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開始行:
*航空母艦 加賀[#r69f9aa9]
#attachref(./kaga_20_1.jpg,32%)
#attachref(./shot-19.07.12_17.15.08-0728.jpg,35%)
#region(他ゲーム内画像)
#attachref(./kaga(1).jpg,23.3%)
#attachref(./shot-19.07.12_17.19.47-0742.jpg,29.8%)
#attachref(./shot-19.07.12_17.16.38-0494.jpg,29.8%)
#attachref(./shot-19.07.12_17.24.07-0545.jpg,29.8%)
#endregion
#region(公式予告画像)
[[WoWSロシアTwitterアカウント>https://twitter.com/warships_ru/status/843800072722808834]]より
#attachref(./yakitori_Maker.jpg,47.6%)
#attachref(./C7XHT2TX0AAIt7y.jpg,47.6%)
#endregion
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.0.9.7.0};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|8|~種別|&color(Red){プレミアム艦艇};|
|~艦種|[[空母]]|~派生元|-|
|~国家|[[日本]]|~派生先|-|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力| 54,200|
|~|>|装甲|95-152mm&br;・防郭 38-76mm&br;・艦首・艦尾 19-120mm&br;・砲郭 0-0mm&br;・装甲甲板 38mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減| 22%|
|~機動性|>|機関出力| 125,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力| 28.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径| 1,080m|
|~|>|転舵所要時間| 14.4秒|
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|12.2km|-|-|14.2km||
|~|航空発見距離|10.9km|-|-|13.9km|-|
&br;
・兵装
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|-|200 mm/50 3rd Year Type mod. A&br;127 mm/40 Type89 A1&br;127 mm/40 Type89 A1 mod. 2|10基×1門&br;6基×2門&br;2基×2門|HE弾 3,300(17%)&br;HE弾 2,100(8%)&br;HE弾 2,100(8%)|15.0秒&br;5.0秒&br;6.0秒|4.5km|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|-|短|25mm/60 Type96 連装 mod.1|14基×2門|>| -|203|90.0%|0.1-1.9km|
|~|~|長|127mm/40 Type89 A1 mod.2&br;127mm/40 Type89 A1|2基×2門&br;6基×2門|5|1,260|133|95.0%|1.9-5.8km|
//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
//該当する距離の対空砲を装備していない場合、行ごと削除
//文字数が多くなりがちなので、適宜文字を小さく編集してください
&br;
・艦載機
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~種別|~機体|~兵装|~生存性|~速度(最速)|~小/中隊機数|~最大ダメージ(火災)|~貫通|~ペイロード|~発見距離|
|~攻撃機|A6M5 Zero|Type 3 No.6 Mk.27|1330|144(184)|2/8|2200 (8.0%)|28mm|4|10.0km|
|~種別|~機体|~兵装|~生存性|~速度(最速)|~小/中隊機数|~最大ダメージ(雷速)|~射程|~ペイロード|~発見距離|
|~雷撃機|B6N Tenzan|Type 91 mod.1|1600|133(173)|4/12|5400 (50kt)|5.0km|1|7.5km|
|~種別|~機体|~兵装|~生存性|~速度(最速)|~小/中隊機数|~最大ダメージ(火災)|~貫通|~ペイロード|~発見距離|
|~爆撃機|D4Y3 Suisei|Type 90 No.50 Mk.2|1580|142(184)|4/12|8800 (50.0%)|55mm|1|10.0km|
//頻繁に情報変わるため、混乱を避ける意味で非表示にしています
&br;
・アップグレード
|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○||
#region(搭載可能アップグレード)
