENTER:90|CENTER:90|CENTER:90|c
|CENTER:テクノロジー|CENTER:[[人工知能政策>政策#e5d69fc5]]|&ref(icons/Pop_cat_worker.png,nolink,労働者);労働者|>|&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink,専門家);専門家|&ref(icons/Pop_cat_ruler.png,nolink,統治者);統治者|h
|~|~|~|右記以外|研究者・官僚&br;文化人・司祭|~|h
|ロボット|-|◯|&color(Red){×};|&color(Red){×};|&color(Red){×};|
|ドロイド|非合法|◯|◯|&color(Red){×};|&color(Red){×};|
|~|隷属・市民権|◯|◯|◯|&color(Red){×};|
|人工生命体|非合法|◯|◯|&color(Red){×};|&color(Red){×};|
|~|隷属|◯|◯|◯|&color(Red){×};|
|~|市民権|◯|◯|◯|◯|
**ロボットのメリット [#xfcc0094]
-居住性
居住性は常に100%で、[[低い居住性からのペナルティ>惑星開発#qd893c91]]を受けない (ごく限られた例外を除く)。
-POPの増加速度
ロボットは有機生命体とは別枠で増加するため、帝国全体での増加速度が大きく伸びる。
-維持費
消費財を必要とせず、住居や快適度も通常の50%しか必要としない。
完全市民権を与えた人工生命体に限っては通常のPOP並みのコストがかかるが、それでも居住性のペナルティを受けることが無いぶんだけ使用量が少ない。
-資源の産出
有機POPよりも、専門職の資源産出にボーナスを得る手段が多い。
*強制移住 [#g20eb2cf]
強制移住とは、帝国の意思でPOPを惑星間で移動させること。
強制移住を実行するには惑星の強制移住ボタンを押してメニューを開き、移転先・移転元の惑星と移住させるPOPを選択する。
-制約
事前に[[政策>政策#m4bfcaf0]]で強制移住が許可されている必要がある。
[[爆発寸前の母星からの避難>起源#q0ad5b0a]]や、隷属ロボットの強制移住は、政策の制約を受けない。
強制移住で[[犯罪者>惑星開発#wdb313a2]]を減らすことはできない。
[[カルチャーショック>前FTL文明#v960fdbc]]の発生している惑星からの強制移住は、第一種族と隷属ロボットしかできない。
特性「自己改造」を持った種族のPOPは強制移住できない。
軌道爆撃を受けている惑星と占領状態の惑星では、強制移住できない。
-コスト
強制移住はコストとしてエネルギー通貨&ref(icons/Energy_Credits.png,nolink,エネルギー通貨);と統合力&ref(icons/Unity.png,nolink,統合力);を消費し、基本消費量はPOPの階級に応じて以下のように変わる。
最後のPOPを強制移住して植民地を放棄する場合、追加で影響力&ref(icons/Influence.png,nolink,影響力);200を消費する。
基本コストの一覧:
|||RIGHT:|RIGHT:|c
|分類|階級|>|CENTER:コスト|h
|~|~|&ref(icons/Energy_Credits.png,nolink,エネルギー通貨);|&ref(icons/Unity.png,nolink,統合力);|h
|非ゲシュタルト帝国|&ref(icons/Pop_cat_ruler.png,nolink);統治者|500|50|
|~|&ref(icons/Pop_cat_specialist.png,nolink);専門家|250|25|
|~|&ref(icons/Pop_cat_worker.png,nolink);労働者|100|10|
|~|&ref(icons/Pop_cat_slave.png,nolink);使役ロボット|100|0|
|ゲシュタルト帝国|&ref(icons/Pop_cat_complex_drone.png,nolink);複雑ドローン|100|10|
|~|&ref(icons/Pop_cat_simple_drone.png,nolink);雑役ドローン|100|10|
|~|&ref(icons/Pop_cat_bio_trophy.png,nolink);バイオトロフィー|100|25|
