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*ドイツRankV 重戦車 Panzerkampfwagen VIII Maus / 8号戦車"マウス" / Sd.Kfz 205 [#V1_Top]
//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pz.Kpfw. III Ausf. L
//ただし、ここの車両名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pak40/3 auf Sfl.38 Ausf. H マルダーIII H型
&attachref(./_20210302_232203.JPG,nolink,100%);
**概要 [#N1-1_Summary]
//↓概要説明は実装時のバージョンや車両特性、武装、史実などページ全体の要点をとりまとめたものを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#A3_Explanation]】にて。
1.47で追加されたドイツの重戦車。同世代では圧倒的な防御力を誇るが、代償として超重量による足の遅さが際立つ。
長らくドイツ陸軍の最後を飾る車両としてツリーに存在していたが、2019/09/11実装の1.91アップデートと同時に通常ツリーからプレミアムツリーへ。
イベント時以外は開発を開始できない車両になった。開発開始には通常ツリーの車両同様ランクVのアンロックが必要だが、期間中に少しでも開発を進めていればイベント終了後も開発を継続できる。
開発が完了すればイベント終了後も引き続き使用が可能。
*車両情報(v.1.89.1.87) [#f7c5f7a9]
//↑情報元クライアントのバージョンを記入して下さい
//また、情報記入の際はモードの表記が無い場所は全てRealisticBattles{RB}モードの情報を記入して下さい。
**必要経費 [#V2-1_Costs]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~必要研究値(&color(blue){RP};)|170,000|
|~車両購入費(SL)|440,000|
//|~車両購入費(&color(Red){GE};)|***|
//|~車両購入費($)|**.**|
|>||
|~乗員訓練費(SL)|130,000|
|~エキスパート化(SL)|440,000|
|~エース化(&color(Red){GE};)|1,400|
|~エース化無料(&color(Blue){RP};)|830,000|
|>||
|~バックアップ(&color(red){GE};)|40|
|~護符(&color(red){GE};)|2300|
//|~デカール枠解放(&color(blue){RP};)|***|
**BR・報酬・修理 [#V2-2_BR_Rewards_Repair]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~【AB/RB/SB】&br;(初期⇒全改修完了後)|h
|~バトルレーティング|8.0 / 7.7 / 7.7|
|~&color(Blue){RP};倍率|2.02|
//↑課金車両の場合、「(+100%)」と護符分のボーナスを加えて表記。例:「1.72 (+100%)」
|~SL倍率|1.4 / 2.1 / 2.5|
|~最大修理費(SL)|5,619⇒7,293 / 5,906⇒7,665 / 23,621⇒9,398|
**車両性能 [#V2-3_Statistics]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~数値|h
|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~砲塔旋回速度(°/s)|6.5⇒9.0 / 4.8⇒5.6|
|~俯角/仰角(°)|-7/23|
|~リロード速度(秒)&br;(初期⇒スキルMAX+エース化)|23.6⇒18.2|
|>||
|~車体装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|200 / 180 / 150|
|~砲塔装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|220 / 200 / 200|
|>||
|~重量(t)|188.0|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~エンジン出力(hp)|1549⇒*** / 1061⇒***|
|~|3,000rpm|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最高速度(km/h)|22 / 20.7|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~実測前進~後退速度(km/h)|22 ~ -22 / 20 ~ -20|
//↑大体の数値でOK。テストドライブ開始地点より走行すれば平地で測定できる。斜面で測定しないよう注意。改修前と後では加速度が違うものの、最高速度自体は同じ。
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最大登坂能力(°)|***⇒*** / ***⇒***|
|~視界(%)|250|
|>||
|~乗員数(人)|6|
**武装 [#V2-4_MainWeapons]
|>|>|SIZE(12):CENTER:|c
|>|~名称|~搭載弾薬数|h
|~主砲|128 mm KwK44 砲|68|
|~副砲|75 mm KwK44 L36 戦車砲|100|
|~機銃|7.92 mm MG34 機関銃|1000|
//情報記入の際は、ゲーム内日本語表記を基準にし、「~砲」や「~榴弾砲」「~機関銃」も記入して下さい。
**弾薬((爆薬量はTNT換算)) [#V2-5_Shells]
[[''搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く''>搭載武装解説]]
''主砲''
