ブラウザの JavaScript がオフ(ブロックまたは許可しない)に設定されているため、このページは正常に機能しません。
World of Warships Wiki*
[
ホーム
]
一覧
最終更新
バックアップ
ヘルプ
Top
>
Baltimore
>
複製
?
ms
Baltimore をテンプレートにして作成
これらのキーワードがハイライトされています:
開始行:
*ボルチモア級重巡洋艦 [#sf5c4e8a]
#attachref(./boruti.jpg,nolink,30%)
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時ver.0.7.5};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|8|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[巡洋艦]]|~派生元|''[[New Orleans]]''|
|~国家|[[アメリカ]]|~派生先|''[[Buffalo]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(A) 36,600 &br;(B) 42,400|
|~|>|装甲|27-152mm&br;・防郭 27-152mm&br;・艦首・艦尾 27mm&br;・砲郭 27mm&br;・装甲甲板 27-60mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|4%|
|~機動性|>|最大速力|32.5kt|
|~|>|旋回半径|730m|
|~|>|転舵所要時間|(A) 10.2秒&br;(B) 7.8秒|
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|12.6km|-|-|14.6km|7.2km|
|~|航空発見距離|7.2km|-|0.0km|10.2km|-|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|A-B|Mk8 mod.1|14.4km|132m|
|~|~|Mk8 mod.2|15.8km|142m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|A-B|203mm/55|3基×3門|HE弾 2800(14%)&br;AP弾 5000|10.0秒|30.0秒|HE/HC Mk25&br;AP Mk21|
&br;
|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|A-B|127mm/38 Mk32|6基×2門|HE弾 1800(5%)|6秒|5.0km|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~空襲|~船体|~機体|~小隊数|~出撃機数(HP)|~搭載量|~射程|~最大ダメージ|~準備時間|
|~|A-B|Consolidated PBY-2&br;Privateer|2|1(2,000)|2|7.0km|4,200|30秒|
&br;
//空襲を装備していない場合、枠ごと削除
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|A| 短|20mm Oerlikon Mk4|23基×1門|>| -| 175|85.0%|0.1-2.0km|
|~|~| 中|40mm Bofors Mk1|12基×2門|>| -| 238|90.0%|0.1-3.5km|
|~|~| 長|127mm/38 Mk32|6基×2門| 5| 1540| 109|90.0%|0.1-5.8km|
|~|B| 短|20mm Oerlikon Mk4|23基×1門|>| -| 168|85.0%|0.1-2.0km|
|~|~| 中|40mm Bofors Mk2|12基×4門|>| -| 326|90.0%|0.1-3.5km|
|~|~| 長|127mm/38 Mk32|6基×2門| 5| 1540| 109|90.0%|0.1-5.8km|
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○|-|
#region(搭載可能アップグレード)
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#aaccaa):1|&attachref(アップグレード/MainWeapon1.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryWeapon1.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/PowderMagazine1.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|BGCOLOR(#aaccaa):2|&attachref(アップグレード/DamageControl1.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;対水雷防御ダメージ軽減率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Engine1.png,nolink,70%);|推力改良1|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear1.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):3|&attachref(アップグレード/MainGun2.