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//地上車両テンプレートバージョン16.12.1
*日本 RankI 中戦車 Chi-Ha Kai / 九七式中戦車改 新砲塔チハ[#V1_Top]
//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pz.Kpfw. III Ausf. L
//ただし、ここの車両名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pak40/3 auf Sfl.38 Ausf. H マルダーIII H型
&attachref(./無題3.jpg,nolink);
**概要 [#V1-1_Summary]
//↓概要説明は実装時のバージョンや車両特性などを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#V3_Explanation]】にて。
&size(24){チハたん∩(・ω・)∩ばんじゃーい};
1.65で実装された日本陸軍、中戦車ツリー3番目の車両。
一つ前のチハの砲塔を交換したモデルで、ここでようやく平均的な貫通力を持つ戦車と出会える。
しかし依然として装甲に難を抱えているにも関わらずBRが2.3になっており、本車両の攻撃を防ぐ戦車も跋扈しているのでより慎重な運用が必要。
*車両情報(v1.89.1.73) [#V2_Data]
//↑情報元クライアントのバージョンを記入して下さい。
//情報記入の際はモードの表記が無い場所は全てRealisticBattles{RB}モードの情報を記入して下さい。
**必要経費 [#V2-1_Costs]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~必要研究値(&color(blue){RP};)|***|
|~車両購入費(SL)|***|
//|~車両購入費(&color(Red){GE};)|***|
//|~車両購入費($)|**.**|
|>||
|~乗員訓練費(SL)|600|
|~エキスパート化(SL)|2100|
|~エース化(&color(Red){GE};)|40|
|~エース化無料(&color(Blue){RP};)|110000|
|>||
|~バックアップ(&color(red){GE};)|25|
|~護符(&color(red){GE};)|150|
**BR・報酬・修理 [#V2-2_BR_Rewards_Repair]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~【AB/RB/SB】&br;(初期⇒全改修完了後)|h
|~バトルレーティング|2.3 / 2.3 / 2.0|
|~&color(Blue){RP};倍率|1.0|
//↑課金車両の場合、「(+100%)」と護符分のボーナスを加えて表記。例:「1.72 (+100%)」
|~SL倍率|0.2 / 0.2 / 0.3|
|~最大修理費(SL)|320⇒411 / 460⇒592 / 510⇒656|
**車両性能 [#V2-3_Statistics]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~数値|h
|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~砲塔旋回速度(°/s)|17.2⇒23.8 / 10.8⇒12.7|
|~俯角/仰角(°)|-15/20|
|~リロード速度(秒)&br;(初期⇒スキルMAX+エース化)|4.29⇒3.3|
|>||
|~車体装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|25 / 25 / 20|
|~砲塔装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|25 / 25 / 25|
|>||
|~重量(t)|14.8|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~エンジン出力(hp)|263⇒324 / 150⇒170|
|~|2,000rpm|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最高速度(km/h)|44 / 40|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最大登坂能力(°)|26⇒33 / 28⇒33|
|~視界(%)|74|
|>||
|~乗員数(人)|5|
**武装 [#V2-4_MainWeapons]
|>|>|>|>|SIZE(12):CENTER:|c
|>|~名称|~搭載数|~弾薬数|~弾薬費&br;(SL)|h
|~主砲|47mm Type 1 cannon|1|104|-|
|~機銃|7.7mm Type 97 machine gun|2|4000|-|
//情報記入の際は、ゲーム内日本語表記を基準にし、「~砲」や「~榴弾砲」「~機関銃」も記入して下さい。
**弾薬((爆薬量はTNT換算)) [#V2-5_Shells]
[[''搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く''>搭載武装解説]]
//この項目の表は「搭載武装解説」の各国ページにリンクが張られている各武装のページからデータを引用している。「weapon_dummy」をページ名に置き換えて欲しい。
//データが更新されて古くなっている場合は、大本のページを編集して欲しい。これを編集すると、全てのページにある武装データが一度に更新される。
#include(47 mm Type 1 cannon,notitle)
#br
#include(7.7 mm vehicle Type 97 machine gun,notitle)
//「weapon_dummy」を「搭載武装解説」にある各兵装ページのページ名に置き換えて欲しい。ページが未作成の場合は、テンプレートに従って作成してもらえるとありがたい。
**車両改良 [#V2-6_Modifications]
''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要&color(Blue){RP};|~購入費(SL)|h