|SIZE(12):CENTER:90|>|>|>|SIZE(12):CENTER:45|>|>|>|>|>|SIZE(12):CENTER:40|SIZE(12):CENTER:20|c
|~名称|~弾種|~弾頭&br;重量&br;(kg)|~爆薬量&br;(g)|~初速&br;(m/s)|>|>|>|>|>|~貫徹力(mm)|~購入&br;費用&br;(SL)|h
|~|~|~|~|~|10m|100m|500m|1000m|1500m|2000m|~|h
|~PzGr|APC|26.35|786.5|930|227|224|217|200|188|176|-|
|~PzGr 43|APCBC|28.3|786.5|930|267|265|253|238|224|211|240|
|~12.8/8.8 Pzgr.TS|APCBC|9.85|108.8|1230|312|307|288|266|245|226|240|
|~Sprgr|HE|28.0|3700|750|>|>|>|>|>|43|-|
''副砲''
|SIZE(12):CENTER:90|>|>|>|SIZE(12):CENTER:45|>|>|>|>|>|SIZE(12):CENTER:40|SIZE(12):CENTER:20|c
|~名称|~弾種|~弾頭&br;重量&br;(kg)|~爆薬量&br;(g)|~初速&br;(m/s)|>|>|>|>|>|~貫徹力(mm)|~購入&br;費用&br;(SL)|h
|~|~|~|~|~|10m|100m|500m|1000m|1500m|2000m|~|h
|~Hl.Gr 38B|HEAT|4.4|872.1|450|>|>|>|>|>|80|-|
|~Hl.Gr 38C|HEAT|4.4|875.5|450|>|>|>|>|>|100|150|
|~Sprgr.34|HE|5.7|686|570|>|>|>|>|>|12|-|
//この項目の表は「搭載武装解説」の各国ページや他の個別ページにすでにある表から、書式をコピー&ペーストすると便利。「搭載武装解説」ページに表が無い場合、余力があれば表を作成したうえで「搭載武装解説」の該当ページにも掲載して頂けると、非常にあ
**車両改良 [#V2-6_Modifications]
''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要&color(Blue){RP};|~購入費(SL)|h
|~I|~履帯|9,200|***|
|~|~修理キット|~|~|
|~|~砲塔駆動機構|~|~|
|>|>|>||
|~II|~サスペンション|5,200|***|
|~|~ブレーキシステム|~|~|
|~|~手動消火器|~|~|
|~|~砲火調整|~|~|
|~|~PzGr 43|~|~|
|~|~Hl.Gr 38C|~|~|
|>|>|>||
|~III|~フィルター|12,000|***|
|~|~救急セット|~|~|
|~|~昇降機構|~|~|
|>|>|>||
|~IV|~変速機|11,000|***|
|~|~エンジン|~|~|
|~|~K.Gr.Rot Nb.|~|~|
|~|~発煙弾発射機|~|~|
**カモフラージュ [#V2-7_Camouflage]
#region(''クリックで表示'')
|>|SIZE(12):|c
|>|~既定|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準迷彩|
|>||
|>|~単色|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 490 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準単色夏季迷彩|
|>||
|>|~二色|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 560 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準二色夏季迷彩|
|>||
|>|~ティガー|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 630 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準二色迷彩|
|>||
|>|~斑点|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 700 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準三色夏季迷彩|
|>||
|>|~三色|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 840 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準的な三色夏季迷彩|
|>||
|>|~縞模様|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 910 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準的な三色夏季迷彩|
|>||
|>|~灰色|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 970 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準的な灰色迷彩|
|>||
|>|~冬季|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 770 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準的な冬季迷彩|
|>||
|>|~Winter camouflage(waves)|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|Non-standard winter camouflage(waves)|
|>||
#endregion
**研究ツリー [#V2-8_Tree]
|>|SIZE(12):CENTER:|c
|~前車両|''[[-]]''|
