悪夢に悩む少女を救え!
かつてエルム街で起きたあの事件・・・あれからどれ程の年月が経っただろうか。
悪夢の殺人鬼フレディ・クルーガーにどれ程の人間が殺され、そしてフレディ自身も何度死ぬ体験を味わっただろうか。
フレディのパワーの源はフレディの存在を恐れる人々の心。それがなければフレディは活動できない。
そんな中、パチュリーがその男に襲われる悪夢に苦しんでいた。
パチュリーを救ってほしい。レミリアから依頼を受けたジャックとボウケンシルバーと共にフレディに対抗する助っ人が現れる、その名は死霊ハンター「アッシュ・ウィリアムズ」。
ディスカウントストアの商品補充係として働く女好きの中年男。
30年前、悪霊との戦いで右手を失いながらも、チェーンソーをつけて戦った生き残りである。
アッシュが現れた時、フレディの壮絶な戦いが始まる。
登場するキャラクター
ジャック・オー・ランタン、ジェフ・モリソン、ボウケンシルバー、博麗霊夢、霧雨魔理沙、紅美鈴、パチュリー・ノーレッジ、小悪魔、十六夜咲夜、レミリア・スカーレット、フランドール・スカーレット、ドレミー・スイート、パニッシャー、フレディ・クルーガー、ダンテ、トリッシュ、バージル、ネロ(デビルメイクライシリーズ)、アッシュ・ウィリアムズ、マックス・ロカタンスキー、ヴァン・ウィテカー
イベント
- 会話1
- 紅魔館に呼ばれたジャックとボウケンシルバーがレミリアと咲夜と会話している。
- レミリア「無法者の始末にプレシャスの保護・・・この忙しい時によく来てくれたわね2人共」
- ジャック「クソ共を始末するのがオイラの役目だ。これくらい屁でもねぇ」
- ボウケンシルバー「俺様もサージェスレスキューである以上、このピンチを見過ごす訳には行かねぇな」
- レミリア「それで、頼みがあってあなた達を呼んだんだけど・・・聞いてくれるかしら?」
- 会話2
- 図書館
- ジャック「夢で怖いオッサンに襲われた?」
- パチュリー「そうなの・・・」
- ボウケンシルバー「まさかとは思うが、アシュの仕業か?だがアシュはみんな滅んだ・・・ガイもレイも死んだし、お袋ももういない。てことは、まだ生き残りがいて、そいつは夢を操れるってのか?」
- パチュリー「アシュ?何それ?」
- ジャック「映士さん、それは多分ないと思うぜ?ほら、パチュリーも首かしげてるし。まずパチュリーを襲った奴の姿はどんなだったか聞かねぇと」
- ボウケンシルバー「あ、そうだったな。パチュリー、お前を襲った男の姿・・・そしてその名前は覚えてるか?」
- パチュリー「・・・あれは本当に恐ろしくて、もはや夢とは言えないほど生々しかったわ・・・まず男が現れるの。フレディっていうんだけど、そいつは怪物みたいな姿だった・・・顔が焼けただれてて、帽子を被ってて、鉄の爪を持ってたの・・・」
- ジャック「フレディ?オイラもその名前聞いたことあるぜ。夢の中で次々と人を殺して、そいつに襲われた奴は現実でも同じ傷を負って死ぬっていうアレだろ?」
- ボウケンシルバー「そうか、パチュリーの言うオッサンってそういう訳か・・・よし分かった、アシュだろうがそうじゃなかろうが、お前の言うフレディって奴は俺様達が成仏させてやるぜ!」
- ???「その仕事、俺にも手伝わせてくれないか?」
- ジャック「!?誰だ、テメェは?」
- アッシュ(死霊のはらわた)「アッシュ、アッシュ・ウィリアムズだ」
- ボウケンシルバー「アシュ!?」
- ボウケンシルバーがサガスナイパーの銃口を向ける。
- ボウケンシルバー「テメェ・・・まさかこの期に及んで生き残ってたのか!?」
- アッシュ(死霊のはらわた)「待ってくれ、俺はアシュでも敵でもないぜ。味方で人間だ」