|~I|~履帯|***|***|
|~|~修理キット|~|~|
|~|~砲塔駆動機構|~|~|
|>|>|>||
|~II|~サスペンション|***|***|
|~|~ブレーキシステム|~|~|
|~|~手動消火器|~|~|
|~|~砲火調整|~|~|
|>|>|>||
|~III|~フィルター|***|***|
|~|~救急セット|~|~|
|~|~昇降機構|~|~|
|>|>|>||
|~IV|~変速機|750|1,000|
|~|~エンジン|~|~|
|~|~砲撃支援|~|~|
**カモフラージュ [#V2-7_Camouflage]
#region(''クリックで表示'')
|>|SIZE(12):|c
|>|~既定|
|>|&attachref(./チハ改.jpg,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準迷彩|
|>||
|>|~茶色迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破35 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|茶色迷彩|
|>||
|>|~艦艇灰色迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|艦艇灰色迷彩|
|>||
|>|~焦茶縞模様迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|焦茶縞模様迷彩|
|>||
|>|~斑点黄褐緑色迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|斑点黄褐緑色迷彩|
|>||
|>|~冬季迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破50|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|冬季迷彩|
|>||
|>|~Early winter camouflage|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|Early winter camouflage|
|>||
#endregion
**研究ツリー [#V2-8_Tree]
|>|SIZE(12):CENTER:|c
|~前車両|''[[Chi-Ha]]''|
|~派生車両|''[[-]]''|
//|~派生元車両|''[[-]]''|
//|~オリジナル車両|''[[-]]''|
//↑鹵獲・レンドリース車両用
|~次車両|''[[Ho-I]]''|
#br
#br
*解説 [#V3_Explanation]
**特徴 [#V3-1_Characteristics]
前車の旧砲塔チハと比べると大きく貫徹力&color(silver){とBR};が上昇しており、最大貫通力は77mmと平均的。ただ防御力、機動性は前車と変わらないので運用は慎重に。
//1.71アップデートにより砲塔旋回速度がRBの4.2°/秒から10.5°/秒と速くなり、かなり扱いやすくなった。
//2020年8月アップデートでいままで空だった砲塔上の機銃架に97式車載機銃が追加された。
//%%上に相変わらず砲塔の旋回速度、昇降速度が呆れかえるほど遅いので運用には慎重を要する。特にBRが2.0台に上昇したことにより、機動力の高い戦車を相手にすることが増えるのだが、砲塔旋回及び昇降速度が遅いということは走り回る相手を照準できないこと
//最近のアップデートによりランク2の2式砲戦車と入れ代わり、ランク2になった。
--加筆求む--
#br
''【火力】''
短砲身57mm砲に比べると炸薬量と引き換えに貫徹力、弾道直進性、初速が格段に向上している。同ランク帯なら最大77㎜の貫通力と十分な威力・貫通力を持ち、俯角が-15度とハルダウンしやすいのも魅力の一つ。元々砲揺動が少なく、スタビ付きなので急停車からの
機銃は車体と砲塔上部に付いているが、爆速リロードとはいえ弾数が20発と少なく仰角俯角もあまり取れないので使い勝手が悪い。ただ威力は十分あるのでソフトスキンや露出した乗員に対して有効。
//実装当初からある車体機銃は対空トラックやオープントップ相手に通用する火力はあるものの弾数は僅か20発で稼働範囲が正面部分しかない為やや使い勝手が悪い。ただリロード速度が異常なほど早い為そこまで致命的な隙は生まれない。2020年8月のアップデート
//また人力スタビライザーがついているため砲が揺れづらく急停止からの射撃や微速の状態ではかなり安定した照準特性を持つ。ただし後進が5km/hと遅い為飛び出し撃ちは苦手な部類である。
#br
''【装甲】''
前車に比べると砲塔前面が30mmに車体正面に15mmの履帯が追加されるなどと強化されたが当然装甲は頼りにならない。乗員が前車の4名から5名に増えたが、狭い為乗員の配置が非常に悪く、特に砲塔内の乗員は三人共持っていかれやすい。総じて生存性は絶望的な為、
全積載時の砲弾は配置が悪く、特に砲塔正面に置かれた弾薬は誘爆しやすく非常に危険極まりない。砲弾は全積載せず、必ず50発前後に減らして車体のみに弾薬を置くようにしよう。
#br
''【機動性】''
エンジンが貧弱なので動きがもっさりしている。登板や加速は鈍いが、移動するのに最低限の機動力はあるため立ち回りでカバーする必要がある。
後進は5km/h程度で遅め。飛び出し撃ちは避けたい。
#br
**史実 [#V3-2_History]
従来の九七式中戦車(以下、チハ車)を対戦車戦闘力を上げるため、貫徹力が不十分だった九七式五糎七戦車砲を、貫徹力を重視した一式四十七粍戦車砲に換装した改良型。
本来は新型砲塔及び新型戦車砲のテストベッドとして1941年6月頃に開発された車両であり、あくまでもチハの改良型ではなく、量産の予定はなかった。
しかし、同年末~翌年1942年初めにかけて、M3軽戦車に対抗したいという前線の要望があったため、急遽チハの改良型として量産されることになった。
#region(詳細)
チハ車からの変更点といえば砲塔が一番最初に目が付くだろう。この変更は、元を辿れば1939年に発足した戦車開発委員会の「(将来の)戦車砲はとりあえず今のままでいいが、今後戦車同士の戦闘が増える可能性が高いので対戦車戦向きの戦車砲も研究する」という議
