自然科学総合実験

Last-modified: 2021-12-31 (金) 14:12:07

理系学部生は全員必修の実験科目。

  • 1セメor2セメに履修。
  • 全12回の実験(とそれらに対するレポート)をこなすことで、2単位もらえる。
    • 2020年度はコロナ禍のため、6回の実験となった。
      • 前期はオンラインのみ
      • 後期は、オンラインと対面とのハイブリッド。オンラインの実験課題だと自分の都合の良いときに説明のプレゼンテーションを見て、教科書を参考にレポートが書ける。一方、対面の実験課題では自分の受ける授業時間が指定されているので、あらかじめ確認しておかないと受け損なってしまうということが起きていしまうので、注意が必要。
  • 物理系・化学系・生物系・地学系をバランスよく揃える。
  • 理学部数学科は必修ではない。
  • 文科系のための自然科学総合実験というMな人向けの講義が2007年度から行われている。
  • 学部・学科毎に曜日が割り振られるが、時間はいずれも3限・4限。
    →平均して4時過ぎには終わるが、時に5時を回ることも……
    →テスト前に生物系が当たるとホントにラッキー♪
  • 実験前に必ずテキストを読み、原理・方法・問題文 を見ておくべし。
  • 白衣は半分程度の実験で使用するが、使い捨て白衣をもらうことができる。
    (コロナ禍のため使い捨て白衣を使用しているが不足している。できる限り購入したほうがよいだろう。)

毎週課されるレポートについて。

  • 実験レポートのテンプレ的要素(目的・実験方法・結果・考察)に加え、テキストに載っている問題に回答し、提出。
  • レポートの基準は「TAや教員(担当しているのはいろいろな学部の助教・準教授(たまに教授))が見て意味が分かる程度に簡潔(ただし、短すぎてもダメ)なもの」
    →論文においてもっとも重要な部分は使用器具を含めた実験方法と結果・考察である。とはいえ目的や原理も適切に書こう。
  • コピペが激しいからか、原則手書きしか認められていなかった。
    • Web で検索すると過去レポが見つかる。しかし、安易に写さないように、我々学生が見つけられるレポートは当然教員も読んでいる。
    • 2020年度からコロナ禍のため、google classroom を用いたオンライン提出に変わった。
      • ワープロが使えないとレポートがまともに書けないため、スキルの違いが目立つようになった。
      • 授業とは別に大学の方で技術的な問題について相談窓口があるので、そっちに相談しよう。
  • レポートの写しが判明したときには
    • カンニングと同じ扱いをされ、当該セメスターの全ての履修単位の取り消し及び無期停学
      • 我々からすると見つからないような気がするが、教員からすれば簡単に見つかるらしい
    • 楽をしようとして人生を棒に振らないようにしよう。
    • 2020年度からネットでのレポート提出になったことからコピーが簡単になったが、その分コピペの発見も簡単になっている。
  • 次の実験が始まる直前までに提出しなければならない。
    • 遅れると確かに少し減点されるらしい。
    • しかし、遅れるのを恐れるあまりレポートの表紙だけとか、中身の殆どないレポートを提出すると「受取拒否」される。受取拒否になるとレポートを出した事実も抹消され、さらに再レポートの機会すら奪われるので気をつけよう。

単位取得のための戦略

  • 評価点の概要
    レポート提出+出席で出席点(およそ40/100)
    レポート点(1~5点満点)。
    2点以下は問答無用の再提出(レポート提出表に再がつく)
    3点以上での再提出は個別呼び出し(提出表には0がつく。修正要求に応じれば3以上になると思われるがC浮き前提なら再提出は無視も可能、個々人それぞれで忙しさと点数の総計に応じて自己責任で判断せよ)
    • 2020年度からシステムが少しかわっている
    • 全6回の実験になったため、"2回レポート未提出だと確実に不可"になると実施本部から連絡が来ている。
      オンライン提出となったことから、個別呼び出しがなくなった。
      提出の締め切り後の再提出は禁止。締め切り前なら、提出を取り消して再提出可能。
      普通に書いて出したものだと、3点がつく。
      よくできたレベルで、4点。
      教科書以外の実験器具等をよく調べ、自分の考察をしっかりしたと判断されると5点が貰えることがある。
      こんなに頑張ったのに、いい点がつかないというアンケート結果があるが、頑張ったことは評価基準ではない。
      良い評価が欲しければ採点者の評価基準についてあらかじめ調べておくべきである。
    • 面白い考察(身近なものに同じ原理を使ったものが無いか、他科目で習った原理が使えないか)等がある場合
      5点が貰えることがある。
      その場合、教員に呼び出されて説明を求められる場合もある。
    • 過去レポを写すことは絶対にしてはならないが、参考にするのは大いに結構である。
    • 全てのレポート提出+出席点+提出サボリ無し(下記参照) なら平均は88点前後=Aとなる。
  • 再レポートは提出をさぼった週×(0.5点/週)(←これは裏付けが無い、信用して不可になっても自己責任であることを気をつけよう)が、合格時のレポート点から引かれる。
  • 提出をサボらなければ何回再レポートを受けても減点は無い。
    • 2020年度からは、原則再レポートのシステムがなくなった。
    • 1,2がついて不可がついた場合のリカバーが原則できない。
  • TAと仲良くしよう。
    →TA……ティーチングアシスタントのことで、この場合は実験をサポートする人。普通、その分野に詳しい院生がやる。
    →うまくやればTAに聞くだけでレポートの半分が完成するかもしれない。ただしTAが稀に間違えること有り
  • 再レポートは居残ってやろう
    →再レポートの指示を受けた後、その場で直してその場で教員に見てもらう方法
    再再レポートにおびえる必要が無くなる。
    教員といえど単なる一人の大人である。怖がらずに、指導を受けよう。
  • でかいホッチキスを準備しよう→レポートは時として20枚を超えることがある。
  • 提出前にコピーしておこう
    →この科目でのレポートは返却されないため。
    →もちろん、将来キミを頼ってくる後輩のためである。
 

……全部期限厳守で書くべきこと書いてりゃ、Aは付くよ。ガンバレ!

※C浮きで良い人へ
ガイダンスにおいて実験は出席してもレポート出さなければ出席点ゼロと脅されるが、合否の当落線上にいる学生においてはこの限りでない。実験2回以上の欠席はほぼ落ちるが、これが2回レポート未提出程度なら浮く可能性はかなり高い。重要なのは実験に必ず全て出席することである。