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//航空機テンプレートバージョン17.01.1
*日本 RankV ジェット戦闘機 F-86F-40 セイバー[#A1_Top]
//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ソ連 RankII 重戦闘機/戦闘攻撃機 Pe-3/Early
//ただし、ここの機体名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:日本 RankIII 軽戦闘機 Ki-43-III otsu Hayabusa 一式戦闘機三型乙 隼
&attachref(./F-86 F40.jpg,nolink,50%);
**概要 [#A1-1_Summary]
//↓概要説明は実装時のバージョンや機体特性、武装、史実などページ全体の要点をとりまとめたものを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#A3_Explanation]】にて。
Ver.1.75で実装された、日本のランクVジェット戦闘機。航空自衛隊の冷戦初期における主力戦闘機。
主翼伸長と前縁スラットの追加で旋回率が大幅に向上しており、格闘戦時はもちろん地上支援時の取り回しも向上した。
*機体情報(v1.**) [#A2_Data]
//↑情報元クライアントのバージョンを記入して下さい。
//Ver.1.59の時点では、機体アイコンマウスオーバーで表示される性能表が開発状況に合致していない場合がありました。機体カスタマイズ(プレビュー)で画面左上の性能表で、最高速度・旋回時間・上昇速度の数値の下に黄色のバー(開発の進み度合いが判る)が
**必要経費 [#A2-1_Costs]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~必要研究値(&color(blue){RP};)|170,000|
|~機体購入費(SL)|550,000|
|>||
|~乗員訓練費(SL)|160,000|
|~エキスパート化(SL)|550,000|
|~エース化(&color(Red){GE};)|2,000|
|~エース化無料(&color(Blue){RP};)|800,000|
|>||
|~バックアップ(&color(red){GE};)|50|
|~護符(&color(red){GE};)|2,300|
**BR・報酬・修理 [#A2-2_BR_Rewards_Repair]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~【AB/RB/SB】&br;(初期⇒全改修完了後)|h
|~バトルレーティング|8.3 / 9.0 / 9.3|
|~&color(Blue){RP};倍率|2|
//↑課金機体の場合、「(+100%)」と護符分のボーナスを加えて表記。例:「1.72 (+100%)」
|~SL倍率|1.5 / 3.6 / 3.3|
|~最大修理費(SL)|4,950⇒6,504 / 20,700⇒27,199 / 15,200⇒19,972|
**機体性能 [#A2-3_Statistics]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~(初期⇒全改修完了後)&br;【AB/RB&SB】|h
|~最高速度(km/h)|1095⇒1115 / 1088⇒1106|
|~|(高度0~100m(海抜)時)|
|~最高高度(m)|14700|
|~旋回時間(秒)|24.4⇒21.8 / 24.9⇒23.0|
|~上昇速度(m/s)|38.8⇒55.5 / 36.3⇒46.5|
|~離陸滑走距離(m)|750|
|>||
|~離陸推力(kgf)|2470.5⇒2739.4 / 2445⇒2,600|
//↑X線画面でエンジンにカーソルを合わせると表示される
|>||
|~毎秒射撃量(kg/s)|5.20|
|~燃料量(分)|min7 / 20/ max26|
|>||
|~限界速度(IAS)|1,111 km/s|
|~フラップ破損速度(IAS)|(戦闘)590 km/s, (離陸)562 km/h, (着陸)343 km/s|
|~主翼耐久度|-4.5G ~ 10.5G|
//↑↑フラップ破損は大体の速度でOK。戦闘フラップの代わりに離陸フラップ等がある場合は適宜表記を変更。
//↑主翼耐久度は主翼が折れる直前のGを表記。折れない場合は「-∞G」「∞G」と表記しても良い。一応の耐久度の限界値は設定されているらしいが、通常プレイでデータ取得が難しい場合(20G以上等)は公式英語Wikiやデータシートも参考に。
**武装 [#A2-4_MainWeapons]
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~分類|~名称|~搭載数|~装弾数|~搭載箇所|h
|~機銃|~12.7mm&br;ブローニング M3|6|1800|機首|
//分類にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座
**弾薬 [#A2-5_Shells]
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~武装名|~ベルト名|~内訳|~費用(SL)|h
|~12.7mm&br;ブローニング M3|既定|API-T/AP/AP/I|-|
|~|汎用|AP-I/AP-I/API-T/I/I|230|
|~|地上目標|API-T/I/AP/AP/AP-I/AP-I|230|
|~|曳光弾|API-T|230|
|~|ステルス|AP-I/I/AP-I/I|350|
//分類にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座
**追加武装 [#A2-6_PayloadOptions]
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~分&br;類|~名称&br;(爆薬量)&br;種類|~搭&br;載&br;数|>|>|~影響【AB/RB&SB】|~費用&br;(SL)|~搭載条件|~備考((爆薬量はTNT換算))|h
|~|~|~|~最高速度&br;(km/h)|~上昇速度&br;(m/s)|~旋回時間&br;(sec)|~|~|~|h