チホ車はチハ車の設計の見直しを行いチハ車と同等の性能でありながら軽量化と整備性・信頼性、量産性の向上を図った車両であった。しかし陸軍はノモンハン事件後、チハ車と同程度の性能では意味がないと考え、チホ車の後継としての開発は1940年に打ち切られ、
この試験の結果を気に入った戦車部隊関係者により改良案として、翌年の1941年の前半に提出され、その後紆余曲折あって1942年3月に誕生したのが本車「チハ改」なのである。このチハ改は当初、量産する気あまりはなかったのだが太平洋戦争直後に遭遇したM3軽戦
チハ改に搭載された一式四七粍戦車砲は初速が810m/sから822m/s程度と速く、一式徹甲弾を用いた場合1000mで約50mmの垂直装甲板(RHA)を貫通することが出来た。この一式徹甲弾の弾丸重量は1.5kgであり、内部には貫通後の威力を考慮し17gの炸薬を充填していた。
ちなみにアメリカ軍武器科の1945年3月付の情報資料によれば、500ヤード(約457m)の距離で2.7インチ(69mm)の垂直装甲を貫通でき、垂直に対し30度傾けた物に対しては2.2インチ(56mm)の貫通力を発揮できるとしている。(別の米軍の調査では500ヤードで82mmもの厚さ
ちなみにマークIVスペシャルと言われて連合軍から恐れられたIV号戦車F2型やM4シャーマン中戦車とは同い年である。&color(Silver){とはいってもこちらは運用上の制約の為、IV号やM4とは重量、武装や装甲、機動性で天と地ほどの差を付けられているが。};
((ただし、島国諸島での戦いやジャングルでの戦いは視界が悪く、道路状況も悪いことがが多かったのでむしろ軽量で小柄なチハの方が待ち伏せなどで有利な部分はあった。スティーブン・ザロガ氏の『M3 & M5スチュアート軽戦車 1940‐1945』によれば、M3軽戦車がM
試作車では前期型車台が使われたが、量産型は後期型車台用いている。前期型との見分け方は後部のエンジングリルの周辺に冷却用の遮風板付き排気窓があったが、後期型ではそれが廃止されている為見分けは容易。砲塔は旋回機構は手動で、旋回ハンドルを使用する
#endregion
#region(実戦)
史実では1942年のバターン半島攻略戦における臨時松岡中隊におけるチハ改10輌が初陣を切り、機甲戦力として日本軍を勝利に導いている。
4/7日の戦闘ではバンダン河北側に敵戦車3輌が自動貨車を伴い出現と歩兵部隊から報告を受け、臨時松岡中隊が出撃する。戦車第7連隊第3中隊と99式襲撃機/軍偵の戦闘中に到着した臨時松岡中隊だったが、この敵戦車は既に99式襲撃機/軍偵の爆撃により撃破されてお
この攻略戦にも参加した臨時松岡中隊に居た元小隊長の証言では、バターン半島攻略戦の前日に捕獲M3軽戦車への射撃試験を行い、約1000mからM3軽戦車を6発中5発貫通できた上に精度も57mm砲とくらべものにならないくらい良かったため、部隊の士気が非常に上がっ
しかしガダルカナルの戦い以降は戦況は打って変わり防衛側に回されるようになると一転して苦戦するようになってくる。サイパン島の闘いでは初めてM4中戦車に遭遇、M4中戦車が相手ではチハ改はあまりにも分が悪かった。何度命中させてもM4中戦車の正面装甲を貫
上記の対戦車戦以外でも貴重な機甲戦力として拠点防衛や機動反撃、敵陣地や敵飛行場を襲撃して度々連合国側を苦しめた。実際に戦車第14聯隊史によると、歩兵部隊に非常に頼りにされていたらしく、著者は非常に困惑したという。
中国大陸での戦闘では中国軍に機甲戦力が無くかなり善戦している。大陸打通作戦では長距離走行により足回りや駆動系トラブルが続出したが、整備員と戦車兵の努力により中国軍の防衛線を突破、後退する中国軍を追撃に活躍した。
日本軍最後の戦闘となった対ソ戦、占守島の戦いでは戦車第11連隊が上陸をしてきたソ連軍の反撃に出動しており、一時は四嶺山まで進出してきたソ連軍に突撃、ソ連軍の対戦車砲や対戦車銃に車輌21輌、戦死者は連隊長と中隊長含めた96名の損害を受けつつも独歩28
//池田連隊長訓示「諸子は今、赤穂浪士となり恥をしのんでも将来に仇を報ぜんとするか、あるいは白虎隊となり玉砕を以って民族の防波堤となり、後世にの歴史に問わんとするか赤穂浪士たらんとするものは一歩前へ出よ、白虎隊たらんとするものは手を挙げよ」悲
※ちなみにソ連による満州侵攻では戦闘前に満州方面の司令部である関東軍が降伏したため、ソ連戦車隊との戦闘は起きていない。
#endregion
※出典』『激闘戦車戦』『臨時松岡中隊戦闘詳報』『臨時松岡中隊所属宇野寛少尉証言』『戦車第14聯隊史』『機甲入門』『帝国陸軍戦車と砲戦車』
**小ネタ [#V3-3_Tips]
#region(乗組員数)
チハ改は本来四人乗りだが、戦車第十連隊、戦車第十四連隊、戦車第十一連隊の中隊長(軽戦車装備の中隊は除く)クラスでは臨時で装填手(第二砲手)を採用し五人乗り編成になっている。
#endregion
#region(榴弾火力)
一式四十七粍速射砲/戦車砲には一式徹甲弾の他に対人用の九八式榴弾がある。この九八式榴弾は米側の資料ではピクリン酸とTNTの混合で炸薬量は91g、ロシア側の資料では87gとある。ゲーム内ではチヘにこの一式榴弾が採用されているが、データはどうやらロシア側
九八式榴弾の効力半径は7.5mであり、九四式三十七粍戦車砲用の九四式榴弾は同じくピクリン酸とTNTの混合で炸薬量が58.5、威力の目安となる効力半径((日本軍の場合は榴弾の着弾点を中心に三辺方向に布幕を張り弾痕や回収された破片から人馬を殺傷できる距離を
他にも同様の試験で九〇式/九七式五十七粍戦車砲用の九〇式榴弾はTNT250g、効力半径は15~16m、九〇式野砲/三式七糎半戦車砲や四一式山砲や三八式野砲、九九式七糎半戦車砲などに使用された九〇式榴弾は炸薬がTNT810g、効力半径は26mとしている。
参考までに歩兵が装備する九二式七糎歩兵砲用の九二式榴弾は炸薬630g、効力半径は22mである。
なお、一式四十七粍砲の採用に辺り、榴弾効力の参考にノモンハンで鹵獲した押収45mm対戦車砲と九〇式五十七粍戦車砲と比較審査を行った。審査の結果、45mm榴弾の効力半径は57mm砲の半分程度という推測を得た。ただし機銃陣や小掩蓋に対する効力試験では威力は
ちなみに押収された45mm対戦車砲の種類は不明であるが、45mm砲用に使用されたソ連の45mm砲用榴弾はO-240とO-243がある。O-240の炸薬は78g、O-243の炸薬は118gと炸薬量は87~91gの九八式榴弾とそこまで大差はない。なおソ連側の判定によれば、榴弾の種類は
#endregion
#region(チハたん?)