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#aaccaa):1|&attachref(アップグレード/Airplanes1.png,nolink,70%);|飛行機隊改良1|航空母艦へ帰還中の航空機の速力 +20%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryWeapon1.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|BGCOLOR(#aaccaa):2|&attachref(アップグレード/DamageControl1.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;対水雷防御ダメージ軽減率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Aircraft Engines Modification 1.png,nolink,70%);|航空機エンジン改良1|エンジンブースト時間 +10%|
|BGCOLOR(#aaccaa):3|&attachref(アップグレード/SecondaryGun2.png,nolink,70%);|副砲改良2|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense2.png,nolink,70%);|対空砲改良2|対空砲座の最大射程 +20%|
|~|&attachref(アップグレード/Torpedo Bombers Modification 1.png,nolink,70%);|雷撃機改良1|雷撃機の攻撃時間 +5秒|
|~|&attachref(アップグレード/Attack Aircraft Modification 1.png,nolink,70%);|攻撃機改良1|攻撃機の攻撃時間 +2秒|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/DamageControl2.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Attack Aircraft Modification 2.png,nolink,70%);|攻撃機改良2|攻撃機のHP +7.5%|
|~|&attachref(アップグレード/Torpedo Bombers Modification 2.png,nolink,70%);|雷撃機改良2|雷撃機のHP +7.5%|
|~|&attachref(アップグレード/Bombers Modification 2.png,nolink,70%);|爆撃機改良2|爆撃機のHP +7.5%|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/ConcealmentMeasures_1.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%&br;自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Flight Control Modification 1.png,nolink,70%);|航空管制改良1|航空機の復旧時間 -5%&br;航空母艦の甲板上の機数 +2|
#endregion
・消耗品
#region(搭載可能消耗品)
|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|LEFT:440|c
|~スロット|消耗品|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間|効果|h
|~R|[[&ref(tmp/応急工作班I.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|90|5&br;(7)|火災・浸水・損傷したモジュールの修復|
|~|[[&ref(tmp/応急工作班II.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|60|~|~|
注:括弧内は各[[レアアップグレード>アップグレード#pfeed265]]搭載時の値
#endregion
**ゲーム内説明 [#pdc10166]
加賀は、1940 年代序盤まで、大日本帝国海軍最大の航空母艦でした。戦艦として起工された後、建造中に設計が変更され、航空母艦として完成しました。航空母艦としては優れた装甲防御力を備え、豊富な航空機搭載数を誇り強力な副砲が装備されていました。
建造中の航空母艦天城が関東大震災で大破した後、ワシントン海軍軍縮条約の制限により建造が中断していた加賀の船体を航空母艦に改造することが決定されました。航空母艦加賀の計画案は、煙突の配置や多段式飛行甲板などの点を除けば、航空母艦赤城と酷似して
**解説 [#te60bfd4]
''[[初心者で購入を検討されている方へ>プレミアム艦#ub90aa72]]''
Tier8日本のプレミアム空母。他空母よりも艦載機の性能が少しずつ劣る代わりに、圧倒的な予備機数(攻撃機24機,雷爆各36機)を持つという特徴を持つ。
この特徴から攻撃を行う機体の選択の自由度が高く、他空母とは少し異なる運用をすることで性能を存分に活かすことが出来るだろう。
&br;
-母艦
HPは54200とTier8空母としては平均的。装甲空母では無いので撃たれると手痛いダメージを受ける。速力は28.0kntsで少し遅く、海面被発見距離はUG込みで11.0kmと翔鶴(10.8km)と殆ど同じ。
