東北大では、「中学校教諭一種免許状」「高等学校教諭一種免許状」がゲット出来るカリキュラムが用意されてます。どの学科のが取れるのかは所属学部によります。
ここでは、学科に関わらず教職のために必修である、「教職に関する科目」について紹介します。
なお、ここに挙げられた科目は原則として卒業単位に算入されません。
このため、最終的に免許が取れる人は結構少なくなってしまいます。
教職論
教員に関する法律や学校のシステムを中心に学ぶ。
例 中学校では退学、厳重注意の処分は実施できても、停学にできないなど。
教育原理Ⅰ
教育の本質及び必要性に迫る。なお、この講義は1セメ開講のためか、比較的受講者が多い。
教育原理Ⅱ
教育原理Ⅰの続き。
教育心理学Ⅰ
認知心理学に近い。月曜日④の阿部先生の受講を勧める。
なお、教育心理学Ⅰはあるが、教育心理学Ⅱが存在しないことは、教職受講者の永遠の謎といえよう。
よくある勘違いでは、"教育心理学Ⅱを取り忘れた"と思いこんでしまうことである。
教育心理学Ⅱは存在しないのであるから、
「教育心理学Ⅰ」の名称を「教育心理学」(「教育心理学Ⅰ・Ⅱ」)とすることを強く要望したい。
教育課程論
教育上のカリキュラムについて学ぶ。
集中講義の吉村先生の受講は避けるべき。
ちなみにそこまで心配することではない。一日の欠席程度ならなんとかなることもある。
集中なので期間中だけまじめに行ってれば普通に浮く
人間関係論
相談心理学Ⅰ
相談心理学Ⅱ
教育の方法と技術
実はこれがもともと教育心理学Ⅱだったといわれている
なぜ名前を変更したのかは不明
教育実習
介護等の体験
- 中学校コースのみ。
補足
「教職科目」ではないけれど、教職を取るために必修の科目がまだあります。
たとえば……
- 法学(日本国憲法)
- スポーツA・スポーツB・体と健康から2単位
- 情報基礎A・情報基礎Bなど、「情報機器の操作に関する科目」から2単位
例を挙げると…… - 地球システム科学&天文学
→中学or高校理科教師を目指す場合。
一年、二年とだんだんと目指す生徒が少なくなっていく。
二年になってから教職を取ろうとするととてもとても厳しい。たぶん不可能ではないとは思うが…
教職を取ることは無駄にはならない…が、企業に就職するときに足かせになったりするので注意
補足2(日本国憲法について)
教員免許取得には、日本国憲法は絶対必要だが、
東北大学では3セメに多く設置されている。この3セメの取得を逃すと、
4セメないし、5セメ以降の再履修となるが、学部によっては、時間割の都合上再履修が難しいため、
事実上、教員免許取得の第一関門と言える。
- 教員は布田先生(例年)
- 布田先生は「我・が・国では~」「で~~あります」「日本国憲法に寄りますと~」が口癖。
- 初回の講義時に説明が諸々あるので、初回は出席を必ずすることをおススメする。
- 2008年度試験「プリント・ノート・六法持ち込み可で、穴埋め及び選択式」
- 2009年度の評価方法はレポートに変更となった。
補足3
教員免許取得には、教職科目の取得が必要であり、1単位でも逃すと、教員免許は受け取れない。
カリキュラム上、3セメ及び4セメ開講の単位は、当該セメスターに取るべきである。
それを逃すと、学部によっては、集中講義のみで、残り単位を取らなくてはいけなくなるから、
残り単位数を取得することが極めて困難となる。
また、教育実習は受講前年度に申込みが開始されるが、仙台市内の協力校で実習する場合は申込み締切が遅い。
教育実習で評価Dの場合は、教員免許の取得ができない。
なお、教員免許は、大学卒業後でも、必要単位数を集めると、取得可能である。