工学部の場合

Last-modified: 2009-05-21 (木) 00:11:43

目標得点率 センター80%↑ 二次60%↑
実際は・・・ センター78%↑ 二次55%↑ でも学科によって通ったりする。
C判定でもあきらめない。

受験者A(2009年度) センター702、二次は 英6割 物理化学4割 数学7~8割 →合格

注意:以下の情報は~2009年度入試までを参考に書かれたものです。年度によって傾向が大きく変わる可能性もあります。

                  数学

  • 微分積分・・・慣れれば安定した得点源に。ただし東北大学では最近出題頻度が低い。
  • 極限・・・「はさみうち」「微分の定義」 この二つ+基礎知識以外が問われることは少ない。
  • 確率・・・これ無しで東北大入試は語れない。出題頻度激高。漸化式・ベン図・複雑な場合わけをできるようになっておく。
    オススメは先生に教えてもらいつつ勉強すること。一人だと考え違いが修正されにくい。
  • 整数、倍数の問題・・・範囲が広い(抽象的)なだけに出題頻度は結果的に高い。解法が思い浮かばず混乱して壊滅しやすい。
    どんな解法があるかを勉強して、自分でリストアップorフローチャート作成をしておくといい。
  • ベクトル・・・出題頻度は高いが、あまり難問が出ない傾向がある。二次関数などに帰着したりするので、ベクトル自体を思いっきり対策する必要はないかも。
    ただし図形的な対称性などに気づかせようとする出題があるので、読み取る能力を養っておきたい。
  • 数列・・・基本的には極限に帰着する。帰納法ができればそんなに困らない。
    例外として整数、倍数系と絡んだ時は背理法or帰納法+背理法などが必要な時がある。
    もちろん問題集の典型問題として載っている漸化式は解けるようにしておくこと。
  • 行列・・・東北大学では難問が一番出にくい分野。一次変換・逆行列・帰納法程度が分かればあまり困らない。
    ただし2009年度入試のようにただひたすら計算が面倒なものが出る可能性も。
    計算力は養っておこう。
    ※1「ハミルトンの定理で一発解決のやつを出すと面白くないのであんまり出さない」(東北大学の教授談
    ※2 数学が苦手だと入学後にやや苦労する(化学も同じ)

必ず気をつけてもらいたいこと。「計算ミスに注意する!」 
実は計算ミスで相当数が滑っているという噂。

アドバイス:合格したら物理Ⅱの原子分野や数Ⅲの微分方程式をやっていない人はそこを補充しておこう。
これらの知識が前提として授業が進む