|>|>|CENTER:SIZE(12):|>|>|CENTER:SIZE(10):|>|CENTER:SIZE(12):|CENTER:SIZE(10):|c
|~B|~1000lbs&br;(454kg)&br;AN-M65|2|COLOR(Red):-141.8/-189.4|COLOR(Red):-23.8/-23.8|COLOR(Red):+3.5/+4.1|400|FLBC mk.1|合計搭載量&br;1,000lbs&br;(爆薬量240.4kg)|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~R|~127mm&br;HVAR|16|COLOR(Red):-131/-178.6|COLOR(Red):-24/-24|COLOR(Red):+3.8/+4.5|320|FRC mk.2|重量1,024kg|
//分類...爆弾=B,魚雷=T,ロケット=R,ガンポッド=G,爆弾&爆弾=B&B,ロケット&爆弾=R&B
**機体改良 [#A2-7_Modifications]
''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要&color(Blue){RP};|~購入費(SL)|h
|~I|~胴体修理|9000|***|
|~|~コンプレッサー|~|~|
//|~|~ボディーアーマー|~|~|
//|~|~防弾ガラス強化|~|~|
|~|~12mm弾薬ベルト|~|~|
|>|>|>||
|~II|~新しいブースター|10000|***|
//|~|~新しいブースター|~|~|
|~|~機体|~|~|
|~|~FRC mk.2|~|~|
|>|>|>||
|~III|~主翼修理|8400|***|
|~|~エンジン|~|~|
//|~|~後部装甲板強化|~|~|
|~|~新しい12mm機関銃|~|~|
|~|~FLBC mk.1|~|~|
|>|>|>||
|~IV|~耐Gスーツ|15000|***|
//|~|~**オクタン燃料使用|~|~|
//|~|~耐Gスーツ|~|~|
|~|~カバー交換|~|~|
//|~|~新しい**mm機関砲|~|~|
|~|~AIM-9B|~|~|
//名称にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座関連
**カモフラージュ [#A2-8_Camouflage]
#region(''クリックで表示'')
|>|SIZE(12):|c
|>|~既定|
|>|&attachref(./War Thunder Super-Resolution 2018.12.02 - 15.34.34.67.jpg,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準カモフラージュ・史実のブルーインパルス塗装|
|>||
#endregion
**研究ツリー [#A2-9_Tree]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~前機体|''[[F-86F-30(JP)>F-86F-30 Sabre(JP)]]''|
|~派生機体|''[[-]]''|
//|~派生元機体|''[[-]]''|
//|~オリジナル機体|''[[-]]''|
//↑鹵獲・レンドリース機体用
|~次機体|''[[F-104J]]''|
#br
#br
*解説 [#A3_Explanation]
**特徴 [#A3-1_Characteristics]
史実での活躍の印象深さゆえか、既定スキンはアルミレーキやグレーではなく、空中機動研究班((ブルーインパルス。同隊草創期の機材として、東京オリンピック開会式での五輪マークや大阪万博開会式でのEXPO'70の文字を空に描いた。))所属機になっている。白地
前機体の[[F-30>F-86F-30 Sabre(JP)]]と武装やエンジンの違いはないが、主翼が若干延長され、主翼の境界層仕切板がなくなり前縁スラットが追加された。この改変により、僅かなロールレートと上昇性能と引き換えに、旋回性能の向上を得た。また、低性能な初期
実装当初はエンドコンテンツの一角を占めていたが、現環境では超音速機や各種第2・第3世代AAMとマッチングし得る為、一転して苦しい立場に置かれる事に。それでも慎重にエネルギーを保全し、ここぞの機動に全てを賭ければ、未来兵器に一矢報いることも不可能
**立ち回り [#A3-2_HowToFight]
''【アーケードバトル】''
前任の[[F-86F-30 Sabre(JP)]]よりも向上した旋回性能を生かして格闘戦を挑む……のではなく、きちんと上昇して一撃離脱に徹しよう。残念だが高い上昇性能を持っているわけではないので多少の迂回上昇が必須となるかもしれない。
武装についてだが、12.7mmM3x6門を装備している。この機銃は高い発射レートと初速を備えており、未改修時からかなりのキルを見込める。弾薬ベルトは規定の時点で威力が高く、どれを使っても問題がないので好みに応じて選択しよう。また改修を進めると日本ツリ
総評すると、ABではRBよりBRが数段低いため、未来兵器とマッチングすることがなく、RBの欄にもあるように&color(Red){''本機における曲げられる≠これまでの格闘戦ができる''};ということを頭に入れておけば大活躍が見込める優秀な戦闘機である。
#br
''【リアリスティックバトル】''
ひときわ目を引く鮮やかな塗装と、改善された旋回性能が特徴のF-86。それに見合う撃墜数で活躍したい気持ちはわかるが、まずは下記格納を参照。
#region(現環境における前提条件)
本機を現時点で扱う際には覚えておかねばならないことがいくつかある。
1:BRが(相対的に)高く、現環境のマッチングでは正面突撃ではやや不利
2:元来の機体特性的に一撃離脱戦法の比率が高め
ということである。
1についてだが、現在BR9.3には日本の[[課金枠>F-86F-40 JASDF(JP)]]と本機に対し、米にF3H-2、AV-8A、ソ連にYak-38、英にBuccaneer S.2、独・伊・仏にF-86K、中にF-5と少なく見積もって0.5世代後の機体が揃い踏みである。また、その前後のBRにもMiG-17AS等、
次に2についてである。本機は確かに主翼伸長による翼面荷重の低減と、前縁スラットによる迎え角時の抗力発散で旋回率は増している。しかし、そもそもF-86シリーズは米国、つまり戦中から一撃離脱戦法を中心としている国が対MiG-15用に(急遽)開発した機体であ
#endregion
