- 会話1
- ナレーション「アーロック・ラビット。秘宝「アニマストーン」を探しに異世界「アニマワールド」から来た「アニマン」と呼ばれる獣人。アニマストーンを見つけるために高校生「福飛辰夫」とコンビを組んだ。日本各地で起きる次元の歪み、そして聖霊石の原石を集めるとあらゆる願いが叶うという噂を聞いた。アーロックと辰夫は聖霊石の原石を探しに行くのだった」
- 辰夫「ホントに行くの、アーロック?」
- アーロック「もちろんだ。こんな面白い話、乗らなきゃ損だ」
- 会話2
- アーロック「ん?なんだこれ?」
- アーロックは聖霊石の原石を拾った。
- 辰夫「アーロック・・・それってまさか」
- アーロック「俺っちも同じ事を思ってたところだ。こいつは聖霊石の原石かもしれねぇぜ」
- 美凰「かもではありません。それこそが聖霊石の原石です」
- 辰夫「えっ?誰?」
- 明芳「そこのお二人さん、残念だけどそれ私達に譲ってもらえないかしら?」
- アーロック「こいつが聖霊石の原石か・・・悪いけど断るぜ。俺っちもこれが欲しいんでよ」
- 辰夫「おい!?」
- 明芳「そう、それじゃあ仕方ないわね。美凰、お願いね」
- 美凰「はい、聖霊石の原石を奪取します」
- 会話3
- 美凰「申し訳ございません、博士」
- 明芳「あらあら、美凰が負けるなんて」
- アーロック「悪いけど、こいつは俺っち達が貰うぜ」
- 辰夫「それじゃあ、失礼します」
- アーロックと辰夫は去っていった。
- 明芳「うふふ」
- 美凰「博士、どうしました?」
- 明芳「別に、ただ片方のウサギの彼に興味が沸いただけよ」
- 会話4
- きら「おい、そこの者共!」
- 辰夫「何だありゃ!?」
- アーロック「スライムに乗った・・・子供?」
- きら「お前達が聖霊石の原石を持っているのは知っている、痛い目に遭いたくなければそれをこのきら様に寄こすがいい!」
- アーロック「あ~やっぱりこれが狙いか。だが、答えはNOだ」
- 会話5
- きら「おのれ~!!よくもこのきら様をコケにしてくれたな!覚えておけよ!」
- 辰夫「行っちゃった・・・」
- アーロック「ほっとけ、さっ次行こうぜ」
- 会話6
- 京橋「あっ!あんたらが持ってるの聖霊石の原石ちゃうか!?」
- アーロック達の前にキャサリン京橋が現れた。
- 辰夫「ロ・・・ロボット・・・」
- アーロック「さっきの水着の奴と言い・・・人間界の小学生はどうなってんだよ」
- 京橋「水着?もしかしてきらに会ったん?」
- アーロック「知り合いか?実はこいつも奪いに襲って来たんだ。もしかしてお前も同じ?」
- 京橋「うん、もしうちが勝ったら聖霊石の原石を譲ってくれへん?」
- アーロック「良いぜ、俺っち達に勝てたらな」
- 会話7
- 京橋「うちの負けや・・・トホホ」
- アーロック「俺っち達の勝ちだ。それじゃあ先を急ぐんでな、あばよ」
- 会話8
- ドロシー「まさか僕以外に聖霊石の原石を持っている人が居るとはね」
- 辰夫「君もこれを持ってるのか?」
- ドロシー「もちろん、僕もそれを集めているのだから。それを奪わせてもらうよ!」
- アーロック「そうはいかねぇぜ。逆に奪ってやるよ!」
- 会話9
- ドロシー「う~奪う側の僕が、奪われる側になるとは・・・」
- アーロック「まっ俺っち達が相手だったのが運尽きって事だ。こいつは頂いたぜ」
- 会話10
- アーロック達は聖霊石の原石が強く反応する種子島に来た。
- 辰夫「聖霊石がやけに反応するから来たけど・・・」
- アーロック「なんだこの施設は?」
- シャルラッハロート「ここには、ドレクスラー機関が完成させた神霊兵器が格納されている。‥‥‥日本を沈没させるためのね」
- そこには3つの聖霊石を持って少女が居た。
- シャルラッハロート「私が持ってる聖霊石の原石は3個、貴女達は2個、合わせて5個もあれば神霊兵器の起動エネルギーは足りる。」
