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//地上車両テンプレートバージョン16.12.1
*日本 RankⅠ 軽戦車 I-Go Ko / 八九式中戦車(イ号) 甲型[#V1_Top]
//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pz.Kpfw. III Ausf. L
//ただし、ここの車両名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pak40/3 auf Sfl.38 Ausf. H マルダーIII H型
#attachref(./shot 2016_0.12.22 01.08.18.jpg,nolink,100%)
**概要 [#V1-1_Summary]
//↓概要説明は実装時のバージョンや車両特性などを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#V3_Explanation]】にて。
Ver1.65にて実装された日本戦車ツリーの初期車両のうちの1両。中戦車ツリーの出発点である。
*車両情報(v1.89.1.73) [#V2_Data]
//↑情報元クライアントのバージョンを記入して下さい。
//情報記入の際はモードの表記が無い場所は全てRealisticBattles{RB}モードの情報を記入して下さい。
**必要経費 [#V2-1_Costs]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~必要研究値(&color(blue){RP};)|-|
|~車両購入費(SL)|-|
|>||
|~乗員訓練費(SL)|-|
|~エキスパート化(SL)|1000|
|~エース化(&color(Red){GE};)|10|
|~エース化無料(&color(Blue){RP};)|80000|
|>||
|~バックアップ(&color(red){GE};)|10|
|~護符(&color(red){GE};)|80|
**BR・報酬・修理 [#V2-2_BR_Rewards_Repair]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~【AB/RB/SB】&br;(初期⇒全改修完了後)|h
|~バトルレーティング|1.0 / 1.0 / 1.0|
|~&color(Blue){RP};倍率|1.0|
//↑課金車両の場合、「(+100%)」と護符分のボーナスを加えて表記。例:「1.72 (+100%)」
|~SL倍率|0.1 / 0.2 / 0.2|
|~最大修理費(SL)|フリー|
**車両性能 [#V2-3_Statistics]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~数値|h
|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~砲塔旋回速度(°/s)|17.4⇒24.1 / 10.9⇒12.8|
|~俯角/仰角(°)|-15/20|
|~リロード速度(秒)&br;(初期⇒スキルMAX+エース化)|4.3⇒3.3|
|>||
|~車体装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|17 / 17 / 17|
|~砲塔装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|17 / 15 / 15|
|>||
|~重量(t)|11.5|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~エンジン出力(hp)|183⇒225 / 104⇒118|
|~|1,800rpm|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最高速度(km/h)|30 / 27|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~実測前進~後退速度(km/h)|30 ~ -4 / 27 ~ -3|
//↑大体の数値でOK。テストドライブ開始地点より走行すれば平地で測定できる。斜面で測定しないよう注意。改修前と後では加速度が違うものの、最高速度自体は同じ。
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最大登坂能力(°)|42⇒43 / 41|
|~視界(%)|74|
|>||
|~乗員数(人)|4|
**武装 [#V2-4_MainWeapons]
|>|>|SIZE(12):CENTER:|c
|>|~名称|~搭載弾薬数|h
|~主砲|57mm Type 90 cannon|100|
//57mm 九〇式戦車砲
//|~副砲|△△|**|
|~機銃|6.5mm Type 91 machine gun|3000|
//6.5mm 九一式車載軽機関銃
//情報記入の際は、ゲーム内日本語表記を基準にし、「~砲」や「~榴弾砲」「~機関銃」も記入して下さい。
**弾薬((爆薬量はTNT換算)) [#V2-5_Shells]
|SIZE(12):CENTER:90|>|>|>|SIZE(12):CENTER:45|>|>|>|>|>|SIZE(12):CENTER:40|SIZE(12):CENTER:20|c
|~名称|~弾種|~弾頭&br;重量&br;(kg)|~爆薬量&br;(g)|~初速&br;(m/s)|>|>|>|>|>|~貫徹力(mm)|~購入&br;費用&br;(SL)|h