|~派生車両|''[[-]]''|
//|~派生元車両|''[[-]]''|
//|~オリジナル車両|''[[-]]''|
//↑鹵獲・レンドリース車両用
|~次車両|''[[-]]''|
#br
#br
*解説 [#s205589f]
1.47アップデートで追加され、1.91まで通常ツリーにて開発が可能だったドイツの最後を飾る超重戦車。
#br
''【防御】''
・ほぼ箱型の砲塔の前面部分は跳弾を誘発する曲面で構成された防盾を備え、その横の砲塔前面部分(通称ほっぺ)も数値上220mmの厚さを誇っている。一見、強固に見えるが曲面に対して垂直に着弾する砲弾に対しては、曲面の傾斜が活かされず最も目立つ貫通されや
200mmの厚さをもつ側面も、ほぼ垂直に近い装甲形状の為に砲塔の傾斜を稼いでおかないと容易く貫通されるので注意が必要である。リロード中は45度ほど常に傾斜をかけるよう心掛けよう。
・砲塔と同じくほぼ箱型の車体の前面も、車体下部が特別薄いという事もなく、傾斜した200mmの車体下部は300mm前後の実装甲厚を誇る。もちろん車体上部は260mmの傾斜装甲で実質400mm前後と、同格では抜く事はほぼ不可能だろう。泥除けの中に隠れている幅広の履
側面は、外見から判別できないが上部は180mmの一枚板、下部は100mmの装甲サイドスカート+80mmの車体装甲となる。下部は空間装甲として機能するためこのBR帯で飛び回るHEAT-FSに対し効果を発揮するものの、後序の機動性の問題もあって昼飯の角度や豚飯を活用
なお車体底部であるが、後部こそ50mmしかないものの前部は100mmもあり、例え152mm砲であっても車体と地面の間に榴弾を打ち込み撃破することは不可能である。ただ、車体底部後方に榴弾やロケット砲を打ち込まれた場合、エンジンに誘爆して砲塔ごと吹き飛ばされ
''ちなみに車体を傾けてよそ見すると鉄壁の要塞が出来上がる(その状態なら同格戦車に抜かれる事はまずない、格上であってもガンガン弾く''&color(gray){なおMBTに出会って攻撃を外した場合は潔く諦めましょう};
#br
''【火力】''
・主砲はJagdtigerと同じ砲128mm砲であり貫通、威力共に最高クラスのAP(HE)CBCを使える事が最大の強みである。貫通さえすれば危害範囲の広さで、車内を一掃してほぼ確実に撃破。例え運良く撃破を免れても複数の搭乗員のノックダウン、内部モジュールの重大な
バージョン2.1「New Power」アップデートで至近距離で貫徹力312mmのAPCBCが追加された。これによりある程度貫徹力が向上した。ただ、この砲弾は口径は8.8cmのもので、炸薬量はPzGr43より大幅に減っている(とはいえマッチングする第2世代MBT相手には十分な炸
・副砲の75mm砲は、戦中の中戦車に搭載されている物と同等の物が備わっている。ただ、このBR帯の戦車に対して明らかに貫通不足な砲弾しか使用できない。戦後車両には側面が薄いものもおり、例えばT-54はシリーズ通して側面装甲が80mmしかなく、Hl.Gr 38Cなら状
とはいえリロード間の牽制や、視界を塞ぐ邪魔な障害物の除去、軽装甲の対空車輌や、軽戦車の処理。履帯や主砲の砲身などの露出しているモジュールを損傷、破壊する等、限定的ながら使える場面もある。
このランクに到達しているプレイヤーなら知っていて当然と思われるが、主砲と副砲の照準と弾道は大きく異なる。副砲を活用するなら、適切な操作設定がされているか確認しておこう。
また、攻撃以外の用途として煙幕弾の運用があり、使いこなすとマウスの運用にあたりかなりの効果を発揮する。
こちらも既存の煙幕弾と変わりはないが、マウスの場合は主砲と独立した副砲の上、リロード周りを最大まで強化すれば4秒弱の爆速装填でいつでも好きなポイントに煙幕を展開することができる。主兵装を圧迫せずに大量の砲弾を持っていけるため、煙幕の展開能力
活用の場面は多く、狙撃ポイントの妨害、複数車両と相対した際に片方を妨害し各個撃破を図る、損傷時の時間稼ぎ等、自身の戦闘を有利に進めるだけでなくひたすら敵の射撃を妨害して味方の浸透を援護するといった使い方もできる。
固定装備の煙幕も併せて活用すれば、そのしぶとさは大いに増すため、ぜひ活用したい。
#br
''【機動性】''
重量と車体形状の問題もあって重戦車中でも屈指の劣悪な機動性になっている。188tの巨体に対し、エンジンの出力不足が著しく、発進時の立ちあがりも加速も重い。砲塔旋回速度の遅さも重なって、現環境下では陣地転換や前線への追随等で立ち回りの制約が厳しい
唯一の利点は、ポルシェ博士お気に入りのガス・エレクトリック方式による電動モーターの駆動系の恩恵で後退速度が前進速度と同じになっている事。
この利点のお陰で、車体後部の砲塔配置が有利に働く豚飯の活用や、攻撃位置に到着した後の微調整で苦労する事は思いの外すくない。
#br
''【総評】''
・機動性が劣悪な代わりに装甲及び砲性能に傾倒していった戦争後期のドイツ戦車の進化の到達点。
運用の大前提として、RANK5の最上位クラスの戦車を所有しているプレイヤーが相手のマッチングなので、マウスの弱点は周知され尽くしていると思った方が良い。
キルストリークの航空爆撃、砲撃支援等、回避も儘ならず撃破されるケースも多々ある。砲塔前面部の弱点であるほっぺの存在以外にも、同BR帯の他戦車の貫通力と破壊力が飽和している現環境では、装甲厚でゴリ押し出来る状況はすくない。
昼飯の角度、豚飯の活用で箱型の車体を労わるだけでなく、砲塔の向きにも注意を払い、常時全身で昼飯の角度で余所見してないとあっさりと正面から貫通弾を受けて撃破されてしまう。特に砲撃する時に、ほぼ確実に敵に晒す事になるほっぺを意識しているかどうか
また、車体後部に配置された砲塔位置と車高、主砲の俯角(-7度)と車体形状の為に、車高の低い戦車に接近されると自力での対処がほぼ不可能になるので仲間との連携が必要不可欠になっている。
これらのマウスの弱点をプレイヤーが補うことさえ出来れば、大戦中の戦車最強クラスの128mm砲の威力を存分に奮って活躍できる性能は持ち合わせているので安心しよう。プレイヤー全体のキルレも意外にかなり高い。
腐ってもランク5の重戦車だ。強い弱いの大半の要素は、プレイヤーの腕次第になっている。
//&color(White){・・・あれ?、砲が頼れる以外wotと運用あんまり変わらんような・・・};