本機における現環境での立ち回りだが、まず大きく迂回上昇をし、最低限ジェット戦場での一撃離脱が可能な4500~5500mを確保すること。相対的にアンダーパワーであることもあるため、日本レシプロ機を扱う際の迂回上昇と同じ感覚でよい。やり方はこれもまたレシ
次に、高度を確保したらまず味方の同格あるいは高性能機が交戦を始めた空域を見つけ、自分が枚数有利を作る形で飛び込むこと。なお、この際機体・主翼強度があまり高くないことを勘案して必ずエアブレーキを展開し、必要に応じてスロットルも調整しよう。ここ
旋回率が高い=高速域で照準を定めやすい、ということなので、味方に追い立てられている敵機の斜め上からM3の弾幕を浴びせてやろう。うまく行けばそれで撃墜や火災が見込める。そうでなくとも破損やヒットは取りやすい((直後に味方が敵を倒せばキルアシストが
つまり、
&color(Red){''本機における曲げられる≠これまでの格闘戦ができる''};
ということである。
如何にエンジンのアンダーパワーを空戦エネルギーで常に補うか、そしてキルへの拘泥などといった不要な欲をかかずに戦闘できるが絶対条件である((そもそもWTはゲームシステム上、勝利ボーナスの種類も倍率も多い。そのため1キルを取って負けるよりキルアシス
どうしても高度確保の戦術では効果を体感できない、あるいは合わない、といった場合は小ネタ欄の"速度を取るか、高度を取るか"の項目を一読するときっかけになるかもしれない。
#region(武装について)
固定武装は後期ベルト 12.7mm ''M3''ブローニング 300発 x6門。[[前任>F-86F-30 Sabre(JP)]]と全く同じである…が現在ではスキップしている方も多いと思われるので、改めて触れておく。
機銃そのものについては米軍機の標準的な機銃であるが、M2とM3の違いは連射速度である。発火方式を機械式から電気式へ変更したため、連射速度が劇的に向上し、諸外国ジェット戦闘機に搭載されている20mm/30mm リヴォルヴァーカノンに匹敵するレベルとなった。
30mm DEFA 552機関砲(1200rpm)
20mm FMC T-160機関砲(1500rpm)※[[F-2セイバー>F-86F-2 Sabre]]に搭載
''12.7mm M3ブローニング機関銃(1200rpm)''※本機に搭載
12.7mm M2ブローニング機関銃(770rpm)
20mm ホ-5機関砲(950rpm)
20mm 99式2号 機関砲(490rpm)
となっている。元のM2からは約1.6倍、本邦のホ5の約1.3倍、2号銃の約2.5倍である。陸軍機上がりの方も当然だが、特に海軍機上がりの方は当惑してもおかしくはない発射レートである。また、装弾数の4倍のrpmであるため、射撃密度こそ高いが同時に弾薬を過剰消
機銃配置は正面給気口を取り囲むように配置されているため、視線=射撃線となりやすい。機械的な当てやすさは抜群である。弾薬ベルトも規定ベルトの段階から効果が高いため、基本的にどれを使っても問題ない。好みに応じて選択すること。
#region(空対空ミサイルについて)
固定武装の他、本機は空対空ミサイルであるAIM-9B サイドワインダー x2発が使用可能。デフォルトではキーバインドがされていないため、自分のやりやすいキーやボタンにシーカー解除キーと空対空ミサイル発射キーを割り当てておくことを忘れずに。
戦法としては、ズーム開始前にシーカーを起動して敵機後方象限を確保し、そのままロックオンして発射するのがセオリー。概ね後方1.5km程度での使用が適当だろう。当然ミサイルであるため、直撃あるいは加害半径に巻き込めば敵の撃墜や強制撤退も見込めるが、
即ち、ミサイル搭載と使用の利点は、単に機銃の射程圏外から撃墜を見込める以外に&color(Red){ジェット戦闘機での戦闘に不可欠な空戦エネルギーを瞬間的かつ一気に削ぐことができること};で、これは従来の機銃のみの戦闘では成し得ない戦術である。更に一歩踏
当然だが、自分自身の空戦エネルギーはこのときも常に考慮し続けること。深追いはミイラ取りがミイラになる。目安としては、追跡を続けて概ねIASが400km/hを割りそうなら即座に中断・退避してよい。
外装からくる機体負荷も気になるが、一撃離脱中心のエネルギー戦闘なら無視できるレベルなため、実質的に欠点はないと言える。また、本機の装弾数こそ2発のみであるため使い所の見極めを…と言いたいが、長射程機銃のような感覚で積極的に活用してよい。そもそ
ただし、サイドワインダーはIR誘導=赤外線誘導なため&color(Red){後方象限のみロックオン可能};かつ&color(Red){敵味方を識別しない。};敵機の向きと味方への誤射には用心すること。
#endregion
#endregion
ここまで続けたものの、正直なところ本機の置かれている環境は種々の要因から厳しいと言わざるを得ない。元々日本ツリーは陸海問わず個人での格闘戦を重視していたツリーであった所に、いきなり真逆の性格どころか別の国の機体を扱うことになる上、最初で触れ
そして、大前提として本機は戦闘爆撃機ではなく制空戦闘機であるため、功を焦った開幕対地攻撃や爆撃機への攻撃、また撃墜確定だがまだ脱出していない敵にかかる((Kill Steal:キルスティール。略称はKS。戦果を横取りする最低レベルのマナー違反行為。))など
しかし、"艱難辛苦汝を玉にす"という諺の通り、どんな時も塗装に恥じない誠意ある戦いを貫いて機体と共に着実に成長しよう。制空権さえ確保してしまえば後はこちらのものであるため、その時は遠慮なくBotやソフトターゲット、軽トーチカを破壊してゲージを削
今までとは全く違う機体・戦法への知識理解と習熟が要求されるのがこれからのジェット戦闘機での戦いである。これに空対空ミサイルの扱いもあり、複雑さと高度さは指数関数的に跳ね上がっている。とはいえ、索敵/追跡レーダーと連動する火器管制装置、レーダ
#br
''【シミュレーターバトル】''
F-30で悩まされた旋回時の気流剥離が無くなり、非常に高い旋回率を獲得している。ジェット機同士の格闘戦ではリードアングルが極端に大きくなり、一瞬の交差で有効打を放り込む事が難しくなる。よって敵の尻を鼻先で追うような古典的な局面にランクⅠ以来の価
勿論レーザービームの如きM3機銃6門の火線も健在、Tu-4のエンジンを4つながら燃やしてしまおう。AIM-9Bは視野が狭く、ウイスキーマークを敵にぴったり合わせる位で丁度良い。SBではロックオンサークルが表示されないため、史実通りシーカーの鳴き声を頼りにし