スキル改変で戦艦の全体的な遠距離砲精度が上昇しているので回転率をあげる為の前に出る判断は慎重に行う必要がある。特に格上の戦艦は20km程度なら遮蔽物がなく自動航行で回避も出来ない空母には平然と当ててくる。T10などの装甲空母と違い装甲に頼る事も出
&br;
-攻撃機
攻撃中隊は8機、攻撃小隊は2機、甲板機数24機であり攻撃力は龍驤と同等である。同格空母の攻撃機と比較すると機体性能は大差が無いが、瞬間攻撃力が明確に劣っている。(1小隊のミサイル数が翔鶴18本対して加賀は8本)ミリ残りの瀕死の敵艦を仕留めたり、対駆逐
使用頻度は少ないが偵察や戦闘機を呼び出す時など、使える時には使っていこう。
&br;
-雷撃機
攻撃中隊12機、攻撃小隊4機、甲板機数36機である。本艦航空隊の主力で、一度に魚雷を4本投下することが出来る。魚雷の威力は劣る(例、加賀5400,翔鶴7233,LEX6467)ものの最大ダメージではやや優れている。魚雷の照準の収束も早く、3.5kmほど真っ直ぐ飛行すれば
魚雷威力と命中精度(信管安全距離)以外の機体性能は同格である翔鶴と大差はないので継戦能力は圧倒的に優位である。(甲板機数 加賀36機 翔鶴15機 レキシントン14機)魚雷威力の低さを補う為にも攻撃を多く命中させる事が重要なので、予備機数を生かして多数の
&br;
-爆撃機
雷撃機に次いで重要な戦力である。攻撃中隊は12機、攻撃小隊は4機であり、一度に4発の爆弾を投下する。尚、本艦は日本空母であるが''HE爆弾''を搭載している。よって米空母爆撃機との比較を中心に解説していく。まず威力についてであるが、単発8800x4発であり
&br;
-総論
継戦能力(予備機)は高いが威力や命中精度の問題で瞬間攻撃力が同格に比べてやや劣っている。豊富な予備機を生かせずに同格と同程度の攻撃機会しか得られない場合は同格空母と比べて明確に劣ってしまう。無駄な消耗を避けるのは当然であるが、多数の予備機を抱
#region(旧解説)
日本Tier7プレミアム空母。
-''艦載機''
戦1雷1爆3編成か戦2雷2爆1の編成がある。機種自体は龍驤の艦載機と何も変わっていないが1中隊当たりの編成数が戦闘機4機、雷撃機6機、爆撃機6機と米空母の様な編成となっている。しかし、いくら中隊数が増えたといえ全ての艦載機がティア6相当のものなので周
とはいえ本来大鳳で解放される12本魚雷が使えるのは非常に強力で、戦艦すら即死させうる。&color(gray){なお米空はミッドウェイでも使えない模様};
--戦闘機
戦闘機は龍驤の戦闘機なので他のティア7の空母と比べ攻撃、防御ともに性能が圧倒的に劣っている。サイパン、同Ter制空編成は天敵である。特にサイパンに関しては戦闘機の速度が15ノット以上の差がついており、追いかけられると確実に追いつかれ、一方的に戦闘
--雷撃機
加賀の雷撃機は他の空母とは雷撃の仕方が異なっており、最初に日空のような広角魚雷を3本落とし、その後初期の米空母のような挟角魚雷を落とすため中隊6機すべてが一斉に魚雷を投下するわけではない。また第一波と第二波で魚雷の投下場所が若干異なるため信管
加賀の雷撃において特筆すべきはその雷速であり、初期で48ノット。スキル「雷速向上」をつければ53ノットにも及ぶ。これは駆逐艦である[[ベンソン>Benson]]や[[フレッチャー>Fletcher]]の持つ魚雷(55ノット)に迫る速さである((飛龍の雷速は35ノット))
--爆撃機
爆撃機は爆撃の精度がとても良いため戦艦や空母といった大型艦にはすべての爆弾が命中したりする。しかし、一発の威力が2600と低いので数で稼ぐ感じとなる。
-''船体''
戦艦の船体を流用して使っているためか防郭、装甲帯ともそこそこ固い。また水雷防御も空母としては比較的高く24%となっている。
速力が空母としては遅めであることに注意。
//&color(silver){ラングレー・ボーグ「俺らほどじゃないけどな」};
//ティア4・5空母と比べる意味がないので非表示
動く時よりはほかの空母よりも少し早めに余裕をもって動いたほうがいいだろう
-''副砲''
船体後部に200mm砲を両舷各5基ずつ、計10基搭載している。威力は副砲としてはとびぬけているので超接近してきた船には有効ではある。だが射程が4.5kmと短く、またスキル「上級射撃」を載せても実用範囲とは言えない。
&color(Silver){まぁ、副砲が役に立っている時点でそんなことを論じている場合ではないだろうが};
-''総評''
加賀は対艦攻撃に特化した空母であり、[[米>Independence]][[空>Ranger]][[母>Lexington]]の雷爆編成に戦闘機が加わった感じである。加賀の艦載機はこのTier帯では貧弱ではあるが、その独特な雷撃の仕方と爆速の魚雷は水上艦にとって非常に脅威となるものであ
#endregion
**史実 [#ac1ed995]
1920年に八八艦隊計画の3番艦、4番艦として加賀型戦艦2隻が起工された。3番艦が本艦(加賀)、4番艦が土佐である。前級、長門型(1-2番艦)から主砲10門へ改められた他、装甲配置もユトランド沖海戦の戦訓を取り入れた新設計へ一新されている。舷側を上部まで装
しかし1922年に主力艦の数を制限するワシントン海軍軍縮条約が締結されると、加賀・土佐は建造中止、標的艦としての処分が決定される。一方、同じく八八艦隊計画の主力艦として建造中であった天城・赤城の2隻は3万3千トンの枠を使い空母への改造が決まったが1
#br
1928年3月31日に加賀は公試排水量33,693tと赤城に続く大型正規空母として竣工した。竣工時は雛壇のような多段式飛行甲板を採用。これは巡洋艦から空母に改造された英国空母フューリアスを参考にしたものとも言われている。これは3つの甲板の同時運用による円