|~|~|~|~|~|10m|100m|500m|1000m|1500m|2000m|~|h
|~Type 90 APHE((おそらく九二式徹甲弾(Type 92 APHE)))|APHE|2.58|103|349|21|21|18|15|12|10|-|
|~Type 3 HEAT|HEAT|1.8|303.36|380|>|>|>|>|>|55|4|
//|~△△|△△|**.*|**.*|***|***|***|***|***|***|***|-|
//↓HE系統用
//|~△△|△△|**.*|**.*|***|>|>|>|>|>|***|-|
**車両改良 [#V2-6_Modifications]
''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要&color(Blue){RP};|~購入費(SL)|h
|~I|~履帯|***|***|
|~|~修理キット|~|~|
|~|~砲塔駆動機構|~|~|
|>|>|>||
|~II|~サスペンション|***|***|
|~|~ブレーキシステム|~|~|
|~|~手動消火器|~|~|
|~|~砲火調整|~|~|
|>|>|>||
|~III|~フィルター|***|***|
|~|~救急セット|~|~|
|~|~昇降機構|~|~|
|>|>|>||
|~IV|~変速機|***|***|
|~|~エンジン|~|~|
|~|~追加装甲|~|~|
|~|~砲撃支援|~|~|
**カモフラージュ [#V2-7_Camouflage]
#region(''クリックで表示'')
|>|SIZE(12):|c
|>|~既定|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準迷彩|
|>||
|>|~茶色迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破14 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|茶色迷彩|
|>||
|>|~艦艇灰色迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|艦艇灰色迷彩|
|>||
|>|~青柳色迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|青柳色迷彩|
|>||
|>|~黄褐色縞模様迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|黄褐色縞模様迷彩|
|>||
|>|~冬季迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破20|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|冬季迷彩|
|>||
|>|~Early winter camouflage|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|Early winter camouflage|
|>||
#endregion
**研究ツリー [#V2-8_Tree]
|>|SIZE(12):CENTER:|c
|~前車両|''[[-]]''|
|~派生車両|''[[-]]''|
//|~派生元車両|''[[-]]''|
//|~オリジナル車両|''[[-]]''|
//↑鹵獲・レンドリース車両用
|~次車両|''[[Chi-Ha]]''|
#br
#br
*解説 [#V3_Explanation]
**特徴 [#V3-1_Characteristics]
「どうすれば敵に奇襲をかけられるか」を常に心掛けよう。
特徴的な点として俯角が15度と優れており、また短砲身であるために弾丸の速度が遅く山なりの弾道となる。
この2点から丘越しの射撃を行うことが出来る。マップに応じてうまく立ち回っていきたい。
//%%近距離では砲塔旋回速度が遅いために対応できないこともある。%%
//アップデートにより砲塔旋回速度が改善されたので、前よりかは近距離でも対応できるようになった。
#br
''【火力】''
初期からAPHE弾とHEAT弾の2種類が使用できるが、必ずHEAT弾を使用すること。
HEAT弾は貫通力が最大で55mmと大半の同格戦車を正面から貫通できる。更に加害力も高く小柄な戦車相手であれば1発で撃破することも可能である。ただ弾速が遅く弾道が山なりなため遠距離砲撃は苦手。こちらの貫通力が距離にかかわらず一定なことを活かし遠距離
ちなみにAPHE弾は貫通力が最大で21mmしかなく弾速も劣るHEAT弾の下位互換でしかないので1発も積まなくて問題ない。
副武装の6.5mm機銃は貫通力が最大で5mmとトラックの装甲にすら防がれかねない。使用する際はしっかりと非装甲部を狙うこと。また、照準範囲が前方のみに限られる点も注意。
//戦車砲としてはワーストを争うレベルの貫通力で砲弾も跳弾しやすい。というか貫通力が最大で21mmしか無いので同じBRの初期戦車ですら貫徹できる相手がほとんど居ない。ver.1.81で追加されたHEATをメインに戦うべし。
//具体的には側面や背面を狙うことになる。
//正面に回るようなプレイよりも側面に回る方が活躍出来るが、低い機動力が足を引っ張ってくれるので慎重に。
//また弾速が遅いために相手の先を予想した射撃を求められる。
//ver.1.79より車載機関銃が7.7mmから史実準拠の6.5mmへ変更された。
