リュエルの襲撃!アウトローフォース絶体絶命!!
このストーリーは、結成!アウトローフォースの続きとなります。
※リュエルの最期ですが、銃殺シーンは銃声と共に画面が暗転する形にしてください。
登場するキャラクター
伊集院茂夫、流川隆雄、パニッシャー、ジェフ・モリソン、服部霧丸、服部滝丸、トム・ライアン、ジャック・オー・ランタン、ドギー・マクスウェル、リュエル・ヴァグラス、アーカム&グリムアーカム、マールス、ヴラド、斎藤一、八雲紫、八雲藍、小野塚小町、四季映姫・ヤマザナドゥ、龍門近衛局特別任務隊、ペンギン急便、スカジ(アークナイツ)、タスクフォース141、ジョン・ウィック、ジャック・バウアー、マックス・ロカタンスキー、デイヴィ・ジョーンズ(名前のみ)、インフィニティ(名前のみ)
イベント
- 会話1
- 流川は買い出しに出かけていた。
- 流川「さて、買い出しも終わったから帰りますか」
- 戻ろうとしたその時
- 流川「!?」
- 流川は何か違和感を感じた。背中を見ると、なんと大きな爪跡の様な傷が出来ていた。
- 流川「い、何時の間に・・・」
- 流川はそのまま倒れ込んだ。
- 会話2
- 基地では伊集院達が流川の帰りを待っていた
- ジャック「流川さん、遅いな。何してんだ?」
- ジェフ「気になるから、探しに行くか?」
- するとスキマが開き、負傷した流川を抱えた紫が現れた
- 紫「その必要はないわ。今、この子が倒れているのを見つけたもの」
- ジャック「流川さん!?」
- 伊集院「流川君!」
- ジェフ「どうしたんだその傷は!?」
- 流川「気付いたら、いつの間にか背中を切り裂かれてて・・・」
- 紫「でも安心して、命に別状はないわ」
- 滝丸「とにかく、流川さんを医務室に運ばないと!」
- 会話3
- 医務室
- 流川が傷の手当てをされている
- 流川「本当にすみません。まだ未熟なばかりに・・・」
- 伊集院「気にするな、命が助かっただけましだ。」
- パニッシャー「これは少し調査してみる必要があるな」
- ジャック「(流川さんのこの傷・・・まさか?)」
- ジャックは一人考え込んでいた。
- 会話4
- ジェフ「誰かが俺達を狙っているか・・・」
- ジェフは1人で歩いていた。
- ジェフ「何処の誰かは知らねぇが、直ぐに後悔させてやる」
- ジェフはそう呟きながら歩いていると
- ジェフ「!?」
- 背後に気配を感じ、振り向いた。しかし、誰も居なかった。
- ジェフ「気のせいか?・・・」
- バンバン!
- ジェフ「!?」
- 何処からか銃声が聞こえ、同時に腹部に灼熱感が走るほどの激痛が襲う
- ジェフ「今度は俺か・・・畜生・・・」
- ジェフは腹部を押さえたまま倒れ込んだ。
- 会話5
- その様子を見ていた紫と映姫は・・・
- 紫「私でも捉えられない動き・・・そうやってアウトローフォースを全滅させる気だったのね」
- 映姫「紫、ジェフの回収をお願い」
- 紫「もちろんそのつもりよ。」
- だが・・・
- 紫「!?」
- 流川が襲撃された時のように、紫の背中に大きな爪跡のような傷が刻まれる
- 紫「いつの間に・・・」
- そして紫は倒れ込んだ。
- 映姫「紫!?」
- しかも映姫まで背後から謎の斬撃を受け、背中を切り裂かれた。
- 映姫「そんな・・・」
- そして映姫まで倒れた。
- 会話6
- ジェフが戻るのを待つ一同
- アーカム「今度はジェフが戻ってこないな」
- 霧丸「・・・まさかとは思うが、ジェフもやられた訳ではあるまい?」
- 滝丸「まさか、ジェフおじさんに限ってそれは」
- すると、紫とジェフを抱えた藍と映姫を抱えた小町が現れた。
- 藍「そのまさかだよ」
- 小町「まさかあの映姫様まで敵わなかったとはね~」
- 藍が傷ついたジェフ達を見せる。
- ジャック「ジェフさん!!」
- グリムアーカム「嘘でしょー!?あのジェフさんがやられてるー!?」