よく知られている愛称として存在するチハたんだが、これは「小銃すら防げない」「軽戦車に負ける」などの(デマを含む)悪評によって、クソザコナメクジっぷりがネタにされた際、当時2000年代初頭においてアニメオタクが女性キャラクターに「××たん」と愛称をつけ
#endregion
#region(搭載砲の逸話)
チハ車の将来の戦車砲の検討するために、47mm戦車砲と57mm長砲身砲それぞれ試作したところ57mm長砲身砲の方が高い威力だった。しかし、当時の対戦車砲の弾薬が47mm戦車砲と同じであり、弾薬の共通化を優先したため47mm戦車砲が搭載が決定され、57mm長砲身砲は
ただし、57mm長砲身砲は正体が分かっておらず、そもそもチハ改の開発経緯は、昭和16年末に遭遇したM3軽戦車に泥縄的に対抗するために、その昨年度に''「たまたま、47㎜戦車砲の試験用の台として利用されていたチハ車体」を臨時に量産化したモノである''。この
47㎜か57㎜かの主砲選択の逸話の初出は日本戦車部隊の創始者である原乙未生氏の著書であるが、原氏はチハ車の採用後は戦車開発に直接関わっておらず、今のところ裏付ける資料もないため、このエピソードはあまり信用するべきではないのかもしれない。
#endregion
#region(元々未来を見て作られたチハ)
新型の砲を搭載する際、本来車体は再設計又は一から作り直すことが多いがチハ改は砲塔を取り替えるという作業でほぼ完了している。
これはチハの開発者は今後数年の間に出現するであろう新型戦車に対抗出来る砲が搭載出来るよう砲塔リングを大きめに取ったりと元からチハを全体的にある程度の余裕が持てるよう設計していた。(この設計は改良型のチヘ等受け継がれる)しかしそれは設計時の1936
#endregion
#region(共産党軍の「功臣号」)
日中戦争が終結し、第二次国共内戦勃発した頃に共産党軍は瀋陽市で九七式中戦車改1両を鹵獲し修理した。共産党軍は史上初の戦車隊として東北戦車大隊(現在の人民解放軍第1装甲師団)を発足しこの車両は102号車と名称され正式に最初の共産党軍戦車となった。そ
#endregion
#region(WTでのモデリングについて)
WT内のチハ改には正面から見て砲塔右側に謎のチョボが付いてる。実はこれ、ドーザーを装備するための器具である。最前列の転輪の間をよく見るとリング状の器具があり、ここにドーザーブレードの支軸を差し込む。&color(Silver){ドーザーブレード実装か?}; 砲
#endregion
#region(『士魂』…日本軍最後の戦闘)
史実でも解説されていたが、ここでより詳しく解説させてもらう。
帝国陸軍戦車部隊の精鋭とされる第11戦車連隊は11を重ね合わせ『士』と読み軍人らは自らを『士魂部隊』と自称していた。ポツダム宣言受諾後第11戦車連隊は本土防衛のため占守島に展開し国籍不明軍による攻撃に対し警戒を続けていた。既に終戦となった8月15日
#endregion
*外部リンク [#V4_Links]
#br
●[[WarThunder公式英語Wiki>http://wiki.warthunder.com/index.php?title=Type_97_Chi-Ha_Kai]]
//↑対応する地上車両のURLを添付。公式英語Wikiトップ→ http://wiki.warthunder.com/
#br
●[[インターネット百科事典ウィキペディア>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E4%B8%83%E5%BC%8F%E4%B8%AD%E6%88%A6%E8%BB%8A]]
//↑対応するインターネット百科事典ウィキペディアのURLを添付。
#br
*コメント [#V5_Comments]
&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
-&color(Red){''荒らし行為''に対しては''スルー''してください。};不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、&color(Red){''荒らし共々BAN''される可能性もあります。};
-ページの編集要望等ありましたら[[兵器データ編集状況まとめ]]のコメント欄をご利用ください。
----
#region(&color(Silver){旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)};)
#pcomment(./コメント,reply,10)
#endregion
#zcomment(t=warthunder%2F112&h=200&size=10&style=wikiwiki)
//↑ZawaZawaコメント欄の導入方法はテンプレートページの「編集の手引き」を参照の事。
終了行:
//地上車両テンプレートバージョン16.12.1
*日本 RankI 中戦車 Chi-Ha Kai / 九七式中戦車改 新砲塔チハ[#V1_Top]
//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pz.Kpfw. III Ausf. L
//ただし、ここの車両名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pak40/3 auf Sfl.38 Ausf. H マルダーIII H型
&attachref(./無題3.jpg,nolink);
**概要 [#V1-1_Summary]
//↓概要説明は実装時のバージョンや車両特性などを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#V3_Explanation]】にて。
&size(24){チハたん∩(・ω・)∩ばんじゃーい};
1.65で実装された日本陸軍、中戦車ツリー3番目の車両。
一つ前のチハの砲塔を交換したモデルで、ここでようやく平均的な貫通力を持つ戦車と出会える。