//6.5mm機関銃は装甲貫通力が皆無なので対空トラック等を狙う際も非装甲部を狙う必要がある。
//ver.1.81より九七式中戦車チハと共に57mm砲用のHEAT弾が実装された。
//HEAT弾により大半の同格戦車を正面から撃破できるようになるので、ぜひ性質を覚えて使いこなそう。
#br
''【防御】''
ほとんど装甲の傾斜もないうえに、全周17mmという装甲厚は7.7mm機銃ならまだしも他国の12.7mm機銃や戦車砲はまず防げない。
特に低BRの間は装甲がどの国でも薄いものが多くそれを貫通でき、手数のある機関砲が非常に強力なので注意したい。
どうしても相手と撃ち合わなければならない場合は、砲塔を後ろ向きにしたうえでケツを敵に向けると良い。車体後上部はかなりきつい傾斜がかかっており30~40mm相当の防護力がある。車体後面は垂直17mmだが、丁度いい具合に尾ソリがついているためここも計25mm
#br
''【機動性】''
加速は悪くないが、速度がABで30km、RBでは27km/hまでしか出ず、機動性はかなり悪い部類である。後進もRBで3km/hまでしか出ず、飛び出し撃ちも非常に苦手。
前述のとおり装甲が優れているわけではないので直接敵正面に立つようなプレイは向いていないが、かといって側面に回りこめるような機動力も無いので手段がかなり限定される。
吶喊する以外の立ち回りを今のうちに覚えておこう。
#br
**史実 [#V3-2_History]
日本初の国産戦車である試製一号戦車が無事完成したが、戦闘重量18tと大重量で、重戦車に近いものになってしまった。そこで、新規に「イ号車」の秘匿名称で軽戦車(10t以下が条件)が国産開発されることになった。
#br
イ号車は研究用にイギリスのヴィッカーズ・アームストロング社から購入したMk.C中戦車を参考に開発された。1929年4月に完成した本車は、戦闘重量9.8t、路上最大速度26km/hで主砲は試製5.7cm戦車砲を、エンジンはドイツのダイムラー社製の航空機用直列6気筒液
その後、実用部隊により得られた結果から改修が重ねられ量産型では11.5tに増加し、95式軽戦車が開発された後は中戦車として再分類されている。
本車は、典型的な戦間開発の戦車で「塹壕を超え機銃を防ぎ陣地を攻略する」という点において、砲塔に当時としては大口径の57mm砲と機銃、全周17mmの装甲を備えた本車は十分な能力を持っていた。
#br
実戦には1931年の満州事変で初陣を経験し、ノモンハン、日華事変と主に中国大陸で歴戦した。
第二次世界大戦開戦時には、陳腐化が進み、九五式軽戦車・九七式中戦車への更新が進んでいたが、貴重な機甲戦力としてフィリピン侵攻作戦等に参加し、1945年まで第一線に踏み留まった。
日本陸軍が対米戦に使用した最も古い戦車となった。
**小ネタ [#V3-3_Tips]
#region(◆軽戦車?中戦車?)
ゲーム内では軽戦車とバッチリ書かれているが、これはチハと違い間違いとは言えない。日本においては本車輛は当初は軽戦車だった。というのも、20年代後半~35年までは日本陸軍は軽戦車と重戦車の二本立てであり中戦車という区分は無かったためである。
しかし歩兵の自動車化が進む時代によりイ号の機動性の不足が懸念され、新たにハ号が採用された1935年9月13日により本車輛は新たな区分の中戦車として改称された。
#endregion
----
#region(◆ゲーム内のモデリングについて)
イ号には甲型と乙型があり、甲型はガソリン・エンジン、乙型はディーゼル・エンジン搭載型である。また、生産途中で車体と砲塔が再設計されており、前期型・中期型・後期型が存在する。
ゲーム内ではガソリン・エンジンで中期型車体・後期型砲塔の甲型のようである・・・ (%%実際にこのような車両があったのかは不明。%%同型として戦車第1連隊に配備された8923号車の一両が確認されている。((写真にある限りでは同車の機銃は防弾器の無いタイプの
#attachref(./89.jpg,55%)
↑ゲーム内車両に似ているが砲塔が前期型である。
#endregion
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#region(◆開発当時は世界最高水準)
ゲーム中では、周囲により強力な戦車があるせいで低く見られがちだが、%%開発当時に57mm砲というれっきとした大砲を装備した戦車は他国にはほとんど存在しておらず、同時期のアメリカ戦車もソ連戦車も一方的にアウトレンジで撃破できた。%%八九式中戦車は間違
ただし、それでも八九式中戦車は当時では十分な性能であり、西住小十郎大尉よろしく鉄獅子部隊が日中戦争での陣地攻略で活躍しているところから理解できるのではないだろうか。
#endregion
----
#region(◆九一式車載軽機関銃)
九一式車載軽機関銃は十一年式軽機関銃を元に作られた。((元となった十一年式軽機関銃は減装弾の他に三八式小銃と弾薬を共有する軽機関銃で、ホッパー式と呼ばれる独特の給弾方式を持つ。ホッパー式は固定式弾倉に5発クリップごと装填する方式で、機関銃用に
使用弾薬は6.5mm三八式普通実包の他、6.5mm九二式徹甲実包が少量使用された。徹甲実包使用時の装甲貫通力は150mで8mm。&color(Silver){WT内でも配備が望まれる。};曳光弾は正式採用されなかったが、ごく少量が試験運用されたとされる。
#endregion
----
#region(◆スタビライザーの謎)
ランク1車両には1面スタビライザー(砲安定装置)を搭載したものが多いが、殆どの場合ランク2以降は戦後の2面スタビライザーが付くまでスタビライザーが暫く搭載されない。何故だろうと疑問に思ったことはないだろうか?