- ジャック「あんたなぁ・・・アッシュとアシュを聞き間違えてんじゃねーよ」
- ???「俺も来てるぜ」
- アッシュ(死霊のはらわた)「お前はデビルハンターの・・・」
- ダンテ「フレディの野郎を始末しに来たぜ!」
- 会話3
- 霊夢「ふーん、悪夢を見せる妖怪ねぇ」
- ヴァン「ジャックと映士がレミリアにそいつを始末してくれと依頼されたらしい」
- 魔理沙「夢といえばドレミーを思い出すけど、夢を操れる奴って、あいつ以外にまだいるのか?というかフレディって誰なんだ?」
- ヴァン「フレディは、夢の中で殺人を繰り返す悪魔のような男だ。そいつに夢の中で殺されれば、現実でも同じ傷を負って死ぬ」
- 会話4
- 同じく紅魔館前
- ジェフ「そんな殺人鬼を倒すためにジャックとミスター高丘とダンテはレミリアに呼ばれたらしい」
- パニッシャー「だが、いくらあいつらでも流石にフレディ相手は厄介だと思うが・・・」
- ???「なら、良い手があります」
- パニッシャー「誰だ?」
- ドレミー「私はドレミー・スイート、夢の世界の住人です」
- ジェフ「良い手ってのは、何だ?」
- ドレミー「パチュリーが眠ったら、夢の世界に入って彼を倒すのを手伝いに行くのです」
- ジェフ「なるほど」
- 会話5
- 一方で、ジャックとボウケンシルバーとアッシュとダンテは徹夜でパチュリーを見張ることになった
- ドレミー「お邪魔します」
- そこへ現れるジェフとパニッシャーとドレミー
- ジェフ「ジャック、ミスター高丘、お前らだけじゃ歯が立たねぇと思うから俺達も来てやったぜ」
- ジャック「ジェフさん!フランクさん!」
- ボウケンシルバー「それにドレミーまでいるじゃねぇか!?」
- アッシュ「知り合いか?」
- 会話6
- その夜、パチュリーは目を覚ました
- なぜか部屋の扉がひとりでに動いている
- パチュリー「!」
- パチュリーは寝ているジャック達を起こそうとするが、全く起きない
- パチュリー「!?早く起きて!」
- カチャカチャカチャ…
- 金属が擦れ合う音が聞こえ、振り向くとそこにはフレディが立っていた
- パチュリー「!!」
- フレディ「パチュリー・・・」
- フレディはニヤリと笑い、パチュリーに近づいてくる
- フレディ「ハハハハハ・・・」
- パチュリーは逃げようとするが、扉が閉まり、鍵をかけられる
- パチュリー「助けて!」
- フレディ「ハハハハハ・・・」
- フレディの爪がパチュリーの左腕を引っ掻いた
- パチュリー「キャーーーー!!」
- 会話8
- 現実世界
- ベッドでパチュリーが寝ながら命乞いしている
- パチュリー「誰か、誰か助けて!レミィ!小悪魔!嫌ぁ!」
- ドレミー「これは!」
- ジェフ「フレディに襲われたか!」
- ボウケンシルバー「おい、パチュリー!大丈夫か!?しっかりしろ!」
- ボウケンシルバーに揺り起こされ、パチュリーは目を覚ます
- パチュリー「ハァ・・・ハァ・・・」
- ボウケンシルバー「良かった、起きたか・・・」
- パチュリー「ゆ、夢にまたフレディが・・・」
- パニッシャー「それよりパチュリー、その腕どうした?」
- パチュリー「腕?ハッ!」
- パチュリーの左腕に引っ掻き傷が付いている
- ジャック「その傷、フレディにやられたか!」
- パチュリー「そうね・・・」
- ダンテ「だが、殺される前に起こされて間一髪だったな」
- アッシュ「これは油断できないな・・・」
- 会話9
- レミリアと咲夜が入ってくる
- レミリア「貴方達、フレディは倒せたの?」
- 咲夜「ってパチュリー様、その傷は!?」
- パチュリー「奴にやられたの」
- 会話10