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 &color(red){+5%};&br;主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryGun2.png,nolink,70%);|副砲改良2|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Guidance1.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense2.png,nolink,70%);|対空砲改良2|対空砲座の最大射程 +20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/DamageControl2.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Engine2.png,nolink,70%);|推力改良2|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear2.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/ConcealmentMeasures_1.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%|
|~|&attachref(アップグレード/LookoutStation_1.png,nolink,70%);|目標測距装置改良1|敵艦艇の強制捕捉範囲 +50%&br;最大目視範囲 +20%&br;魚雷捕捉範囲 +20%|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear3.png,nolink,70%);|操舵装置改良3|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
#endregion
・消耗品
#region(搭載可能消耗品)
|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|LEFT:440|c
|~スロット|消耗品|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間|効果|h
|~R|[[&ref(tmp/応急工作班I.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|90|5&br;(7)|火災・浸水・損傷したモジュールの修復|
|~|[[&ref(tmp/応急工作班II.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|60|~|~|
|~T|[[&ref(tmp/対空防御砲火I.png);>消耗品#ha0a8983]]|3|180|40|対空砲の性能を高め、敵機による攻撃の精度を低下させる&br;対空防御砲火性能の上昇率:300 [%]|
|~|[[&ref(tmp/対空防御砲火II.png);>消耗品#ha0a8983]]|4|120|~|~|
|~|[[&ref(tmp/水中聴音I.png);>消耗品#b2ea69cc]]|2|180|100&br;(120)|魚雷、敵艦の強制捕捉範囲を向上させる&br;魚雷強制捕捉距離:3.50 [km]&br;敵艦強制捕捉距離:5.00 [km]|
|~|[[&ref(tmp/水中聴音II.png);>消耗品#b2ea69cc]]|3|120|~|~|
|~Y|[[&ref(tmp/警戒レーダーI.png);>消耗品#n20de29a]]|2|180|30|一定範囲内のすべての敵艦を探知する&br;敵艦捕捉距離:10.0 [km]|
|~|[[&ref(tmp/警戒レーダーII.png);>消耗品#n20de29a]]|3|120|~|~|
|~|[[&ref(tmp/水上戦闘機I.png);>消耗品#d1ef9c7b]]|4|180|360|自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する&br;速度・秒間平均ダメージ・弾薬・生存性は[[艦載機>艦載機#h9fb2a88]]を参照|
|~|[[&ref(tmp/水上戦闘機II.png);>消耗品#d1ef9c7b]]|5|120|~|~|
注:括弧内は各[[レアアップグレード>アップグレード#pfeed265]]搭載時の値
#endregion
**ゲーム内説明 [#e79b6512]
ボルティモア級重巡洋艦は、大型化に伴い、甲板装甲を強化し、主機を守る防御を向上させることで抗堪性を高めることを実現していました。前級とのもうひとつの違いとして、両用砲を多数搭載することにより対空能力の強化が図られていました。
//v12.10
第二次世界大戦の勃発に伴い、重巡洋艦を建造する際の制限が失効しました。新たな艦級は重巡洋艦ウィチタをベースにしていましたが、設計を大幅に変更し、対空兵装を強化することが決定されました。本級のネームシップであったボルティモアは、クェゼリン侵攻
**解説 [#j86c836b]
Tier8アメリカ重巡洋艦。巡洋艦キラーとして磨きがかかっただけでなく、警戒レーダーまで手に入れさらに汎用性の高い巡洋艦となった。ver.0.7.4以前はTier9だったため、過去のコメントを見る際は注意。
-主砲
[[前級>New Orleans]]と同じく3連装砲3基9門だが発射レートが向上しており、その装填時間は10秒。同Tier重巡洋艦では1位の投射量を誇る。
加えて砲も更新されている。米重巡ツリーは本級からSHS搭載。この砲はTier10の[[Des Moines]]まで使用されるものなので、ここで弾種の使い分け・弾道などに慣れておくとよいだろう。
AP弾は貫通力とダメージ量が上昇しており、米重巡のウリである貫通角度優遇も健在。巡洋艦のVPを抜きやすいのはもちろん、腹を見せていれば戦艦にも1万近いダメージを与えうる。一方弾道は、[[New Orleans]]とは打って変わって山なりの高弾道となる。[[Clevel