- 辰夫「へぇ・・・てっ今サラっととんでもないこと言ってなかった?!」
- アーロック「あぁ、言ってたな」
- シャルラッハロート「‥‥‥私はきっと、機関に操られている。理由なんかない。ただ聖霊石の原石を集めてくることだけを考えていた。けど、それでいいじゃない。それで。ソフィーが私を追いかけてきてくれれば。ソフィーが私を止めてくれれば。それなのにソフィーは来ない!ソフィーじゃない!貴女、何なの!?死にたいの!?殺されたいの!?」
- シャルラッハロートはアーロック達に問いかけた。
- シャルラッハロート「ソフィーがいない世界なんて滅んじゃえ。滅んで壊れてみんな死んじゃえ。それって最高!あははははははははは!」
- アーロック「「お前達の聖霊石の原石を頂く」ってか?全く噂に乗ってからこればっかりだな」
- 辰夫「そんな呑気なこと言ってる場合じゃないって!」
- 会話11
- シャルラッハロートはアーロックに敗れた。
- 辰夫「勝ったのか・・・?」
- アーロック「恐らくな・・・でもまだ何かあるぞ」
- シャルラッハロート「ドレクスラー機関が某大戦から数十年かけて復活させ、完成された神霊兵器‥‥‥もう止められないんじゃないのかなぁ?」
- 聖霊石の原石は全て何処かに飛んで行く。
- 辰夫「あっ!聖霊石が!」
- アーロック「ほらね」
- シャルラッハロート「死んじゃえ死んじゃえ。みんな死んじゃえ。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね私も死んじゃえ‥‥‥あはははははははは!!」
- 会話12
- シャルラッハロートによって起動した神霊兵器がアーロック達の目の前に見えていた。
- 辰夫「なんじゃこりゃああぁぁぁーーーーー!?」
- アーロック「兵器だからデカいとは思ってたが・・・ここまでとはな」
- 「聖霊エネルギー供給源、聖霊核接続。1番、2番、3番、4番、5番、接続完了。聖霊エネルギー補給開始」
- 神霊兵器の各部が機動し始める。
- 「特殊聖霊貫通弾「グングニル」起動。推進用聖霊エネルギー充慎開始。弾頭聖霊コーディング起動。8連聖霊クラスターロケット「スレイプニル」起動。推進用聖霊エネルギー充慎開始。」
- 神霊兵器は富士山火山の方角を見る。
- 「日本列島沈没作戦攻撃座標指定、FJ35-2139YM138-4339、富士山火口設定完了。」
- 神霊兵器は起動する。
- 「神霊兵器「ラグナロク」設定完了。グングニル充慎完了までカウント30。スレイプニル充慎完了までカウント60。ラグナロク射出までカウント70。‥‥‥69‥‥‥68‥‥‥67‥‥‥66‥‥‥65‥‥‥64‥‥‥63‥‥‥62‥‥‥61‥‥‥」
- 辰夫「どっどうするんだよアーロック!」
- アーロック「決まってるだろ。日本の命運は俺っち達に掛かってるんだ。だったらあいつを倒すしかないだろ!」
- 戦闘後
- 「聖霊エネルギー補給源、喪失。聖霊エネルギー補給不能。防衛システム沈黙。」
- アーロック達に聖霊石の原石を破壊された神霊兵器は崩れ始める。
- 「オーディン、スレイプニル、グングニル、聖霊エネルギー充填シークエンス停止。神霊兵器「ラグナロク」射出シークエンス、実行不能、緊急停止。」
- 辰夫「信じられない・・・あんなのに勝っちゃうなんて」
- アーロック「当然だろ?俺っち達は無敵のコンビだからな」
- クリア後
- アーロック「とっまあ、これで俺っち達の話は終わりだ」
- きら「中々面白い話を聞かせてもらった」
- 京橋「そのアニマストーンっちゅうのも見てみたいわ」
- 明芳「色々教えてくれてありがとうね、お詫びにもしもアニマストーンに関する情報を得たら教えてあげるわ」
- アーロック「おぉ!それはありがてぇ!助かるぜ!」
- 辰夫「それじゃあ、また」
- ナレーション「アーロックと辰夫、2人の聖霊石を巡る旅は終わった。2人の活躍は全てのアニマストーンを見つけるまで続くのだった」