実は低ランク車両のスタビライザーの殆どは砲の俯仰旋回機構の試行錯誤の過程で生まれた「なんちゃってスタビライザー」なのである。
仕組みとしては砲の俯仰旋回を砲手が肩に当てたパッドを使って行うという単純なもので、これ単体では砲を安定させる効果はないが熟練の砲手の場合、膝で車体の振動を吸収することで砲の追従性を高めることができた。WTではこの効果をスタビライザーという形で
主に日英で戦間期の小口径砲に広く採用されていたが砲の大型化・重量増加にともなってこれらの負荷に強いハンドル旋回式が主流となり、これがWTでランク2以降でスタビライザーが暫く搭載されない理由でもある。
因みにシャーマン等に搭載された米75mm/76mm砲のスタビライザーは機械式のジャイロスタビライザーで、上記のものとは根本から違うものである。
#br
チヘに搭載されている47mm砲はチハ改のものとは違いハンドル旋回式となっており、本来ならスタビライザーとしての効果は無いのだがどういうわけかWTでは同じ扱いになっている。
#endregion
----
#region(◇日本の戦車はなぜ小型だったのか?)
''理由その1.戦車が大型化すると操縦が難しくなる。''
→日本は走行装置の分野で立ち後れていたため、戦車その物の重量が増すとギアチェンジが難しくなり機動力が低下した。((機動力が重要視されていなかった八九式中戦車や九五式重戦車、もとより軽量の九五式軽戦車では問題になっていない。))
他国では油圧式装置による補助やシンクロメッシュ方式にするなどの方法で解決したが、日本の場合は技術的な経験が少なく部品の精度も低かったため、四式中戦車が制式化される前までは作れなかった。それでも欧米の戦車に劣っていたようでこの変速機の問題は61
''理由その2.河川。''
→戦車を大陸などで展開する際に最も問題となったのは、重い戦車を河川をどう渡らせるかだった。よく言われる劣悪なインフラというのがこれで、日本陸軍戦車の重量制限の最大の原因だった。
大陸では河川が網目上に存在している地域もあり、浅い川ならともかく地形によっては自前で橋を作ったり、渡し船的なものを用意しなければならなかった。また(戦車や火砲含む)輸送物資を戦地の港などに下ろす際、港が整備されていない場合は物資を上陸舟艇に載
当然戦車が大型化するとそれらの規模も大きくなり、広大な前線に調達するのが難しくなった。他の輸送物資の積載量に皺寄せが来るという懸念もあった。
''理由その3.航空機・艦船が優先的に予算や資材の配分が多くされた。''
→日本は海に囲まれているため海上の防衛が重要で、航空機もまた同様であった。この他にも戦車や火砲とは違い地形に影響されにくく、(戦車よりも)大量生産に向いていたため戦場を拡大しすぎた日本陸軍には重宝されていた。
よく言われる要因としては比較的有名な部類に入るが、小型軽量傾向の原因は上記との複合的なものであるためこれだけ解決すればよいというものではない。仮に予算や資材の配分が増えたとしても、生産数は増えても質的な改善は困難だったと思われる。(九七式中
#endregion
#br
*外部リンク [#V4_Links]
#br
●[[WarThunder公式英語Wiki>http://wiki.warthunder.com/index.php?title=Type_89_I-Go_Ko]]
//↑対応する地上車両のURLを添付。公式英語Wikiトップ→ http://wiki.warthunder.com/
#br
●[[公式Devログ>http://warthunder.com/en/news/4341-development-type-89-i-go-ko-first-series-en/]]
//↑対応するDevログページのURLを添付。公式サイト検索用ページ→ http://warthunder.com/en/search/
#br
●[[インターネット百科事典ウィキペディア>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E4%B9%9D%E5%BC%8F%E4%B8%AD%E6%88%A6%E8%BB%8A]]
//↑対応するインターネット百科事典ウィキペディアのURLを添付。
#br
*コメント [#V5_Comments]
&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
-&color(Red){''荒らし行為''に対しては''スルー''してください。};不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、&color(Red){''荒らし共々BAN''される可能性もあります。};
-ページの編集要望等ありましたら[[編集会議]]のコメント欄をご利用ください。
----
#region(&color(Silver){旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)};)
#pcomment(./コメント,reply,10)
#endregion
#zcomment(t=warthunder%2F116&h=200&size=10&style=wikiwiki)
//↑ZawaZawaコメント欄の導入方法はテンプレートページの「編集の手引き」を参照の事。
終了行:
//地上車両テンプレートバージョン16.12.1
*日本 RankⅠ 軽戦車 I-Go Ko / 八九式中戦車(イ号) 甲型[#V1_Top]
//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pz.Kpfw. III Ausf. L