他に注意すべき点として、射程の短さが挙げられる。15.8kmという距離は熟練の戦艦乗りからすればほぼ確実に命中弾を期待できる距離なので、敵戦艦を撃つときには常に細心の注意を払うようにしよう。なおこの射程の短さはUGで補わない限り[[Des Moines]]でも改
HE弾の性能は仏巡・日巡にはやや劣るが、手数の多さで十二分にカバー可能である。
-魚雷
ない。
とはいえレートの高さと高性能なAP弾があるため必ずしも接近戦が不得意という訳ではない。
-生存性
抗堪性は[[前級>New Orleans]]から大きく向上し、同格巡洋艦内では[[Prinz Eugen]]、[[Admiral Hipper]]に次ぐ。[[Atago]]の修理班の回復分は除外すると同格3位となる。
さらに本艦の最大の特徴として''艦首・艦尾の装甲がT8標準の25mmではなく27mmである''というものがある。
これにより通常のTier8艦艇では強制貫通されてしまう戦艦の15インチクラス(380mm)砲のAP弾に強制貫通されなくなる。姿勢次第ではすべての徹甲弾を跳弾して全くダメージを受けないすることすらあるので、敵対する際は意識しておきたい。((具体的な艦艇としては
上部構造物の多さゆえにHE弾耐性は低いので注意。
-対空
アメリカの巡洋艦らしく強力である。
同格[[Cleveland]]と比べると対空防御砲火の適応される40mm機関砲の数が多い。
-機動性
速力は据え置き32.5ノット。一方船体の大型化が原因で、転舵時間と旋回半径は悪化している。
とはいえ速度以外は優秀な部類に入る。
-消耗品
本艦から消耗品として水上戦闘機との交換で警戒レーダーが使用可能となる。照射範囲は10kmで持続時間は30秒。ソ連巡洋艦と比べると範囲が狭く、持続時間が長い。
後述の通り隠蔽状態でレーダーを使用できる珍しい艦である。
-隠蔽性
素の状態で12.6km。
特化状態で9.9kmであり米重巡洋艦としては最高レベルの隠蔽性を持つ。レーダー照射距離からも0.1kmの余裕がある。同Tierの[[Cleveland]]は0.1kmだけ隠ぺい距離が長く、隠蔽レーダーを使うことができない。Ver.0.9.10現在、巡洋艦で隠蔽レーダーができる船は[[
-総評
多い手数と強力な徹甲弾と高い対空性能、そしてレーダーを備えてどんな状況にも対応可能な正に巡洋艦らしい正統派の巡洋艦である。
同Tierの[[Cleveland]]が圧倒的な手数、良好な隠蔽性といった長所を持つに対し、本艦はより低い弾道、強力なAP弾、27mmの装甲といった長所があり一長一短。同国の同格巡洋艦でありながら運用方法はかなり異なる。
強力なAP弾を駆使し、敵巡洋艦を速やかに排除することを意識して立ち回ろう。
#region(Tier9時代の解説)
アメリカTier9巡洋艦。
後期主砲からAP弾がSHS(超重量弾)となる。攻撃力や貫通力は上がるのだが弾速が悪化し、部位への正確な射撃を要するAP弾としては扱いが難しい。
-主砲
主砲を更新すれば装填時間は10秒となる。((バージョン0.6.1(2017年2月上旬)において後期主砲の装填速度が改訂。装填速度の改訂は少なくともベータ時代以来からであり、正式実装から数えておよそ1年半ぶりに攻撃力が上昇した。))攻撃力の理論値はTier9比では
後期主砲からAP弾がSHS(超重量弾)となる。攻撃力や貫通力は上がるのだが弾速が悪化し、部位への正確な射撃を要するAP弾としては扱いが難しい。
[[アトランタ>Atlanta]]や[[クリーブランド>Cleveland]]に比べればマシな部類ではあるが、射程の延長に伴って長距離戦になりやすい高Tierの戦場では無視できない弱点と化している。威力自体は向上しておりまた遠距離では高い弾道のお陰で真上からの着弾が増え
有効打を出したければ、油断した敵を狙うか、もしくは危険を冒してある程度敵艦に接近しなければならないだろう。
HE弾は主砲更新後も変化が無く、手数が増える恩恵をそのまま受ける。他国に比べて遅い砲弾だが、例えばレーダー範囲内で駆逐艦を攻撃するには充分な程度である。地味に主砲の射程がTier9巡洋艦で最も短い。
// 有志諸君の研究によれば、重量と速さ、弾道などから計算したAP弾の最大貫通装甲厚は536と推察される。しかしながら、AP弾の耐久値(弾が壊れずに装甲を貫ける厚さ)はおよそ420~456に設定さえていると推察される。よってそれ以上の厚さを持つ船に対して
-抗堪性
大きく伸びた継戦力と、更に増した装甲による防御力、そして0.5.6現在持つ修復能力により今までのアメリカ巡洋艦とは比較にならないタフさを手に入れた。少なくとも、巡洋艦相手であれば真横を向けたりしない限りはそうそう防郭を抜かれる心配はないだろう。
ただし、船体が大型化した事に伴って被弾面積が増えている点には注意したい。また、戦艦の砲撃には結局のところ無力なので過信は禁物である。また、何より対水雷防御が最もTier9巡洋艦の中で低いことにも注意が必要である。
-機動力
旋回半径はTier9巡洋艦最小の730m、転舵所要時間は[[伊吹>Ibuki]]に次いで優秀な7.8秒を誇る。
逆に速度は据え置きの32.5ktでTier9としてはやや遅め。
残念ながら船体が大型化した事で、総合的な機動性は[[ニューオーリンズ>New Orleans]]より悪化している。
大型化に伴う被弾面積の拡大や、砲塔旋回速度の低下も相俟って咄嗟の時にアドリブが利きにくくなってしまった。
-隠蔽性
[[ニューオーリンズ>New Orleans]]よりは悪化したものの、海面発見距離12.6kmは[[伊吹>Ibuki]]と並ぶTier9最高の数値である。一方、航空機からの発見距離は7.2kmで若干見劣りする。しかし、隠蔽に特化すれば海面発見距離を9.7kmにまで短縮可能なので、これを
-対空
対空砲も順当に強化されている。特に、127mm砲の射程が5.0kmに増大した為、より有効な防空能力を獲得したと言える。船の旋回性能や舵の利きもTier9としては優秀な部類なので、多少の航空雷撃ならば回避出来る。
ただし、航空発見距離は7.2kmと対空砲の射程を限界まで強化しないと、航空機の視界からは逃れることが難しい。
