ゼロ少佐

Last-modified: 2010-02-22 (月) 16:28:41

本名デイビット・オウ
1909 年5月15日イギリス出身。「特殊部隊の祖」と呼ばれる、ザ・ボスとは「SAS」で同期で、詳細な経緯は不明だが、その後CIAに入局。自身の豊富な経験から特殊部隊「FOX」を立ち上げ、その後の「FOXHOUND」に関与する。
祖国であるイギリスを誇りに思っており、(米国の文化である)コーヒーを「泥水」と形容し、(英国の伝統である)紅茶を勧めたり、「米国軍人は既製品に頼りすぎであり、英国軍人はその場の装備を最大限に活用している。」という旨の発言をするなどしている。また、007(英国情報部諜報員)のファンでもあり、007の話が出ると1時間は討論が続くと、パラメディックが言っている。
UMAの存在を信じており、CIA内部で非公式の「UMA探求クラブ」を立ち上げ、部下に仕事場での会報の作成を許可するなど、相当熱中している。そのせいか、スネークがUMAである「ツチノコ」を捕獲した場合には、世紀の大発見に興奮して任務をさっさと終わらせて持ち帰れと言い出す程である。
後に「愛国者達」を設立し、世界を影でコントロールする事となる。

登場作品

MGS3

当時55歳。後の「FOXHOUND」となる「FOX」を立ち上げ、その有用性を証明するための作戦である「バーチャスミッション」を指揮した。しかし、この作戦の失敗で責任を問われ、処分される。だが、その一週間後に、大戦を終結に導いた英雄「ザ・ボス」の亡命を受け、FOXの生き残りを賭けた「スネークイーター作戦」の許可が降り、その作戦を成功させて汚名を返上することとなる。 ちなみに、「メタルギア」シリーズの全篇に大きな影響を与える彼だが、まともに台詞があるのはこの作品のみ。

MPO

当時61歳。サンヒエロニモ半島での、FOXの反乱の首謀者であるとして、国家反逆罪の容疑で拘束される。その後、スネーク(ビッグ・ボス)の活躍で疑いが晴れ、解放される(本編中での会話で、彼の事件への関与を疑わせる台詞があり、実際は潔白ではない可能性もある)。本編でジーンが「ヌルと同じコードネームを持つ男」について話していたが、ヌル(null)とはドイツ語でゼロという意味である。 特定の条件でプレイアブルキャラクターとなる。

MGS4

今作で、「メタルギア」シリーズ全体に大きな影を落とす、「愛国者達」の創設者であった事が判明する。「ビッグ・ボス」を英雄に祭り上げ、愛国者達の影響力の拡大を画策した。 後に、親友でもあった「ビッグ・ボス」と、方針の違いなどで対立し、裏切られる。そのショックから人間不信となり、組織の運用を人ではなく「代理AI」に託す事となる。 物語の終盤までは生存していたが、老化のため既に肉体的に衰弱しきっており、(恐らくは)脳の機能も著しく低下していた。 最終的には、親友であり、離反してからは争う関係となった「ビッグ・ボス」によって命を絶たれる事となる。享年105歳。

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