第謎謎話 無言の返事…何故なら…

Last-modified: 2013-08-14 (水) 22:48:26

女「男!今日は楽しかったぞおおおおお!!」
男「そうか、ならよかった」
男と二人っきりで遊び通した日…
楽しくないなんて事は無い
女「男?寒いのか?」
ガタガタ震えてるな…
男「寒い…けどそれがどうかしたか?」
ニヒヒ
女「男!手を出せええええ!!」
男「???こうか???」ッス
女「人間カイロだああああ!!」ッギュ
そう言って私は男の手を握る
そのまま私の袖の中に男の手を引きずり込む
男「ちょ…そんなのいいから…」
抵抗してるのか?そんな強くないんだけど…
女「いいからいいから♪暖かいだろおおお!?」
男「ん…まぁ…な…」

本当に暖かい…
俺の手が冷たいのは判っていたが…
こんなに差があるとは思わなかった…
女「お…男専用なんだから…な!!」
止めろ
男「…!!」
止めてくれ、熱いものが…
女「男?」
男「…何でもない、大丈夫だ」
カクン
男「???」
何が起きた?え?え?
女「…」っぎゅ
男「え?お?」
女に抱かれていた…
何時ものように力任せにではなく
心地よい強さで…優しく…

女「意味はわかるだろぉ?」
男「…」
返事無し…か…
しばらくすると
ぎゅ
男が抱きしめ返してくれた…
女「そ…それが返事でいいのか?」
男「…」
また返事無し…か…
でも…このままで入れるなら…いいかな…
それから何分そのままでいたんだろう
気がつけば辺りは真っ暗で…
何をトチ狂ったか私は…
女「男…キス…していいですか?」
男「…」
返事無し…か…
男「あぁ…」
駄目かぁ…ハァ…
女「え?」

女「ん?」
アレ?ここは?おぉ!?
女「うわああああああああああああああああああああああああああ」
見慣れた向日葵の絵
ここは

  私  の  部  屋  だ  !

女「夢だったのか…」orz

だけど…
正夢に…なってくれるといいなぁ…

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