主砲が両用砲となった[[ネプチューン>Neptune]]に対空砲の最大射程で劣り、[[ドンスコイ>Dmitri Donskoi]]には対空砲の最大射程における秒間ダメージで劣っている。僚艦全体をカバーできないので、積極的な機動運用を心がけよう。
&br;
#region(''同格巡洋艦との対空比較表'')
&br;
|CENTER:|LEFT:|LEFT:|LEFT:|LEFT:|LEFT:|LEFT:|LEFT:|c
|~対空|~比較項目|~Baltimore(b)|~Ibuki(b)|~Roon(b)|~Dmitri Donskoi(c)|~Neptune(b)|~Saint Louis(B)|
|~| 1.0 km|365|236|325|325|532|350|
|~| 1.5 km|~|~|~|~|~|~|
|~| 2.0 km|~|~|~|~|~|~|
|~| 2.5 km|282|~|265|~|433|258|
|~| 3.0 km|~|~|~|~|~|~|
|~| 3.5 km|~|149|~|241|~|~|
|~| 4.0 km|91|83|100|117|193|105|
|~| 4.5 km|~|~|~|~|~|~|
|~| 5.0 km|~|~|-|~|~|~|
|~| 5.5 km|-|-|-|-|86|-|
|~| 6.0 km|-|-|-|-|~|-|
[[ネプチューン>Neptune]]は対空防御砲火を使えない
&br;
#endregion
-消耗品
ソ連同様にレーダーを搭載する事が可能となっている。有効時間は35秒で、9.45kmまで捕捉可能。
警戒レーダー改良1をアップグレードとして利用することで、最大49秒まで増加する。
また、新たに観測機も搭載可能になった。
この船の弾道の高さを利用して、島影に隠れた敵艦を攻撃するのに利用できるため、一考に価する。
ただし、レーダーは観測機、水上戦闘機とのトレードオフとなるので、プレイスタイルに応じて使い分けたい。
&br;
#region(''対空防御砲火について'')
&br;
|CENTER:|LEFT:|LEFT:|c
|~対空|~比較項目|~Baltimore(b)|~対空防御砲火有効時|
|~| 1.0 km|365|927|
|~| 1.5 km|~|~|
|~| 2.0 km|~|~|
|~| 2.5 km|282|844|
|~| 3.0 km|~|~|
|~| 3.5 km|~|~|
|~| 4.0 km|91|272|
|~| 4.5 km|~|~|
|~| 5.0 km|~|~|
|~| 5.5 km|-|-|
|~| 6.0 km|-|-|
対空防御砲火の秒間ダメージ上昇は25mm未満の対空砲に適用されない。
&color(Gray){戦艦は対空砲の口径が大きく、より広範囲をカバーできるDmitri Donskoi(c)の方へ。};
&br;
#endregion
-総合
基本性能は[[ニューオーリンズ>New Orleans]]から更に一回り正当強化され、非常にバランスの良い艦となっている。
かつては攻撃性能の低さに悩まされる事も多かったが、バージョン0.6.1において装填速度が強化され同格巡洋艦と比して高い打撃力を得ることができた。
優れた投射量、僚艦をカバーする対空能力、駆逐艦を炙り出すレーダーなど味方との連携よってその能力が最大限発揮される特性を備えているため、単艦での運用は極力避けた方がよいだろう。
主砲の装填時間改訂後は、隠蔽と装填時間を限界まで高めたものや 射程と機動性を限界まで高めた特化運用艦が登場している。
観測機やレーダーの時間延長などアップグレードと豊富な消耗品を駆使して、相手の動きに臨機応変に対応しよう。
1ゲームごとに消耗品を変えることで、相手にこちらの戦術読まれない、様々な戦術が実戦可能である。
#endregion
**史実 [#e9d89693]
ボルチモア級は条約失効後に建造された米国海軍の重巡洋艦である。基本的な設計思想はウィチタ級重巡洋艦から引き継いでいるためシルエットは酷似した部分が多い。すなわち前部2基・後部1基の55口径8インチ3連装主砲3基、構造物の前後両側を挟み中心線上に搭
こうして攻守共にてんこ盛りのボルチモア級は(オレゴンシティ級を含め)24隻の建造が計画され、うち18隻が竣工した(7隻は戦後竣工)。登場した時期が既に形勢が傾きつつあった大戦後半だったため、活躍の場面は少なかったがレイテ沖海戦やノルマンディー上陸作
余談
改良型にオレゴンシティ級((WoWsでは同国T8プレミアム巡洋艦[[Rochester]]として実装されている。))が存在しているが、構造物に変更が加わったり煙突が2本から1本へとまとめられただけでその他艤装などの戦闘能力には変更無いことから基本的に同型もしくは略
**小ネタ [#mc43dd00]
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は朝鮮戦争中に魚雷艇でボルチモアを雷撃、撃沈したと主張している。もちろんボルチモアは撃沈されておらず、朝鮮戦争当時は予備役で従軍すらしていない。(同型艦のクインシーやセントポール、ヘレナなどは艦砲射撃や任務部
//2016年7月20日現在、ボルチモアのバフを訴えるWoWSフォーラム記事がある模様。http://forum.worldofwarships.asia/index.php?/topic/10789-アメリカ巡洋艦 高tier帯の砲撃性能の改善について/
オープニングムービー(元は当ゲーム艦種同士の相性を解説するRock vs Scissors vs Paper の動画)では
開幕長門に撃沈され爆発するボルチモアを見ることができる。ムービー登場の艦の中でも一番いいところがない悲しい艦である。(一つ下のニューオリンズは日本空母をぼっこぼこにするというお得な役割もらってるのに…)
*編集用コメント [#icc24cfd]
#region(''編集用のコメントはこちら'')
#pcomment(./編集用,reply,15)
#endregion
