蛟(か)

Last-modified: 2022-08-23 (火) 18:32:50

ニコニコ動画で活動するゲーム実況者・生放送主。コメントでは単に「蛟」と書かれ、うんこちゃんからは「みずち」と呼ばれることが多い。

人物

うんこちゃんには顔を「ザ・シンプソンズ」と評されたことがある。完全に顔を晒してからは「デスノートのLに似ている」という言われることも多く、蛟のユーザーアイコンにはLを模した蛟の顔の絵が現在に至るまで使用されている。
非常に浅学で簡単な漢字や英単語が読めない。「扇子」を「おうぎこ」、「Christmas」を「チェストマスト」と呼んだことはうんこちゃんにもネタにされた。(ただしこのエピソードについては、蛟が事前に仕込んでおいた「ネタ」であることを本人が後に暴露している。)

歴史

実況者デビュー (2009/05)

2009年5月19日、当時23歳。「Gacktが暴れまわるゲームを実況プレイ」を投稿してゲーム実況者となる。
ゲーム実況者「囲炉裏」の動画を見て「俺がやった方が絶対面白い」と思って動画投稿を始めたという。

関西弁のテンポいい喋りが受けて一躍有名実況者となる。しかしゲームはそれほど上手くなく、半分以上のシリーズは途中で放棄している。
代表作は「ドラクエ5裏技紹介」「ラクガキ王国」「蚊」など。
名前の由来は「無双OROCHI」の敵キャラクター「蛟(ミズチ)」を「蚊」と読み間違えたことから。本人が気に入ったため晴れてユーザー名となった。

うんこちゃんとの出会い (2009/07)

2009年7月、6ポケで勢いを伸ばしていたうんこちゃんがラジオ動画を撮る相手を探しているということを聞きつけてメールを送り、うんこちゃんと知り合う。その後、2009年08月27日にはうんこちゃんと雑談動画を上げ、2009年09月11日にはうんこちゃんが大阪に出向いて一緒にゲーム実況動画を撮る。同い年ということもあって気が合い、その後もよく一緒に配信をしている。

9.05事件 (2009/09)

2009年09月05日、女性実況者を名乗る人物と一緒に「暴露配信」と称して生放送をし、ニコニコ動画が出会い系サイトになってきているという実情を語る。暴露女の声にはボイスチェンジャーがかけられていたのだが、その正体は誰なのかという問題が実況界で物議を醸し、数名の女性実況者が疑われる。
そんな中で、その内の一人である「すーしー」が疑いを晴らすために蛟に暴露女の正体を明かすことを要求する。しかし蛟はその要求に応じず、疑いが更に深まったすーしーはゲーム実況を引退してしまう。更に何故か蛟に慰謝料という名目で300万円を要求する。最終的に、ustreamチェッカーの管理人であるrevinの仲介によって蛟とすーしーは和解する。
この一連の流れで蛟のブログや動画は炎上し、蛟はパニックになってしまったが、謝罪配信を行い当時のブログに謝罪文を掲載することで事件は終結した。
現在この事件は9.05事件と呼ばれている。

なお、後にうんこちゃんによって暴露女の正体はうんこちゃんであるということが明かされた。最初は「めっちゃ面白い企画考えてん!」と意気揚々と暴露配信の企画を持ち込んだ蛟だが、炎上騒ぎになり「パニックになってしもてん!」「うんこちゃん、ほんあごめん…」と言う情けない姿にうんこちゃんは笑いが止まらなかったと言う。

裏フェス (2010/08)

2010年08月07日-08日に、うんこちゃんと共同で「ニコニコ実況サマーフェス2010 ~いとまたやす※※の放送~ (ユニさんは居ません)」というタイトルのイベントを開催。「ニコニコサマーフェス2010」に呼ばれなかったうんこちゃんと蛟がゲストを集めて裏で雑談する企画であり、「裏フェス」と呼ばれる。
企画準備段階では日付の決定が遅かったりと不安な要素は多かったが、兄上・TEN・フェニックス・もこう・Rabiの5人の有名実況者が集まり、企画は大成功した。また、蛟の仕切りも上手く、司会としての能力が非常に高く評価された。

顔出し (2011/01)

2011年1月18日、放送に顔を映す。2010年08月頃からもゴーグルを装着した状態での顔出しはあったが完全な顔出しはこれが初めてとなる。この顔出しをうんこちゃんは「蛟のSOS」と表現する。
また、以前ジャニーズに所属していたときに覚えたダンスもこの時期に披露された。視聴者からはジャニダンと呼ばれてMADに使われるなど強烈な人気を誇っている。

TEN・偽善者マジうざい… (2011/02)

2011年02月ごろ、暴露配信であれだけ出会いを批判していたにも関わらず、女実況者の「TEN」と出会う。

東日本大震災の翌日の2011年03月12日、twitterで配慮の足りない発言をして炎上。発言の内容は以下の通り。

偽善者マジうざい…普通、自分の友人知人両親などが被災したら心配だが、まったくの他人に心配な感情なんて抱くか?

気の毒だなぁ…とかは思うが、変に不謹慎だのこんな時に地震の話とか頭おかしいだの、被災者が心配だとか、そういう奴に限って家でテレビ見てる口だけのクズ、そんな気になるなら落ち着いたらボランティアにでも行け

この発言は当時蛟の知り合いの実況者の「すけいす」がゲーム配信していたところ、「こんなときにゲーム実況するなんて不謹慎」などというコメントで配信が荒れたことに対する反応である。今でも高田健志(=蛟)はこの発言を正しいと主張し続けている。
蛟自身も幼少期に阪神淡路大震災を経験しており、被災者目線の意見も考慮した上での発言である。

しかし交際していたTENの実家は宮城県であり、実家が水没しており家族と連絡が取れないという状況での発言のため、とうとう愛想を尽かされる。その後TENは別の人と結婚し元気な双子を授かったが、自らの不倫により離婚して破滅の道を歩んでいる。

トヨタ期間工・ツイキャス (2011)

「ネット乞食」「出会い厨」「炎上王」とクズキャラが定着した蛟は2011年11月からツイキャス(Twitcasting)に引きこもって専ら雑談配信をするようになる。
信者に囲われて平和な配信を続けていくのかと思われたが、2012年06月20日、AKB48とそのファンを批判する放送の録画がyoutubeにアップロードされ炎上する。

動画 ニコ生で有名な蛟が『指原莉乃、松井玲奈、松井珠理奈』に対しブス発言

この頃蛟はトヨタの期間工の職に就き、愛知県の田原工場に配属され囚人のような生活を送っていた。それから1年後、上司からは正社員登用の話も持ちかけられていたが、芸能人になる夢を諦められなかった蛟は一つの大きな決断をする。

高田健志 (2012/09)

2012年9月、夢の芸能人になるためトヨタの期間工を途中退職し、本名の高田健志で芸能事務所ゼルプロダクションと契約。
その後の動向は「高田健志」の項目を参照。

動画

2010/08/07 ニコニコ実況サマーフェス2010 ~いとまたやす※※の放送~ part1
2012/11/26 卒業証書・授与 うんこちゃんが蛟の配信者人生を振り返る。

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