**史実 [#A3-3_History]
&attachref(./4d353b221a3940903dec69f4a6e33e93--airplanes-space-travel.jpg,nolink,50%);
航空自衛隊が配備したF-86で、最も数が多いのがこのF-40である。最初は米国からの軍事供与品として完成機が調達されたが、三段階に分けて可能な限りの国産化が図られ、第一次生産分はノックダウン生産、第二次生産分は国産部品を使用したライセンス生産、第三
自衛隊所属機の実戦経験はないが、1960年代には有害鳥獣駆除として、北海道に生息するトドに対し機銃掃射を実施した。この駆除活動には他に[[M42 ダスター>(JP) M42 Duster]]やブローニングM2重機関銃、M1ガーランドなどが投入され、当時は春の風物詩として報
航空自衛隊の主力戦闘機として配備された本機だが、1962年にF-104J/DJが投入され始めると、支援戦闘機((航空自衛隊独自の名称で、他国で言う攻撃機として捉えていい。「攻撃」という言葉を避けるために生み出された))などの役割についた。しかし、支援戦闘機
**小ネタ [#A3-4_Tips]
現在、この機体(№02-7960)は航空自衛隊浜松広報館にて屋内展示されている。
#region(クリックで画像を表示)
&attachref(./231982824_large.v1513951333.jpg,nolink,50%);
#endregion
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#region(塗装について)
初代カラーは立体化が少ないなどの事情ゆえかあまり知られていないが、この白地に青のブルーインパルス塗装は2代目((普通の戦闘機部隊のものと同様、を含めれば3代目))に採用されたパターンである。
最初は他の浜松・第一航空団((当時の所属先。現在は松島・第四航空団に第11飛行隊として所属))のF-86と同様のアルミレーキに尾翼を黄黒のチェッカー。そして初のブルーインパルス専用色として銀色の地に金色ないし濃青((ウイング担当機が濃青))、翼単には蛍光
しかしこれでは機体の上下がわかりづらいという問題があったため、映画『今日もわれ大空にあり』((1964年、東宝。F-86FからF-104J/DJへ機種転換を行う隊員たちを描いた映画である))への出演を機にWarThunderに登場している白地に水色、機体下面にはオレンジを
その後T-2、T-4と機種変更に合わせて塗装も変更され、現在ブルーインパルスのT-4が纏っているのは4代目カラーリングである。
#endregion
----
#region(高度を取るか、速度を取るか)
本機を含む&color(red){''朝鮮戦争期のジェット戦闘機に限られる''};が、しばしば戦術面で話題になるものがある。それは
・開始離陸後、初手に高度を取るべきか
・開始離陸後、高度を抑えて水平速度を取るべきか
というものである。前者はレシプロから続くエネルギー確保の戦法((詳細は一撃離脱戦法、あるいはエネルギー機動戦理論で検索。))だが、後者は敢えて速度を高度即ちエネルギーにせず、速度のまま保持しておく戦法である。高速になるほど推力が増すというジェッ
上昇タイプは収入=推力は増えないが、コツコツエネルギーを貯金=高度変換し、会敵後の戦闘行動の自由を確保する。
低空加速タイプは、最初貯金が全く増えないが、収入はどんどん増えていく。それに応じて最後の方は貯金を一気に、しかも無理なく増やせる。
というものである。
RB以降の朝鮮戦争期ジェット戦闘機の場合、実はどちらを選択しても会敵する頃の資産総額や、取れる選択肢はそこまで大きく変わらない。なぜなら、採用している翼平面型やエンジン成熟度の都合上、そもそも限界点が限られているからである。
これらを踏まえると、「資産が一緒なら戦術的優位が欲しい」という人は高度を、「資産が一緒なら機動の自由が欲しい」という人は速度を、それぞれ優先すればよいというアプローチもあるということである。何にせよ前線における枚数を揃え、制空権を確保するの
なお、繰り返しになるがこれは&color(red){''朝鮮戦争期のジェット戦闘機に限った話''};であり、また&color(Red){''考えなしに低空を突っ走って即死亡することを擁護・推奨するつもりは一切ない。''};その辺りは誤解なきよう全てのパイロット諸氏に於いては留
#endregion
----
*外部リンク [#A4_Links]
#br
●[[WarThunder公式英語Wiki>http://wiki.warthunder.com/index.php?title=F-86F-40_Sabre_Japan]]
//↑対応する航空機のURLを添付。公式英語Wikiトップ→ http://wiki.warthunder.com/
#br
●[[WTフォーラム・データシート>URL]]
//↑対応する航空機のデータシートのURLを添付。WTフォーラム航空機データシートトップ→ http://forum.warthunder.com/index.php?/forum/312-aircraft-data-sheets/
#br
●[[公式Devログ>URL]]
//↑対応するDevログページのURLを添付。公式サイト検索用ページ→ http://warthunder.com/en/search/
#br
●[[インターネット百科事典ウィキペディア>URL]]
//↑対応するインターネット百科事典ウィキペディアのURLを添付。
#br
*コメント [#A5_Comments]
&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
-&color(Red){''荒らし行為''に対しては''スルー''してください。};不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、&color(Red){''荒らし共々BAN''される可能性もあります。};
-ページの編集要望等ありましたら[[編集会議]]のコメント欄をご利用ください。
----
#region(&color(Silver){旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)};)
#pcomment(./コメント,reply,10)
#endregion
#zcomment(t=warthunder%2F1040&h=200&size=10&style=wikiwiki)
終了行:
//航空機テンプレートバージョン17.01.1
*日本 RankV ジェット戦闘機 F-86F-40 セイバー[#A1_Top]