*コメント欄 [#zc915c03]
#pcomment(./コメント,reply,15)
終了行:
*ボルチモア級重巡洋艦 [#sf5c4e8a]
#attachref(./boruti.jpg,nolink,30%)
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時ver.0.7.5};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|8|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[巡洋艦]]|~派生元|''[[New Orleans]]''|
|~国家|[[アメリカ]]|~派生先|''[[Buffalo]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(A) 36,600 &br;(B) 42,400|
|~|>|装甲|27-152mm&br;・防郭 27-152mm&br;・艦首・艦尾 27mm&br;・砲郭 27mm&br;・装甲甲板 27-60mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|4%|
|~機動性|>|最大速力|32.5kt|
|~|>|旋回半径|730m|
|~|>|転舵所要時間|(A) 10.2秒&br;(B) 7.8秒|
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|12.6km|-|-|14.6km|7.2km|
|~|航空発見距離|7.2km|-|0.0km|10.2km|-|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|A-B|Mk8 mod.1|14.4km|132m|
|~|~|Mk8 mod.2|15.8km|142m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|A-B|203mm/55|3基×3門|HE弾 2800(14%)&br;AP弾 5000|10.0秒|30.0秒|HE/HC Mk25&br;AP Mk21|
&br;
|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|A-B|127mm/38 Mk32|6基×2門|HE弾 1800(5%)|6秒|5.0km|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~空襲|~船体|~機体|~小隊数|~出撃機数(HP)|~搭載量|~射程|~最大ダメージ|~準備時間|
|~|A-B|Consolidated PBY-2&br;Privateer|2|1(2,000)|2|7.0km|4,200|30秒|
&br;
//空襲を装備していない場合、枠ごと削除
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|A| 短|20mm Oerlikon Mk4|23基×1門|>| -| 175|85.0%|0.1-2.0km|
|~|~| 中|40mm Bofors Mk1|12基×2門|>| -| 238|90.0%|0.1-3.5km|
|~|~| 長|127mm/38 Mk32|6基×2門| 5| 1540| 109|90.0%|0.1-5.8km|
|~|B| 短|20mm Oerlikon Mk4|23基×1門|>| -| 168|85.0%|0.1-2.0km|
|~|~| 中|40mm Bofors Mk2|12基×4門|>| -| 326|90.0%|0.1-3.5km|
|~|~| 長|127mm/38 Mk32|6基×2門| 5| 1540| 109|90.0%|0.1-5.8km|
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|>|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○|-|
#region(搭載可能アップグレード)
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#aaccaa):1|&attachref(アップグレード/MainWeapon1.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryWeapon1.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/PowderMagazine1.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|BGCOLOR(#aaccaa):2|&attachref(アップグレード/DamageControl1.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;対水雷防御ダメージ軽減率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Engine1.png,nolink,70%);|推力改良1|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear1.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):3|&attachref(アップグレード/MainGun2.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 &color(red){+5%};&br;主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryGun2.png,nolink,70%);|副砲改良2|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Guidance1.