//ただし、ここの車両名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pak40/3 auf Sfl.38 Ausf. H マルダーIII H型
#attachref(./shot 2016_0.12.22 01.08.18.jpg,nolink,100%)
**概要 [#V1-1_Summary]
//↓概要説明は実装時のバージョンや車両特性などを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#V3_Explanation]】にて。
Ver1.65にて実装された日本戦車ツリーの初期車両のうちの1両。中戦車ツリーの出発点である。
*車両情報(v1.89.1.73) [#V2_Data]
//↑情報元クライアントのバージョンを記入して下さい。
//情報記入の際はモードの表記が無い場所は全てRealisticBattles{RB}モードの情報を記入して下さい。
**必要経費 [#V2-1_Costs]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~必要研究値(&color(blue){RP};)|-|
|~車両購入費(SL)|-|
|>||
|~乗員訓練費(SL)|-|
|~エキスパート化(SL)|1000|
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|>||
|~バックアップ(&color(red){GE};)|10|
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**BR・報酬・修理 [#V2-2_BR_Rewards_Repair]
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|~項目|~【AB/RB/SB】&br;(初期⇒全改修完了後)|h
|~バトルレーティング|1.0 / 1.0 / 1.0|
|~&color(Blue){RP};倍率|1.0|
//↑課金車両の場合、「(+100%)」と護符分のボーナスを加えて表記。例:「1.72 (+100%)」
|~SL倍率|0.1 / 0.2 / 0.2|
|~最大修理費(SL)|フリー|
**車両性能 [#V2-3_Statistics]
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|~項目|~数値|h
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|BGCOLOR(#FFDDDD):~砲塔旋回速度(°/s)|17.4⇒24.1 / 10.9⇒12.8|
|~俯角/仰角(°)|-15/20|
|~リロード速度(秒)&br;(初期⇒スキルMAX+エース化)|4.3⇒3.3|
|>||
|~車体装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|17 / 17 / 17|
|~砲塔装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|17 / 15 / 15|
|>||
|~重量(t)|11.5|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~エンジン出力(hp)|183⇒225 / 104⇒118|
|~|1,800rpm|
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|BGCOLOR(#FFDDDD):~実測前進~後退速度(km/h)|30 ~ -4 / 27 ~ -3|
//↑大体の数値でOK。テストドライブ開始地点より走行すれば平地で測定できる。斜面で測定しないよう注意。改修前と後では加速度が違うものの、最高速度自体は同じ。
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最大登坂能力(°)|42⇒43 / 41|
|~視界(%)|74|
|>||
|~乗員数(人)|4|
**武装 [#V2-4_MainWeapons]
|>|>|SIZE(12):CENTER:|c
|>|~名称|~搭載弾薬数|h
|~主砲|57mm Type 90 cannon|100|
//57mm 九〇式戦車砲
//|~副砲|△△|**|
|~機銃|6.5mm Type 91 machine gun|3000|
//6.5mm 九一式車載軽機関銃
//情報記入の際は、ゲーム内日本語表記を基準にし、「~砲」や「~榴弾砲」「~機関銃」も記入して下さい。
**弾薬((爆薬量はTNT換算)) [#V2-5_Shells]
|SIZE(12):CENTER:90|>|>|>|SIZE(12):CENTER:45|>|>|>|>|>|SIZE(12):CENTER:40|SIZE(12):CENTER:20|c
|~名称|~弾種|~弾頭&br;重量&br;(kg)|~爆薬量&br;(g)|~初速&br;(m/s)|>|>|>|>|>|~貫徹力(mm)|~購入&br;費用&br;(SL)|h
|~|~|~|~|~|10m|100m|500m|1000m|1500m|2000m|~|h
|~Type 90 APHE((おそらく九二式徹甲弾(Type 92 APHE)))|APHE|2.58|103|349|21|21|18|15|12|10|-|
|~Type 3 HEAT|HEAT|1.8|303.36|380|>|>|>|>|>|55|4|
//|~△△|△△|**.*|**.*|***|***|***|***|***|***|***|-|
//↓HE系統用
//|~△△|△△|**.*|**.*|***|>|>|>|>|>|***|-|
