佑太と省吾、怒りを持つ者と持たない者のすれ違い
このストーリーは、正義の在り方の後日談であり、アウトローの弊害の裏で起きている出来事となります。
登場するキャラクター
佐門佑太、酒井省吾、他多数
イベント
- 会話1
- 佑太「・・・・・・」
- とある場所で佑太は唯一人で落ち込んでいた。
- 竜也「ん?佑太?」
- 竜介「此処で何してるんだ?」
- そこに竜地と竜介が現れた。
- 佑太「竜介さんに竜地さん!」
- 竜介「何かあったのか?」
- 佑太「・・・竜地さん、すいません!」
- 竜也「えっ?」
- 佑太「実は二時間前に省吾さんと会ったんです!」
- 竜也「!省吾に会ったのか!?」
- 佑太「はい・・・」
- 会話2
- 二時間前
- 省吾「あっ」
- 佑太「省吾さん!」
- 街中で2人は偶然にも出会った。
- 省吾「なんだ、お前か・・・」
- 佑太「省吾さん・・・どうしてアウトローフォースに?」
- 省吾「グランネルとクインニアと楓のクソ野郎だ!あのムカつく3人と組むのが嫌で抜けたんだよ!」
- 佑太「そんな・・・そんな理由で?」
- 省吾「そんなとはなんだ!とにかくあいつらと組むのは嫌なんだよ!」
- 佑太「・・・でも」
- 省吾「でもなんだ?」
- 佑太「戻ってきてください!竜地さんの為にも!」
- 省吾「嫌に決まってるだろうが!例え竜地さんが頼んで来ても戻らんぞ!そして機会が在ればあいつらを思う存分に痛めつけてやるんだ!」
- 佑太「そんなの駄目ですよ!自分が嫌な事されたからってやり返すなんてそんなの!」
- 省吾「いい加減にしろ!!!」
- 省吾は佑太を突き飛ばす。
- 省吾「はっきり言うぞ・・・俺はお前が気に入らねぇ」
- 佑太「えっ?」
- 省吾「知らないとでも思ってるのか?・・・知ってるんだぞ。何時だってお前は・・・」
- 会話3
- ある日のこと
- グランネル「貴様という奴は!」
- 佑太「すいません。」
- グランネル「あの程度の事で戸惑いやがって!おかげでこちらも対応が遅れたわ!」
- シルバレイ「グランネル!その様な言い方は流石に!」
- 佑太「良いんですよ。気にしないでください」
- シルバレイ「なっしかし」
- 佑太「すいませんでした。オイラももっと対応できるように頑張ります。」
- グランネル「ふん・・・」
- グランネルはそのまま去っていく。
- シルバレイ「本当に良かったのか?」
- 佑太「全然良いですよ。」
- そして現在
- 省吾「なんて言ってあの金メッキ野郎に好き勝手言わせて良いようにさせてた!」
- 佑太「知ってたんですか?」
- 省吾「それだけじゃねぇぞ!」
- 別の日
- クインニア「貴方ちょっと動きが遅いんじゃない?」
- 佑太「それは皆にもよく言われてます。」
- クインニア「あんまり遅すぎると皆を困らせるから動きを早くした方が良いわよ。」
- 佑太「はい、頑張ります。」
- また別の日
- 楓「てめぇもっと本気でやれよ!これじゃあ特訓にならねぇじゃねぇか!」
- 佑太「ごっごめん!」
- 更に別の日
- 雪音「お前の英雄名はデブファイターだ!」
- 佑太「・・・」
- 雪音「ん?怒らねぇのか?」
- 佑太「いや、確かにオイラ太ってるし・・・悪口もいっぱい言われたから今更何とも」
- 雪音「アハハハハハ!お前プライド無さすぎだろ!(笑)」
- そして現在
- 省吾「そうやってお前は良い子ぶってムカつく奴らを調子に乗せた!ふざけてんのかよ!」
- 佑太「ふざけてませんよ!オイラは唯・・・!」
- 省吾「唯なんだ!?俺はお前のように義理人情に厚くなれねぇしなりたくないんだよ!そんなにクソ野郎共と仲良くしたいなら勝手にしろ!俺はごめんだ!」
- 省吾はそのまま去っていった。
- 会話4
- 竜介「そういうことか」
- 佑太「オイラも頑張って省吾さんを連れ戻そうとしたけど・・・力不足ですいません。」
- 竜也「別に良いさ・・・唯」
- 佑太「唯・・・?」
- 竜也「俺はちょっと・・・あいつを叱らないといけない理由が出来た。」
- 佑太「え・・・?何が?」
- 竜也「お前の事でだよ、佑太」
- 佑太「オイラですか?喧嘩も何もしてませんけど・・・」
- 竜也「あいつはお前が嫌いな奴に怒らないからって酷い事を言った。その事で叱ろうと思ったんだ。」
- 佑太「竜也さん・・・」
- 会話5
- 竜介「すまねぇな竜地。あいつの事を気遣ってくれて」
- 佑太「・・・ちょっといいですか?」
- 竜介「佑太?」
- 佑太「竜地さん!もう一度オイラに省吾さんを説得させてください!今度こそ止めてみせます!」
- 会話6