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense2.png,nolink,70%);|対空砲改良2|対空砲座の最大射程 +20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/DamageControl2.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Engine2.png,nolink,70%);|推力改良2|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear2.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -20%|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/ConcealmentMeasures_1.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%|
|~|&attachref(アップグレード/LookoutStation_1.png,nolink,70%);|目標測距装置改良1|敵艦艇の強制捕捉範囲 +50%&br;最大目視範囲 +20%&br;魚雷捕捉範囲 +20%|
|~|&attachref(アップグレード/SteeringGear3.png,nolink,70%);|操舵装置改良3|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
#endregion
・消耗品
#region(搭載可能消耗品)
|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|LEFT:440|c
|~スロット|消耗品|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間|効果|h
|~R|[[&ref(tmp/応急工作班I.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|90|5&br;(7)|火災・浸水・損傷したモジュールの修復|
|~|[[&ref(tmp/応急工作班II.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|60|~|~|
|~T|[[&ref(tmp/対空防御砲火I.png);>消耗品#ha0a8983]]|3|180|40|対空砲の性能を高め、敵機による攻撃の精度を低下させる&br;対空防御砲火性能の上昇率:300 [%]|
|~|[[&ref(tmp/対空防御砲火II.png);>消耗品#ha0a8983]]|4|120|~|~|
|~|[[&ref(tmp/水中聴音I.png);>消耗品#b2ea69cc]]|2|180|100&br;(120)|魚雷、敵艦の強制捕捉範囲を向上させる&br;魚雷強制捕捉距離:3.50 [km]&br;敵艦強制捕捉距離:5.00 [km]|
|~|[[&ref(tmp/水中聴音II.png);>消耗品#b2ea69cc]]|3|120|~|~|
|~Y|[[&ref(tmp/警戒レーダーI.png);>消耗品#n20de29a]]|2|180|30|一定範囲内のすべての敵艦を探知する&br;敵艦捕捉距離:10.0 [km]|
|~|[[&ref(tmp/警戒レーダーII.png);>消耗品#n20de29a]]|3|120|~|~|
|~|[[&ref(tmp/水上戦闘機I.png);>消耗品#d1ef9c7b]]|4|180|360|自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する&br;速度・秒間平均ダメージ・弾薬・生存性は[[艦載機>艦載機#h9fb2a88]]を参照|
|~|[[&ref(tmp/水上戦闘機II.png);>消耗品#d1ef9c7b]]|5|120|~|~|
注:括弧内は各[[レアアップグレード>アップグレード#pfeed265]]搭載時の値
#endregion
**ゲーム内説明 [#e79b6512]
ボルティモア級重巡洋艦は、大型化に伴い、甲板装甲を強化し、主機を守る防御を向上させることで抗堪性を高めることを実現していました。前級とのもうひとつの違いとして、両用砲を多数搭載することにより対空能力の強化が図られていました。
//v12.10
第二次世界大戦の勃発に伴い、重巡洋艦を建造する際の制限が失効しました。新たな艦級は重巡洋艦ウィチタをベースにしていましたが、設計を大幅に変更し、対空兵装を強化することが決定されました。本級のネームシップであったボルティモアは、クェゼリン侵攻
**解説 [#j86c836b]
Tier8アメリカ重巡洋艦。巡洋艦キラーとして磨きがかかっただけでなく、警戒レーダーまで手に入れさらに汎用性の高い巡洋艦となった。ver.0.7.4以前はTier9だったため、過去のコメントを見る際は注意。
-主砲
[[前級>New Orleans]]と同じく3連装砲3基9門だが発射レートが向上しており、その装填時間は10秒。同Tier重巡洋艦では1位の投射量を誇る。
加えて砲も更新されている。米重巡ツリーは本級からSHS搭載。この砲はTier10の[[Des Moines]]まで使用されるものなので、ここで弾種の使い分け・弾道などに慣れておくとよいだろう。
AP弾は貫通力とダメージ量が上昇しており、米重巡のウリである貫通角度優遇も健在。巡洋艦のVPを抜きやすいのはもちろん、腹を見せていれば戦艦にも1万近いダメージを与えうる。一方弾道は、[[New Orleans]]とは打って変わって山なりの高弾道となる。[[Clevel