- ジェフ「安心しろ、撃たれたくらいで死ぬほど俺はヤワじゃねぇ」
- 滝丸「それより、紫さんと映姫さんは大丈夫なの!?」
- 紫「えぇ、何とかね」
- 映姫「不覚を取りました・・・」
- パニッシャー「どこのどいつかは知らんが、本気で俺達を潰そうとしてるみたいだな・・・エグい事をしやがる・・・」
- 会話7
- ジャックと伊集院は襲撃を警戒し、二人で行動していた。
- 伊集院「我々を狙っているのは随分と腕の立つ暗殺者みたいだな」
- ジャック「・・・・・・」
- 伊集院「どうした?」
- ジャック「あの爪跡を見て思ったんです。オイラ達を狙ってるのはもしかしたら・・・」
- 伊集院「何か知ってるのか?」
- その時
- 伊集院「!避けろ!」
- 伊集院は気配を感じる。ジャックと伊集院は銃弾を避けた。
- ???「チッ!避けられたか」
- 一人の影が現れる。その正体は
- リュエル「よう、何時ぶりだ?カボチャ頭、バーテン野郎」
- ジャック「・・・そう言うテメェは・・・まさか、生きてたなんてな。リュエル!」
- 伊集院「貴様はデイヴィ・ジョーンズと共に倒され、船もろとも海に沈んだはずだ。*1どうやって生き延びた?」
- リュエル「教えてやるよ、インフィニティだよ!」
- ジャック「何!?インフィニティ!?」
- リュエル「あの時にあいつに助けられたんだよ!」
- 伊集院「またあの下衆か・・・それはそうと、貴様は暗殺者としての腕も立っているらしいな?それを利用して我々を滅ぼすべく、流川やジェフ達に手を出したのか?答えろ」
- リュエル「フフフ・・・ハッハッハッハッ!さすがバーテン野郎、見る目があるぜ!お前の助手とスキマババァと閻魔様に爪跡を刻んで、マックスポリスの隊長さんを撃ったのも、全部俺が仕組んだことだ!特にお前の助手の驚いた顔、あれは傑作だったぜ?」
- 伊集院「貴様・・・」
- ジャック「ぐぅ・・・ッ!」
- リュエル「それにな、顕宗とか言う偽善野郎と喧嘩して大変大騒ぎでクソ面白え話題になったぜ!それに少人数になった所で勝てると思ってんのかよ?ハハハ」
- 伊集院「ジャック君・・・もう分かってる思うが、この外道に生きる資格は1ミリもない。徹底的に追い込んで地獄を見せるぞ」
- ジャック「はい・・・オイラもこいつだけは、死んでも絶対に許しません・・・!」
- 会話8
- アウトローフォース基地
- 小町「映姫様とあんた達を襲ったって犯人は、こいつかい?」
- 小町がリュエルの顔写真を見せる
- ジェフ「こいつ・・・ジャックの親父を殺した狼野郎じゃねぇか?」
- 流川「ジョーンズと一緒に死んだはずなのに、まさか生きてたんですか?!」
- ヴラド「信じられん・・・」
- 会話9
- ジャック「こいつ、前よりずっと強くなってやがる?!」
- リュエル「まぁな!インフィニティに頼んで強化してもらった甲斐があったぜ!」
- 交戦の中、伊集院は素早くリュエルに接近して頭突きを喰らわした。
- リュエル「・・・前の俺だったら効いたと思うぜ」
- 伊集院「?!」
- リュエルは伊集院に強烈パンチを喰らわせた。そのパンチはかつて紅林二郎から喰らったものとそっくりで、伊集院の体が一回転した*2
- 伊集院「うぉおおっ?!」
- リュエル「隙あり!」
- リュエルはそのまま伊集院の顔を攻撃するが、すぐに体勢を立て直した伊集院はそれを回避する
- ジャック「こいつ・・・!グホァ?!」
- ジャックが銃口を向けた途端、急接近したリュエルに腹パンされた
- リュエル「どうだ、痛ぇか?苦しいか?」
- ジャック「オ、オブェェッ?!ゲホゲホッ!!」
- リュエル「あぁ、それとだな・・・いいことを教えてやろうか?お前の親父は俺達に殺されて当然だったってことをな」
- ジャック「何・・・?」
- 伊集院「何だと?」
- リュエル「だってそうだろ?あいつ俺や他の奴らと同じ人殺しのくせに正義気取りだったんだぜ?悪党ならいくら殺してもいい・・・そんな不公平が許される訳ねぇだろ」