//WTと関係ないWOTのことを書き込んだ事案としてコメントアウトと保存。削除しないようにねがいます。
#br
&attachref(./Maus (1).jpg,nolink,65%);
↑弾薬などの配置。操縦手を挟み込むように置かれているのは燃料タンクである。IS-1、2と違って前面装甲が頼れるので側面から垂直に打たれない限り危害はないであろう
*史実 [#vcb90757]
#region(クリックで表示)
VIII号戦車ことマウスはナチス・ドイツが開発した超重戦車。制式番号はSd.Kfz 205である。
主砲は12.8cm KwK 44と破格の口径だった、副砲は7.5cm KwK 44。
重量は188tにもおよび、エンジンは二つ積んだが出力不足は明らかだった。
参考までに、自衛隊の10式戦車は全備重量約44t、同じ1,200馬力で時速70km。マウスは10式の約4倍の重量である。
装甲も非常に厚く、車体正面装甲は200mmである。(55°の傾斜がつけられているので300mmに相当する厚さ)
しかし最高速度は整地で精々20km/h。不整地では13km/hが限界であった。
行動距離も狭く、整地では186kmで不整地だと68km(追加燃料タンクを外すと42km)という有様だった。((なお、行動距離はあのティーガーII重戦車でさえ整地で170km。不整地では120kmだった。いかにマウスの行動距離が狭いかがお分かりいただけただろうか))
ヒトラーは1500両近くの生産を命じたが完成したのは後にも先にも2両であった。
1945年に試作2号車はベルリンに迫りくる労農赤軍を迎撃すべく出撃したが途中でエンジンにトラブル発生。そして燃料が切れた。だがエンジンを直しても燃料が無く、どのみち動かせないので鹵獲されないように爆破処理を行った。
その後労農赤軍は爆破放棄された2号車とほぼ無傷の1号車を鹵獲した。先述の通り1号車は無傷に近かったが2号車は砲塔のみが原型を留めており、車体は木端微塵と化していた。それを受け、赤軍機械化装甲部隊司令部は1号車の車体に2号車の砲塔を載せ、本国へ輸送
現在は上述した車両がクビンカ戦車博物館に展示されている。
#endregion
**小ネタ [#h59fc652]
◇車体構造
実は本車は、見て分かる通り操縦士・機銃手と砲塔側の間にエンジンルームがあるため、直接移動ができず、車外に出なければ移動できなかった。
また、当時としては珍しく世界に先駆けてBC防御と水密加工が施されておりガス・エレクトリック方式を採用する等様々な先進的な機構を備えていた。
◇惑星WTのマウスは何号車?
マウスには史実に記載されたとおり車体試験用の1号車、砲塔を乗せ運用試験を行った2号車、未完成に終わった3号車以降が存在したが、惑星のマウスは砲塔はともかく車体は1号車と2号車の特徴が混ざったものとなっている。
具体的には、車体後部左右にみられる四角の溶接痕は1号車のみ見られる火炎放射器(未完成)用の開口部を塞いだ跡だが、それ以外は2号車の仕様となっている。
なお履帯は2号車で一時試験されたのち何らかの問題があったのか交換された穴あきのある軽量型履帯だが、転輪は軽量型履帯と同時に交換された穴あきのある軽量型転輪ではなく、交換後の1号車と同じ穴無し転輪となっている。
◇量産型マウス
マウスは当初量産も考えられていた。その過程で少しずつ車体に変更が入る予定だった。
本来は段階的な変更となる予定だったが、内容としては操縦手のペリスコープの前の車体前面装甲に視界確保に切り欠きを入れる、車体幅を3700mmから3670mmに変更する、車体及び砲塔装甲の継ぎ目に使用されている楔を省略する、などである。
◇マウスⅡ
マウスの更なる改良プラン。
車体はそのままに、砲塔をショットトラップの起きづらい傾斜をつけた平面の装甲で構成する予定だった。
装甲構成の他、副砲の装備位置を主砲の上に変更、ステレオ測距器の装備がなされる予定だった。
なお軽量化の為全体的に装甲が減じられており、正面が220mm→200mm、側面が200mm→80mm、後部が200mm→150mm、天面が60mm→40mmとなったと言われている。
このマウスⅡの砲塔はE-100と共用する予定だったとも言われている。
*外部リンク [#A4_Links]
#br
●[[WarThunder公式英語Wiki>https://wiki.warthunder.com/Maus]]
//↑対応する航空機のURLを添付。公式英語Wikiトップ→ http://wiki.warthunder.com/
#br
●[[公式Devログ>URL]]
//↑対応するDevログページのURLを添付。公式サイト検索用ページ→ http://warthunder.com/en/search/
[[[Video]The Maus, Part II>https://warthunder.com/en/news/3620-video-the-maus-part-ii-en]]
[[[Video]Pz.Kpfw. VIII Maus>https://warthunder.com/en/news/3444/current]]
#br
●[[インターネット百科事典ウィキペディア>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9_(%E6%88%A6%E8%BB%8A)]]
//↑対応するインターネット百科事典ウィキペディアのURLを添付。
#br
*コメント [#fb8315fe]
&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
-&color(Red){''荒らし行為''に対しては''スルー''してください。};不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、&color(Red){''荒らし共々BAN''される可能性もあります。};
-ページの編集要望等ありましたら[[編集会議]]のコメント欄をご利用ください。
----
#region(&color(Silver){旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)};)
#pcomment(./コメント,reply,10)
#endregion
#zcomment(t=warthunder%2F294&h=200&size=10&style=wikiwiki)
終了行:
*ドイツRankV 重戦車 Panzerkampfwagen VIII Maus / 8号戦車"マウス" / Sd.Kfz 205 [#V1_Top]
//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pz.Kpfw. III Ausf. L
//ただし、ここの車両名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:ドイツ RankII 駆逐戦車 Pak40/3 auf Sfl.38 Ausf. H マルダーIII H型
&attachref(./_20210302_232203.JPG,nolink,100%);
**概要 [#N1-1_Summary]
//↓概要説明は実装時のバージョンや車両特性、武装、史実などページ全体の要点をとりまとめたものを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#A3_Explanation]】にて。
1.47で追加されたドイツの重戦車。同世代では圧倒的な防御力を誇るが、代償として超重量による足の遅さが際立つ。
長らくドイツ陸軍の最後を飾る車両としてツリーに存在していたが、2019/09/11実装の1.91アップデートと同時に通常ツリーからプレミアムツリーへ。
イベント時以外は開発を開始できない車両になった。開発開始には通常ツリーの車両同様ランクVのアンロックが必要だが、期間中に少しでも開発を進めていればイベント終了後も開発を継続できる。
開発が完了すればイベント終了後も引き続き使用が可能。
*車両情報(v.1.89.1.87) [#f7c5f7a9]
//↑情報元クライアントのバージョンを記入して下さい
//また、情報記入の際はモードの表記が無い場所は全てRealisticBattles{RB}モードの情報を記入して下さい。
**必要経費 [#V2-1_Costs]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~必要研究値(&color(blue){RP};)|170,000|
|~車両購入費(SL)|440,000|
//|~車両購入費(&color(Red){GE};)|***|
//|~車両購入費($)|**.**|
|>||
|~乗員訓練費(SL)|130,000|
|~エキスパート化(SL)|440,000|
|~エース化(&color(Red){GE};)|1,400|
|~エース化無料(&color(Blue){RP};)|830,000|
|>||
|~バックアップ(&color(red){GE};)|40|
|~護符(&color(red){GE};)|2300|
//|~デカール枠解放(&color(blue){RP};)|***|
**BR・報酬・修理 [#V2-2_BR_Rewards_Repair]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~【AB/RB/SB】&br;(初期⇒全改修完了後)|h
|~バトルレーティング|8.0 / 7.7 / 7.7|
|~&color(Blue){RP};倍率|2.02|
//↑課金車両の場合、「(+100%)」と護符分のボーナスを加えて表記。例:「1.72 (+100%)」
|~SL倍率|1.4 / 2.1 / 2.5|
|~最大修理費(SL)|5,619⇒7,293 / 5,906⇒7,665 / 23,621⇒9,398|
**車両性能 [#V2-3_Statistics]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~数値|h
|~|BGCOLOR(#FFDDDD):~【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~砲塔旋回速度(°/s)|6.5⇒9.0 / 4.8⇒5.6|
|~俯角/仰角(°)|-7/23|
|~リロード速度(秒)&br;(初期⇒スキルMAX+エース化)|23.6⇒18.2|
|>||
|~車体装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|200 / 180 / 150|
|~砲塔装甲厚&br;(前/側/後)(mm)|220 / 200 / 200|
|>||
|~重量(t)|188.0|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~エンジン出力(hp)|1549⇒*** / 1061⇒***|
|~|3,000rpm|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最高速度(km/h)|22 / 20.7|
|BGCOLOR(#FFDDDD):~実測前進~後退速度(km/h)|22 ~ -22 / 20 ~ -20|
//↑大体の数値でOK。テストドライブ開始地点より走行すれば平地で測定できる。斜面で測定しないよう注意。改修前と後では加速度が違うものの、最高速度自体は同じ。
|BGCOLOR(#FFDDDD):~最大登坂能力(°)|***⇒*** / ***⇒***|
|~視界(%)|250|
|>||
|~乗員数(人)|6|
**武装 [#V2-4_MainWeapons]
|>|>|SIZE(12):CENTER:|c
|>|~名称|~搭載弾薬数|h
|~主砲|128 mm KwK44 砲|68|
|~副砲|75 mm KwK44 L36 戦車砲|100|
|~機銃|7.92 mm MG34 機関銃|1000|
//情報記入の際は、ゲーム内日本語表記を基準にし、「~砲」や「~榴弾砲」「~機関銃」も記入して下さい。
**弾薬((爆薬量はTNT換算)) [#V2-5_Shells]
[[''搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く''>搭載武装解説]]
''主砲''
|SIZE(12):CENTER:90|>|>|>|SIZE(12):CENTER:45|>|>|>|>|>|SIZE(12):CENTER:40|SIZE(12):CENTER:20|c