これらの問題は1935年の大改装で改善される。艦橋(アイランド)の採用、飛行甲板は1段(格納庫は3段)。煙突も舷側中央に集中させて海面に吹き付けるよう取り付けられるなど近代化。竣工時から備わっていた20cm砲単装ケースメイト式は舷側に残す、良くも悪くも黎
#br
この近代化改装により、加賀は日本海軍有数の大型空母となった。格納庫面積は開戦時点では日本空母では最大で搭載機数も最多。元戦艦であった事から船体の安定性も随一で、極めて発着しやすい空母であったという当時の搭乗員の証言もある。対空兵装も新鋭の翔
#br
初陣は支那事変における第一次上海事変(1932年)。この戦闘は世界初の空母実戦投入でもある。続く第二次上海事変にも投入され、結果として加賀航空隊は最も多くの実戦経験を積んだ上で太平洋戦争に突入していくことになる。
太平洋戦争では赤城とともに第一航空戦隊を編成し第一航空艦隊(通称:南雲機動部隊)の主力となった。真珠湾攻撃後に本土に帰投。1942年1月12日にトラック島に進出した。ラバウル、カビエン、ポートダーウィンを攻撃する。同年2月にパラオ泊地で座礁するが当座
#br
2月25日にインド洋へ向けセベレス島スターリング湾より出撃し、第三戦隊、第八戦隊とともにオーストラリア方面に脱出する連合軍艦艇を撃滅する。上記の修理のため3月15日に同地を出発して佐世保へ回航する。そのためセイロン沖海戦やMO作戦には参加しなかった
#br
5月27日にミッドウェーにむけ広島湾柱島を出港した。運命の分かれ道となった6月5日、米航空隊の波状攻撃を受ける。ミッドウェー島を爆撃に向かう第一次攻撃隊を送り出した後、ミッドウェー基地、ホーネット航空隊の雷撃を数度、直掩の零戦隊の活躍により退け
戦死者は811名と同海戦の参加艦艇で最も人的被害が大きい。うちパイロットは21名である。
**小ネタ [#pc4b169b]
WoWsファンキットには[[Akagi]]、[[Shinano]]、[[Kamoi]]の画像があった。詳細は不明。&br;
#region(←ここをクリック)
誘導煙突がついていた時代、両舷に伸ばした煙突からの排熱で居住区の温度は摂氏40度にも達した上に、排煙で気流が乱れて着艦が著しく困難になった事から「''焼き鳥製造機''」と言われる羽目になる。一方、同様の改装が行われた「赤城」では、気温が上昇した事
#br
戦艦時代は「長門」以上の大型艦だったので、進水式には10万人もの観客が押し掛けて観客席が倒壊する騒ぎになった。
#br
加賀は元々戦艦であるがゆえの安定性や幅29.5mの広大な飛行甲板を始め利点が多く『この艦は一種のおちついた威厳を持っていた』『いかにも頼もしい感じがした』と回想されるほど好評だったようで、日本機動部隊の最有力空母としての位置づけだった。
#br
支那事変当時、帝國海軍艦艇の風紀は乱れに乱れていた。激しい制裁やリンチによる逃亡者や自殺者、乗組員が食料品を窃盗する「銀蝿」が大規模かつ公然と行われる、はては横須賀在泊中に高級将校が艦内に芸者を招いて宴会をしていた事まであったという。これら
#br
沈没した船体の一部は1999年の調査によりミッドウェー島深海5200mで発見され、その20年後の2019年にRV Petrelが船体を発見した。
艦名は2017年に竣工した、いずも型護衛艦「かが」(基準排水量19,500t、248.0m)に受け継がれている。
ちなみに排水量は「加賀」(基準26,900t、238.51m)の方が多いが、飛行甲板を含めた全長はほぼ同じ大きさである。尚、護衛艦「かが」艦内には「加賀」の模型が置かれている。
#br
加賀戦没時の艦長である岡田次作少将は奇遇にも石川県出身である。航空畑の出身者であり爆撃の名手として知られていた。草鹿龍之介は、彼が事故発生に対する予感が鋭く、発生前から騒ぎ立てて警告する上によく当たることから『何とも薄気味の悪い男』と評して
#br
昭和17年度海軍戦時編制によれば、当時最新鋭の翔鶴型航空母艦(翔鶴、瑞鶴)が第11駆逐隊(吹雪、白雪、初雪)と共に第一航空戦隊を編制し、それまでの一航戦(赤城、加賀)は第51駆逐隊(白雲、薄雲)と共に第五航空戦隊となる予定であった。つまり一航戦と五航
しかし翔鶴型の管制能力や船体安定性が赤城より劣っていることが判明したことに加え、太平洋戦争が勃発し、2隻(赤城、加賀)が第五航空戦隊に配属されることはなかった。
旗艦として使用する予定であった完成直後の翔鶴を訪れた第一航空艦隊司令部いわく『翔鶴型の飛行甲板は他の空母と比べて著しく短い』『艦橋付近の飛行甲板の幅が狭く、艦上機の運用に不便』とのことである。
#br
二番艦、戦艦土佐は1924年(大正13年)6月から数ヶ月に渡る実験に従事し、同年2月9日、艦名の由来となった高知県の沖の島西方約10海里地点にて自沈した(豊後水道南方海面)。土佐建造に携わった造船関係者は土佐の標的艦処分を知らされて「前途を祝福されたは
土佐は進水式の際、くす玉が割れないという「事故」が発生し、縁起の悪さが囁かれた。
長崎県にある軍艦島(正式名:端島)の由来が戦艦土佐だと言われている。1916年(大正5年)に大阪朝日新聞が端島の外観を「軍艦とみまがふさうである」と報道しており、その5年後に長崎日日新聞も、当時三菱重工業長崎造船所で建造中だった日本海軍の戦艦「土佐
#endregion
*編集用コメント [#v4eb22c9]
#region(''編集用のコメントはこちら'')
#pcomment(./編集用,reply,15)
#endregion
*コメント欄 [#se042e20]
#pcomment(./コメント,reply,15)
終了行:
*航空母艦 加賀[#r69f9aa9]