**車両改良 [#V2-6_Modifications]
''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要&color(Blue){RP};|~購入費(SL)|h
|~I|~履帯|***|***|
|~|~修理キット|~|~|
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|~II|~サスペンション|***|***|
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|~IV|~変速機|***|***|
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|~|~砲撃支援|~|~|
**カモフラージュ [#V2-7_Camouflage]
#region(''クリックで表示'')
|>|SIZE(12):|c
|>|~既定|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準迷彩|
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|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|艦艇灰色迷彩|
|>||
|>|~青柳色迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|青柳色迷彩|
|>||
|>|~黄褐色縞模様迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|黄褐色縞模様迷彩|
|>||
|>|~冬季迷彩|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破20|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|冬季迷彩|
|>||
|>|~Early winter camouflage|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|Early winter camouflage|
|>||
#endregion
**研究ツリー [#V2-8_Tree]
|>|SIZE(12):CENTER:|c
|~前車両|''[[-]]''|
|~派生車両|''[[-]]''|
//|~派生元車両|''[[-]]''|
//|~オリジナル車両|''[[-]]''|
//↑鹵獲・レンドリース車両用
|~次車両|''[[Chi-Ha]]''|
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#br
*解説 [#V3_Explanation]
**特徴 [#V3-1_Characteristics]
「どうすれば敵に奇襲をかけられるか」を常に心掛けよう。
特徴的な点として俯角が15度と優れており、また短砲身であるために弾丸の速度が遅く山なりの弾道となる。
この2点から丘越しの射撃を行うことが出来る。マップに応じてうまく立ち回っていきたい。
//%%近距離では砲塔旋回速度が遅いために対応できないこともある。%%
//アップデートにより砲塔旋回速度が改善されたので、前よりかは近距離でも対応できるようになった。
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''【火力】''
初期からAPHE弾とHEAT弾の2種類が使用できるが、必ずHEAT弾を使用すること。
HEAT弾は貫通力が最大で55mmと大半の同格戦車を正面から貫通できる。更に加害力も高く小柄な戦車相手であれば1発で撃破することも可能である。ただ弾速が遅く弾道が山なりなため遠距離砲撃は苦手。こちらの貫通力が距離にかかわらず一定なことを活かし遠距離
ちなみにAPHE弾は貫通力が最大で21mmしかなく弾速も劣るHEAT弾の下位互換でしかないので1発も積まなくて問題ない。
副武装の6.5mm機銃は貫通力が最大で5mmとトラックの装甲にすら防がれかねない。使用する際はしっかりと非装甲部を狙うこと。また、照準範囲が前方のみに限られる点も注意。
//戦車砲としてはワーストを争うレベルの貫通力で砲弾も跳弾しやすい。というか貫通力が最大で21mmしか無いので同じBRの初期戦車ですら貫徹できる相手がほとんど居ない。ver.1.81で追加されたHEATをメインに戦うべし。
//具体的には側面や背面を狙うことになる。
//正面に回るようなプレイよりも側面に回る方が活躍出来るが、低い機動力が足を引っ張ってくれるので慎重に。
//また弾速が遅いために相手の先を予想した射撃を求められる。
//ver.1.79より車載機関銃が7.7mmから史実準拠の6.5mmへ変更された。
//6.5mm機関銃は装甲貫通力が皆無なので対空トラック等を狙う際も非装甲部を狙う必要がある。
//ver.1.81より九七式中戦車チハと共に57mm砲用のHEAT弾が実装された。
//HEAT弾により大半の同格戦車を正面から撃破できるようになるので、ぜひ性質を覚えて使いこなそう。
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''【防御】''
ほとんど装甲の傾斜もないうえに、全周17mmという装甲厚は7.7mm機銃ならまだしも他国の12.7mm機銃や戦車砲はまず防げない。
特に低BRの間は装甲がどの国でも薄いものが多くそれを貫通でき、手数のある機関砲が非常に強力なので注意したい。
