- 会話1
- ナレーション「キュアメロディ。ハミィと出会った事でプリキュアに変身できるようになった少女。ある日、日本各地に次元の歪みが発生する。この事態を見過ごせず、仲間達とそれぞれ分かれて調べる事にする。そして聖女と出会った事で異変の核心に迫るのだった」
- キュアメロディ「この異変を放っておけない・・・何とかして止めないと」
- 会話2
- キュアメロディ「ん・・・何これ?」
- キュアメロディは聖霊石を拾った。
- キュアメロディ「綺麗・・・でも・・・何か不思議な力を感じる・・・」
- 冴姫「そこの貴女、止まりなさい!」
- キュアメロディ「えっ何!?」
- 冴姫「今すぐ手に持っているものをこちらに渡しなさい!」
- キュアメロディ「この石を知っている・・・?待ってください、話を!」
- 冴姫「悪いけど、問答無用。貴女に聖霊石は渡せない!!」
- 会話3
- 冴姫「プリキュア・・・貴女も次元の歪みを止める為に行動しているのなら、聖霊石を預けてもいい」
- キュアメロディ「本当ですか?
- 冴姫「えぇ、本当よ」
- キュアメロディ「ありがとうございます!」
- 冴姫「しかし特別な力があるとはいえ・・・自分より年下の子に頼らないといけないとは情けないわね」
- キュアメロディ「気にしないでください、困った時はお互い様です」
- 会話4
- はぁと「あーっ!見つけたーっ!聖霊石の原石!お願い、それを私に譲ってくれない」
- キュアメロディ「それは出来ません!これは冴姫さんから!」
- はぁと「えっ?どうして冴姫ちゃんを知ってるの・・・まさか奪ったの!?」
- 会話5
- はぁと「なぁんだ、冴姫ちゃんが聖霊石を譲ったんだね」
- キュアメロディ「だから違うって言ってるじゃないですか!」
- はぁと「そういう事なら聖霊石は任せるよ。冴姫ちゃんが信じたなら私も信じないとね」
- 会話6
- キュアメロディはヴァイスと出会う。ヴァイスは聖霊石を持っていた。
- ヴァイス「民間人、警告する。違う‥‥‥そこの貴方、お願いです。作戦行動の阻害は強制排除、いえ、私の邪魔をしないでください‥‥‥?」
- ヴァイスはキュアメロディに警告してきた。
- ヴァイス「‥‥‥一般的な日常会話は失敗率が高い‥‥‥その聖霊石の原石における所有権を放棄、原石を置いて、撤退。立ち去ってほしい」
- キュアメロディ「これは渡せません、はぁとさんと冴姫さんから譲ってもらった物だから!」
- ヴァイス「交渉の余地無しと判断、無力化し、奪取…ではなく‥‥‥こちらの要求に応じないのならば手荒く譲ってもらいたい‥‥‥できた!」
- 会話7
- ヴァイス「‥‥‥よし!殺さないように手加減できた!もう私は機関の戦処女ではない‥‥‥もう敵を殺す必要もない、殺さなくていい」
- キュアメロディ「手加減して戦ってくれていた・・・あなたの目的は?」
- ヴァイスは何か呟いていた。
- ヴァイス「民間人の所有する・・・貴方の持っていた聖霊石の原石は譲ってもらった。私は次の任務に向かう」
- ヴァイスは立ち去った。
- キュアメロディ「あれ?・・・無い、無い!?急いで追わなきゃ!」
- ハミィ「メロディ!」
- するとキュアメロディの元にハミィが現れる。
- キュアメロディ「ハミィ!?どうして此処に!」
- ハミィ「みんなが・・・みんなが突然襲われて大変だニャー!急いで種子島に来てほしいニャー!」
- キュアメロディ「みんなが!?分かったわ!」
- 会話8
- キュアメロディはハミィの知らせを聞いて種子島に来た。ヴァイスも種子島に来ており、ある人物と出会っていた。
- ヴァイス「シャルラッハロート、ここにいたのか。消息を絶ったのは機関の最後の計画を阻止する為だと予測していたが」
- シャルラッハロート「そう、神霊兵器の起動を阻止する。ソフィー、貴女のいる世界を護るために。私と、貴女の、世界を護るために」
- ヴァイス「何故、単独で動いた?私とふたりで作戦にあたれば、速やかに解決でき」
- シャルラッハロート「私は貴女のためにひとりで行動した!それなのに貴女は追いかけてくれない!私の為に、動かない!私の為に!」
- するとシャルラッハロートはヴァイスを拘束し、聖霊石の原石を全て奪った。
- ヴァイス「シャル‥‥‥ラッハ‥‥‥ロート‥‥‥放せ‥‥‥どうした‥‥‥?聖霊石の原石を‥‥‥どうする気だ‥‥‥?」