//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ソ連 RankII 重戦闘機/戦闘攻撃機 Pe-3/Early
//ただし、ここの機体名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:日本 RankIII 軽戦闘機 Ki-43-III otsu Hayabusa 一式戦闘機三型乙 隼
&attachref(./F-86 F40.jpg,nolink,50%);
**概要 [#A1-1_Summary]
//↓概要説明は実装時のバージョンや機体特性、武装、史実などページ全体の要点をとりまとめたものを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#A3_Explanation]】にて。
Ver.1.75で実装された、日本のランクVジェット戦闘機。航空自衛隊の冷戦初期における主力戦闘機。
主翼伸長と前縁スラットの追加で旋回率が大幅に向上しており、格闘戦時はもちろん地上支援時の取り回しも向上した。
*機体情報(v1.**) [#A2_Data]
//↑情報元クライアントのバージョンを記入して下さい。
//Ver.1.59の時点では、機体アイコンマウスオーバーで表示される性能表が開発状況に合致していない場合がありました。機体カスタマイズ(プレビュー)で画面左上の性能表で、最高速度・旋回時間・上昇速度の数値の下に黄色のバー(開発の進み度合いが判る)が
**必要経費 [#A2-1_Costs]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~必要研究値(&color(blue){RP};)|170,000|
|~機体購入費(SL)|550,000|
|>||
|~乗員訓練費(SL)|160,000|
|~エキスパート化(SL)|550,000|
|~エース化(&color(Red){GE};)|2,000|
|~エース化無料(&color(Blue){RP};)|800,000|
|>||
|~バックアップ(&color(red){GE};)|50|
|~護符(&color(red){GE};)|2,300|
**BR・報酬・修理 [#A2-2_BR_Rewards_Repair]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~【AB/RB/SB】&br;(初期⇒全改修完了後)|h
|~バトルレーティング|8.3 / 9.0 / 9.3|
|~&color(Blue){RP};倍率|2|
//↑課金機体の場合、「(+100%)」と護符分のボーナスを加えて表記。例:「1.72 (+100%)」
|~SL倍率|1.5 / 3.6 / 3.3|
|~最大修理費(SL)|4,950⇒6,504 / 20,700⇒27,199 / 15,200⇒19,972|
**機体性能 [#A2-3_Statistics]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~(初期⇒全改修完了後)&br;【AB/RB&SB】|h
|~最高速度(km/h)|1095⇒1115 / 1088⇒1106|
|~|(高度0~100m(海抜)時)|
|~最高高度(m)|14700|
|~旋回時間(秒)|24.4⇒21.8 / 24.9⇒23.0|
|~上昇速度(m/s)|38.8⇒55.5 / 36.3⇒46.5|
|~離陸滑走距離(m)|750|
|>||
|~離陸推力(kgf)|2470.5⇒2739.4 / 2445⇒2,600|
//↑X線画面でエンジンにカーソルを合わせると表示される
|>||
|~毎秒射撃量(kg/s)|5.20|
|~燃料量(分)|min7 / 20/ max26|
|>||
|~限界速度(IAS)|1,111 km/s|
|~フラップ破損速度(IAS)|(戦闘)590 km/s, (離陸)562 km/h, (着陸)343 km/s|
|~主翼耐久度|-4.5G ~ 10.5G|
//↑↑フラップ破損は大体の速度でOK。戦闘フラップの代わりに離陸フラップ等がある場合は適宜表記を変更。
//↑主翼耐久度は主翼が折れる直前のGを表記。折れない場合は「-∞G」「∞G」と表記しても良い。一応の耐久度の限界値は設定されているらしいが、通常プレイでデータ取得が難しい場合(20G以上等)は公式英語Wikiやデータシートも参考に。
**武装 [#A2-4_MainWeapons]
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~分類|~名称|~搭載数|~装弾数|~搭載箇所|h
|~機銃|~12.7mm&br;ブローニング M3|6|1800|機首|
//分類にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座
**弾薬 [#A2-5_Shells]
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~武装名|~ベルト名|~内訳|~費用(SL)|h
|~12.7mm&br;ブローニング M3|既定|API-T/AP/AP/I|-|
|~|汎用|AP-I/AP-I/API-T/I/I|230|
|~|地上目標|API-T/I/AP/AP/AP-I/AP-I|230|
|~|曳光弾|API-T|230|
|~|ステルス|AP-I/I/AP-I/I|350|
//分類にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座
**追加武装 [#A2-6_PayloadOptions]
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~分&br;類|~名称&br;(爆薬量)&br;種類|~搭&br;載&br;数|>|>|~影響【AB/RB&SB】|~費用&br;(SL)|~搭載条件|~備考((爆薬量はTNT換算))|h
|~|~|~|~最高速度&br;(km/h)|~上昇速度&br;(m/s)|~旋回時間&br;(sec)|~|~|~|h
|>|>|CENTER:SIZE(12):|>|>|CENTER:SIZE(10):|>|CENTER:SIZE(12):|CENTER:SIZE(10):|c