どうしても相手と撃ち合わなければならない場合は、砲塔を後ろ向きにしたうえでケツを敵に向けると良い。車体後上部はかなりきつい傾斜がかかっており30~40mm相当の防護力がある。車体後面は垂直17mmだが、丁度いい具合に尾ソリがついているためここも計25mm
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''【機動性】''
加速は悪くないが、速度がABで30km、RBでは27km/hまでしか出ず、機動性はかなり悪い部類である。後進もRBで3km/hまでしか出ず、飛び出し撃ちも非常に苦手。
前述のとおり装甲が優れているわけではないので直接敵正面に立つようなプレイは向いていないが、かといって側面に回りこめるような機動力も無いので手段がかなり限定される。
吶喊する以外の立ち回りを今のうちに覚えておこう。
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**史実 [#V3-2_History]
日本初の国産戦車である試製一号戦車が無事完成したが、戦闘重量18tと大重量で、重戦車に近いものになってしまった。そこで、新規に「イ号車」の秘匿名称で軽戦車(10t以下が条件)が国産開発されることになった。
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イ号車は研究用にイギリスのヴィッカーズ・アームストロング社から購入したMk.C中戦車を参考に開発された。1929年4月に完成した本車は、戦闘重量9.8t、路上最大速度26km/hで主砲は試製5.7cm戦車砲を、エンジンはドイツのダイムラー社製の航空機用直列6気筒液
その後、実用部隊により得られた結果から改修が重ねられ量産型では11.5tに増加し、95式軽戦車が開発された後は中戦車として再分類されている。
本車は、典型的な戦間開発の戦車で「塹壕を超え機銃を防ぎ陣地を攻略する」という点において、砲塔に当時としては大口径の57mm砲と機銃、全周17mmの装甲を備えた本車は十分な能力を持っていた。
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実戦には1931年の満州事変で初陣を経験し、ノモンハン、日華事変と主に中国大陸で歴戦した。
第二次世界大戦開戦時には、陳腐化が進み、九五式軽戦車・九七式中戦車への更新が進んでいたが、貴重な機甲戦力としてフィリピン侵攻作戦等に参加し、1945年まで第一線に踏み留まった。
日本陸軍が対米戦に使用した最も古い戦車となった。
**小ネタ [#V3-3_Tips]
#region(◆軽戦車?中戦車?)
ゲーム内では軽戦車とバッチリ書かれているが、これはチハと違い間違いとは言えない。日本においては本車輛は当初は軽戦車だった。というのも、20年代後半~35年までは日本陸軍は軽戦車と重戦車の二本立てであり中戦車という区分は無かったためである。
しかし歩兵の自動車化が進む時代によりイ号の機動性の不足が懸念され、新たにハ号が採用された1935年9月13日により本車輛は新たな区分の中戦車として改称された。
#endregion
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#region(◆ゲーム内のモデリングについて)
イ号には甲型と乙型があり、甲型はガソリン・エンジン、乙型はディーゼル・エンジン搭載型である。また、生産途中で車体と砲塔が再設計されており、前期型・中期型・後期型が存在する。
ゲーム内ではガソリン・エンジンで中期型車体・後期型砲塔の甲型のようである・・・ (%%実際にこのような車両があったのかは不明。%%同型として戦車第1連隊に配備された8923号車の一両が確認されている。((写真にある限りでは同車の機銃は防弾器の無いタイプの
#attachref(./89.jpg,55%)
↑ゲーム内車両に似ているが砲塔が前期型である。
#endregion
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#region(◆開発当時は世界最高水準)
ゲーム中では、周囲により強力な戦車があるせいで低く見られがちだが、%%開発当時に57mm砲というれっきとした大砲を装備した戦車は他国にはほとんど存在しておらず、同時期のアメリカ戦車もソ連戦車も一方的にアウトレンジで撃破できた。%%八九式中戦車は間違
ただし、それでも八九式中戦車は当時では十分な性能であり、西住小十郎大尉よろしく鉄獅子部隊が日中戦争での陣地攻略で活躍しているところから理解できるのではないだろうか。
#endregion
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#region(◆九一式車載軽機関銃)
九一式車載軽機関銃は十一年式軽機関銃を元に作られた。((元となった十一年式軽機関銃は減装弾の他に三八式小銃と弾薬を共有する軽機関銃で、ホッパー式と呼ばれる独特の給弾方式を持つ。ホッパー式は固定式弾倉に5発クリップごと装填する方式で、機関銃用に
使用弾薬は6.5mm三八式普通実包の他、6.5mm九二式徹甲実包が少量使用された。徹甲実包使用時の装甲貫通力は150mで8mm。&color(Silver){WT内でも配備が望まれる。};曳光弾は正式採用されなかったが、ごく少量が試験運用されたとされる。
#endregion
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#region(◆スタビライザーの謎)
ランク1車両には1面スタビライザー(砲安定装置)を搭載したものが多いが、殆どの場合ランク2以降は戦後の2面スタビライザーが付くまでスタビライザーが暫く搭載されない。何故だろうと疑問に思ったことはないだろうか?