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#attachref(./shot-19.07.12_17.15.08-0728.jpg,35%)
#region(他ゲーム内画像)
#attachref(./kaga(1).jpg,23.3%)
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#attachref(./shot-19.07.12_17.24.07-0545.jpg,29.8%)
#endregion
#region(公式予告画像)
[[WoWSロシアTwitterアカウント>https://twitter.com/warships_ru/status/843800072722808834]]より
#attachref(./yakitori_Maker.jpg,47.6%)
#attachref(./C7XHT2TX0AAIt7y.jpg,47.6%)
#endregion
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.0.9.7.0};
・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|8|~種別|&color(Red){プレミアム艦艇};|
|~艦種|[[空母]]|~派生元|-|
|~国家|[[日本]]|~派生先|-|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力| 54,200|
|~|>|装甲|95-152mm&br;・防郭 38-76mm&br;・艦首・艦尾 19-120mm&br;・砲郭 0-0mm&br;・装甲甲板 38mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減| 22%|
|~機動性|>|機関出力| 125,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力| 28.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径| 1,080m|
|~|>|転舵所要時間| 14.4秒|
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~副砲|~主砲|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|12.2km|-|-|14.2km||
|~|航空発見距離|10.9km|-|-|13.9km|-|
&br;
・兵装
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~副砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~射程|
|~|-|200 mm/50 3rd Year Type mod. A&br;127 mm/40 Type89 A1&br;127 mm/40 Type89 A1 mod. 2|10基×1門&br;6基×2門&br;2基×2門|HE弾 3,300(17%)&br;HE弾 2,100(8%)&br;HE弾 2,100(8%)|15.0秒&br;5.0秒&br;6.0秒|4.5km|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~爆発数|>|~秒間ダメージ|~命中精度|~有効ゾーン|
|~|~|~|~|~|~|~爆発半径内|~継続的|~|~|
|~|-|短|25mm/60 Type96 連装 mod.1|14基×2門|>| -|203|90.0%|0.1-1.9km|
|~|~|長|127mm/40 Type89 A1 mod.2&br;127mm/40 Type89 A1|2基×2門&br;6基×2門|5|1,260|133|95.0%|1.9-5.8km|
//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
//該当する距離の対空砲を装備していない場合、行ごと削除
//文字数が多くなりがちなので、適宜文字を小さく編集してください
&br;
・艦載機
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~種別|~機体|~兵装|~生存性|~速度(最速)|~小/中隊機数|~最大ダメージ(火災)|~貫通|~ペイロード|~発見距離|
|~攻撃機|A6M5 Zero|Type 3 No.6 Mk.27|1330|144(184)|2/8|2200 (8.0%)|28mm|4|10.0km|
|~種別|~機体|~兵装|~生存性|~速度(最速)|~小/中隊機数|~最大ダメージ(雷速)|~射程|~ペイロード|~発見距離|
|~雷撃機|B6N Tenzan|Type 91 mod.1|1600|133(173)|4/12|5400 (50kt)|5.0km|1|7.5km|
|~種別|~機体|~兵装|~生存性|~速度(最速)|~小/中隊機数|~最大ダメージ(火災)|~貫通|~ペイロード|~発見距離|
|~爆撃機|D4Y3 Suisei|Type 90 No.50 Mk.2|1580|142(184)|4/12|8800 (50.0%)|55mm|1|10.0km|
//頻繁に情報変わるため、混乱を避ける意味で非表示にしています
&br;
・アップグレード
|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○||