- シャルラッハロート「このまま貴女を殺して私も死ねば、私たち、ずっとずぅっと、一緒でしょ?貴女は私のもの、私は貴女のもの‥‥‥それなのに」
- シャルラッハロートはキュアメロディを見る。
- シャルラッハロート「邪魔する奴がいる‥‥‥ソフィー、待っててね。先に殺さなきゃいけない奴がいるから」
- ヴァイス「‥‥‥何を言ってる?私たちは機関から解放された。もう誰も殺す必要もない!」
- ヴァイスを捕らえているシャルラッハロートの足元では、彼女に敗れたキュアリズムとキュアビートとキュアミューズが倒れていた。
- キュアメロディ「みんな!・・・まさかこの人が皆を!?」
- 会話9
- シャルラッハロートはキュアメロディに敗れた。
- キュアメロディ「みんな、大丈夫!?」
- キュアビート「うん、何とかね・・・」
- キュアリズム「ありがとう・・・メロディ」
- キュアミューズ「でも気を付けて・・・あの人、様子がおかしいわ・・・こっちの話も聞く気はないし・・・」
- シャルラッハロート「あはは‥‥‥ふふふ‥‥‥どうして邪魔するの‥‥‥?どうして私とソフィーの邪魔するの?死ねばいいのに。みんな死ねばいいのに。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねうふふ‥‥‥あはははははははは!!」
- 聖霊石の原石は全て何処かに飛んで行く。
- キュアメロディ「!聖霊石が飛んで行く!?何が在るの!?」
- 会話10
- シャルラッハロートによって起動した神霊兵器がキュアメロディの目の前に見えていた。
- キュアメロディ「これが神霊兵器・・・信じられない、こんな物が造られたなんて」
- 「聖霊エネルギー供給源、聖霊核接続。1番、2番、3番、4番、5番、接続完了。聖霊エネルギー補給開始」
- 神霊兵器の各部が機動し始める。
- 「特殊聖霊貫通弾「グングニル」起動。推進用聖霊エネルギー充慎開始。弾頭聖霊コーディング起動。8連聖霊クラスターロケット「スレイプニル」起動。推進用聖霊エネルギー充慎開始。」
- 神霊兵器は富士山火山の方角を見る。
- 「日本列島沈没作戦攻撃座標指定、FJ35-2139YM138-4339、富士山火口設定完了。」
- 神霊兵器は起動する。
- 「神霊兵器「ラグナロク」設定完了。グングニル充慎完了までカウント30。スレイプニル充慎完了までカウント60。ラグナロク射出までカウント70。‥‥‥69‥‥‥68‥‥‥67‥‥‥66‥‥‥65‥‥‥64‥‥‥63‥‥‥62‥‥‥61‥‥‥」
- キュアメロディ「日本沈没なんてさせない!」
- ヴァイス「待て!一人では分が悪すぎるし危険だぞ!」
- キュアメロディ「それでもやるわ!ここで決めなきゃ・・・・・・女がすたる!絶対に止めてみせる!!」
- 戦闘後
- 「聖霊エネルギー補給源、喪失。聖霊エネルギー補給不能。防衛システム沈黙。」
- キュアメロディに聖霊石の原石を破壊された神霊兵器は崩れ始める。
- 「オーディン、スレイプニル、グングニル、聖霊エネルギー充填シークエンス停止。神霊兵器「ラグナロク」射出シークエンス、実行不能、緊急停止」
- キュアメロディ「はぁ、みんなを守れたんだ・・・良かった」
- クリア後
- 数日後
- キュアビート「それであの赤髪の人はどうなんですか?」
- 冴姫「まだ眠ってるみたいだけど、命に別状はないと聞いたわ」
- キュアミューズ「そうなんですか・・・」
- 冴姫「でも、ちゃんと意識を取り戻すかどうかは」
- キュアメロディ「きっと取り戻しますよ」
- キュアメロディ以外「?」
- キュアメロディ「信じていれば、きっと取り戻すと私は信じてます」
- 冴姫「・・・そうね、信じましょう」
- はぁと「出来たよー!」
- はぁととキュアリズムが大きなケーキを持ってきたのだった。
- 冴姫「今日のはなんか凄いわね」
- はぁと「奏ちゃんが手伝ってくれたおかげで出来たの」
- キュアリズム「私も此処までのは作った事なくて・・・」
- はぁと「それでも奏ちゃんのおかげだよ、ありがとう。さぁ、皆で食べようよ」
- ナレーション「ドレクスラー機関による神霊兵器の異変はプリキュア達によって解決した。彼女たちの音符を集めなおす戦いはまだ続くのだった」