しかし依然として装甲に難を抱えているにも関わらずBRが2.3になっており、本車両の攻撃を防ぐ戦車も跋扈しているのでより慎重な運用が必要。
*車両情報(v1.89.1.73) [#V2_Data]
//↑情報元クライアントのバージョンを記入して下さい。
//情報記入の際はモードの表記が無い場所は全てRealisticBattles{RB}モードの情報を記入して下さい。
**必要経費 [#V2-1_Costs]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~必要研究値(&color(blue){RP};)|***|
|~車両購入費(SL)|***|
//|~車両購入費(&color(Red){GE};)|***|
//|~車両購入費($)|**.**|
|>||
|~乗員訓練費(SL)|600|
|~エキスパート化(SL)|2100|
|~エース化(&color(Red){GE};)|40|
|~エース化無料(&color(Blue){RP};)|110000|
|>||
|~バックアップ(&color(red){GE};)|25|
|~護符(&color(red){GE};)|150|
**BR・報酬・修理 [#V2-2_BR_Rewards_Repair]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~【AB/RB/SB】&br;(初期⇒全改修完了後)|h
|~バトルレーティング|2.3 / 2.3 / 2.0|
|~&color(Blue){RP};倍率|1.0|
//↑課金車両の場合、「(+100%)」と護符分のボーナスを加えて表記。例:「1.72 (+100%)」
|~SL倍率|0.2 / 0.2 / 0.3|
|~最大修理費(SL)|320⇒411 / 460⇒592 / 510⇒656|
**車両性能 [#V2-3_Statistics]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~数値|h
|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~砲塔旋回速度(°/s)|17.2⇒23.8 / 10.8⇒12.7|
|~俯角/仰角(°)|-15/20|
|~リロード速度(秒)&br;(初期⇒スキルMAX+エース化)|4.29⇒3.3|
|>||
|~車体装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|25 / 25 / 20|
|~砲塔装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|25 / 25 / 25|
|>||
|~重量(t)|14.8|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~エンジン出力(hp)|263⇒324 / 150⇒170|
|~|2,000rpm|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最高速度(km/h)|44 / 40|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最大登坂能力(°)|26⇒33 / 28⇒33|
|~視界(%)|74|
|>||
|~乗員数(人)|5|
**武装 [#V2-4_MainWeapons]
|>|>|>|>|SIZE(12):CENTER:|c
|>|~名称|~搭載数|~弾薬数|~弾薬費&br;(SL)|h
|~主砲|47mm Type 1 cannon|1|104|-|
|~機銃|7.7mm Type 97 machine gun|2|4000|-|
//情報記入の際は、ゲーム内日本語表記を基準にし、「~砲」や「~榴弾砲」「~機関銃」も記入して下さい。
**弾薬((爆薬量はTNT換算)) [#V2-5_Shells]
[[''搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く''>搭載武装解説]]
//この項目の表は「搭載武装解説」の各国ページにリンクが張られている各武装のページからデータを引用している。「weapon_dummy」をページ名に置き換えて欲しい。
//データが更新されて古くなっている場合は、大本のページを編集して欲しい。これを編集すると、全てのページにある武装データが一度に更新される。
#include(47 mm Type 1 cannon,notitle)
#br
#include(7.7 mm vehicle Type 97 machine gun,notitle)
//「weapon_dummy」を「搭載武装解説」にある各兵装ページのページ名に置き換えて欲しい。ページが未作成の場合は、テンプレートに従って作成してもらえるとありがたい。
**車両改良 [#V2-6_Modifications]
''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要&color(Blue){RP};|~購入費(SL)|h
|~I|~履帯|***|***|
|~|~修理キット|~|~|
|~|~砲塔駆動機構|~|~|
|>|>|>||
|~II|~サスペンション|***|***|
|~|~ブレーキシステム|~|~|
|~|~手動消火器|~|~|
|~|~砲火調整|~|~|
|>|>|>||
|~III|~フィルター|***|***|
|~|~救急セット|~|~|
|~|~昇降機構|~|~|
|>|>|>||
|~IV|~変速機|750|1,000|
|~|~エンジン|~|~|
|~|~砲撃支援|~|~|
**カモフラージュ [#V2-7_Camouflage]
#region(''クリックで表示'')
|>|SIZE(12):|c
|>|~既定|
|>|&attachref(./チハ改.jpg,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準迷彩|