|~B|~1000lbs&br;(454kg)&br;AN-M65|2|COLOR(Red):-141.8/-189.4|COLOR(Red):-23.8/-23.8|COLOR(Red):+3.5/+4.1|400|FLBC mk.1|合計搭載量&br;1,000lbs&br;(爆薬量240.4kg)|
|>|>|>|>|>|>|>|>||
|~R|~127mm&br;HVAR|16|COLOR(Red):-131/-178.6|COLOR(Red):-24/-24|COLOR(Red):+3.8/+4.5|320|FRC mk.2|重量1,024kg|
//分類...爆弾=B,魚雷=T,ロケット=R,ガンポッド=G,爆弾&爆弾=B&B,ロケット&爆弾=R&B
**機体改良 [#A2-7_Modifications]
''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要&color(Blue){RP};|~購入費(SL)|h
|~I|~胴体修理|9000|***|
|~|~コンプレッサー|~|~|
//|~|~ボディーアーマー|~|~|
//|~|~防弾ガラス強化|~|~|
|~|~12mm弾薬ベルト|~|~|
|>|>|>||
|~II|~新しいブースター|10000|***|
//|~|~新しいブースター|~|~|
|~|~機体|~|~|
|~|~FRC mk.2|~|~|
|>|>|>||
|~III|~主翼修理|8400|***|
|~|~エンジン|~|~|
//|~|~後部装甲板強化|~|~|
|~|~新しい12mm機関銃|~|~|
|~|~FLBC mk.1|~|~|
|>|>|>||
|~IV|~耐Gスーツ|15000|***|
//|~|~**オクタン燃料使用|~|~|
//|~|~耐Gスーツ|~|~|
|~|~カバー交換|~|~|
//|~|~新しい**mm機関砲|~|~|
|~|~AIM-9B|~|~|
//名称にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座関連
**カモフラージュ [#A2-8_Camouflage]
#region(''クリックで表示'')
|>|SIZE(12):|c
|>|~既定|
|>|&attachref(./War Thunder Super-Resolution 2018.12.02 - 15.34.34.67.jpg,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準カモフラージュ・史実のブルーインパルス塗装|
|>||
#endregion
**研究ツリー [#A2-9_Tree]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~前機体|''[[F-86F-30(JP)>F-86F-30 Sabre(JP)]]''|
|~派生機体|''[[-]]''|
//|~派生元機体|''[[-]]''|
//|~オリジナル機体|''[[-]]''|
//↑鹵獲・レンドリース機体用
|~次機体|''[[F-104J]]''|
#br
#br
*解説 [#A3_Explanation]
**特徴 [#A3-1_Characteristics]
史実での活躍の印象深さゆえか、既定スキンはアルミレーキやグレーではなく、空中機動研究班((ブルーインパルス。同隊草創期の機材として、東京オリンピック開会式での五輪マークや大阪万博開会式でのEXPO'70の文字を空に描いた。))所属機になっている。白地
前機体の[[F-30>F-86F-30 Sabre(JP)]]と武装やエンジンの違いはないが、主翼が若干延長され、主翼の境界層仕切板がなくなり前縁スラットが追加された。この改変により、僅かなロールレートと上昇性能と引き換えに、旋回性能の向上を得た。また、低性能な初期
実装当初はエンドコンテンツの一角を占めていたが、現環境では超音速機や各種第2・第3世代AAMとマッチングし得る為、一転して苦しい立場に置かれる事に。それでも慎重にエネルギーを保全し、ここぞの機動に全てを賭ければ、未来兵器に一矢報いることも不可能
**立ち回り [#A3-2_HowToFight]
''【アーケードバトル】''
前任の[[F-86F-30 Sabre(JP)]]よりも向上した旋回性能を生かして格闘戦を挑む……のではなく、きちんと上昇して一撃離脱に徹しよう。残念だが高い上昇性能を持っているわけではないので多少の迂回上昇が必須となるかもしれない。
武装についてだが、12.7mmM3x6門を装備している。この機銃は高い発射レートと初速を備えており、未改修時からかなりのキルを見込める。弾薬ベルトは規定の時点で威力が高く、どれを使っても問題がないので好みに応じて選択しよう。また改修を進めると日本ツリ
総評すると、ABではRBよりBRが数段低いため、未来兵器とマッチングすることがなく、RBの欄にもあるように&color(Red){''本機における曲げられる≠これまでの格闘戦ができる''};ということを頭に入れておけば大活躍が見込める優秀な戦闘機である。
#br
''【リアリスティックバトル】''
ひときわ目を引く鮮やかな塗装と、改善された旋回性能が特徴のF-86。それに見合う撃墜数で活躍したい気持ちはわかるが、まずは下記格納を参照。
#region(現環境における前提条件)
本機を現時点で扱う際には覚えておかねばならないことがいくつかある。
1:BRが(相対的に)高く、現環境のマッチングでは正面突撃ではやや不利
2:元来の機体特性的に一撃離脱戦法の比率が高め
ということである。
1についてだが、現在BR9.3には日本の[[課金枠>F-86F-40 JASDF(JP)]]と本機に対し、米にF3H-2、AV-8A、ソ連にYak-38、英にBuccaneer S.2、独・伊・仏にF-86K、中にF-5と少なく見積もって0.5世代後の機体が揃い踏みである。また、その前後のBRにもMiG-17AS等、
次に2についてである。本機は確かに主翼伸長による翼面荷重の低減と、前縁スラットによる迎え角時の抗力発散で旋回率は増している。しかし、そもそもF-86シリーズは米国、つまり戦中から一撃離脱戦法を中心としている国が対MiG-15用に(急遽)開発した機体であ
#endregion
本機における現環境での立ち回りだが、まず大きく迂回上昇をし、最低限ジェット戦場での一撃離脱が可能な4500~5500mを確保すること。相対的にアンダーパワーであることもあるため、日本レシプロ機を扱う際の迂回上昇と同じ感覚でよい。やり方はこれもまたレシ
