SS5 静かなヒート

Last-modified: 2013-08-14 (水) 22:29:45

今日から私は!!

全校集会にて
ピイィィィン      ←マイクのハウリング音
女「よおおおおし!!! 私はここに宣言する!!」

男友「なんだなんだ?」
男「こんどは、何をやらかす気だあいつは・・・」

女「私は! 今日から叫ぶのをやめりゅことにするぞぉおおお!!!」

女友「あ、ちょっと噛んだ」
敵女「噛みましたわね」

女「と、ということでお願いします////」ペコリ

男「・・・イキナリ何言ってんだあいつは・・・」
男友「か、かわええ・・・」

男子達「うおおおおおおおおお!!! ぐれいとおおおおお!!」

教頭「(おやおや・・・これは波乱の予感ですねえ)」

教室にて

男「いったいどういうつもりなんだ?」
女「どうもこうもな、あの通りだぞ男ぉ」

男「く・・・、お前それじゃ素直クールじゃないか!!!」
女「言ってる意味がわからないぞぉ?」

男「じゃあなんで叫ぶのやめたのか教えてもらおうか」
女「そんなのどうでもいいじゃないか・・・な男」

そっと男を抱きしめる女  

男「う! (なんだコレ・・・やばい、やばい、力加減が絶妙すぎる!!)
女「私は男が好きなんだぁあああ・・・」

男「いやいやいやいや待て待て待て、本当に女かお前?」
女「もちろんだぁ! 上から読んでも下から読んでも私は女だ!」 

男「それはさすがに違うだろ・・・(たしかに女だよなぁ・・・?)」

その光景を見ていた二人

女友「わかったわ!」
男友「なにさ?」

女友「今までの女ちゃんはムダに想いを垂れ流してるだけだった・・・」
男友「確かにそうだわな・・・」
   
女友「けどその想いを一点一点に集中することで攻撃力を
    高めたのよ!!!!」
男友「な、なんだってぇーーーーーー!!」

女友「おそらく、その力は通常の5倍! これは男君やばいわね・・・」
男友「どっから出した計算だよそれは」