シーン7

Last-modified: 2008-05-23 (金) 16:42:28

シーン7 本番中≪注意!かなり好き勝手書いています。修正は各自お願いします≫


舞台が明るくなり、いよいよ今年の舞台が始まった。まずは順調な滑り出しだ。
丑(黒羽)「ご~は~ん~~、違うし~……」
辰(天馬)「あらあら、うふふ」
湊「あ、さっそくアドリブしているし……」
桜井「マジかよ……」


午(神村)「僕だってゴー!だぜ!」
申(湊)「やっぱり寅は付いてこれないみたいだな」
一宮「スピード良し。位置良し」
村河「よし、ココだ!」
タイミングを計って寅が舞台に出る。
寅(村河)「まってよ~~」
湊(きたきた)


四隣「それ!セット切り替えよ!」
能登川「急げ~~」
天馬「壊さないでね」
桜井「あらよっと」
湊「着替え~着替え~~!!」
神村「メガネ忘れているよ~~!!」


巳(一宮)「だからアタシは爪を切れって言ったじゃない!」
亥(桜井)「いや、それは……」
黒羽「お~、特訓の効果出てるねぇ」
神村「で、でもさ…ぷっ!」
天馬「顔、ひきつっていますね……」


『えぇ~!!神様からの手紙~~~~!!』
能登川「お見事……」
四隣「ハモってますね」
天馬「音の高さが同じだから、正確にはユニゾンだけどね……」
村河「なんという細かい突っ込み……」


桜井「おい、次は個々のシーンだぞ!」
四隣「これは暗幕で隠して……」
能登川「こ、これは!うわっ!」
ズテン。足がもつれて転倒してしまう。
綺咲「あ、間に合わない……」
天馬「綺咲さん、右足持って」
綺咲「え?うん」
天馬「それ!!」
ズルズルズルズル……(引きずられて能登川退場)
一宮「……強引に間に合わせたな……」
村河「人間ダ○キンだね」
湊「しかもうつ伏せで……」
床掃除ですかい!!




寅(村河)「一番になるんだい」
神村「どこにあのお菓子隠していたんだ……」
四隣「小道具の秘密です」
能登川・四隣「(*´・д・)(・д・`*)ネー」
神村「……」


戌(湊)「普通に……」
神村「あ……」
桜井「どうした?」
戌(湊)(やばっ、メガネ忘れた……適当に誤魔化そ)


丑(黒羽)「牛歩、ギュウホ言われるし~」
桜井「なんかさ」
村河「はい?」
桜井「牛丼喰いたくなってきたな……」
何の繋がりがあるんですか!!


巳(一宮)「あぁ、アタシってば……」
袖に居る全員『マーベラス!!』
巳(一宮)「袖でハモらなくてもいいでしょ!!」(客席は笑い声)
湊「思い切り声に出しているよ……」


卯(綺咲)「ひぃぃ!未さんど~~こ~~で~~すかぁ~~~~!!」
ふっと舞台が暗くなる。
卯(綺咲)「ひ~~と~~り~~~にし~~な~~~い~~~でぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
ゴチン!!
卯(綺咲)「はうっ!いったぁ……」
天馬「……思い切りぶつかりましたよ……」
湊「た、多分、大丈夫……だ……」
(客席は笑い声)


酉(瀬納)「年賀状を回収しつつ出発でゴザル」
ばぼんばぼん。ぱらりらぱらりら。ぼぼぼぼぼぼ(客席は笑い声)
能登川「バイクで受けているのか、効果音で受けているのか……」
四隣「両方かも」
桜井「いや、瀬納サンだ」
どんな根拠!?


未(桜沢)「迷ってないかな……」
綺咲「はぅ~。十分迷いました……」
瀬納「コブは出来ていないみたいだね」
神村「メイクでごまかしましょう」


亥(桜井)「オレ様はやるぜ!オレ様はやるぜ!オレ様はやるぜ!オレ様はやるぜ!オレ様はやるぜ!オレ様はやるぜ!オレ様はやるぜ!オレ様はやるぜ!オレ様h……」
天馬「あのまま客席走り回った方が良いと思いませんか?」
一宮「ぶ!それいいかも!」


午(神村)「俊足ならいいんじゃない?」
桜井「ぜーはーぜーはー……」
黒羽「こっちは、良くないみたいだ……」
桜井「み、みず~~~~」


湊「さぁ、行ってくるか」
神村「尻尾!申の尻尾忘れてる!!」
湊「え?あぁ!!」
村河「そうか。だから一番になれなかったんだ」


子(釈迦如来)「おいらは小さいしどうするかなぁ……」
能登川「ぬいぐるみ準備……」
四隣「……そっくり……」


辰(天馬)「あらあら。どうしましょう……」
子(釈迦如来)「う~ん……」
辰(天馬)「子さん、どうしたら良いと思いますか?」
子(釈迦如来)「え?え?」
辰(天馬)「あらあら、うふふ……」
子(釈迦如来)「き、気のせいだ……」
湊「またアドリブ……」


子(釈迦如来)「あれ?丑がいるぞ?そうだ!」
四隣(パス!)
釈迦如来(取った!それ!)
ぽい!とぬいぐるみを投げる。が背中に張り付かず荷車の中へ。
子(釈迦如来)「いたっ!」
丑(黒羽)「ん~~?今、声がしたような~~」
湊(ナイスアドリブ!)




湊「よし。あと一息だ!」


寅(村河)「ボクの持ってきたお菓子もあるよ~」
辰(天馬)「初舞台なので奮発しました」
寅(村河)「沢山用意したね~」
辰(天馬)「お茶は特性ハーブティーです」
能登川「あぁ~!羨ましい~~!!」
村河・天馬「あげないよ♪」
釈迦如来(がーん)


亥(桜井)「もっと飲ませろ~~~~!(イヤ、本当はもう飲みたくねぇ!!!)
午(神村)(心の叫びを聞いた……)
一宮(やっと、こっちのご馳走にありつける♪)
天馬(まぁ、お茶でもどうぞ)
四隣(あぁ~食べたいなぁ……)
卯(綺咲)「ぼ、ぼくはヒック、ほんあヒック、器用らないれふ……ひっく……」
桜沢(え?ま、まさかまた!?)
卯(綺咲)「ひっく、ひっく……」
桜井(あんにゃろ、やりやがったな……)
寅(村河)「あれ?あれあれ~~??」
天馬(……さて、ジールさんを押し倒してきますか)
一宮(えぇ!!)
天馬(綺咲さんの敵討ちですよ)
四隣(はい、青龍刀)


子(釈迦如来)「え、えーっと……」
辰(天馬)「じー……」
釈迦如来(なんで押し倒すの!?)
辰(天馬)「白状しなさい」
戌(湊)「ぶ!」
卯(綺咲)「ぷっ!……ぷっ……くくく……」
亥(桜井)「いいぞ!もっとやれ~」
午(神村)「ネタは上がっているんだ!」
四隣「なんだかさ……」
能登川「台本と違うような……」


戌(湊)「それは私たちに言う言葉では在りませんよ」
丑(黒羽)「猫探しに行こうって」
寅(村河)「ボクも行くのっ!(お菓子~~……)」
辰(天馬)「オシオキです」
亥(桜井)「おしおきだぁぁ~~~」
子(釈迦如来)「うわっ!(オシオキじゃなくて、いってらっしゃいでしょ!)」
未(桜沢)「おしおきだよ」
巳(一宮)「まだ呑み足りな~~~い」


<その後の動物達?それは神のみぞ知る……>


そして、ゆっくりと緞帳が下りていった。割れんばかりの拍手と共に……。