スーパーポテト

Last-modified: 2022-08-23 (火) 18:31:35

秋葉原などで営業する中古ゲーム販売店。
加藤純一は2021年と2022年にこの店で福袋を購入し、開封配信を行った。なお、この配信はいわゆる「案件配信」であることが(後述の告発より前の段階で)本人の口から明かされている。

2022年の告発

2022年1月3日に、加藤純一はスーパーポテト秋葉原店で購入したという100万円の福袋の開封配信を行った。
この福袋は加藤以外にも2人のYoutuberが購入していたのだが、その中の一人である「ろどす」が1月21日にスーパーポテトを告発する動画を投稿し、加藤純一を取り巻く深い闇が露呈することとなるのだった。
ろどす曰く、Youtuberが購入する福袋は一般に販売されているもの(ろどすが購入したもの)とは異なり、高額となるよう中身を調整されていたとのこと。

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経緯

元々スーパーポテトはこの100万円福袋を2個限定と謳って販売していた。
100万円福袋が販売された元旦には購入希望者たちが店舗前に行列を作って長時間並んでいたのだが、先頭にいた「ろどす」と5番目に並んでいたスーファミコレクターYoutuber「コアラ」にのみ何故か整理券が配られるという不審な対応がされる。そしてろどすは2つの福袋の外見から購入したい方を選べると思っていたが、実際は店側が用意したものをただ渡されるだけだった。
そして更に不審な出来事が起きる。100万円福袋は売り切れたはずだったのだが、そこに「加藤純一の使い」を名乗る人物が現れ、列に並ぶこともなく本来存在しないはずの3袋目を購入して立ち去ったのだ。そしてその2日後、加藤のチャンネルでは福袋開封配信が行われた。

しかも、加藤が購入した福袋はろどすが購入した福袋(評価額120万円)とは異なり中身の評価額が60万円程度高い「特製品」だったと言う。
コアラの福袋も同様で、中身がスーファミソフトに極端に偏っていたという。その上、コアラはtwitterで「『この袋は配信の最後で空けてください(目玉)』と店側から指示を受けた」という趣旨の投稿をしている。
実況者の「レトルト」も2021年にこの福袋を購入し、ろどすと同じく評価額は120万円程度だったという(つまりレトルトは一般の購入者)。なお、レトルトは2022年にも列に並んでいたが上述の通り購入することは叶わなかった。

違法性

ろどすの報告によると、スーパーポテト側もこの「忖度」を実際に行い、同じ商品であるにもかかわらず特定の客に対して差を付けたことを認めたという。
景品表示法では、実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認されるものを「有利誤認表示」と言って禁じている。スーパーポテトは福袋の開封配信を案件で依頼して福袋の価値を偽って喧伝していることがわかっているので、スーパーポテトは今回行った行為で有利誤認表示に抵触している可能性がある。

いずれにしても加藤がこの曰く付きの福袋に関わってしまった事実は消えないが、加藤がこの「不正行為」を自覚した上で案件を受けたのか、すなわち犯罪の片棒を担いでいるのかどうかという点に注目が集まる。

余談

YouTubeの規約では、企業案件の動画である場合はYouTube スタジオの設定でYouTube側に案件であるという旨を示しておくことが決まっている。企業側が案件だと認めない場合、規約に違反することになる。
また動画冒頭で表示される「プロモーションを含みます」というテロップは企業側の意向で表示するかしないかは任意である。そのため今回の案件がそれを表示しない意向で進めていたのならば一応話が付く。

動画

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