|共通|&ref(icons/Pop_cat_slave.png,nolink);奴隷|50|0|
|~|浄化または同化の対象|100|0|
#br
コストへの補正の一覧:
|分類|名称|CENTER:補正量|備考|h
|||RIGHT:||c
|国是|賦役&br;包摂意志&br;無線アップデート|&ref(icons/Unity.png,nolink,統合力);のみ&color(Green){-100%};|バイオトロフィーには適用されない|
|伝統|適応-割り当て|&color(Green){-33%};||
|~|多様性-代理運用|&color(Green){-33%};||
|種族特性|遊牧的|&color(Green){-25%};||
|~|土着的|&color(Red){+25%};||
|~|生来の星間旅行者|&color(Green){-25%};|準知的生命体限定|
|布告|避難命令|&color(Green){-50%};|起源「終末の日」に関連|
|>|難易度ボーナス|難易度に依存|難易度によって、AI帝国でコストが一部免除される。[[ニューゲーム#難易度>ニューゲーム#o82d5494]]を参照|
*自動移住 [#AutoResettle]
自動移住とは、失業したPOPが職業枠の空いている他の惑星に自ら移動すること。
強制移住とは異なりコストは発生しないが、どの惑星に向かっていつ移住するかは制御できない。
同じ惑星上に自動移住できる条件を満たしたPOPが多いほど、惑星あたりの発生率は高くなる。1POPあたりの基本発生率は毎月5%。惑星あたりの発生率は、惑星画面右上にある失業者数のアイコンのツールチップで確認できる。
空き職業枠のほかに、住居や居住性も十分でないと移住先には選ばれない。
#br
種族権利「[[移民統制>種族の権利#c0f68842]]」が有効な種族のPOPは、自動移住できない。
奴隷や隷属ロボットは自動移住しないが、惑星上に建造物「奴隷処置施設」を建てると自動移住するようになる。ただし、自動移住する確率は半分になる。別の手段として、星系基地に「輸送拠点」を建てても、自動移住するようになる。
入植したばかりの惑星からは5年間、自動移住しない (軌道上居住地の最初のPOPなどが逃げないようにするための処置)。
#br
以下の要素は、自動移住の確率に影響する。
|種別|名称|補正量|h
| | |RIGHT:|c
|建造物|奴隷処置施設|&color(Red){-50%};|
|星系基地建造物|輸送拠点|&color(Green){+100%};|
|布告|個よりも重要なもの|&color(Green){+200%};|
アウトライナー上で失業者を表すカバンのアイコンは色に意味があり、自動移住できるPOPはオレンジ色、できないPOPは赤で表示される。
*浄化 [#w72921d8]
浄化とは、何らかの手段でPOPの存在を帝国から抹消すること。
浄化手段にはいくつかの種類があり、POPの減少する速度や効果が変化する。詳細は[[種族の権利#浄化の種類>種族の権利#wdf2fcf6]]を参照。
種類にもよるが、浄化の実施は外交態度に影響を与える。詳細は、[[外交補正値]]を参照。
政策で[[浄化>政策#u5d7ba7c]]が禁止されている場合は、浄化できない。その他の条件は、[[種族の権利#市民権>種族の権利#ob8f01db]]を参照。
市民権の無いロボティクスPOPを解体することは浄化によく似ているが、浄化には該当しない。つまり、浄化政策の制約を受けず、他国や平等主義派閥から非難を受けることもない。ゲシュタルト意識帝国のPOPが統治形態の異なる帝国に囚われたときに自滅するのも、
#br
浄化中は毎月進捗が蓄積し、進捗が100になると1POPが消滅する。進捗の様子は、惑星の人口タブで確認できる。
浄化の進捗は惑星ごとに独立しており、浄化対象を強制移住で複数の惑星に分散させると、早く終わる。
逆に、POPを一つの惑星に集中させると、浄化はゆっくり進行する。これを利用して、強制労働などから得られる資源の量を増やすことができる。
(強制退去を除いて)浄化中のPOPは維持費・住居・快適度を消費しないので、奴隷以上にコストの安い労働力として利用できる。政治力も持たないので、どんなに不幸でも安定度を下げない。ただし、犯罪だけは大量に発生させる。
#br
操作方法:
+[[政策]]で浄化を「強制退去限定」もしくは「許可」に設定する
+[[種族の権利#市民権>種族の権利#ob8f01db]]で浄化したい種族の市民権を「不適格」に設定する