#region(搭載可能アップグレード)
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#aaccaa):1|&attachref(アップグレード/Airplanes1.png,nolink,70%);|飛行機隊改良1|航空母艦へ帰還中の航空機の速力 +20%|
|~|&attachref(アップグレード/SecondaryWeapon1.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|BGCOLOR(#aaccaa):2|&attachref(アップグレード/DamageControl1.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;対水雷防御ダメージ軽減率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Aircraft Engines Modification 1.png,nolink,70%);|航空機エンジン改良1|エンジンブースト時間 +10%|
|BGCOLOR(#aaccaa):3|&attachref(アップグレード/SecondaryGun2.png,nolink,70%);|副砲改良2|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/AirDefense2.png,nolink,70%);|対空砲改良2|対空砲座の最大射程 +20%|
|~|&attachref(アップグレード/Torpedo Bombers Modification 1.png,nolink,70%);|雷撃機改良1|雷撃機の攻撃時間 +5秒|
|~|&attachref(アップグレード/Attack Aircraft Modification 1.png,nolink,70%);|攻撃機改良1|攻撃機の攻撃時間 +2秒|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/DamageControl2.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Attack Aircraft Modification 2.png,nolink,70%);|攻撃機改良2|攻撃機のHP +7.5%|
|~|&attachref(アップグレード/Torpedo Bombers Modification 2.png,nolink,70%);|雷撃機改良2|雷撃機のHP +7.5%|
|~|&attachref(アップグレード/Bombers Modification 2.png,nolink,70%);|爆撃機改良2|爆撃機のHP +7.5%|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/ConcealmentMeasures_1.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%&br;自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Flight Control Modification 1.png,nolink,70%);|航空管制改良1|航空機の復旧時間 -5%&br;航空母艦の甲板上の機数 +2|
#endregion
・消耗品
#region(搭載可能消耗品)
|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|LEFT:440|c
|~スロット|消耗品|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間|効果|h
|~R|[[&ref(tmp/応急工作班I.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|90|5&br;(7)|火災・浸水・損傷したモジュールの修復|
|~|[[&ref(tmp/応急工作班II.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|60|~|~|
注:括弧内は各[[レアアップグレード>アップグレード#pfeed265]]搭載時の値
#endregion
**ゲーム内説明 [#pdc10166]
加賀は、1940 年代序盤まで、大日本帝国海軍最大の航空母艦でした。戦艦として起工された後、建造中に設計が変更され、航空母艦として完成しました。航空母艦としては優れた装甲防御力を備え、豊富な航空機搭載数を誇り強力な副砲が装備されていました。
建造中の航空母艦天城が関東大震災で大破した後、ワシントン海軍軍縮条約の制限により建造が中断していた加賀の船体を航空母艦に改造することが決定されました。航空母艦加賀の計画案は、煙突の配置や多段式飛行甲板などの点を除けば、航空母艦赤城と酷似して
**解説 [#te60bfd4]
''[[初心者で購入を検討されている方へ>プレミアム艦#ub90aa72]]''
Tier8日本のプレミアム空母。他空母よりも艦載機の性能が少しずつ劣る代わりに、圧倒的な予備機数(攻撃機24機,雷爆各36機)を持つという特徴を持つ。
この特徴から攻撃を行う機体の選択の自由度が高く、他空母とは少し異なる運用をすることで性能を存分に活かすことが出来るだろう。
&br;
-母艦