|~名称|~弾種|~弾頭&br;重量&br;(kg)|~爆薬量&br;(g)|~初速&br;(m/s)|>|>|>|>|>|~貫徹力(mm)|~購入&br;費用&br;(SL)|h
|~|~|~|~|~|10m|100m|500m|1000m|1500m|2000m|~|h
|~PzGr|APC|26.35|786.5|930|227|224|217|200|188|176|-|
|~PzGr 43|APCBC|28.3|786.5|930|267|265|253|238|224|211|240|
|~12.8/8.8 Pzgr.TS|APCBC|9.85|108.8|1230|312|307|288|266|245|226|240|
|~Sprgr|HE|28.0|3700|750|>|>|>|>|>|43|-|
''副砲''
|SIZE(12):CENTER:90|>|>|>|SIZE(12):CENTER:45|>|>|>|>|>|SIZE(12):CENTER:40|SIZE(12):CENTER:20|c
|~名称|~弾種|~弾頭&br;重量&br;(kg)|~爆薬量&br;(g)|~初速&br;(m/s)|>|>|>|>|>|~貫徹力(mm)|~購入&br;費用&br;(SL)|h
|~|~|~|~|~|10m|100m|500m|1000m|1500m|2000m|~|h
|~Hl.Gr 38B|HEAT|4.4|872.1|450|>|>|>|>|>|80|-|
|~Hl.Gr 38C|HEAT|4.4|875.5|450|>|>|>|>|>|100|150|
|~Sprgr.34|HE|5.7|686|570|>|>|>|>|>|12|-|
//この項目の表は「搭載武装解説」の各国ページや他の個別ページにすでにある表から、書式をコピー&ペーストすると便利。「搭載武装解説」ページに表が無い場合、余力があれば表を作成したうえで「搭載武装解説」の該当ページにも掲載して頂けると、非常にあ
**車両改良 [#V2-6_Modifications]
''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要&color(Blue){RP};|~購入費(SL)|h
|~I|~履帯|9,200|***|
|~|~修理キット|~|~|
|~|~砲塔駆動機構|~|~|
|>|>|>||
|~II|~サスペンション|5,200|***|
|~|~ブレーキシステム|~|~|
|~|~手動消火器|~|~|
|~|~砲火調整|~|~|
|~|~PzGr 43|~|~|
|~|~Hl.Gr 38C|~|~|
|>|>|>||
|~III|~フィルター|12,000|***|
|~|~救急セット|~|~|
|~|~昇降機構|~|~|
|>|>|>||
|~IV|~変速機|11,000|***|
|~|~エンジン|~|~|
|~|~K.Gr.Rot Nb.|~|~|
|~|~発煙弾発射機|~|~|
**カモフラージュ [#V2-7_Camouflage]
#region(''クリックで表示'')
|>|SIZE(12):|c
|>|~既定|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準迷彩|
|>||
|>|~単色|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 490 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準単色夏季迷彩|
|>||
|>|~二色|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 560 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準二色夏季迷彩|
|>||
|>|~ティガー|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 630 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準二色迷彩|
|>||
|>|~斑点|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 700 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準三色夏季迷彩|
|>||
|>|~三色|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 840 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準的な三色夏季迷彩|
|>||
|>|~縞模様|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 910 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準的な三色夏季迷彩|
|>||
|>|~灰色|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 970 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準的な灰色迷彩|
|>||
|>|~冬季|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|プレイヤー撃破 770 / 200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準的な冬季迷彩|
|>||
|>|~Winter camouflage(waves)|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|200GE|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|Non-standard winter camouflage(waves)|
|>||
#endregion
**研究ツリー [#V2-8_Tree]
|>|SIZE(12):CENTER:|c
|~前車両|''[[-]]''|
|~派生車両|''[[-]]''|
//|~派生元車両|''[[-]]''|
