早稲田祭でのディベートについて

Last-modified: 2008-03-23 (日) 23:29:40

11月3日速報 大勝利!!!

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役割分担

これから一週間はそれぞれが分野をわけて無駄がない情報収集に費やしましょう。実際にディベートの場で使えるように

  • 引用元を控えること
  • わかりやすくまとめること

も同時にやってください。

(機械的にわりふって申し訳ない。どう調べていいかわからない、他の分野を担当したい、などがあれば教えてください。)。

香月 (メリットに相当)

  • 研究の自由とビジネス化はクローン技術においてどこまで許されるのか
  • 他国(イギリス・フランス・アメリカなど)の政府と世論はどのような意見をもっているのか。
  • 国際機関(WHO、ユネスコ、国連など)はいつにどのような見解をしめしているのか。

長田(メリットに相当)

  • ES細胞を樹立するのに人クローン胚以外の手段でできないのか。また人クローン胚をつかったときのメリット・デメリットや安全性・手順は大丈夫なのか。

高橋(メリットにまたがる)

  • 日本国内の世論は過去データとして出ているものはどう示しているのか。当該疾患患者でない日本人の倫理的な反応と、再生医療で救われる患者の願い、研究機関や産業界はどのような見解をしめしているのか。

24日金曜配布のプリント

  • (対戦相手にも見せたのでアップしても問題ないでしょー。たぶん。)

【論題】

『日本は人クローン胚の作成および人体への応用に関する規制を緩和すべきである。』

【現状】

「クローン技術規制法」により、クローン個体を産生すること(リプロダクティブ・クローン)は禁止されており、人クローン胚やES細胞を使用した研究は「特定胚指針」「ES細胞指針」によって規制されている。またユネスコが97年に「人権とゲノムにかんする世界宣言」においても人クローン個体産生は厳に禁止してあり、他国においてもクローン個体を産生することには原則禁止である。そのなかイギリスはES細胞樹立などのための人クローン胚作成、つまり治療目的のためのクローン技術(セラピューティック・クローン)開発を認可した。
日本再生医療学会 倫理委員長の塚田敬義・岐阜大教授は「再生医療の研究に役立つときたいされるヒトのクローン胚研究が、国の指針で禁止されている現状はナンセンス」と言い、学会会長の井上一知・京大教授も「再生医療にヒト・クローン胚研究は必要だ。『胚の作製は認めるが、作った胚を子宮に戻してクローン人間を作ることは禁じる』といった英国の規制のほうが有効性・危険性の正当な評価ができる」と発言している。
そのような状況のなかで、医療界、産業界、患者団体などから規制緩和の声があがっている。

【メリット】

	(直近の医療的メリット)

人クローン胚由来のES細胞を再生医療に活用することで、拒絶反応のない細胞移植・臓器移植が可能になり、パーキンソン病、糖尿病、脊椎損傷、心筋梗塞、肝不全などの疾患をかかえる患者を救うことができる。

	(研究の自由と医療費国民負担の減)

知的所有権をめぐる世界的な競争があるなかで日本独力の研究をいちはやく推進することにより、研究者の研究の自由と倫理を確保することができ、また特許や商業利用権などを自国で管理することで今後の医療費の負担を抑えることができる。

今後の日程

  • 10月26日(日)~
    『各自役割分担してのデータ収集』+『ディベート練習』
  • 10月27日(月)立論部分提出 

早稲田祭でのディベートについて

■日時 11月3日(日)

■場所 早稲田大学 西早稲田キャンパス14号館101教室

■参加者 香月・長田・高橋・砂山・星野