|>||
|>|~茶色迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破35 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|茶色迷彩|
|>||
|>|~艦艇灰色迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|艦艇灰色迷彩|
|>||
|>|~焦茶縞模様迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|焦茶縞模様迷彩|
|>||
|>|~斑点黄褐緑色迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|斑点黄褐緑色迷彩|
|>||
|>|~冬季迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破50|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|冬季迷彩|
|>||
|>|~Early winter camouflage|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|Early winter camouflage|
|>||
#endregion
**研究ツリー [#V2-8_Tree]
|>|SIZE(12):CENTER:|c
|~前車両|''[[Chi-Ha]]''|
|~派生車両|''[[-]]''|
//|~派生元車両|''[[-]]''|
//|~オリジナル車両|''[[-]]''|
//↑鹵獲・レンドリース車両用
|~次車両|''[[Ho-I]]''|
#br
#br
*解説 [#V3_Explanation]
**特徴 [#V3-1_Characteristics]
前車の旧砲塔チハと比べると大きく貫徹力&color(silver){とBR};が上昇しており、最大貫通力は77mmと平均的。ただ防御力、機動性は前車と変わらないので運用は慎重に。
//1.71アップデートにより砲塔旋回速度がRBの4.2°/秒から10.5°/秒と速くなり、かなり扱いやすくなった。
//2020年8月アップデートでいままで空だった砲塔上の機銃架に97式車載機銃が追加された。
//%%上に相変わらず砲塔の旋回速度、昇降速度が呆れかえるほど遅いので運用には慎重を要する。特にBRが2.0台に上昇したことにより、機動力の高い戦車を相手にすることが増えるのだが、砲塔旋回及び昇降速度が遅いということは走り回る相手を照準できないこと
//最近のアップデートによりランク2の2式砲戦車と入れ代わり、ランク2になった。
--加筆求む--
#br
''【火力】''
短砲身57mm砲に比べると炸薬量と引き換えに貫徹力、弾道直進性、初速が格段に向上している。同ランク帯なら最大77㎜の貫通力と十分な威力・貫通力を持ち、俯角が-15度とハルダウンしやすいのも魅力の一つ。元々砲揺動が少なく、スタビ付きなので急停車からの
機銃は車体と砲塔上部に付いているが、爆速リロードとはいえ弾数が20発と少なく仰角俯角もあまり取れないので使い勝手が悪い。ただ威力は十分あるのでソフトスキンや露出した乗員に対して有効。
//実装当初からある車体機銃は対空トラックやオープントップ相手に通用する火力はあるものの弾数は僅か20発で稼働範囲が正面部分しかない為やや使い勝手が悪い。ただリロード速度が異常なほど早い為そこまで致命的な隙は生まれない。2020年8月のアップデート
//また人力スタビライザーがついているため砲が揺れづらく急停止からの射撃や微速の状態ではかなり安定した照準特性を持つ。ただし後進が5km/hと遅い為飛び出し撃ちは苦手な部類である。
#br
''【装甲】''
前車に比べると砲塔前面が30mmに車体正面に15mmの履帯が追加されるなどと強化されたが当然装甲は頼りにならない。乗員が前車の4名から5名に増えたが、狭い為乗員の配置が非常に悪く、特に砲塔内の乗員は三人共持っていかれやすい。総じて生存性は絶望的な為、
全積載時の砲弾は配置が悪く、特に砲塔正面に置かれた弾薬は誘爆しやすく非常に危険極まりない。砲弾は全積載せず、必ず50発前後に減らして車体のみに弾薬を置くようにしよう。
#br
''【機動性】''
エンジンが貧弱なので動きがもっさりしている。登板や加速は鈍いが、移動するのに最低限の機動力はあるため立ち回りでカバーする必要がある。
後進は5km/h程度で遅め。飛び出し撃ちは避けたい。
#br
**史実 [#V3-2_History]
従来の九七式中戦車(以下、チハ車)を対戦車戦闘力を上げるため、貫徹力が不十分だった九七式五糎七戦車砲を、貫徹力を重視した一式四十七粍戦車砲に換装した改良型。
本来は新型砲塔及び新型戦車砲のテストベッドとして1941年6月頃に開発された車両であり、あくまでもチハの改良型ではなく、量産の予定はなかった。
しかし、同年末~翌年1942年初めにかけて、M3軽戦車に対抗したいという前線の要望があったため、急遽チハの改良型として量産されることになった。
#region(詳細)
チハ車からの変更点といえば砲塔が一番最初に目が付くだろう。この変更は、元を辿れば1939年に発足した戦車開発委員会の「(将来の)戦車砲はとりあえず今のままでいいが、今後戦車同士の戦闘が増える可能性が高いので対戦車戦向きの戦車砲も研究する」という議
チホ車はチハ車の設計の見直しを行いチハ車と同等の性能でありながら軽量化と整備性・信頼性、量産性の向上を図った車両であった。しかし陸軍はノモンハン事件後、チハ車と同程度の性能では意味がないと考え、チホ車の後継としての開発は1940年に打ち切られ、
この試験の結果を気に入った戦車部隊関係者により改良案として、翌年の1941年の前半に提出され、その後紆余曲折あって1942年3月に誕生したのが本車「チハ改」なのである。このチハ改は当初、量産する気あまりはなかったのだが太平洋戦争直後に遭遇したM3軽戦