+浄化政策が「許可」の場合、種族の権利の「[[浄化の種類>種族の権利#wdf2fcf6]]」で採用する浄化の種類を選択する
*同化 [#zccd81f3]
他国から来たPOPを同化することで、自国の性質に合った種族特性を付与できる。
-同化の種類
|名称|効果|条件|h
|意識分離|集合意識種族から特性「集合意識」を削除し、通常の有機種族に変化させる|志向がゲシュタルト意識&ref(icons/24px-Gestalt_consciousness.png,nolink,ゲシュタルト意識);でない&br;伝統「遺伝学-意識分離」|
|自己同一性の昇華|有機種族に特性「集合意識」を付与する&br;ドローンの職業に就業できるようになる&br;特性「超能力者」「潜在的超能力者」は失われる|統治形態が集合意識&ref(icons/24px-Auth_hive_mind.png,nolink,集合意識);である&br;伝統「遺伝学-意識
|~|有機種族に特性「サイバネティック」を付与する&br;集合意識帝国の場合は、特性「集合意識」も付与する&br;ドローンの職業に就業できるようになる&br;特性「超能力者」「潜在的超能力者」は失われる|いずれか:&br;・国是が「暴走する同化機械」である&br;
|機械への変質|他種族 (有機・ロボット) を人工生命体に変化させて第一種族に取り込む&br;元の特性は失い、第一種族の特性を得る|スペシャルプロジェクト「人工生命への進化」が完了している|
|~|第一種族以外のロボティクスPOPを第一種族に取り込む&br;元の特性は失い、第一種族の特性を得る|人工生命体ツリーを採用した機械知性である|
|~|有機種族に特性「サイバネティック」を付与する&br;特性「超能力者」「潜在的超能力者」は失われる|志向がゲシュタルト意識&ref(icons/24px-Gestalt_consciousness.png,nolink,ゲシュタルト意識);でない&br;伝統「サイバネティック-機械への変質」|
|才能覚醒|有機種族に特性「超能力者」を付与する&br;特性「サイバネティック」は失われる|伝統「超能力-大覚醒」|
&br;
-同化を開始する方法
同化を開始するには、種族の権利で[[市民権>種族の権利#ob8f01db]]を「同化」に変更する。
&br;
-同化中のPOPへの影響
同化中のPOPには、以下の影響が発生する。
--あらゆる職業に就業できない。
--POP維持費は発生するが、消費財&ref(icons/Consumer_Goods.png,nolink,消費財);は必要としない。住居と快適度も消費しない。
--幸福度にペナルティを受ける。ペナルティ量は[[種族の権利#生活水準>種族の権利#va485f8b]]を参照。
ただし、政治力に-100%の補正を受けるので安定度は下げない。また、犯罪も発生させない。
--派閥へ参加しない。
&br;
-同化の進行
同化対象に指定されたPOPは毎年1月1日に各惑星で数POP (数はランダムに3,6,12のいずれか) が同化完了し、新しい特性を獲得する。
一つの惑星に大量の同化対象POPがいると完了するまでに時間がかかるが、強制移住で各惑星に数POPずつ分散させれば早ければ1年で完了する。
同化の開始を12月にすると悪影響の期間を最小限にできる。
*難民 [#refugee]
何らかの事情で住んでいた惑星を追われたPOPは、難民となって他の惑星に辿り着くことがある。
難民が発生する要因は以下のとおり。
-[[浄化>POP#w72921d8]]
-[[土地の収用>政策#r02d18f8]]
-[[ディシジョン]]「余剰人口の追放」
-[[危機]]勢力からの軌道爆撃
#br
難民の到着は、[[政策>政策#i5234ac7]]の影響を受ける。
難民の到着先には、居住性や住居の余裕などを基準に環境のよい惑星が選ばれやすい。
市民権に「不適格」が設定されることになる帝国は、到着先に選ばれない。
種族特性「集合意識」「神経ステープラー」「ゾンビ」を持ったPOPは、難民にならない。
#br
難民には10年間、幸福度&color(Green){+10%};の補正が発生する。
原因が危機の場合を除き、難民の到着先の帝国は、出発元の帝国への情報値を&color(Green){+10};得る。
* コメント [#q5dce818]
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