//|~オリジナル車両|''[[-]]''|
//↑鹵獲・レンドリース車両用
|~次車両|''[[-]]''|
#br
#br
*解説 [#s205589f]
1.47アップデートで追加され、1.91まで通常ツリーにて開発が可能だったドイツの最後を飾る超重戦車。
#br
''【防御】''
・ほぼ箱型の砲塔の前面部分は跳弾を誘発する曲面で構成された防盾を備え、その横の砲塔前面部分(通称ほっぺ)も数値上220mmの厚さを誇っている。一見、強固に見えるが曲面に対して垂直に着弾する砲弾に対しては、曲面の傾斜が活かされず最も目立つ貫通されや
200mmの厚さをもつ側面も、ほぼ垂直に近い装甲形状の為に砲塔の傾斜を稼いでおかないと容易く貫通されるので注意が必要である。リロード中は45度ほど常に傾斜をかけるよう心掛けよう。
・砲塔と同じくほぼ箱型の車体の前面も、車体下部が特別薄いという事もなく、傾斜した200mmの車体下部は300mm前後の実装甲厚を誇る。もちろん車体上部は260mmの傾斜装甲で実質400mm前後と、同格では抜く事はほぼ不可能だろう。泥除けの中に隠れている幅広の履
側面は、外見から判別できないが上部は180mmの一枚板、下部は100mmの装甲サイドスカート+80mmの車体装甲となる。下部は空間装甲として機能するためこのBR帯で飛び回るHEAT-FSに対し効果を発揮するものの、後序の機動性の問題もあって昼飯の角度や豚飯を活用
なお車体底部であるが、後部こそ50mmしかないものの前部は100mmもあり、例え152mm砲であっても車体と地面の間に榴弾を打ち込み撃破することは不可能である。ただ、車体底部後方に榴弾やロケット砲を打ち込まれた場合、エンジンに誘爆して砲塔ごと吹き飛ばされ
''ちなみに車体を傾けてよそ見すると鉄壁の要塞が出来上がる(その状態なら同格戦車に抜かれる事はまずない、格上であってもガンガン弾く''&color(gray){なおMBTに出会って攻撃を外した場合は潔く諦めましょう};
#br
''【火力】''
・主砲はJagdtigerと同じ砲128mm砲であり貫通、威力共に最高クラスのAP(HE)CBCを使える事が最大の強みである。貫通さえすれば危害範囲の広さで、車内を一掃してほぼ確実に撃破。例え運良く撃破を免れても複数の搭乗員のノックダウン、内部モジュールの重大な
バージョン2.1「New Power」アップデートで至近距離で貫徹力312mmのAPCBCが追加された。これによりある程度貫徹力が向上した。ただ、この砲弾は口径は8.8cmのもので、炸薬量はPzGr43より大幅に減っている(とはいえマッチングする第2世代MBT相手には十分な炸
・副砲の75mm砲は、戦中の中戦車に搭載されている物と同等の物が備わっている。ただ、このBR帯の戦車に対して明らかに貫通不足な砲弾しか使用できない。戦後車両には側面が薄いものもおり、例えばT-54はシリーズ通して側面装甲が80mmしかなく、Hl.Gr 38Cなら状
とはいえリロード間の牽制や、視界を塞ぐ邪魔な障害物の除去、軽装甲の対空車輌や、軽戦車の処理。履帯や主砲の砲身などの露出しているモジュールを損傷、破壊する等、限定的ながら使える場面もある。
このランクに到達しているプレイヤーなら知っていて当然と思われるが、主砲と副砲の照準と弾道は大きく異なる。副砲を活用するなら、適切な操作設定がされているか確認しておこう。
また、攻撃以外の用途として煙幕弾の運用があり、使いこなすとマウスの運用にあたりかなりの効果を発揮する。
こちらも既存の煙幕弾と変わりはないが、マウスの場合は主砲と独立した副砲の上、リロード周りを最大まで強化すれば4秒弱の爆速装填でいつでも好きなポイントに煙幕を展開することができる。主兵装を圧迫せずに大量の砲弾を持っていけるため、煙幕の展開能力
活用の場面は多く、狙撃ポイントの妨害、複数車両と相対した際に片方を妨害し各個撃破を図る、損傷時の時間稼ぎ等、自身の戦闘を有利に進めるだけでなくひたすら敵の射撃を妨害して味方の浸透を援護するといった使い方もできる。
固定装備の煙幕も併せて活用すれば、そのしぶとさは大いに増すため、ぜひ活用したい。
#br
''【機動性】''
重量と車体形状の問題もあって重戦車中でも屈指の劣悪な機動性になっている。188tの巨体に対し、エンジンの出力不足が著しく、発進時の立ちあがりも加速も重い。砲塔旋回速度の遅さも重なって、現環境下では陣地転換や前線への追随等で立ち回りの制約が厳しい
唯一の利点は、ポルシェ博士お気に入りのガス・エレクトリック方式による電動モーターの駆動系の恩恵で後退速度が前進速度と同じになっている事。
この利点のお陰で、車体後部の砲塔配置が有利に働く豚飯の活用や、攻撃位置に到着した後の微調整で苦労する事は思いの外すくない。
#br
''【総評】''
・機動性が劣悪な代わりに装甲及び砲性能に傾倒していった戦争後期のドイツ戦車の進化の到達点。
運用の大前提として、RANK5の最上位クラスの戦車を所有しているプレイヤーが相手のマッチングなので、マウスの弱点は周知され尽くしていると思った方が良い。
キルストリークの航空爆撃、砲撃支援等、回避も儘ならず撃破されるケースも多々ある。砲塔前面部の弱点であるほっぺの存在以外にも、同BR帯の他戦車の貫通力と破壊力が飽和している現環境では、装甲厚でゴリ押し出来る状況はすくない。
昼飯の角度、豚飯の活用で箱型の車体を労わるだけでなく、砲塔の向きにも注意を払い、常時全身で昼飯の角度で余所見してないとあっさりと正面から貫通弾を受けて撃破されてしまう。特に砲撃する時に、ほぼ確実に敵に晒す事になるほっぺを意識しているかどうか
また、車体後部に配置された砲塔位置と車高、主砲の俯角(-7度)と車体形状の為に、車高の低い戦車に接近されると自力での対処がほぼ不可能になるので仲間との連携が必要不可欠になっている。
これらのマウスの弱点をプレイヤーが補うことさえ出来れば、大戦中の戦車最強クラスの128mm砲の威力を存分に奮って活躍できる性能は持ち合わせているので安心しよう。プレイヤー全体のキルレも意外にかなり高い。
腐ってもランク5の重戦車だ。強い弱いの大半の要素は、プレイヤーの腕次第になっている。
//&color(White){・・・あれ?、砲が頼れる以外wotと運用あんまり変わらんような・・・};
//WTと関係ないWOTのことを書き込んだ事案としてコメントアウトと保存。削除しないようにねがいます。
#br