- その言葉がジャックと伊集院をどれだけ怒らせた事か
- 伊集院「ほざいたな下衆が・・・」
- ジャック「テメェ、オイラの父ちゃんの事何つった?」
- リュエル「おっキレたか」
- 会話10
- アウトローフォース基地
- グリムアーカム「ねぇみんな、癪だと思うけど・・・助けに行った方がいいんじゃない?」
- アーカム「何故だ?グリムアーカム」
- グリムアーカム「だって、今は押されてるみたいだし・・・」
- アーカム「だが、あの拷問ソムリエと賞金稼ぎだ。いくらあの2人とはいえ、そんな事が・・・」
- ジェフ「いや、ありそうだ」
- アーカム「何?」
- ジェフ「とにかく向かうぞ・・・万が一手遅れになる前にな!」
- 流川「でしたら、僕も行かせてください!僕も先生とジャック君が心配です・・・!」
- ヴラド「ダメだ。君はここで安静にするべきだ。命に関わる傷ではなかったとはいえ、無理に動けば傷が開くぞ」
- 流川「それでも、僕はあの日先生に誓ったんです!生きる資格のない外道を裁く事ができるなら、喜んで闇へと堕ちると!私のような人間のために鬼となり、生涯この身を捧げると!どうか行かせてください!!」
- 霧丸「流川・・・」
- 滝丸「流川さん・・・」
- アーカム「流川君・・・」
- ジェフ「・・・そこまで言うなら好きにしな。その代わりどんな目に遭おうが、どんな風に死のうが、俺達は知らんぞ」
- 流川「ありがとうございます!」
- 藍「私もお供しよう。紫様を傷付けた罪は、断じて許し難い・・・!」
- 小町「あたいも映姫様を傷付けられた以上、黙って見てる訳にはいかないね!」
- 会話11
- その頃、グリムアーカムの予想通り、ジャックはリュエルに存分にいたぶられていた
- ジャック「こんッ・・・のォォォォ!!」
- ボロボロのジャックは涙目になりながら発砲するが避けられる
- リュエルも銃を抜くと、ジャックが持っている銃を狙い撃ち、手から弾き落とした
- その隙に一瞬でジャックの前に現れると、思いっ切り蹴り飛ばした
- リュエル「オラァ!!」
- ジャック「!!」
- リュエルに蹴られたジャックは大木に叩きつけられた
- その衝撃でジャックは意識を失い、崩れ落ちるように倒れた
- リュエル「ヒャーハハハハ!!弱ぇ弱ぇ!いつも張り合ってきたってのに、こんなに弱くなっちまうなんてな!!」
- 伊集院「外道が!」
- 伊集院のパンチをリュエルは避けた
- リュエル「もうてめぇなんぞ怖くもねぇよ!」
- リュエルがパンチと見せかけて伊集院の襟を思いっ切り掴んだその時
- 伊集院「そう来ると思っていたよ」
- ビリィッ
- リュエルの腕を押すと、伊集院の服が襟から肩にかけて破れた
- 実は伊集院がいつも着ている服は強靭だが、ある角度から簡単に破れるように細工してあるのだ
- リュエル「チッ」
- 会話12
- そこにジェフ達の声が聞こえてきた
- ジェフ「おい、向こうで声がしたぞ!あそこじゃねぇのか!?」
- リュエル「やべぇ!分が悪いから逃げるか!」
- リュエルは分が悪くなったと察して逃亡しようとした
- だが足を誰かに掴まれる
- リュエル「!?」
- リュエルの足を掴んでいたのはジャックだった
- ジャック「逃がすかよ・・・クソ野郎・・・!」
- リュエル「お前・・・まだ生きてたのか?」
- ジャック「当たり前だろ・・・お前は父ちゃんを殺して、しかも正義を気取る不公平野郎とほざきやがった・・・父ちゃんをバカにされて、誰が黙ってられるかよ・・・例え腕がもげようが・・・本当にこの命が尽きようが・・・テメェは必ず・・・地獄に・・・」
- リュエル「死にかけのくせに偉そうにベラベラ喋ってんじゃねぇよ!弱ぇくせにしつけぇんだよ!!」
- バァン
- リュエルは銃でジャックの腕を射撃する
- ジャック「!!」
- ジャックは腕を押さえながら悶絶する
- ジャック「ッガァァァァアア!!」