- 会話1
- ナレーション「神風敬次。神風家に引き取られた少年。かつては「正義の不良生」と呼ばれる「普通(ノーマル)」の人間だったが、「神風流武術」と「波動仙流」を受け継ぎで「英雄王になる」夢を抱き、英勇学園に入学した。
ある日、日本各地に発生した『次元の歪み』と『集めた者の願いを叶える石』の噂を聞き、この異変の解決の為に動きだす」 - 敬次「これが誰かが仕向けた事なら・・・必ず俺が阻止する!」
- ナレーション「神風敬次。神風家に引き取られた少年。かつては「正義の不良生」と呼ばれる「普通(ノーマル)」の人間だったが、「神風流武術」と「波動仙流」を受け継ぎで「英雄王になる」夢を抱き、英勇学園に入学した。
- 会話2
- 敬次は歩いていると
- 敬次「ん?これは・・・」
- 敬次は聖霊石の原石を見つけたのだった。
- 敬次「この石から妙な力を感じる・・・まさかこれが」
- 冴姫「えぇ、それが聖霊石の原石よ」
- 敬次「ッ!誰だ!?」
- 冴姫「あなたに名を名乗る気は無いわ。それと今すぐ手に持っているものをこちらに渡しなさい!」
- 会話3
- 敬次「雷を操る戦闘スタイルか・・・何とか対処出来たぜ」
- 冴姫「くっ・・・今回は引くわ。でもまだ諦めたわけでは無いわ!」
- 冴姫は去っていった。
- 敬次「何だったんだあいつは?」
- 会話4
- 敬次「これが聖霊石なのは分かったが・・・残りは何処だ?」
- 敬次は聖霊石を見ながら歩いていると
- はぁと「あっ!それは聖霊石!」
- 敬次「うぉ!?誰だ!」
- はぁと「ねぇそこの君、その聖霊石の原石を譲ってほしいの」
- 敬次「お前、これをどうする気だよ?」
- はぁと「別にそれで悪い事する気は無いよ。唯何処か安全な場所に捨てようと」
- 敬次「捨ててどうにかなるもんじゃないだろ。さっきの青髪の奴といい、この聖霊石で何を願っているんだよ」
- はぁと「青髪・・・まさか冴姫ちゃん!?もしかして冴姫ちゃんから奪ったの!?」
- 会話5
- はぁと「そうなんだ。冴姫ちゃんも聖霊石を集めてるんだ」
- 敬次「あいつと知り合いなのか?あいつも何か聖霊石を探していたらしいが・・・心当たりないか?」
- はぁと「うーん・・・聖霊石を集めると願いが叶うって聞いてるけど冴姫ちゃんの願いは分からないよ」
- 敬次「そうか・・・俺は先を急ぐぞ」
- はぁと「待って、私もこの異変を解決しようとしてるから、だから一緒に行こうよ。私聖霊力があるから聖霊石の在処はなんとなく分かるよ」
- 敬次「・・・確かに聖霊石を感知出来るなら居てくれる方が得かもしれない・・・分かった、俺は神風敬次だ。そっちは?」
- はぁと「愛乃はぁとだよ。よろしくね」
- 敬次「分かった。頼むぜはぁと」
- 会話6
- 敬次「あっ翔兄!」
- 翔「敬次か・・・それにお前、聖霊石を見つけたのか?」
- 敬次「あぁ、少し前にな」
- 翔「敬次、お前はこの異変を解決するつもりだろう。だがその聖霊石はお前を危険にさらすだろう・・・何が言いたいか分かるか?」
- 敬次「分かるさ、これをこっちに渡せって言いたいんだろ?けど俺だって英雄を目指してるんだ。翔兄が相手でも引かねぇぜ!」
- 会話7
- 翔「・・・合格だ。敬次、それはお前が持ち続けろ」
- 敬次「分かったぜ、翔兄」
- 翔「それともう一つ・・・悪党連合も動いているから気を付けろ」
- 敬次「!?あいつらもか!」
- 会話8
- 敬次はイザナギと出会う。イザナギは聖霊石を持っていた。
- イザナギ「また会ったな」
- 敬次「イザナギ!それに聖霊石を!」
- イザナギ「こいつは使い道がありそうでな。だから探してたんだよ。それでこいつと戦闘になったがな」
- イザナギの足元に冴姫が倒れていた。
- はぁと「冴姫ちゃん!?」
- 敬次「てめぇそいつを!」
- イザナギ「神風・・・お前の聖霊石を頂くぞ!」
- 会話9
- はぁと「冴姫ちゃん大丈夫!?」
- 冴姫「なんとか・・・貴方に助けられるとはね」
- 敬次「・・・何でお前はそんなに聖霊石を求めるんだ?」
- 冴姫「・・・叶えたい願いがあるの」
- 敬次「願い?」
- 冴姫「正直言って聖霊石の原石を集めたら願いが叶うなんて信じてなかった・・・でももしも叶うならあの子を・・・私の友達を元に戻せると思ったから」
- はぁと「もしかしてフィオぽんの事?」
- 敬次「フィオぽん?」
- 冴姫「フィオナ・メイフィールド・・・私の友達だった子よ・・・だけど、ある事件で失踪してしまったの・・・再会は出来たけど彼女は聖霊になってしまっていたの・・・だから(涙)」