実は低ランク車両のスタビライザーの殆どは砲の俯仰旋回機構の試行錯誤の過程で生まれた「なんちゃってスタビライザー」なのである。
仕組みとしては砲の俯仰旋回を砲手が肩に当てたパッドを使って行うという単純なもので、これ単体では砲を安定させる効果はないが熟練の砲手の場合、膝で車体の振動を吸収することで砲の追従性を高めることができた。WTではこの効果をスタビライザーという形で
主に日英で戦間期の小口径砲に広く採用されていたが砲の大型化・重量増加にともなってこれらの負荷に強いハンドル旋回式が主流となり、これがWTでランク2以降でスタビライザーが暫く搭載されない理由でもある。
因みにシャーマン等に搭載された米75mm/76mm砲のスタビライザーは機械式のジャイロスタビライザーで、上記のものとは根本から違うものである。
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チヘに搭載されている47mm砲はチハ改のものとは違いハンドル旋回式となっており、本来ならスタビライザーとしての効果は無いのだがどういうわけかWTでは同じ扱いになっている。
#endregion
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#region(◇日本の戦車はなぜ小型だったのか?)
''理由その1.戦車が大型化すると操縦が難しくなる。''
→日本は走行装置の分野で立ち後れていたため、戦車その物の重量が増すとギアチェンジが難しくなり機動力が低下した。((機動力が重要視されていなかった八九式中戦車や九五式重戦車、もとより軽量の九五式軽戦車では問題になっていない。))
他国では油圧式装置による補助やシンクロメッシュ方式にするなどの方法で解決したが、日本の場合は技術的な経験が少なく部品の精度も低かったため、四式中戦車が制式化される前までは作れなかった。それでも欧米の戦車に劣っていたようでこの変速機の問題は61
''理由その2.河川。''
→戦車を大陸などで展開する際に最も問題となったのは、重い戦車を河川をどう渡らせるかだった。よく言われる劣悪なインフラというのがこれで、日本陸軍戦車の重量制限の最大の原因だった。
大陸では河川が網目上に存在している地域もあり、浅い川ならともかく地形によっては自前で橋を作ったり、渡し船的なものを用意しなければならなかった。また(戦車や火砲含む)輸送物資を戦地の港などに下ろす際、港が整備されていない場合は物資を上陸舟艇に載
当然戦車が大型化するとそれらの規模も大きくなり、広大な前線に調達するのが難しくなった。他の輸送物資の積載量に皺寄せが来るという懸念もあった。
''理由その3.航空機・艦船が優先的に予算や資材の配分が多くされた。''
→日本は海に囲まれているため海上の防衛が重要で、航空機もまた同様であった。この他にも戦車や火砲とは違い地形に影響されにくく、(戦車よりも)大量生産に向いていたため戦場を拡大しすぎた日本陸軍には重宝されていた。
よく言われる要因としては比較的有名な部類に入るが、小型軽量傾向の原因は上記との複合的なものであるためこれだけ解決すればよいというものではない。仮に予算や資材の配分が増えたとしても、生産数は増えても質的な改善は困難だったと思われる。(九七式中
#endregion
#br
*外部リンク [#V4_Links]
#br
●[[WarThunder公式英語Wiki>http://wiki.warthunder.com/index.php?title=Type_89_I-Go_Ko]]
//↑対応する地上車両のURLを添付。公式英語Wikiトップ→ http://wiki.warthunder.com/
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●[[公式Devログ>http://warthunder.com/en/news/4341-development-type-89-i-go-ko-first-series-en/]]
//↑対応するDevログページのURLを添付。公式サイト検索用ページ→ http://warthunder.com/en/search/
#br
●[[インターネット百科事典ウィキペディア>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E4%B9%9D%E5%BC%8F%E4%B8%AD%E6%88%A6%E8%BB%8A]]
//↑対応するインターネット百科事典ウィキペディアのURLを添付。
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*コメント [#V5_Comments]
&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
-&color(Red){''荒らし行為''に対しては''スルー''してください。};不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、&color(Red){''荒らし共々BAN''される可能性もあります。};
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#region(&color(Silver){旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)};)
#pcomment(./コメント,reply,10)
#endregion
#zcomment(t=warthunder%2F116&h=200&size=10&style=wikiwiki)
//↑ZawaZawaコメント欄の導入方法はテンプレートページの「編集の手引き」を参照の事。
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