中古車の購入

Last-modified: 2007-05-26 (土) 02:05:02

中古車購入の前に

中古SRは買い得か

SRは他の車種に比べ中古価格が高めです。カスタムの派手さと裏腹にほとんど整備されてこなかった車両も多く、納車後に消耗品の交換だけで10万円超の費用が発生することもあります。新車価格が50万円を切る場合もあるので、新車の購入がお勧めです。特定の年式や500ccにこだわる場合などは中古しか選択肢がありませんが、なるべくノーマルパーツが残っている物を買った方が後々役立つでしょう。

どこで買うか

新車と中古のどちらにも言えることですが、車両価格の安い店が良い店というわけではありません。購入後も修理やメンテナンスに応じてくれる店、普段から立ち寄れる店を選んだ方が、長い目で見た場合にお得な買い物となるはずです。

中古車のチェックポイント

メーター (走行距離)

走行距離はあくまで参考程度にとどめます。同じ距離を走っていても、メンテナンスや保管状態によって車両の状態が大きく違ってくるからです。メーターは簡単に交換できてしまいますが、車検証に走行距離が表示されている場合があるので心配であれば参考までに見せてもらうのもよいでしょう。

フレームのネック部分

SRのフレームはネック部分(車台番号の刻印されているあたり)が比較的弱いです。もし塗装がひび割れていたりするのであれば、その車両は事故や大きな転倒を起こしている可能性が高いので避けた方がよいでしょう。

タイヤ

タイヤの減り(スリップサイン、偏磨耗の有無)、ひび割れは無いかなどをチェックします。純正のメッツェラーは異常なまでに減らないため、悪くすると5年以上履きっ放しということもありえます。タイヤには製造時期が記載されているので、見方を覚えておくとよいでしょう。

ブレーキ

パッド、シューの残量をチェックします。

チェーン&スプロケ

チェーンの伸び、調整できる範囲かどうか、固着は無いか、錆びは無いか確かめます。スプロケットは磨耗具合をチェックします。

各ゴム部品の磨耗

ステップやグリップのゴムの減り方が走行距離の目安になります。低走行となっているのに著しく減っているような車両は怪しいのでパスしたほうがよいでしょう。

各ボルト類

マフラー、メーター周りなどよくカスタムされる箇所のボルトをチェックして、なめたあとやこじった痕があれば、要注意です。あまり経験の無い人が適当にカスタム&整備した可能性があります。

各可動部分

チェンジペダル、レバー類、ステアリング、サスなど可動部分は出来る限り動かしてみてスムーズに動くかをチェックします。スイングアームのがたつきも要チェックです。

エンジンの異音

エンジンを掛けてしばらくしてからヘッドから異音がしないかどうかチェック(カムの音が異常、タペット音が大きいなど)します。