次に、高度を確保したらまず味方の同格あるいは高性能機が交戦を始めた空域を見つけ、自分が枚数有利を作る形で飛び込むこと。なお、この際機体・主翼強度があまり高くないことを勘案して必ずエアブレーキを展開し、必要に応じてスロットルも調整しよう。ここ
旋回率が高い=高速域で照準を定めやすい、ということなので、味方に追い立てられている敵機の斜め上からM3の弾幕を浴びせてやろう。うまく行けばそれで撃墜や火災が見込める。そうでなくとも破損やヒットは取りやすい((直後に味方が敵を倒せばキルアシストが
つまり、
&color(Red){''本機における曲げられる≠これまでの格闘戦ができる''};
ということである。
如何にエンジンのアンダーパワーを空戦エネルギーで常に補うか、そしてキルへの拘泥などといった不要な欲をかかずに戦闘できるが絶対条件である((そもそもWTはゲームシステム上、勝利ボーナスの種類も倍率も多い。そのため1キルを取って負けるよりキルアシス
どうしても高度確保の戦術では効果を体感できない、あるいは合わない、といった場合は小ネタ欄の"速度を取るか、高度を取るか"の項目を一読するときっかけになるかもしれない。
#region(武装について)
固定武装は後期ベルト 12.7mm ''M3''ブローニング 300発 x6門。[[前任>F-86F-30 Sabre(JP)]]と全く同じである…が現在ではスキップしている方も多いと思われるので、改めて触れておく。
機銃そのものについては米軍機の標準的な機銃であるが、M2とM3の違いは連射速度である。発火方式を機械式から電気式へ変更したため、連射速度が劇的に向上し、諸外国ジェット戦闘機に搭載されている20mm/30mm リヴォルヴァーカノンに匹敵するレベルとなった。
30mm DEFA 552機関砲(1200rpm)
20mm FMC T-160機関砲(1500rpm)※[[F-2セイバー>F-86F-2 Sabre]]に搭載
''12.7mm M3ブローニング機関銃(1200rpm)''※本機に搭載
12.7mm M2ブローニング機関銃(770rpm)
20mm ホ-5機関砲(950rpm)
20mm 99式2号 機関砲(490rpm)
となっている。元のM2からは約1.6倍、本邦のホ5の約1.3倍、2号銃の約2.5倍である。陸軍機上がりの方も当然だが、特に海軍機上がりの方は当惑してもおかしくはない発射レートである。また、装弾数の4倍のrpmであるため、射撃密度こそ高いが同時に弾薬を過剰消
機銃配置は正面給気口を取り囲むように配置されているため、視線=射撃線となりやすい。機械的な当てやすさは抜群である。弾薬ベルトも規定ベルトの段階から効果が高いため、基本的にどれを使っても問題ない。好みに応じて選択すること。
#region(空対空ミサイルについて)
固定武装の他、本機は空対空ミサイルであるAIM-9B サイドワインダー x2発が使用可能。デフォルトではキーバインドがされていないため、自分のやりやすいキーやボタンにシーカー解除キーと空対空ミサイル発射キーを割り当てておくことを忘れずに。
戦法としては、ズーム開始前にシーカーを起動して敵機後方象限を確保し、そのままロックオンして発射するのがセオリー。概ね後方1.5km程度での使用が適当だろう。当然ミサイルであるため、直撃あるいは加害半径に巻き込めば敵の撃墜や強制撤退も見込めるが、
即ち、ミサイル搭載と使用の利点は、単に機銃の射程圏外から撃墜を見込める以外に&color(Red){ジェット戦闘機での戦闘に不可欠な空戦エネルギーを瞬間的かつ一気に削ぐことができること};で、これは従来の機銃のみの戦闘では成し得ない戦術である。更に一歩踏
当然だが、自分自身の空戦エネルギーはこのときも常に考慮し続けること。深追いはミイラ取りがミイラになる。目安としては、追跡を続けて概ねIASが400km/hを割りそうなら即座に中断・退避してよい。
外装からくる機体負荷も気になるが、一撃離脱中心のエネルギー戦闘なら無視できるレベルなため、実質的に欠点はないと言える。また、本機の装弾数こそ2発のみであるため使い所の見極めを…と言いたいが、長射程機銃のような感覚で積極的に活用してよい。そもそ
ただし、サイドワインダーはIR誘導=赤外線誘導なため&color(Red){後方象限のみロックオン可能};かつ&color(Red){敵味方を識別しない。};敵機の向きと味方への誤射には用心すること。
#endregion
#endregion
ここまで続けたものの、正直なところ本機の置かれている環境は種々の要因から厳しいと言わざるを得ない。元々日本ツリーは陸海問わず個人での格闘戦を重視していたツリーであった所に、いきなり真逆の性格どころか別の国の機体を扱うことになる上、最初で触れ
そして、大前提として本機は戦闘爆撃機ではなく制空戦闘機であるため、功を焦った開幕対地攻撃や爆撃機への攻撃、また撃墜確定だがまだ脱出していない敵にかかる((Kill Steal:キルスティール。略称はKS。戦果を横取りする最低レベルのマナー違反行為。))など
しかし、"艱難辛苦汝を玉にす"という諺の通り、どんな時も塗装に恥じない誠意ある戦いを貫いて機体と共に着実に成長しよう。制空権さえ確保してしまえば後はこちらのものであるため、その時は遠慮なくBotやソフトターゲット、軽トーチカを破壊してゲージを削
今までとは全く違う機体・戦法への知識理解と習熟が要求されるのがこれからのジェット戦闘機での戦いである。これに空対空ミサイルの扱いもあり、複雑さと高度さは指数関数的に跳ね上がっている。とはいえ、索敵/追跡レーダーと連動する火器管制装置、レーダ
#br
''【シミュレーターバトル】''
F-30で悩まされた旋回時の気流剥離が無くなり、非常に高い旋回率を獲得している。ジェット機同士の格闘戦ではリードアングルが極端に大きくなり、一瞬の交差で有効打を放り込む事が難しくなる。よって敵の尻を鼻先で追うような古典的な局面にランクⅠ以来の価
勿論レーザービームの如きM3機銃6門の火線も健在、Tu-4のエンジンを4つながら燃やしてしまおう。AIM-9Bは視野が狭く、ウイスキーマークを敵にぴったり合わせる位で丁度良い。SBではロックオンサークルが表示されないため、史実通りシーカーの鳴き声を頼りにし
**史実 [#A3-3_History]
&attachref(./4d353b221a3940903dec69f4a6e33e93--airplanes-space-travel.jpg,nolink,50%);
航空自衛隊が配備したF-86で、最も数が多いのがこのF-40である。最初は米国からの軍事供与品として完成機が調達されたが、三段階に分けて可能な限りの国産化が図られ、第一次生産分はノックダウン生産、第二次生産分は国産部品を使用したライセンス生産、第三