- 敬次「お前・・・」
- 冴姫「でもこれで吹っ切れたわ・・・聖霊石は諦める。だから後を任せていい?」
- 敬次「あぁ、後は俺が何とかする。だから休んどけ」
- 会話10
- 同行するはぁとが感じる強い聖霊力を辿り、敬次は種子島に来た。
- 敬次「種子島・・・此処に強い聖霊力を感じるのか?」
- シャルラッハロート「ここには、ドレクスラー機関が完成させた神霊兵器が格納されている。‥‥‥日本を沈没させるためのね」
- そこには3つの聖霊石を持っている少女が居た。
- シャルラッハロート「私が持ってる聖霊石の原石は3個、貴女は2個、合わせて5個もあれば神霊兵器の起動エネルギーは足りる。」
- 敬次「神霊兵器・・・それがこの事件の真相か」
- シャルラッハロート「‥‥‥私はきっと、機関に操られている。理由なんかない。ただ聖霊石の原石を集めてくることだけを考えていた。けど、それでいいじゃない。それで。ソフィーが私を追いかけてきてくれれば。ソフィーが私を止めてくれれば。それなのにソフィーは来ない!ソフィーじゃない!あなた達、何なの!?死にたいの!?殺されたいの!?」
- シャルラッハロートは敬次とはぁとに問いかけた。
- シャルラッハロート「ソフィーがいない世界なんて滅んじゃえ。滅んで壊れてみんな死んじゃえ。それって最高!あははははははははは!」
- 敬次「させるわけねぇだろそんな事・・・お前をぶっ飛ばしてでも止めてやる!」
- 会話11
- シャルラッハロートは敬次に敗れた。
- 敬次「おい教えろ・・・神霊兵器は一体何処に在るんだ!」
- シャルラッハロート「ドレクスラー機関が某大戦から数十年かけて復活させ、完成された神霊兵器‥‥‥もう止められないんじゃないのかなぁ?」
- 聖霊石の原石は全て何処かに飛んで行く。
- 敬次「聖霊石が飛んで行く!?・・・まさか!」
- シャルラッハロート「死んじゃえ死んじゃえ。みんな死んじゃえ。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね私も死んじゃえ‥‥‥あはははははははは!!」
- 会話12
- シャルラッハロートによって起動した神霊兵器が敬次の目の前に見えていた。
- 敬次「これが神霊兵器・・・確かにとんでねぇ兵器だ」
- 「聖霊エネルギー供給源、聖霊核接続。1番、2番、3番、4番、5番、接続完了。聖霊エネルギー補給開始」
- 神霊兵器の各部が機動し始める。
- 「特殊聖霊貫通弾「グングニル」起動。推進用聖霊エネルギー充慎開始。弾頭聖霊コーディング起動。8連聖霊クラスターロケット「スレイプニル」起動。推進用聖霊エネルギー充慎開始。」
- 神霊兵器は富士山火山の方角を見る。
- 「日本列島沈没作戦攻撃座標指定、FJ35-2139YM138-4339、富士山火口設定完了。」
- 神霊兵器は起動する。
- 「神霊兵器「ラグナロク」設定完了。グングニル充慎完了までカウント30。スレイプニル充慎完了までカウント60。ラグナロク射出までカウント70。‥‥‥69‥‥‥68‥‥‥67‥‥‥66‥‥‥65‥‥‥64‥‥‥63‥‥‥62‥‥‥61‥‥‥」
- 敬次「日本沈没・・・それが目的なら俺が阻止してやる、極限の力でな!」
- 戦闘後
- 「聖霊エネルギー補給源、喪失。聖霊エネルギー補給不能。防衛システム沈黙。」
- 敬次に聖霊石の原石を破壊された神霊兵器は崩れ始める。
- 「オーディン、スレイプニル、グングニル、聖霊エネルギー充填シークエンス停止。神霊兵器「ラグナロク」射出シークエンス、実行不能、緊急停止。」
- 敬次「俺達英雄が居る限り・・・悪人の思い通りには絶対にさせねぇ!」
- クリア後
- 数日後
- 敬次ははぁとと冴姫と会っていた。
- 敬次「種子島で戦ったあの女の様子は?」
- はぁと「ペトラんによると今は眠っているけど回復しているみたいで時期に目覚めるみたいだよ」
- 敬次「そうか」
- 冴姫「今回は本当に貴方に助けられたわ。本当にありがとう」
- 敬次「何気にするな。俺は当然のことをしただけだ、英雄として当然のことをな。それじゃあ俺はもう行くぜ」
- 敬次はその場を立ち去ろうとする。
- はぁと「敬次君!」
- 敬次「?」
- はぁと「頑張って立派な英雄になってね!」
- 敬次「あぁ、もちろんだ」
- ナレーション「かくして日本列島沈没作戦は一人の英雄によって阻止された。しかし敬次の戦いはまだまだ続く、英雄王になるまで・・・」