HPは54200とTier8空母としては平均的。装甲空母では無いので撃たれると手痛いダメージを受ける。速力は28.0kntsで少し遅く、海面被発見距離はUG込みで11.0kmと翔鶴(10.8km)と殆ど同じ。
スキル改変で戦艦の全体的な遠距離砲精度が上昇しているので回転率をあげる為の前に出る判断は慎重に行う必要がある。特に格上の戦艦は20km程度なら遮蔽物がなく自動航行で回避も出来ない空母には平然と当ててくる。T10などの装甲空母と違い装甲に頼る事も出
&br;
-攻撃機
攻撃中隊は8機、攻撃小隊は2機、甲板機数24機であり攻撃力は龍驤と同等である。同格空母の攻撃機と比較すると機体性能は大差が無いが、瞬間攻撃力が明確に劣っている。(1小隊のミサイル数が翔鶴18本対して加賀は8本)ミリ残りの瀕死の敵艦を仕留めたり、対駆逐
使用頻度は少ないが偵察や戦闘機を呼び出す時など、使える時には使っていこう。
&br;
-雷撃機
攻撃中隊12機、攻撃小隊4機、甲板機数36機である。本艦航空隊の主力で、一度に魚雷を4本投下することが出来る。魚雷の威力は劣る(例、加賀5400,翔鶴7233,LEX6467)ものの最大ダメージではやや優れている。魚雷の照準の収束も早く、3.5kmほど真っ直ぐ飛行すれば
魚雷威力と命中精度(信管安全距離)以外の機体性能は同格である翔鶴と大差はないので継戦能力は圧倒的に優位である。(甲板機数 加賀36機 翔鶴15機 レキシントン14機)魚雷威力の低さを補う為にも攻撃を多く命中させる事が重要なので、予備機数を生かして多数の
&br;
-爆撃機
雷撃機に次いで重要な戦力である。攻撃中隊は12機、攻撃小隊は4機であり、一度に4発の爆弾を投下する。尚、本艦は日本空母であるが''HE爆弾''を搭載している。よって米空母爆撃機との比較を中心に解説していく。まず威力についてであるが、単発8800x4発であり
&br;
-総論
継戦能力(予備機)は高いが威力や命中精度の問題で瞬間攻撃力が同格に比べてやや劣っている。豊富な予備機を生かせずに同格と同程度の攻撃機会しか得られない場合は同格空母と比べて明確に劣ってしまう。無駄な消耗を避けるのは当然であるが、多数の予備機を抱
#region(旧解説)
日本Tier7プレミアム空母。
-''艦載機''
戦1雷1爆3編成か戦2雷2爆1の編成がある。機種自体は龍驤の艦載機と何も変わっていないが1中隊当たりの編成数が戦闘機4機、雷撃機6機、爆撃機6機と米空母の様な編成となっている。しかし、いくら中隊数が増えたといえ全ての艦載機がティア6相当のものなので周
とはいえ本来大鳳で解放される12本魚雷が使えるのは非常に強力で、戦艦すら即死させうる。&color(gray){なお米空はミッドウェイでも使えない模様};
--戦闘機
戦闘機は龍驤の戦闘機なので他のティア7の空母と比べ攻撃、防御ともに性能が圧倒的に劣っている。サイパン、同Ter制空編成は天敵である。特にサイパンに関しては戦闘機の速度が15ノット以上の差がついており、追いかけられると確実に追いつかれ、一方的に戦闘
--雷撃機
加賀の雷撃機は他の空母とは雷撃の仕方が異なっており、最初に日空のような広角魚雷を3本落とし、その後初期の米空母のような挟角魚雷を落とすため中隊6機すべてが一斉に魚雷を投下するわけではない。また第一波と第二波で魚雷の投下場所が若干異なるため信管
加賀の雷撃において特筆すべきはその雷速であり、初期で48ノット。スキル「雷速向上」をつければ53ノットにも及ぶ。これは駆逐艦である[[ベンソン>Benson]]や[[フレッチャー>Fletcher]]の持つ魚雷(55ノット)に迫る速さである((飛龍の雷速は35ノット))
--爆撃機
爆撃機は爆撃の精度がとても良いため戦艦や空母といった大型艦にはすべての爆弾が命中したりする。しかし、一発の威力が2600と低いので数で稼ぐ感じとなる。
-''船体''
戦艦の船体を流用して使っているためか防郭、装甲帯ともそこそこ固い。また水雷防御も空母としては比較的高く24%となっている。
速力が空母としては遅めであることに注意。
//&color(silver){ラングレー・ボーグ「俺らほどじゃないけどな」};
//ティア4・5空母と比べる意味がないので非表示
動く時よりはほかの空母よりも少し早めに余裕をもって動いたほうがいいだろう
-''副砲''
船体後部に200mm砲を両舷各5基ずつ、計10基搭載している。威力は副砲としてはとびぬけているので超接近してきた船には有効ではある。だが射程が4.5kmと短く、またスキル「上級射撃」を載せても実用範囲とは言えない。
&color(Silver){まぁ、副砲が役に立っている時点でそんなことを論じている場合ではないだろうが};
-''総評''
加賀は対艦攻撃に特化した空母であり、[[米>Independence]][[空>Ranger]][[母>Lexington]]の雷爆編成に戦闘機が加わった感じである。加賀の艦載機はこのTier帯では貧弱ではあるが、その独特な雷撃の仕方と爆速の魚雷は水上艦にとって非常に脅威となるものであ
#endregion
**史実 [#ac1ed995]
1920年に八八艦隊計画の3番艦、4番艦として加賀型戦艦2隻が起工された。3番艦が本艦(加賀)、4番艦が土佐である。前級、長門型(1-2番艦)から主砲10門へ改められた他、装甲配置もユトランド沖海戦の戦訓を取り入れた新設計へ一新されている。舷側を上部まで装
しかし1922年に主力艦の数を制限するワシントン海軍軍縮条約が締結されると、加賀・土佐は建造中止、標的艦としての処分が決定される。一方、同じく八八艦隊計画の主力艦として建造中であった天城・赤城の2隻は3万3千トンの枠を使い空母への改造が決まったが1
#br