&attachref(./Maus (1).jpg,nolink,65%);
↑弾薬などの配置。操縦手を挟み込むように置かれているのは燃料タンクである。IS-1、2と違って前面装甲が頼れるので側面から垂直に打たれない限り危害はないであろう
*史実 [#vcb90757]
#region(クリックで表示)
VIII号戦車ことマウスはナチス・ドイツが開発した超重戦車。制式番号はSd.Kfz 205である。
主砲は12.8cm KwK 44と破格の口径だった、副砲は7.5cm KwK 44。
重量は188tにもおよび、エンジンは二つ積んだが出力不足は明らかだった。
参考までに、自衛隊の10式戦車は全備重量約44t、同じ1,200馬力で時速70km。マウスは10式の約4倍の重量である。
装甲も非常に厚く、車体正面装甲は200mmである。(55°の傾斜がつけられているので300mmに相当する厚さ)
しかし最高速度は整地で精々20km/h。不整地では13km/hが限界であった。
行動距離も狭く、整地では186kmで不整地だと68km(追加燃料タンクを外すと42km)という有様だった。((なお、行動距離はあのティーガーII重戦車でさえ整地で170km。不整地では120kmだった。いかにマウスの行動距離が狭いかがお分かりいただけただろうか))
ヒトラーは1500両近くの生産を命じたが完成したのは後にも先にも2両であった。
1945年に試作2号車はベルリンに迫りくる労農赤軍を迎撃すべく出撃したが途中でエンジンにトラブル発生。そして燃料が切れた。だがエンジンを直しても燃料が無く、どのみち動かせないので鹵獲されないように爆破処理を行った。
その後労農赤軍は爆破放棄された2号車とほぼ無傷の1号車を鹵獲した。先述の通り1号車は無傷に近かったが2号車は砲塔のみが原型を留めており、車体は木端微塵と化していた。それを受け、赤軍機械化装甲部隊司令部は1号車の車体に2号車の砲塔を載せ、本国へ輸送
現在は上述した車両がクビンカ戦車博物館に展示されている。
#endregion
**小ネタ [#h59fc652]
◇車体構造
実は本車は、見て分かる通り操縦士・機銃手と砲塔側の間にエンジンルームがあるため、直接移動ができず、車外に出なければ移動できなかった。
また、当時としては珍しく世界に先駆けてBC防御と水密加工が施されておりガス・エレクトリック方式を採用する等様々な先進的な機構を備えていた。
◇惑星WTのマウスは何号車?
マウスには史実に記載されたとおり車体試験用の1号車、砲塔を乗せ運用試験を行った2号車、未完成に終わった3号車以降が存在したが、惑星のマウスは砲塔はともかく車体は1号車と2号車の特徴が混ざったものとなっている。
具体的には、車体後部左右にみられる四角の溶接痕は1号車のみ見られる火炎放射器(未完成)用の開口部を塞いだ跡だが、それ以外は2号車の仕様となっている。
なお履帯は2号車で一時試験されたのち何らかの問題があったのか交換された穴あきのある軽量型履帯だが、転輪は軽量型履帯と同時に交換された穴あきのある軽量型転輪ではなく、交換後の1号車と同じ穴無し転輪となっている。
◇量産型マウス
マウスは当初量産も考えられていた。その過程で少しずつ車体に変更が入る予定だった。
本来は段階的な変更となる予定だったが、内容としては操縦手のペリスコープの前の車体前面装甲に視界確保に切り欠きを入れる、車体幅を3700mmから3670mmに変更する、車体及び砲塔装甲の継ぎ目に使用されている楔を省略する、などである。
◇マウスⅡ
マウスの更なる改良プラン。
車体はそのままに、砲塔をショットトラップの起きづらい傾斜をつけた平面の装甲で構成する予定だった。
装甲構成の他、副砲の装備位置を主砲の上に変更、ステレオ測距器の装備がなされる予定だった。
なお軽量化の為全体的に装甲が減じられており、正面が220mm→200mm、側面が200mm→80mm、後部が200mm→150mm、天面が60mm→40mmとなったと言われている。
このマウスⅡの砲塔はE-100と共用する予定だったとも言われている。
*外部リンク [#A4_Links]
#br
●[[WarThunder公式英語Wiki>https://wiki.warthunder.com/Maus]]
//↑対応する航空機のURLを添付。公式英語Wikiトップ→ http://wiki.warthunder.com/
#br
●[[公式Devログ>URL]]
//↑対応するDevログページのURLを添付。公式サイト検索用ページ→ http://warthunder.com/en/search/
[[[Video]The Maus, Part II>https://warthunder.com/en/news/3620-video-the-maus-part-ii-en]]
[[[Video]Pz.Kpfw. VIII Maus>https://warthunder.com/en/news/3444/current]]
#br
●[[インターネット百科事典ウィキペディア>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9_(%E6%88%A6%E8%BB%8A)]]
//↑対応するインターネット百科事典ウィキペディアのURLを添付。
#br
*コメント [#fb8315fe]
&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
-&color(Red){''荒らし行為''に対しては''スルー''してください。};不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、&color(Red){''荒らし共々BAN''される可能性もあります。};
-ページの編集要望等ありましたら[[編集会議]]のコメント欄をご利用ください。
----
#region(&color(Silver){旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)};)
#pcomment(./コメント,reply,10)
#endregion
#zcomment(t=warthunder%2F294&h=200&size=10&style=wikiwiki)
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