イギリス RankII 戦闘機 Spitfire Mk.IIa
概要
スピットファイア Mk.IIはマーリンXIIエンジンを搭載したスピットファイアシリーズの第二期生産型。
Mk.Iと比べて最大出力が100馬力ほどパワーアップしているのだが、ゲーム中の飛行性能全般はむしろ低下している。
史実においても事実上の失敗作として扱われているものの、Mk.Iと共にバトル・オブ・ブリテンで運用され、英国を守り切った機体でもある。
機体情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 9,200 |
---|---|
機体購入費(SL) | 22,000 |
乗員訓練費(SL) | 6,300 |
エキスパート化(SL) | 22,000 |
エース化(GE) | 180 |
エース化無料(RP) | 190,000 |
バックアップ(GE) | 50 |
護符(GE) | 640 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 2.7 / 3.0 / 3.0 |
RP倍率 | 1.18 |
SL倍率 | 0.7 / 2.2 / 1.5 |
最大修理費(SL) | 820⇒1187 / 2120⇒2984 / 5100⇒7180 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 551⇒605 / 540⇒589 |
(高度6100m時) | |
最高高度(m) | 12200 |
旋回時間(秒) | 18.4⇒15.8 / 18.7⇒16.6 |
上昇速度(m/s) | 12.0⇒23.1 / 12.9⇒18.4 |
離陸滑走距離(m) | 379 |
最大出力(hp) | 921⇒1148 / 911⇒1020 |
離陸出力(hp) | 1074⇒1301 / 1064⇒1173 |
毎秒射撃量(kg/s) | 1.32 |
燃料量(分) | min18 / 20 / 30 / 45 / max60 |
限界速度(IAS) | 770 km/h |
降着脚破損速度(IAS) | 285 km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (着陸)245 km/h |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 7.7mm ブローニング | 8 | 2800 | 翼内 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
---|---|---|---|
7.7mm ブローニング | Default | T/AP/AP-I/Ball/Ball/I | - |
Universal | T/AP/AP/AP-I/I | 2 | |
Tracers | IT/AP-I | 2 | |
Stealth | AP-I/AP-I/I | 4 |
追加武装
追加武装:無し
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 560 | 1,100 | 70 |
ラジエーター | ||||
7mm弾薬ベルト | ||||
II | コンプレッサー | 630 | 1,200 | 80 |
機体 | ||||
新しい7mm機関銃 | ||||
III | 主翼修理 | 1,100 | 2,100 | 140 |
エンジン | ||||
IV | インジェクター交換 | 1,400 | 2,700 | 180 |
カバー交換 |
カモフラージュ
研究ツリー
前機体 | Spitfire Mk I |
---|---|
派生機体 | |
次機体 | Spitfire Mk IIb |
解説
特徴
--加筆求む--
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
Spitfire Mk.IIは、Mk.Iに続く二番目の量産機である。
大きな違いはマーリンXIIを装備したこと、キャッスル・ブロムウィッチ工場で製造されたことの2点。
マーリンXIIは、100オクタン*1燃料使用を前提とするエンジン。離陸出力で1,175馬力を発揮し、コフマン式エンジンスターターを装備しているのが特徴。冷却液もグリコール70%、水30%に変更されている。
また、Mk.Iが運用中改良された部分、すなわち防弾装備の追加やセルフシーリングは製造段階から組み込まれており、初期生産のMk.Iに比べてより実践的な戦闘機となっている。もっとも、両者の違いは性能の面でも、機体の規格の面でもほぼ同一であった。
それでも新たにMK.IIのナンバリングが与えられたのは、本機がキャッスル・ブロムウィッチで生産された機体であることを明らかにすることで、現場の混乱を防止するためであった*2。
Mk.Ⅰの量産化が進む中、1939年5月にマーリンXII搭載のMk.Iが初飛行、良好な成績を収めたことから、この発動機搭載型はスピットファイアMk.Ⅱ(タイプ329)として生産されることとなった。
スーパーマリン社がすでにMk.Iの生産に手一杯の状態だったことから、臨時の航空機増産に対応すべく計画されたシャドーファクトリーの一つ、キャッスル・ブロムウィッチ工場がMk.IIの生産を担うこととなる。
しかし、熟練工の存在や工具の導入等で生産開始が遅れ、量産1号機であるP7280は1940年6月27日になってようやくボスコムダウンに到着。同年9月に飛行試験を行った。
試験飛行の結果、当時の標準的なMk.Iに比べ、速度性能、上昇性能が向上したものの、その値は予想以下だった、と評価されている。
そんなMk.IIがバトル・オブ・ブリテンに参戦したのはNo.61sqnが1940年8月20日に受領してからである。1940年10月末までに計195機が投入され、Mk.Iとともにイギリスを守り抜いた。その後、本機はヨーロッパへの反攻作戦に主力機の一つとして用いられることとなる。こういった作戦の初出撃は1941年1月のことで、Mk.IとMk.IIの混成であったNo.66sqnがビギン・ヒルを離陸、パリ北部まで進出し、全機が無事に帰還している。そして、1942年8月、すべてのMk.IIが前線部隊を退くこととなった。