チハ改に搭載された一式四七粍戦車砲は初速が810m/sから822m/s程度と速く、一式徹甲弾を用いた場合1000mで約50mmの垂直装甲板(RHA)を貫通することが出来た。この一式徹甲弾の弾丸重量は1.5kgであり、内部には貫通後の威力を考慮し17gの炸薬を充填していた。
ちなみにアメリカ軍武器科の1945年3月付の情報資料によれば、500ヤード(約457m)の距離で2.7インチ(69mm)の垂直装甲を貫通でき、垂直に対し30度傾けた物に対しては2.2インチ(56mm)の貫通力を発揮できるとしている。(別の米軍の調査では500ヤードで82mmもの厚さ
ちなみにマークIVスペシャルと言われて連合軍から恐れられたIV号戦車F2型やM4シャーマン中戦車とは同い年である。&color(Silver){とはいってもこちらは運用上の制約の為、IV号やM4とは重量、武装や装甲、機動性で天と地ほどの差を付けられているが。};
((ただし、島国諸島での戦いやジャングルでの戦いは視界が悪く、道路状況も悪いことがが多かったのでむしろ軽量で小柄なチハの方が待ち伏せなどで有利な部分はあった。スティーブン・ザロガ氏の『M3 & M5スチュアート軽戦車 1940‐1945』によれば、M3軽戦車がM
試作車では前期型車台が使われたが、量産型は後期型車台用いている。前期型との見分け方は後部のエンジングリルの周辺に冷却用の遮風板付き排気窓があったが、後期型ではそれが廃止されている為見分けは容易。砲塔は旋回機構は手動で、旋回ハンドルを使用する
#endregion
#region(実戦)
史実では1942年のバターン半島攻略戦における臨時松岡中隊におけるチハ改10輌が初陣を切り、機甲戦力として日本軍を勝利に導いている。
4/7日の戦闘ではバンダン河北側に敵戦車3輌が自動貨車を伴い出現と歩兵部隊から報告を受け、臨時松岡中隊が出撃する。戦車第7連隊第3中隊と99式襲撃機/軍偵の戦闘中に到着した臨時松岡中隊だったが、この敵戦車は既に99式襲撃機/軍偵の爆撃により撃破されてお
この攻略戦にも参加した臨時松岡中隊に居た元小隊長の証言では、バターン半島攻略戦の前日に捕獲M3軽戦車への射撃試験を行い、約1000mからM3軽戦車を6発中5発貫通できた上に精度も57mm砲とくらべものにならないくらい良かったため、部隊の士気が非常に上がっ
しかしガダルカナルの戦い以降は戦況は打って変わり防衛側に回されるようになると一転して苦戦するようになってくる。サイパン島の闘いでは初めてM4中戦車に遭遇、M4中戦車が相手ではチハ改はあまりにも分が悪かった。何度命中させてもM4中戦車の正面装甲を貫
上記の対戦車戦以外でも貴重な機甲戦力として拠点防衛や機動反撃、敵陣地や敵飛行場を襲撃して度々連合国側を苦しめた。実際に戦車第14聯隊史によると、歩兵部隊に非常に頼りにされていたらしく、著者は非常に困惑したという。
中国大陸での戦闘では中国軍に機甲戦力が無くかなり善戦している。大陸打通作戦では長距離走行により足回りや駆動系トラブルが続出したが、整備員と戦車兵の努力により中国軍の防衛線を突破、後退する中国軍を追撃に活躍した。
日本軍最後の戦闘となった対ソ戦、占守島の戦いでは戦車第11連隊が上陸をしてきたソ連軍の反撃に出動しており、一時は四嶺山まで進出してきたソ連軍に突撃、ソ連軍の対戦車砲や対戦車銃に車輌21輌、戦死者は連隊長と中隊長含めた96名の損害を受けつつも独歩28
//池田連隊長訓示「諸子は今、赤穂浪士となり恥をしのんでも将来に仇を報ぜんとするか、あるいは白虎隊となり玉砕を以って民族の防波堤となり、後世にの歴史に問わんとするか赤穂浪士たらんとするものは一歩前へ出よ、白虎隊たらんとするものは手を挙げよ」悲
※ちなみにソ連による満州侵攻では戦闘前に満州方面の司令部である関東軍が降伏したため、ソ連戦車隊との戦闘は起きていない。
#endregion
※出典』『激闘戦車戦』『臨時松岡中隊戦闘詳報』『臨時松岡中隊所属宇野寛少尉証言』『戦車第14聯隊史』『機甲入門』『帝国陸軍戦車と砲戦車』
**小ネタ [#V3-3_Tips]
#region(乗組員数)
チハ改は本来四人乗りだが、戦車第十連隊、戦車第十四連隊、戦車第十一連隊の中隊長(軽戦車装備の中隊は除く)クラスでは臨時で装填手(第二砲手)を採用し五人乗り編成になっている。
#endregion
#region(榴弾火力)
一式四十七粍速射砲/戦車砲には一式徹甲弾の他に対人用の九八式榴弾がある。この九八式榴弾は米側の資料ではピクリン酸とTNTの混合で炸薬量は91g、ロシア側の資料では87gとある。ゲーム内ではチヘにこの一式榴弾が採用されているが、データはどうやらロシア側
九八式榴弾の効力半径は7.5mであり、九四式三十七粍戦車砲用の九四式榴弾は同じくピクリン酸とTNTの混合で炸薬量が58.5、威力の目安となる効力半径((日本軍の場合は榴弾の着弾点を中心に三辺方向に布幕を張り弾痕や回収された破片から人馬を殺傷できる距離を
他にも同様の試験で九〇式/九七式五十七粍戦車砲用の九〇式榴弾はTNT250g、効力半径は15~16m、九〇式野砲/三式七糎半戦車砲や四一式山砲や三八式野砲、九九式七糎半戦車砲などに使用された九〇式榴弾は炸薬がTNT810g、効力半径は26mとしている。
参考までに歩兵が装備する九二式七糎歩兵砲用の九二式榴弾は炸薬630g、効力半径は22mである。
なお、一式四十七粍砲の採用に辺り、榴弾効力の参考にノモンハンで鹵獲した押収45mm対戦車砲と九〇式五十七粍戦車砲と比較審査を行った。審査の結果、45mm榴弾の効力半径は57mm砲の半分程度という推測を得た。ただし機銃陣や小掩蓋に対する効力試験では威力は
ちなみに押収された45mm対戦車砲の種類は不明であるが、45mm砲用に使用されたソ連の45mm砲用榴弾はO-240とO-243がある。O-240の炸薬は78g、O-243の炸薬は118gと炸薬量は87~91gの九八式榴弾とそこまで大差はない。なおソ連側の判定によれば、榴弾の種類は
#endregion
#region(チハたん?)