他に注意すべき点として、射程の短さが挙げられる。15.8kmという距離は熟練の戦艦乗りからすればほぼ確実に命中弾を期待できる距離なので、敵戦艦を撃つときには常に細心の注意を払うようにしよう。なおこの射程の短さはUGで補わない限り[[Des Moines]]でも改
HE弾の性能は仏巡・日巡にはやや劣るが、手数の多さで十二分にカバー可能である。
-魚雷
ない。
とはいえレートの高さと高性能なAP弾があるため必ずしも接近戦が不得意という訳ではない。
-生存性
抗堪性は[[前級>New Orleans]]から大きく向上し、同格巡洋艦内では[[Prinz Eugen]]、[[Admiral Hipper]]に次ぐ。[[Atago]]の修理班の回復分は除外すると同格3位となる。
さらに本艦の最大の特徴として''艦首・艦尾の装甲がT8標準の25mmではなく27mmである''というものがある。
これにより通常のTier8艦艇では強制貫通されてしまう戦艦の15インチクラス(380mm)砲のAP弾に強制貫通されなくなる。姿勢次第ではすべての徹甲弾を跳弾して全くダメージを受けないすることすらあるので、敵対する際は意識しておきたい。((具体的な艦艇としては
上部構造物の多さゆえにHE弾耐性は低いので注意。
-対空
アメリカの巡洋艦らしく強力である。
同格[[Cleveland]]と比べると対空防御砲火の適応される40mm機関砲の数が多い。
-機動性
速力は据え置き32.5ノット。一方船体の大型化が原因で、転舵時間と旋回半径は悪化している。
とはいえ速度以外は優秀な部類に入る。
-消耗品
本艦から消耗品として水上戦闘機との交換で警戒レーダーが使用可能となる。照射範囲は10kmで持続時間は30秒。ソ連巡洋艦と比べると範囲が狭く、持続時間が長い。
後述の通り隠蔽状態でレーダーを使用できる珍しい艦である。
-隠蔽性
素の状態で12.6km。
特化状態で9.9kmであり米重巡洋艦としては最高レベルの隠蔽性を持つ。レーダー照射距離からも0.1kmの余裕がある。同Tierの[[Cleveland]]は0.1kmだけ隠ぺい距離が長く、隠蔽レーダーを使うことができない。Ver.0.9.10現在、巡洋艦で隠蔽レーダーができる船は[[
-総評
多い手数と強力な徹甲弾と高い対空性能、そしてレーダーを備えてどんな状況にも対応可能な正に巡洋艦らしい正統派の巡洋艦である。
同Tierの[[Cleveland]]が圧倒的な手数、良好な隠蔽性といった長所を持つに対し、本艦はより低い弾道、強力なAP弾、27mmの装甲といった長所があり一長一短。同国の同格巡洋艦でありながら運用方法はかなり異なる。
強力なAP弾を駆使し、敵巡洋艦を速やかに排除することを意識して立ち回ろう。
#region(Tier9時代の解説)
アメリカTier9巡洋艦。
後期主砲からAP弾がSHS(超重量弾)となる。攻撃力や貫通力は上がるのだが弾速が悪化し、部位への正確な射撃を要するAP弾としては扱いが難しい。
-主砲
主砲を更新すれば装填時間は10秒となる。((バージョン0.6.1(2017年2月上旬)において後期主砲の装填速度が改訂。装填速度の改訂は少なくともベータ時代以来からであり、正式実装から数えておよそ1年半ぶりに攻撃力が上昇した。))攻撃力の理論値はTier9比では
後期主砲からAP弾がSHS(超重量弾)となる。攻撃力や貫通力は上がるのだが弾速が悪化し、部位への正確な射撃を要するAP弾としては扱いが難しい。
[[アトランタ>Atlanta]]や[[クリーブランド>Cleveland]]に比べればマシな部類ではあるが、射程の延長に伴って長距離戦になりやすい高Tierの戦場では無視できない弱点と化している。威力自体は向上しておりまた遠距離では高い弾道のお陰で真上からの着弾が増え
有効打を出したければ、油断した敵を狙うか、もしくは危険を冒してある程度敵艦に接近しなければならないだろう。
HE弾は主砲更新後も変化が無く、手数が増える恩恵をそのまま受ける。他国に比べて遅い砲弾だが、例えばレーダー範囲内で駆逐艦を攻撃するには充分な程度である。地味に主砲の射程がTier9巡洋艦で最も短い。
// 有志諸君の研究によれば、重量と速さ、弾道などから計算したAP弾の最大貫通装甲厚は536と推察される。しかしながら、AP弾の耐久値(弾が壊れずに装甲を貫ける厚さ)はおよそ420~456に設定さえていると推察される。よってそれ以上の厚さを持つ船に対して
-抗堪性
大きく伸びた継戦力と、更に増した装甲による防御力、そして0.5.6現在持つ修復能力により今までのアメリカ巡洋艦とは比較にならないタフさを手に入れた。少なくとも、巡洋艦相手であれば真横を向けたりしない限りはそうそう防郭を抜かれる心配はないだろう。
ただし、船体が大型化した事に伴って被弾面積が増えている点には注意したい。また、戦艦の砲撃には結局のところ無力なので過信は禁物である。また、何より対水雷防御が最もTier9巡洋艦の中で低いことにも注意が必要である。
-機動力
旋回半径はTier9巡洋艦最小の730m、転舵所要時間は[[伊吹>Ibuki]]に次いで優秀な7.8秒を誇る。
逆に速度は据え置きの32.5ktでTier9としてはやや遅め。
残念ながら船体が大型化した事で、総合的な機動性は[[ニューオーリンズ>New Orleans]]より悪化している。
大型化に伴う被弾面積の拡大や、砲塔旋回速度の低下も相俟って咄嗟の時にアドリブが利きにくくなってしまった。
-隠蔽性
[[ニューオーリンズ>New Orleans]]よりは悪化したものの、海面発見距離12.6kmは[[伊吹>Ibuki]]と並ぶTier9最高の数値である。一方、航空機からの発見距離は7.2kmで若干見劣りする。しかし、隠蔽に特化すれば海面発見距離を9.7kmにまで短縮可能なので、これを
-対空
対空砲も順当に強化されている。特に、127mm砲の射程が5.0kmに増大した為、より有効な防空能力を獲得したと言える。船の旋回性能や舵の利きもTier9としては優秀な部類なので、多少の航空雷撃ならば回避出来る。
ただし、航空発見距離は7.2kmと対空砲の射程を限界まで強化しないと、航空機の視界からは逃れることが難しい。