Mk.Ⅱの総生産数920機のうち7.7mm機銃8挺のa型(Aウイング)は750機生産された。
また、ごく少数のMk.Iが本機に換装されたようだ。
参照・参考「世界の傑作機No.102 スピットファイア」
「SPITFIRE THE HISTORY」より
小ネタ
期待値を裏切り、総合的にMk.Ⅰよりも性能が下がってしまったが、それが発覚したのが生産ラインの変更後だったため、生産は続行された。同様の失策はカヴェナンター巡航戦車でもやらかしている。
まずは【コチラ(海外のページになります)】のページを見てもらおう。
爆撃機護衛の為に航続距離拡大、増槽機能を持ち込んだMk.ⅡaLRと言う機体がある。この機体は搭載燃料を増やした結果当時としては優秀な機体性能を損なってしまった。更に注目してもらいたいのはその数値である。357mphが344mphに下がっている。さてこれをkm/hに直すと571km/hが550km/hに下がった事を意味する。
この小ネタを見ている君はこれに近い数字、このページで見た覚えはないだろうか。
ひょっとしたら僕らはMk.ⅡaではなくMk.ⅡaLRに乗っているのかもしれない。
エンジン廻り以外はほとんど同じだがMk.ⅠとMk.Ⅱを判別できる箇所が幾点かある。
一つはスピナーの先端が尖っていればMk.Ⅰ、なければ(丸くなっていれば)Mk.Ⅱである。
またエンジンカウル、コフマン・エンジンスターター*3内蔵の関係から機体右面にバルジ(膨らみ)がある。格納庫で見比べてみるといいかもしれない。
【比較的分かり易い(当Wiki外)】画像もあるので気になった方は間違い探し気分で調べてみるといいだろう。
ついでにLRから普通のMk.Ⅱaにして
ただ生産も運用も整備もイギリスである。他の機体でもあった事だがいつの間にか統合整備されてたり使い回されている場合がある。その時はさすが英国面だと微笑ましく思おう。
参照・参考
「世界の傑作機No.102」スピットファイア
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
- ロールが若干遅くなった気がしないでもない -- 2015-11-05 (木) 00:15:14
- スイーっと曲がってる姿を見るから、乗りやすい機体かと思ったら -- 2015-11-21 (土) 17:46:09
- 結構難しい機体だった。上昇加速は良いが、ロール速度、前方視界の悪さ、特にエンジン停止が合わさって慎重に操作してた。離陸もそれほどではないが地味に難しい部類(SB) -- ミス? 2015-11-21 (土) 17:48:43
- このランクだとまだドイツ機に対しても旋回性能位しか圧倒的な優位は確率できてないしね。あとは戦略的立ち回りが物言うランクだと思う。 -- 2015-11-22 (日) 02:33:14
- 飛燕やメッサーに乗った後に乗ると倒立V型の効果を実感する前方視界の悪さよ。 -- 2015-11-27 (金) 22:10:54
- とにかく火力がカス過ぎる 真後ろ張り付いて撃ちまくってもまったく燃えない ソ連の7.7ミリ×4より燃えないいんしょ -- 2015-11-25 (水) 06:17:35
- ベルトは何にしてる?イギリス7.7ならトレーサーをオススメするが、全弾焼夷効果付き -- 2015-11-25 (水) 08:39:14
- トレーサーにしてるが弾幕がクロスするところで捕らえても破片がボロボロ落ちるだけで燃えないしクリティカルが入らなくてイライラが溜まる まぁこのいらいらのおかげで翼を簡単にへし折れるイスパノ20ミリ使ったときに感動するんだが -- 2015-11-26 (木) 11:15:25
- 燃料タンクっぽいところ狙えよ。まあ、胴体燃料の機体は辛いから重爆狙うといいかも。 -- 2015-12-14 (月) 20:02:52
- さっさとイスパノ積んだスピットに乗り換えな。世界が変わるぞ -- 2015-12-14 (月) 20:22:45
- ベルトは何にしてる?イギリス7.7ならトレーサーをオススメするが、全弾焼夷効果付き -- 2015-11-25 (水) 08:39:14
- 史実でもゲームでも失敗作だろこれ。Mk1とBR入れ替えても微妙な気がしてくる。 -- 2015-12-14 (月) 18:02:28
- こいつの存在意義とは -- 2016-01-03 (日) 18:48:14
- 派生機とMk1の引き立て役 -- 2016-01-08 (金) 21:30:08
- Mk.Ⅰに飽きた時の気分転換 それと数値上はこれのほうが適正高度が高いから高空で戦いたい時に -- 2016-09-01 (木) 03:11:40
- 今日開発できて乗ったけどMk1よりロール速くてスイスイ動く気がする。機体が軽い…こんな気持で戦うなんて初めt(翼が折れました) -- 2016-03-03 (木) 20:35:17
- BRに比べて火力が貧弱すぎる -- 2016-09-04 (日) 10:35:36
- 機動性抜群だし機銃当てやすいし7mmの中ではかなり威力あるやつだからそう威力不足感じることも無いけど -- 2016-09-04 (日) 11:48:17
- ABでクソ強くないか?いつもコイツでトップ取れるんだが.....なんでこんなボロクソ言われてるんだろ..... -- 2016-10-26 (水) 22:19:42
- 確かに機体性能が素晴らしいが、武装面の瞬間火力に不満を持つ人が多いんじゃないかな? 7.7mm×8は同格から格下には十分な火力だが、格上には火力不足ぎみだし、ABだとその傾向が顕著だ。でも、それを補える機体性能(取り回しの良さ、速度、上昇力)があるから強いのには違いない。 -- 2016-10-27 (木) 06:51:25
- MkⅠが強いからそいつと比べちゃうとね。 -- 2016-10-29 (土) 18:31:04
- 何か削除されたけどやっぱ高オクタン価燃料なんだろうか -- 2017-02-11 (土) 17:11:49
- 最近RBで使ってるとスロットル100%で常時オーバーヒート気味なんだけど仕様? -- 2017-03-08 (水) 11:27:37
- バグとは考えにくいと思う。油温、水温がオレンジっぽくなったらスロットルを90~98あたりに下がるといい -- 2017-03-08 (水) 21:43:16