1928年3月31日に加賀は公試排水量33,693tと赤城に続く大型正規空母として竣工した。竣工時は雛壇のような多段式飛行甲板を採用。これは巡洋艦から空母に改造された英国空母フューリアスを参考にしたものとも言われている。これは3つの甲板の同時運用による円
これらの問題は1935年の大改装で改善される。艦橋(アイランド)の採用、飛行甲板は1段(格納庫は3段)。煙突も舷側中央に集中させて海面に吹き付けるよう取り付けられるなど近代化。竣工時から備わっていた20cm砲単装ケースメイト式は舷側に残す、良くも悪くも黎
#br
この近代化改装により、加賀は日本海軍有数の大型空母となった。格納庫面積は開戦時点では日本空母では最大で搭載機数も最多。元戦艦であった事から船体の安定性も随一で、極めて発着しやすい空母であったという当時の搭乗員の証言もある。対空兵装も新鋭の翔
#br
初陣は支那事変における第一次上海事変(1932年)。この戦闘は世界初の空母実戦投入でもある。続く第二次上海事変にも投入され、結果として加賀航空隊は最も多くの実戦経験を積んだ上で太平洋戦争に突入していくことになる。
太平洋戦争では赤城とともに第一航空戦隊を編成し第一航空艦隊(通称:南雲機動部隊)の主力となった。真珠湾攻撃後に本土に帰投。1942年1月12日にトラック島に進出した。ラバウル、カビエン、ポートダーウィンを攻撃する。同年2月にパラオ泊地で座礁するが当座
#br
2月25日にインド洋へ向けセベレス島スターリング湾より出撃し、第三戦隊、第八戦隊とともにオーストラリア方面に脱出する連合軍艦艇を撃滅する。上記の修理のため3月15日に同地を出発して佐世保へ回航する。そのためセイロン沖海戦やMO作戦には参加しなかった
#br
5月27日にミッドウェーにむけ広島湾柱島を出港した。運命の分かれ道となった6月5日、米航空隊の波状攻撃を受ける。ミッドウェー島を爆撃に向かう第一次攻撃隊を送り出した後、ミッドウェー基地、ホーネット航空隊の雷撃を数度、直掩の零戦隊の活躍により退け
戦死者は811名と同海戦の参加艦艇で最も人的被害が大きい。うちパイロットは21名である。
**小ネタ [#pc4b169b]
WoWsファンキットには[[Akagi]]、[[Shinano]]、[[Kamoi]]の画像があった。詳細は不明。&br;
#region(←ここをクリック)
誘導煙突がついていた時代、両舷に伸ばした煙突からの排熱で居住区の温度は摂氏40度にも達した上に、排煙で気流が乱れて着艦が著しく困難になった事から「''焼き鳥製造機''」と言われる羽目になる。一方、同様の改装が行われた「赤城」では、気温が上昇した事
#br
戦艦時代は「長門」以上の大型艦だったので、進水式には10万人もの観客が押し掛けて観客席が倒壊する騒ぎになった。
#br
加賀は元々戦艦であるがゆえの安定性や幅29.5mの広大な飛行甲板を始め利点が多く『この艦は一種のおちついた威厳を持っていた』『いかにも頼もしい感じがした』と回想されるほど好評だったようで、日本機動部隊の最有力空母としての位置づけだった。
#br
支那事変当時、帝國海軍艦艇の風紀は乱れに乱れていた。激しい制裁やリンチによる逃亡者や自殺者、乗組員が食料品を窃盗する「銀蝿」が大規模かつ公然と行われる、はては横須賀在泊中に高級将校が艦内に芸者を招いて宴会をしていた事まであったという。これら
#br
沈没した船体の一部は1999年の調査によりミッドウェー島深海5200mで発見され、その20年後の2019年にRV Petrelが船体を発見した。
艦名は2017年に竣工した、いずも型護衛艦「かが」(基準排水量19,500t、248.0m)に受け継がれている。
ちなみに排水量は「加賀」(基準26,900t、238.51m)の方が多いが、飛行甲板を含めた全長はほぼ同じ大きさである。尚、護衛艦「かが」艦内には「加賀」の模型が置かれている。
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加賀戦没時の艦長である岡田次作少将は奇遇にも石川県出身である。航空畑の出身者であり爆撃の名手として知られていた。草鹿龍之介は、彼が事故発生に対する予感が鋭く、発生前から騒ぎ立てて警告する上によく当たることから『何とも薄気味の悪い男』と評して
#br
昭和17年度海軍戦時編制によれば、当時最新鋭の翔鶴型航空母艦(翔鶴、瑞鶴)が第11駆逐隊(吹雪、白雪、初雪)と共に第一航空戦隊を編制し、それまでの一航戦(赤城、加賀)は第51駆逐隊(白雲、薄雲)と共に第五航空戦隊となる予定であった。つまり一航戦と五航
しかし翔鶴型の管制能力や船体安定性が赤城より劣っていることが判明したことに加え、太平洋戦争が勃発し、2隻(赤城、加賀)が第五航空戦隊に配属されることはなかった。
旗艦として使用する予定であった完成直後の翔鶴を訪れた第一航空艦隊司令部いわく『翔鶴型の飛行甲板は他の空母と比べて著しく短い』『艦橋付近の飛行甲板の幅が狭く、艦上機の運用に不便』とのことである。
#br
二番艦、戦艦土佐は1924年(大正13年)6月から数ヶ月に渡る実験に従事し、同年2月9日、艦名の由来となった高知県の沖の島西方約10海里地点にて自沈した(豊後水道南方海面)。土佐建造に携わった造船関係者は土佐の標的艦処分を知らされて「前途を祝福されたは
土佐は進水式の際、くす玉が割れないという「事故」が発生し、縁起の悪さが囁かれた。
長崎県にある軍艦島(正式名:端島)の由来が戦艦土佐だと言われている。1916年(大正5年)に大阪朝日新聞が端島の外観を「軍艦とみまがふさうである」と報道しており、その5年後に長崎日日新聞も、当時三菱重工業長崎造船所で建造中だった日本海軍の戦艦「土佐
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