よく知られている愛称として存在するチハたんだが、これは「小銃すら防げない」「軽戦車に負ける」などの(デマを含む)悪評によって、クソザコナメクジっぷりがネタにされた際、当時2000年代初頭においてアニメオタクが女性キャラクターに「××たん」と愛称をつけ
#endregion
#region(搭載砲の逸話)
チハ車の将来の戦車砲の検討するために、47mm戦車砲と57mm長砲身砲それぞれ試作したところ57mm長砲身砲の方が高い威力だった。しかし、当時の対戦車砲の弾薬が47mm戦車砲と同じであり、弾薬の共通化を優先したため47mm戦車砲が搭載が決定され、57mm長砲身砲は
ただし、57mm長砲身砲は正体が分かっておらず、そもそもチハ改の開発経緯は、昭和16年末に遭遇したM3軽戦車に泥縄的に対抗するために、その昨年度に''「たまたま、47㎜戦車砲の試験用の台として利用されていたチハ車体」を臨時に量産化したモノである''。この
47㎜か57㎜かの主砲選択の逸話の初出は日本戦車部隊の創始者である原乙未生氏の著書であるが、原氏はチハ車の採用後は戦車開発に直接関わっておらず、今のところ裏付ける資料もないため、このエピソードはあまり信用するべきではないのかもしれない。
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#region(元々未来を見て作られたチハ)
新型の砲を搭載する際、本来車体は再設計又は一から作り直すことが多いがチハ改は砲塔を取り替えるという作業でほぼ完了している。
これはチハの開発者は今後数年の間に出現するであろう新型戦車に対抗出来る砲が搭載出来るよう砲塔リングを大きめに取ったりと元からチハを全体的にある程度の余裕が持てるよう設計していた。(この設計は改良型のチヘ等受け継がれる)しかしそれは設計時の1936
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#region(共産党軍の「功臣号」)
日中戦争が終結し、第二次国共内戦勃発した頃に共産党軍は瀋陽市で九七式中戦車改1両を鹵獲し修理した。共産党軍は史上初の戦車隊として東北戦車大隊(現在の人民解放軍第1装甲師団)を発足しこの車両は102号車と名称され正式に最初の共産党軍戦車となった。そ
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#region(WTでのモデリングについて)
WT内のチハ改には正面から見て砲塔右側に謎のチョボが付いてる。実はこれ、ドーザーを装備するための器具である。最前列の転輪の間をよく見るとリング状の器具があり、ここにドーザーブレードの支軸を差し込む。&color(Silver){ドーザーブレード実装か?}; 砲
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#region(『士魂』…日本軍最後の戦闘)
史実でも解説されていたが、ここでより詳しく解説させてもらう。
帝国陸軍戦車部隊の精鋭とされる第11戦車連隊は11を重ね合わせ『士』と読み軍人らは自らを『士魂部隊』と自称していた。ポツダム宣言受諾後第11戦車連隊は本土防衛のため占守島に展開し国籍不明軍による攻撃に対し警戒を続けていた。既に終戦となった8月15日
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*外部リンク [#V4_Links]
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●[[WarThunder公式英語Wiki>http://wiki.warthunder.com/index.php?title=Type_97_Chi-Ha_Kai]]
//↑対応する地上車両のURLを添付。公式英語Wikiトップ→ http://wiki.warthunder.com/
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●[[インターネット百科事典ウィキペディア>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E4%B8%83%E5%BC%8F%E4%B8%AD%E6%88%A6%E8%BB%8A]]
//↑対応するインターネット百科事典ウィキペディアのURLを添付。
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*コメント [#V5_Comments]
&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
-&color(Red){''荒らし行為''に対しては''スルー''してください。};不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、&color(Red){''荒らし共々BAN''される可能性もあります。};
-ページの編集要望等ありましたら[[兵器データ編集状況まとめ]]のコメント欄をご利用ください。
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#region(&color(Silver){旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)};)
#pcomment(./コメント,reply,10)
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#zcomment(t=warthunder%2F112&h=200&size=10&style=wikiwiki)
//↑ZawaZawaコメント欄の導入方法はテンプレートページの「編集の手引き」を参照の事。
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