自衛隊所属機の実戦経験はないが、1960年代には有害鳥獣駆除として、北海道に生息するトドに対し機銃掃射を実施した。この駆除活動には他に[[M42 ダスター>(JP) M42 Duster]]やブローニングM2重機関銃、M1ガーランドなどが投入され、当時は春の風物詩として報
航空自衛隊の主力戦闘機として配備された本機だが、1962年にF-104J/DJが投入され始めると、支援戦闘機((航空自衛隊独自の名称で、他国で言う攻撃機として捉えていい。「攻撃」という言葉を避けるために生み出された))などの役割についた。しかし、支援戦闘機
**小ネタ [#A3-4_Tips]
現在、この機体(№02-7960)は航空自衛隊浜松広報館にて屋内展示されている。
#region(クリックで画像を表示)
&attachref(./231982824_large.v1513951333.jpg,nolink,50%);
#endregion
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#region(塗装について)
初代カラーは立体化が少ないなどの事情ゆえかあまり知られていないが、この白地に青のブルーインパルス塗装は2代目((普通の戦闘機部隊のものと同様、を含めれば3代目))に採用されたパターンである。
最初は他の浜松・第一航空団((当時の所属先。現在は松島・第四航空団に第11飛行隊として所属))のF-86と同様のアルミレーキに尾翼を黄黒のチェッカー。そして初のブルーインパルス専用色として銀色の地に金色ないし濃青((ウイング担当機が濃青))、翼単には蛍光
しかしこれでは機体の上下がわかりづらいという問題があったため、映画『今日もわれ大空にあり』((1964年、東宝。F-86FからF-104J/DJへ機種転換を行う隊員たちを描いた映画である))への出演を機にWarThunderに登場している白地に水色、機体下面にはオレンジを
その後T-2、T-4と機種変更に合わせて塗装も変更され、現在ブルーインパルスのT-4が纏っているのは4代目カラーリングである。
#endregion
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#region(高度を取るか、速度を取るか)
本機を含む&color(red){''朝鮮戦争期のジェット戦闘機に限られる''};が、しばしば戦術面で話題になるものがある。それは
・開始離陸後、初手に高度を取るべきか
・開始離陸後、高度を抑えて水平速度を取るべきか
というものである。前者はレシプロから続くエネルギー確保の戦法((詳細は一撃離脱戦法、あるいはエネルギー機動戦理論で検索。))だが、後者は敢えて速度を高度即ちエネルギーにせず、速度のまま保持しておく戦法である。高速になるほど推力が増すというジェッ
上昇タイプは収入=推力は増えないが、コツコツエネルギーを貯金=高度変換し、会敵後の戦闘行動の自由を確保する。
低空加速タイプは、最初貯金が全く増えないが、収入はどんどん増えていく。それに応じて最後の方は貯金を一気に、しかも無理なく増やせる。
というものである。
RB以降の朝鮮戦争期ジェット戦闘機の場合、実はどちらを選択しても会敵する頃の資産総額や、取れる選択肢はそこまで大きく変わらない。なぜなら、採用している翼平面型やエンジン成熟度の都合上、そもそも限界点が限られているからである。
これらを踏まえると、「資産が一緒なら戦術的優位が欲しい」という人は高度を、「資産が一緒なら機動の自由が欲しい」という人は速度を、それぞれ優先すればよいというアプローチもあるということである。何にせよ前線における枚数を揃え、制空権を確保するの
なお、繰り返しになるがこれは&color(red){''朝鮮戦争期のジェット戦闘機に限った話''};であり、また&color(Red){''考えなしに低空を突っ走って即死亡することを擁護・推奨するつもりは一切ない。''};その辺りは誤解なきよう全てのパイロット諸氏に於いては留
#endregion
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*外部リンク [#A4_Links]
#br
●[[WarThunder公式英語Wiki>http://wiki.warthunder.com/index.php?title=F-86F-40_Sabre_Japan]]
//↑対応する航空機のURLを添付。公式英語Wikiトップ→ http://wiki.warthunder.com/
#br
●[[WTフォーラム・データシート>URL]]
//↑対応する航空機のデータシートのURLを添付。WTフォーラム航空機データシートトップ→ http://forum.warthunder.com/index.php?/forum/312-aircraft-data-sheets/
#br
●[[公式Devログ>URL]]
//↑対応するDevログページのURLを添付。公式サイト検索用ページ→ http://warthunder.com/en/search/
#br
●[[インターネット百科事典ウィキペディア>URL]]
//↑対応するインターネット百科事典ウィキペディアのURLを添付。
#br
*コメント [#A5_Comments]
&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
-&color(Red){''荒らし行為''に対しては''スルー''してください。};不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、&color(Red){''荒らし共々BAN''される可能性もあります。};
-ページの編集要望等ありましたら[[編集会議]]のコメント欄をご利用ください。
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#region(&color(Silver){旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)};)
#pcomment(./コメント,reply,10)
#endregion
#zcomment(t=warthunder%2F1040&h=200&size=10&style=wikiwiki)
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