生命化学系の専門教育

Last-modified: 2022-01-26 (水) 22:50:44

・30名が定員だが,ここ数年はコース配属の予備調査で45~50人が第一志望とする農学部で最も人気のあるコースである.

・2セメまでのGPAが3.0あればどのコースでも行けるが,GPAが3.0だと自分の年の場合,TOEFLの結果にもよるが大体50位前後になった.心配性な人は資源環境経済学の定員以内の順位(9位以上)をとっておくと第一志望コースに行けることが100%保証されるので個人的にはオススメである.必要とされるGPAの目安は3.4~3.5であり,なかなかハードであるが,専門科目を学ぶ上での基礎がしっかりと固まり,研究室決めの際にもどこでも選べるようになるので見返りは大きい.

・3セメ以降の専門科目では有機化学,生化学,食品化学をバランスよく学んでいく.ちなみに物理化学,分析化学,食品化学,生物有機化学は他の講義と比べて落とす人が多いので注意.

・4セメ終了時点で全学教育は49単位中47単位,専門科目は必修30単位中24単位以上取れていないと留年となる.油断していたら引っかかりかねないので注意.

・学生実験はコロナの影響でここ2年は2グループに分かれて行われ,例年の半分で済んだのでかなり楽だった.例年は週5で13:00から17:00くらいまで実験を行う.

・青葉山の農学研究科に所属する研究室(食品化学,栄養学,天然物生命化学,機能分子解析学,テラヘルツ生物工学)と片平の生命科学研究科(応用生命分子解析,活性分子動態,分子情報化学,生命構造化学)に分かれる.

・研究室は基本的には成績で決まる.強いて言えば栄養学と活性分子動態が人気だが,希望者の偏りは少ない.研究室紹介や研究室見学で得た情報によれば,どの研究室の先生方も面倒見が良く,研究環境も充実しているのでどこに行っても充実した生活が送れると思われる.