主砲が両用砲となった[[ネプチューン>Neptune]]に対空砲の最大射程で劣り、[[ドンスコイ>Dmitri Donskoi]]には対空砲の最大射程における秒間ダメージで劣っている。僚艦全体をカバーできないので、積極的な機動運用を心がけよう。
&br;
#region(''同格巡洋艦との対空比較表'')
&br;
|CENTER:|LEFT:|LEFT:|LEFT:|LEFT:|LEFT:|LEFT:|LEFT:|c
|~対空|~比較項目|~Baltimore(b)|~Ibuki(b)|~Roon(b)|~Dmitri Donskoi(c)|~Neptune(b)|~Saint Louis(B)|
|~| 1.0 km|365|236|325|325|532|350|
|~| 1.5 km|~|~|~|~|~|~|
|~| 2.0 km|~|~|~|~|~|~|
|~| 2.5 km|282|~|265|~|433|258|
|~| 3.0 km|~|~|~|~|~|~|
|~| 3.5 km|~|149|~|241|~|~|
|~| 4.0 km|91|83|100|117|193|105|
|~| 4.5 km|~|~|~|~|~|~|
|~| 5.0 km|~|~|-|~|~|~|
|~| 5.5 km|-|-|-|-|86|-|
|~| 6.0 km|-|-|-|-|~|-|
[[ネプチューン>Neptune]]は対空防御砲火を使えない
&br;
#endregion
-消耗品
ソ連同様にレーダーを搭載する事が可能となっている。有効時間は35秒で、9.45kmまで捕捉可能。
警戒レーダー改良1をアップグレードとして利用することで、最大49秒まで増加する。
また、新たに観測機も搭載可能になった。
この船の弾道の高さを利用して、島影に隠れた敵艦を攻撃するのに利用できるため、一考に価する。
ただし、レーダーは観測機、水上戦闘機とのトレードオフとなるので、プレイスタイルに応じて使い分けたい。
&br;
#region(''対空防御砲火について'')
&br;
|CENTER:|LEFT:|LEFT:|c
|~対空|~比較項目|~Baltimore(b)|~対空防御砲火有効時|
|~| 1.0 km|365|927|
|~| 1.5 km|~|~|
|~| 2.0 km|~|~|
|~| 2.5 km|282|844|
|~| 3.0 km|~|~|
|~| 3.5 km|~|~|
|~| 4.0 km|91|272|
|~| 4.5 km|~|~|
|~| 5.0 km|~|~|
|~| 5.5 km|-|-|
|~| 6.0 km|-|-|
対空防御砲火の秒間ダメージ上昇は25mm未満の対空砲に適用されない。
&color(Gray){戦艦は対空砲の口径が大きく、より広範囲をカバーできるDmitri Donskoi(c)の方へ。};
&br;
#endregion
-総合
基本性能は[[ニューオーリンズ>New Orleans]]から更に一回り正当強化され、非常にバランスの良い艦となっている。
かつては攻撃性能の低さに悩まされる事も多かったが、バージョン0.6.1において装填速度が強化され同格巡洋艦と比して高い打撃力を得ることができた。
優れた投射量、僚艦をカバーする対空能力、駆逐艦を炙り出すレーダーなど味方との連携よってその能力が最大限発揮される特性を備えているため、単艦での運用は極力避けた方がよいだろう。
主砲の装填時間改訂後は、隠蔽と装填時間を限界まで高めたものや 射程と機動性を限界まで高めた特化運用艦が登場している。
観測機やレーダーの時間延長などアップグレードと豊富な消耗品を駆使して、相手の動きに臨機応変に対応しよう。
1ゲームごとに消耗品を変えることで、相手にこちらの戦術読まれない、様々な戦術が実戦可能である。
#endregion
**史実 [#e9d89693]
ボルチモア級は条約失効後に建造された米国海軍の重巡洋艦である。基本的な設計思想はウィチタ級重巡洋艦から引き継いでいるためシルエットは酷似した部分が多い。すなわち前部2基・後部1基の55口径8インチ3連装主砲3基、構造物の前後両側を挟み中心線上に搭
こうして攻守共にてんこ盛りのボルチモア級は(オレゴンシティ級を含め)24隻の建造が計画され、うち18隻が竣工した(7隻は戦後竣工)。登場した時期が既に形勢が傾きつつあった大戦後半だったため、活躍の場面は少なかったがレイテ沖海戦やノルマンディー上陸作
余談
改良型にオレゴンシティ級((WoWsでは同国T8プレミアム巡洋艦[[Rochester]]として実装されている。))が存在しているが、構造物に変更が加わったり煙突が2本から1本へとまとめられただけでその他艤装などの戦闘能力には変更無いことから基本的に同型もしくは略
**小ネタ [#mc43dd00]
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は朝鮮戦争中に魚雷艇でボルチモアを雷撃、撃沈したと主張している。もちろんボルチモアは撃沈されておらず、朝鮮戦争当時は予備役で従軍すらしていない。(同型艦のクインシーやセントポール、ヘレナなどは艦砲射撃や任務部
//2016年7月20日現在、ボルチモアのバフを訴えるWoWSフォーラム記事がある模様。http://forum.worldofwarships.asia/index.php?/topic/10789-アメリカ巡洋艦 高tier帯の砲撃性能の改善について/
オープニングムービー(元は当ゲーム艦種同士の相性を解説するRock vs Scissors vs Paper の動画)では
開幕長門に撃沈され爆発するボルチモアを見ることができる。ムービー登場の艦の中でも一番いいところがない悲しい艦である。(一つ下のニューオリンズは日本空母をぼっこぼこにするというお得な役割もらってるのに…)
*編集用コメント [#icc24cfd]
#region(''編集用のコメントはこちら'')
#pcomment(./編集用,reply,15)
#endregion
*コメント欄 [#zc915c03]
#pcomment(./コメント,reply,15)
ページ名: