ストーリー トライナイン編

Last-modified: 2020-05-08 (金) 21:42:45

プロローグ

……俺には記憶が無い。むしろ、覚えているはずがないような気がする。

……ただ、これだけは覚えている。

……俺は鉄の巨人に乗り、そいつで戦う為だけに生まれた……いや、造られた。

……しかし、気づけば俺はその「巨人」を失っていた……。

……俺は「巨人」を機械としてではなく、本当の友達の様に扱っていた。

……俺は誰なんだ?俺が今いるここはどこなんだ?

……ダメだ、全然何も思い出せねえ……ただ、さっきの事だけは確かな事……なはずだ。

……そして、俺は「巨人」をこう呼んでいた。その巨人の名は……。

……「トライナイン」

パート1(パイロット視点)

パイロット「……やれやれ、悩んでいてもどうにもならねえや」

 

俺は山を下って街の中に入り、散策を始めた。
あいにく物を買うのに必要な金は持っておらず、通行人の財布を盗むしか手段はなかった。

 

パイロット(さて……気づかれないようにっと)

 

しかし、その時だ。

 
 

ギュウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!!!!!

 
 

なんかの轟音が鳴り響いたのだ。

 

パイロット「うおっ!!」

 
 

むにゅっ!

 
 

俺は驚いた拍子に、何か「柔らかいもの」に触れた。

 

パイロット「……ん?」

 

そう、俺が財布をスろうとしていた脚がグンバツの女のお尻に触れてしまったって訳だ。

 

女性「味なまねをしおってこのッ!ビ チ グ ソ が ァ ァ ー ッ !!」

 

パイロット「逃げるんだよォ!!」

 

……俺は、一目散に逃げ出した。

 

パイロット「あの方向……機械惑星からか!!」

 

宇宙から攻撃できるのはトライナインだけだ……つまり、誰かが俺からトライナインを奪ったに違いない!!

パート1(レノン視点)

……最初に説明しよう。

 

この男は若き皇帝であり、名はレノンである。

 

レノンはかつて七英雄の伝説を研究し、「遺産」を手に入れて自分自身の国を発展させようとしたのだ。

 

やがて……レノンは破壊された古代兵器の存在する場所に辿り着き、あるものの「破片」を拾った。

 

レノン「……これは、宝石の原石か?にしては少し小さいな……」

 

すると……その「破片」はひとりでに動いた。

 

レノン「な、なんだ!?」

 

動いた「破片」はレノンの左目に飛び込み、レノンは激しい苦痛に襲われた。

 

レノン「うっ……っ!!」

 
 

ギュイイイイイイイイイイイイイイン………………!!!

 
 

……気づけば、レノンは気を失って倒れていた。

 

レノン「……ん?俺は何を……」

 

?「……レノンよ、聞こえるか」

 

レノン「はっ!?ど、どこだ!?何故俺の名前を……」

 

?「今、我はお前の中にいる」

 

レノン「何、俺の中だと!?」

 

レノンの体内には「破片」の持ち主……「古代兵器」の魂が潜んでいた。

 

古代兵器「簡単に言うと、我の体の一部が貴様の体内に入り込んだ事により貴様は『capの力を視認できる力』と『目を合わせた者に催眠をかける力』を手に入れたのだ」

 

レノン「なに?力だと?」

 

古代兵器「その通りだ。では……レノンとやら。ここはひとつその力で『世界を動かしてみる』のはどうだ?」

 

レノン「ほう……この俺にどうしろというのだ?」

 

古代兵器「そう……貴様のやる事はたった2つだ……」

 

しかし、古代兵器の考えはひとつの答えにまとまっていた。

 

古代兵器「……『七英雄への復讐』と『大陸の破壊』なのだ!!」

 

本来の肉体をなくした今、レノンの肉体を依代にして再び世界を破滅に追い込む事である!!

 

レノン「何……!?貴様、俺に何をさせるつもりだ!!」

 

古代兵器「知れた事よ……貴様の肉体を我が物として再びこの星を混沌に陥れるのだ!!」

 
 

バリバリバリバリリリリリリリッ!!!!!!

 
 

レノン「ぐ、ぐ、ぐっ、ぐわぁーーーーーーーーーーーっ!!」

 

レノンの身体中に凄まじい圧力の電流が走り、今にも体が焼けそうになった。

 

レノン「くっ……ち、違う!!俺は皇帝として『遺産』を研究しなければいけないんだ……それを大陸ごと破壊するなど……!!」

 

レノンは必死に抵抗した。

 

?「今更足掻いても無駄だ!!」

 

……しかし、その抵抗も虚しく……古代兵器の操り人形となってしまったのだ。

 
 

キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッ!!!!!!!!!!!!

 
 

レノンの脳内に、激しい痛みが響く。

 

レノン「ぐあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

その苦しき叫びは、夜の暗闇に木霊した……。

 

……後に、この出来事が世界を揺るがす戦いの幕開けとなる事はまだ誰も知らない……。

パート2(パイロット視点)

パイロット「……よし、誰にもバレてないな」

 

俺は軍の戦艦に密航していた。
そう、氷河に覆われた孤島「フクス=シャッテン島」の基地にある唯一宇宙空間を航行できる巨大人間型機動兵器「ゴーレム」を奪う為だ。

 

パイロット(この倉庫は幸い食料と武器が詰まっている。もし気づかれた時にあっちにあるアサルトライフルを……あれ?カービンだっけ……いやこの際どっちでもいいや)

 
 

グギュルルルルルルルルルルルル…………。

 
 

パイロット(……腹減ったなあ)

 

仕方ないので俺はそこら辺の缶詰を漁る事になった。
しかし……。

 

パイロット「まっず!!クッソ不味いですわ!!……あ。」

 

俺は缶詰のあまりの不味さに大声を出してしまい、軍隊の奴らに気付かれてしまった。

 

兵士A「侵入者だ!!捕らえろ!!」
兵士B「しかも俺達の食料を勝手に食いやがった!!」
兵士J「捕らえたら皆様のおもちゃです。ファーwww」

 

パイロット「げっ!!結局気づかれちまったじゃねえか!!」

 

俺はすぐ様にそこにあったアサルトだかカービンだか分からないけどとりあえずライフルだと分かる銃を取った。

 

パイロット「エメラルドスプラッシュ!!」

 
 

ダダダダダダダダダダダダダダダダン!!

 
 

兵士A「あべし!!」
兵士B「いてぇ!!」
兵士J「グエーwww」

 

パイロット「やったぜ。さて、こんな所に長居は無用だな……ん?」

 

俺は見た。
倒したはずの兵士の内の1人が「顔写真」の入った黒い額縁から出現したのを!!

 

兵士J「復活や!」

 

パイロット「いっ!?ば、化け物!!」

 

兵士J「ほら、つべこべ言わず来るんやで!お前には尋問が必要や!!」

 

パイロット「おい、離せよ!!離せぇーっ!!」

 

俺はあのトカゲに似た顔の兵士に連れ去られ、激しい拷問を受ける事になるのだった……。

パート2(レノン視点)

古代兵器の操り人形となったレノンは、7つの遺産の内から手始めに「金の遺産」……「トライナイン」の存在する場所へと2人の部下を引き連れて移動した。

 

部下A「レノン殿……本気でござりますか」

 

レノン「ふん、今の我々の目的はただ1つ……遺産の破壊だけだ。その為には7つの遺産の内の1つがどうしても必要となる」

 

部下B「なるほど……所謂『目には目を、歯には歯を、裏切り者には鎮魂歌(レクイエム)を、遺産には遺産』という訳ですな」

 

レノン「その通り……さて、もうすぐ頂上に着くだろう。にしても結構着くのが早いな……」

 

部下A「まあ……そりゃあロープウェイですからな」

 

徒歩かと思ったか。
残念、ロープウェイだった。

 

レノン「……ナレーター。さっきの雰囲気をぶち壊しにしてどうする」

 

だってボケを挟まないとキツいんだもん(禁句)。
それはさておき、レノンと部下は山の頂上にある遺跡に辿り着いた。

 

レノン「どうやらここに遺産がある様だな」

 

やがて遺跡の奥に進んだレノン達は仁王像の如くそびえ立つトライナインを発見した。

 

部下A「おお……なんて神々しい。トロイの木馬や奈良の大仏より壮大だ」

 

部下B「レノン殿、只今梯子をお持ちします」

 

しかし……。

 

レノン「余計なお世話だ」

 

そう言いながらレノンは古代兵器の秘めた力を利用して空中を浮遊した。

 

部下A「な……!?」

 

部下B「そんな馬鹿な!!」

 

レノン(では早速……このトライナインを乗っ取ってやろう)

 

しかし、レノンは気づいていなかった。
トライナインに秘められた「システム」を……。

パート3(パイロット視点)

俺が独房行きになって多分1週間が経った。
飯はサービスエリアのホットスナックの自販機っぽいのがあってもちろんボタンを押せば出てくる。それも無料で。
風呂に入りたい時や小便のしたい時に使えると思うホテルのユニットバスっぽいのがあるし、ゲーム機付きのTVもあるし…… もう一生ここに住もうかな♡

 

パイロット「……って、ふざけてる場合じゃねえ!!俺はこれでも軍隊に拘束されてる身なんだ、もしなんかの基地に着いたら研究者にバラバラにされるかもしれない……死刑囚だ、今の俺の心は死刑囚なんだ!!

 

俺がそんな事を考えている事だった……。

 
 

ガシャン!!

 
 

パイロット「うおっ!?な、なんだ!?」

 
 

天井の通気口をぶち破り、そこから現れたのは無精髭と眼帯のおっさんだった。

 

男「どうやらターゲットは無事の様だな」

 

パイロット「だ、誰だ!?とくさんか?」

 

男「少なくとも俺はお前の敵ではない。俺に着いて来い」

 

パイロット「お、おう……(皆様のおもちゃにはしたくねえな、このおっさん)」

 

俺は言われた通りにおっさんと共にこの戦艦の中を脱出し、おっさんの関わる特殊部隊の輸送機に乗った。
途中でさっきのトカゲ顔の兵士達に見つかったけどそこは何とかおっさんが撃ち殺したから切り抜けた。

 

パイロット「え、えっと……おっさん?」

 

男「言い忘れたな、俺はオロチという。もうおっさん呼ばわりはよしてくれ」

 

パイロット「お、おう……ところで、なんの為に俺を連れてきたんだ?」

 

オロチ「簡単に言おう……俺は暴走したトライナインを破壊する指令を受けた」

 

パイロット「……!?」

 

オロチ「その為にはかつてのトライナインのパイロットであるお前の力がいる……気の毒だが、協力してくれないか?」

パート3(レノン視点)

レノン「……む?なに、コクピットが開かないだと!?だがここで引き下がる訳には行かん、このバールのようなものでこじ開けるしかあるまい」

 

説明しよう。
トライナインのコクピットは中にパイロットが入っている時は内側からしか開けられないという構造になっており、無理やり外側からこじ開けようとした者にはもれなく……。

 

ビリリリリリリリリリリリリリリリッ!!

 
 

レノン「えべっべべべっべべべっべべべっべべwwwwwwwww」

 
 

身体中に高圧電流が流れるのだ。

 

レノン「くっ……こんな屈辱は初めてだ、こうなったらどこかの部品を壊してでも奪うまでだ!!」

 

レノンはコクピットの辺りをいわゆるオラオラッシュで執拗に攻撃し、なんとしてでも奪おうとした。
すると……。

 

パイロット「うるせええええええええええええええ!!!!!!

 
 

ゴンッ!!

 
 

パイロット「……え?」

 

中で眠っていたパイロットが中からコクピットを開け、レノンの顔に直撃させた。

 

レノン「」

 

パイロット「」

パート4(パイロット視点)

 

パイロット「うう……クッソさみーなあ」

 

オロチ「全く、弱音を吐く暇があったら早く『ゴーレム』を積んだシャトルを探してもらいたいものだな」

 

俺は先程スネークと彼の所属する部隊に「トライナインの破壊」を取り止めさせ、「トライナインの奪還」で妥協させた。

 

オロチ「待て、あそこに見張り兵がいるな。奴から軍服を奪い取って変装したほうが早い」

 

パイロット「見張り?そんな奴らから服を奪わなくなってこっちにはお得意の変装セットを用意してあるんだよ」

 

オロチ「何?それがあるなら最初から…………いや、やっぱりいい」

 

パイロット(着替え中)「なんだよ、つまんねえなあ」

 

何かを察したオロチはそそくさと俺から離れ、見張り兵を気絶させに行った。

 

数分後。
オロチは門番に対し仲間のフリをして基地へと潜入した。

 

門番A「通ってよし……と」

 

オロチ「ああ。ありがとう(さて、気づかれてないといいが)」

 

オロチの正体に気づかず、あっさりと敵の侵入を許してしまった2人の門番。

 

門番B「……なあ、あんな髭の濃い奴うちの兵士にいたか?」

 

門番A「さあねぇ……おっ、もう1人誰か来るぞ」

 

俺は「ある姿」へと変装して敵の目を欺こうと考えた。それは……。

 
 

パイロット(女装)「あたしは搾りたての生ミルク(意味深)をもってまいりましたの~~通ってもよろしいかしら~~~~」

 

参考画像
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俺が「我ながら完璧な女装だぜ!!」と思っていた、その時だ。

 

門番A「怪しい奴だ!!撃てーーーっ!!」

 

パイロット「……あら?」

 

……最悪の出来事だったよ。

パート4(レノン視点)

 

部下A「レ、レノン殿!!」

 

部下B「貴様、よくもレノン殿を!!」

 

慌てて駆け寄る長身の部下とパイロットに詰め寄る太めの部下。

 

パイロット「うるせえなあ、元はと言えばお前らの親玉が俺を叩き起したからいけねえんだろ!!こんな紫モヤシ野郎の部下になるくらいならもっと立派な奴を上司にしろよ!!」

 

しかし、それが逆に部下の逆鱗に触れた!!

 

部下A「なんだと!!貴様、我々のレノン殿を愚弄するとは……!!」

 

部下B「いい度胸だ!!貴様をこの刀の錆にしてくれる!!」

 

軍刀を突き出す部下2人。しかしパイロットはたった1本のレーザーナイフを持っていた。

 

部下A(あれは……ただのナイフではないな。しかし光線エネルギーで刃を作っている訳でもない)

 

部下B(もしや、あのナイフの刃はレーザーを纏っているのか?)

 

パイロット「へっ、そんなガラクタ同然の刀でこの『ダイナミック丸』に勝てると思ってるのかよ。今の俺なら目を閉じてもお前らを倒せるぜ」

 

『ダイナミック丸』という名を持つレーザーナイフが普通の刀剣類とは違うという事をいい事に挑発するパイロット。

 

部下A「小癪な!!」

 

部下B「そんなナイフなどへし折ってくれる!!」

 

2人がかりでパイロットに飛び掛る2人の部下。しかし……。

 
 

ズバッ!!

 
 

部下2人組「「…………。」」ドサッ!!

 

命こそ取られなかったものの、あっさりと倒されてしまった。

 

パイロット「やれやれ、俺をなめて貰っちゃあ困るぜ。こーんなヌルい奴らの相手をする程ヤワじゃないの、俺は!」

パート5(パイロット視点)

 
 

prrrrrrrrr……

 
 

オロチ「こちらオロチ。俺は今トライナインのパイロットと共にこの基地の中に潜入した……了解、任務を続行する」

 

今の所俺と離れて潜入しているオロチは物陰に隠れた際に特殊強化スーツの姿へと戻り、俺を待っていたそうだ。

 

オロチ(奴が着くまでどれくらいかかるか……ん?)

 

パイロット(女装)「どうして!?いきなりなんなの!?ただの物資の配達なのよォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」

 

俺は女装したままの門番に追いかけてられているので、全力疾走していた。

 

オロチ「やれやれ……」

 

オロチは仕方なく俺を追いかけている2人の兵士を射殺した。

 
 

ダダダダダダダダダダダダダダダダン!!

 
 

兵士A「がぼら!!」
兵士B「タコス!!」

 

オロチ「おい、パイロット。さっさと『ゴーレム』を奪って宇宙に行くぞ」

 

パイロット(女装)「わかってるよ!!……とほほ、なんで俺の完璧な女装がバレバレになっちまったんだ」

 

オロチ「ひと目でわかるに決まってる、さっさと元の格好に戻らないとこの先辛いぞ」

 

パイロット「そんな……それに結構気に入ってたn

 

オロチ「いいから早くしろ

 

結局、俺はお気に入りの女装セットを失う事になった。

パート5(レノン視点)

レノン「うっ……俺は今何をしていたんだ」

 

目を覚ましたレノンの前には油性ペンを持ったパイロットがいた。

 

レノン「はっ!!貴様、俺に何をした!?」

 

パイロット「何って、決まってるだろ?鏡見ろよ」

 

レノンはパイロットから手渡された手鏡で自分の顔を見た。
その顔には、「ジャイアンリサイタル」だの「引越しおばさん」だの様々な悪口が書かれていた。

 

レノン「おのれ……皇帝であるこの俺に恥をかかせるとは!!」

 

パイロット「へっ、隙を見せたお前が悪いんだよ!悔しかったら俺の顔に傷をつけてご覧なさい、紫モヤシさんwww」

 

レノン「貴様……!!もう許さんぞ!!断じて!!

 

レノンが怒りの頂点に達したその時、脳内に古代兵器が直接語り掛けてきた。

 

古代兵器『待て』

 

レノン「くっ……こんな時に何の用だ!!」

 

古代兵器『闇雲に奴にかかって行っても返り討ちになるだけだ……ここはひとつ催眠術を使ってみろ』

 

レノン(……今更役に立つとは思えんが、やるしかないな)

 

パイロットの視線に合わせるレノン。

 

パイロット「へっ、自分から『目をブッ刺して下さい』と言わんばかりに目を合わせるとはな!この『ダイナミック丸』のレーザーで網膜を焼き切ってやらあ!!」

 

ナイフを持ったパイロットが飛びかかった瞬間、その時だ。

 

レノン「レノン・シャルタットが命じる…… 『しばらく眠っていろ』!!

 

光となった『催眠波』はパイロットの目に直撃した。
そして……。

 

パイロット「うっ……Zzz」

 

1度ふらついたパイロットは、眠りの小五郎の如くそのまま倒れて眠り込んでしまったのだ。

 

レノン「さて……早速倒れているあいつらを起こしてからトライナインを奪わなければ」

パート6(パイロット視点)

俺とオロチはなんやかんやで基地の地下……の中心部にようやく辿り着いた。

 

パイロット「このドアを開ければ、お目当てのシャトルに到着って訳だな」

 

オロチ「その通りだ。だがここで問題なのがこのドアを開ける方法って訳だ」

 

パイロット「そんなもん、このドアをぶっ壊せば万事解決じゃねーかよ」

 

そう言いながら俺はドアに蹴りを入れた。
しかし……。

 
 

ごんっ!!

 
 

パイロット「ぎゃああああああああああああああああああああっ!!!!!!!

 

あまりにも頑丈すぎた為に俺は足を痛めてしまい、大声を出した。

 

オロチ「痛がっている場合か!!早くこのドアをC4で破壊してシャトルで宇宙に出るぞ!!」

 

パイロット「それくらいわかってるよ!!」

 

粘着爆弾をドアに取り付け、起爆するオロチ。

 
 

ドワォ!!

 
 

しかし、それでもドアは壊れない。

 

パイロット「オーノーだズラ、もうダメズラ、それでもドアは壊れませんズラ」

 

オロチ「少し黙れ」チャキッ

 

パイロット「はい」

 

オロチ「しかし、困ったものだな。こんなに頑丈すぎる金属を使ったドアはこれまでにない……一体誰がこんな事を」

 

その時……。

 

?「それは……お前らの様な侵入者対策に徹底したからだ」

 

パイロット「誰だ!!……あ。」

 

俺の目の前の光景には、俺達2人を取り囲む大量の兵士がいた。

パート6(レノン視点)

レノン「諸君、時は来た。今こそ我ら神聖シャルタット帝国の立ち上がる時だ!!」

 

レノンは皇帝の装束で演説を開始し、彼の後ろには奪取したトライナインと大量の『ゴーレム』がそびえ立っていた。

 

兵士A「なんだ?今日の陛下はヤケにハッスルしてるな」

 

兵士B「なんでも、記者が大量にやってきてるらしいぜ」

 

兵士J「ファッ!?マ?じゃあワイカメラの前で絶叫脱糞したろwww」

 

兵士A、B「「やめろ」」

 

兵士J「アッハイ」

 

一方、その頃……。

 

レノン(TV画面の中)『世界を……そう、世界の全てを夜の暗黒の闇に!!この世は我ら神聖シャルタット帝国が支配する!!』

 

オロチは、TVでレノンの演説を視聴しながら葉巻を吹かしていた。

 

オロチ「なるほど……こいつは大変な事になりそうだ」

 

レノン(TV画面の中)『立て、国民よ!!世界の支配は我々の目と鼻の先だ!!我々の大いなる力で世界を手に入れるのだ!!オール・ハイル・シャルタット!!

 

レノンは右腕を高く上げ、兵士達もそれに続き敬礼を取る。

 

兵士達『オール・ハイル・シャルタット!!オール・ハイル・シャルタット!!オール・ハイル・シャルタット!!

 

オロチ「……やれやれ、また世界を揺るがす大変な事に巻き込まれるかもしれないな……ん?」

 
 

prrrrrrrrr……

 
 

無線機のベルが鳴っている。

 

オロチ「こちらオロチ……なに?分かった、すぐそちらへと向かう」

 

オロチは隠れ家を出て、どこかへと向かった。

パート7(パイロット視点)

俺とオロチは今、兵士共に囲まれて袋のネズミになっている所だ。

 

パイロット「なんてこった……こんな時格さんか助さんなら三つ葉葵の紋所が入った印籠で解決するってのに」

 

オロチ「ああ……困ったものだ」

 

周りの兵士はみんな銃口を向けており、今にも引き金を引いて俺達をぶち殺しそうだ。

 

兵士A「よし、みんな狙いは定めたな!撃て!!」

 

パイロット「くっ……万事休すって奴か」

 

しかし……。

 
 

ダダダダダダダダダダダダダダダダン!!

 
 

兵士A「うっ!?」

 

その銃口は兵士のリーダーっぽい奴に向けられ、一斉に弾が射られた。

 

兵士A「き、貴様ら……何故だ!!」

 

兵士S「俺達は今までお前からのハラスメントを受けてきた、だから悪い軍人といい軍人の区別は臭いで分かる!特にてめえはくせえッー!ゲロ以下の臭いがプンプンするぜッーーーーッ!!

 

兵士の1人が裏切った事により、それに合わせて全ての兵士が一斉射撃を開始したのだ。

 

兵士S「こんな糞みたいな上司には出会ったことがねえな、軍人だから悪人になっただと?違うねッ!!あんたは生まれついての悪だッ!そこのお2人さん、その扉のカードキーは俺がお前らの足元に投げておいた!早い所シャトルで宇宙へ逃げちまいな!」

 

俺は床に刺さっていたカードキーを拾い、ドアを開けた。

 

パイロット「な、なんとか助かったな……」

 

オロチ「ああ。部下を大切にしない上司に相応しい末路って訳だ」

 

そう喋りながら俺達はシャトルの中へと乗り込み、急ピッチで発進の準備を進める事にした。

パート7(レノン視点)

※⚠:このシーンにはあんなことやこんなことが含まれています。どうしてもお色気シーンを入れたかったんや、許してクレメンス

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

……ホントにええんか?

 

夜。
演説を終えたレノンの身体は酷く困憊していた。

 

レノン「やれやれ……国を引っ張る皇帝も時に疲れるものだ。寝る前に温めたミルクを飲むとよく眠れると言うが、そんなものを信じているのはどこぞの連続殺人鬼ぐらいだろう」

 

そう言いながらベッドに横たわろうとするレノン。
すると……。

 
 

コンコン……。

 
 

レノン「……ん?誰かいるのか……?」

 
 

カチャッ!

 
 

眠たそうにドアを開けるレノン。
そこにはなんと1人の美女が立っていた。

 

美女「こんばんわぁ……私、来ちゃったぁ♡」

 

この猫撫で声で話すシルバーのロングヘアの美女は、何を隠そうレノンの唯一の愛人なのだ。

 

レノン「なんだ、メルキリィか……脅かすな」

 

メルキリィ「あらあらぁ……そんなに怖がらなくてもぉ、痛くしないわよぉ……♡」

 

レノン(くっ……こいつと顔を合わせたら運の尽き、朝になるまで搾り取られてしまう!!色々と!!)

 

実を言うとこのメルキリィはレノンの官邸に週に1回くらいやってくる。
彼女の妖艶な色気に満ちた笑顔を見たら最後、レノンのマイソンはしばらく使い物にならなくなってしまう。

 

レノン「メルキリィ、いくらエロシーンを入れたいからってお前が出てくる必要はないだろう」

 

メルキリィ「だってえ……私があなたの[自主規制]と私の[自主規制]をくっつけるのが週1の楽しみなのよぉ?吊れないわねぇ……んっ♡」

 
 

はむっ♡

 
 

メルキリィはなんと、レノンの耳をしゃぶり始めた。

 

レノン「や、やめろ!俺の耳をしゃぶるな!!俺にそんな趣味はない、あっちに行け!!」

 

メルキリィ「もぉう、いいじゃないのよぉ……んっ♡んむっ♡」

 

数分後。

 

レノン「貴様……次にまた俺の耳をしゃぶる様な事をしたら皇帝の権限で極刑にしてやるからな!!」

 

メルキリィ「しくしく……レノンには冷たくされるし、お母様からは『お見合いに来ないとあなたのうまい棒を全部売り飛ばすわよ』と言われる一方だし……私、どうしたら……」

 

レノン(……少し可哀想に見えてきたな……って、いかん!!俺は国を導く存在なんだ!!こんな如何わしい事を考えている場合ではない…………!!)

 

しかし!!

 

レノン(……くっ、何故だ!!何故止まらん、マイソン!!)

 

レノンのマイソンは元気になっていた。

 

メルキリィ「……あら?レノン、そんなにびくびくしてどうしたの?」

 

レノン「も……もう我慢の限界だ……わかった!!俺はお前を受け入れるぞ!!メルキリィーーーーーーーーーッ!!」

 

メルキリィ「え、えっと……わぁい♡

 

また数分後……。

 

ガードマン「やれやれ、警備の仕事も楽じゃないな……ん?」

 
 

『あ~いぐぅ~!!赤ちゃん作るとこにくるぅ~、もっとっ!!もっとぉ~!!!!!!!♡♡♡/////////』

 

『あっ!出る!!この俺のマイソンから聖なるケフィアが!!!うおおおおおおおおお!!!!』

 

『ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡』

 
 

ガードマン「……ふう。」

 

次の日、メルキリィがレノンの子を身篭ったと知らせが入りレノンとメルキリィはめでたく出来ちゃった婚となった。
レノンとその部下達が機械惑星を襲撃するのはまだ先の話♡

パート8(パイロット視点)

基地をシャトルで脱出してから1時間後……。
俺とオロチは今の所宇宙空間にいる。

 

パイロット「なあ、機械惑星まであとどれくらいだ?」

 

オロチ「ざっと10数光年くらいだろう」

 

パイロット「……なあ、オロチ」

 

オロチ「どうしt

 

パイロット「『10数光年』でわかるかあああああああああああ!!!!!!もう少しマシな回答ができねえのか!!」

 

オロチ「飽くまでも目安だ、そう短気になるな」

 

パイロット「うるせえ!!俺はこうやって何日も何日も何日もどれくらいで機械惑星に着くかてめえに聞いては同じ様なやり取りを繰り返してもうウンザリなんだよ!!わかったか!!」

 

すると……。

 
 

ドワォオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!

 
 

オロチ「!?」

 

パイロット「な、なんだ!?」

 

機械惑星の周りを囲っているアステロイドベルトで爆発音が鳴り響いた。
もちろんそのアステロイドは次々と爆散し、その破片はこちらに向かって飛んでくるという始末だ。

 

パイロット「おい、撃ち落とす用のレーザーとかミサイルとかのボタンはねえのか!?」

 

オロチ「くっ、どれがどれだかさっぱりだ……」

 

パイロット「ああもう、貸せ!!俺が押す!!」

 
 

ポチッ!

 
 

俺が適当にボタンを押した時だった。
なんと「『ゴーレム』を積んでいる」はずのシャトルは……変形と巨大化を経て『ゴーレム』になった。

 

パイロット「な、なんだ!?ブライシンクロンアルファか!?」

 

オロチ「この調子ならこのまま機械惑星までひとっ飛びだな」

 

パイロット「やれやれ、こいつはしばらくの間に仮初めのトライナインとして使うっきゃないな……漢字表記で『斗雷成院』でいいか」

 

オロチ「……お前はもう少しヤーパンの言語を学ぶ必要がある」

パート9(決戦・その1)

そして、俺達はようやく機械惑星に辿り着いた。
そこにはガイナ立ちで待ち受けていたトライナインがいた。

 

レノン「ほう……ここまで来るとはな」

 

パイロット「野郎……俺のトライナインを勝手に奪っては勝手に悪用しやがって……!!心底舐められた気分がしてならねえぜ!!」

 

俺は『ゴーレム』の両手の指に搭載されているミサイルを発射するボタンを押した。

 
 

ダダダダダダダダダダダダダダダダン!!

 
 

レノン「小癪な!!」

 

しかし、トライナインが放ったナインミサイルガンによって全て撃墜されてしまった。

 

オロチ「なんて奴だ……これが遺産の力とでも言うのか」

 

パイロット「流石トライナインだ、我ながら強いと感じているぜ……だが、こいつはどうだ!!トライナックル……インパクト!!

 

……ここで念を入れて説明するが、この『ゴーレム』に大砲の弾みたいに飛んでいく腕なんかない。
まあ、強いていえばサドンインパクトの様なもんだ。

 

レノン「ふん、この俺に向かってくるとはいい度胸だ……だが、貴様の相手はこれだけで十分だ!!」

 

レノンは正真正銘本物のトライナックルを放ち、俺はトライナックル・インパクトを出したばかりの勢いでオリジナルのトライナックルを受け止めた。
だが……。

 

パイロット「お……押される!!」

 

やはり、オリジナルには敵いやしなかった。

 

パイロット「うわああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!

 
 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!

 
 

俺と『ゴーレム』は勢いよくそこにあったアステロイドに吹き飛ばされ、衝突した。

 

パイロット「くっ……なんて強さだ、このままじゃこっちが先に死んじまっておしまいだぜ」

 

そんな中、オロチはある作戦を思いつく。

 

オロチ「……俺にいい考えがある」

 

パイロット「おい、急にどうしたんだよ」

 

オロチ「簡単な事だ……俺をここから降ろせ。それだけで済む事だ」

 

パイロット「な、なんだと……!?」

パート10(決戦・その2)

パイロット「ここから降ろせって言われたって……ここ、宇宙空間だぞ!?死なねえのか!?」

 

オロチ「安心しろ、俺はかの『大決戦スマッシュファイターZ』という格闘ゲームで宇宙空間のステージでも大丈夫だった。だからすぐに行ってすぐに戻ってくる」

 

パイロット「格ゲーかよ……ったく、どうなっても知らねえぞ!!」

 

そう言いながら俺はオロチを排出し、オロチはトライナインのコクピットに張り付いた。

 

レノン「無駄な足掻きを……そのコクピットは生半可な方法では開けられん!!」

 
 

ビリリリリリリリリリリリリリリリッ!!

 
 

オロチ「ぐっ……!!」

 

どれだけ身体中に凄まじい程の電流が流れても、食らいついて離さないオロチ。
その時、オロチは俺にこう命令した。

 

オロチ「今だ、俺ごと奴を撃て!!

 

レノン「何っ!?」

 

パイロット「!!」

 

俺はオロチの突然の命令に従えるはずがなかった。
なにしろ、今まで共に戦ってきた仲間を殺すだなんて……俺には到底無理がある!!

 

パイロット「そんなのできる訳ねえ……仲間を見捨てるだなんて……!!俺は!!」

 

オロチ「俺の事はいい。今はこのトライナインを奪い返す事が先決だ!!」

 

パイロット「くっ……結局、俺はこの鉄の巨人で人を殺める事しかできねえのか……!!」

 

俺は涙をこらえ、トライナインを取り戻す事だけを考えた。

 

パイロット「…………トライナックル!!インパクトおおおおおおおおおおおおおッ!!

 

怒り。悲しみ。恐怖。様々な俺の感情をまぜこぜにし、俺はその鉄拳をレノンに思い切りぶつけた。

 
 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!

 
 

レノン「ぐはあぁッ!!」

 

レノンは共にさっきの俺みたいにアステロイドに叩きつけられ、トライナインのコクピットから投げ出された。

 

レノン「くっ……覚えていろ、この借りは必ず返す!!」

 

レノンはどこかへと逃げていった。

 

パイロット「……後はトライナインに乗るだけだ」

 

俺は心に傷を負ったままトライナインに乗る時のヘルメットとパイロットスーツを着用し、宇宙へと出た。

 

パイロット(オロチ……死んでねえよな)

 

俺は何よりもオロチの事が気がかりだった。
そして俺はトライナインに乗ろうとした……その時だった。

 

オロチ「おい」

 

パイロット「わあああああああああああああああああっ!?

 

俺は死んだと思っていたオロチが生きている事に今更気づき、情けねえ声を出してしまった。

 

オロチ「俺はそう簡単に死なん。早くここから帰還するぞ……おい、どうした?」

 

パイロット「う、う゛う゛、、、オ゛ロチ、、、心配゛がげざぜんなよ゛お゛お゛お゛、、、、」ポロポロ

 

オロチ(やれやれ……いくら強気でも泣きたい時には泣く奴か、こいつは)

 

俺は嬉し涙を大量に流したまま大気圏から突入し、急降下した。

 
 

ここで俺達の物語は1度幕を下ろす……だが、それは新たな戦いの始まりでもあった。

 
 

← to be continued

補足:トライナインについて

型式番号:TN-001
全長:50m
全重量:250t
出力:∞
最高速度:∞
装甲材質:不明
動力:不明
パーツ(トライマシン):トライゼータス、トライドレッド、トライマークス
武装:トライナックル
   ナインブラスト
   燦然究極剣
   ナインミサイルガン
   トライガトリングバズーカ
   ナインカッター
   トライジャベリンギムレット

おまけ(元ネタまとめ)

女性「味なまねをしおってこのッ!ビ チ グ ソ が ァ ァ ー ッ !!」
パイロット「逃げるんだよォ!!」
元ネタ:それぞれマライアと若ジョセフジョースターの台詞

 

パイロット「まっず!!クッソ不味いですわ!!……あ。」
元ネタ:お嬢様スレのテンプレ「クッソ○○ですわ!!」

 

パイロット「エメラルドスプラッシュ!!」
元ネタ:法王の緑の必殺技

 

部下B「なるほど……所謂『目には目を、歯には歯を、裏切り者には鎮魂歌(レクイエム)を、遺産には遺産』という訳ですな」
元ネタ:裏切り者のレクイエム

 

パイロット「……って、ふざけてる場合じゃねえ!!俺はこれでも軍隊に拘束されてる身なんだ、もしなんかの基地に着いたら研究者にバラバラにされるかもしれない……死刑囚だ、今の俺の心は死刑囚なんだ!!
元ネタ:「今の私はネオドイツの女」+「オレは『アポロ11号』なんだァーーーッ」……の間違いを合わせた造語

 

パイロット(女装)「あたしは搾りたての生ミルク(意味深)をもってまいりましたの~~通ってもよろしいかしら~~~~」
&
images?q=tbn:ANd9GcRC9SuVTHBCsEW1SfUuy_9Sf2qeemTNWHBqXPbmmQ0R5h0H-TA8YmT1FIdF&s=10.png
元ネタ:それぞれ女装した若ジョセフの台詞、そして画像のキャラクターはセイバーマリオネットJのルクス

 

『しかし、それが逆に部下の逆鱗に触れた!!』
元ネタ:ウェカピポの妹の夫

 

パイロット「へっ、そんなガラクタ同然の刀でこの『ダイナミック丸』に勝てると思ってるのかよ。今の俺なら目を閉じてもお前らを倒せるぜ」
元ネタ:ギャバンダイナミック

 

兵士B「タコス!!」
元ネタ:女装ジョセフの蹴りを顔面に喰らったドイツ軍の門番

 

パイロット「オーノーだズラ、もうダメズラ、それでもドアは壊れませんズラ」
元ネタ:ジョセフジョースターvs銅線のベック+大きな蕪

 

レノン「諸君、時は来た。今こそ我ら神聖シャルタット帝国の立ち上がる時だ!!」
レノン(TV画面の中)『世界を……そう、世界の全てを夜の暗黒の闇に!!この世は我ら神聖シャルタット帝国が支配する!!立て、国民よ!!世界の支配は我々の目と鼻の先だ!!我々の大いなる力で世界を手に入れるのだ!!オール・ハイル・シャルタット!!
元ネタ:キカイダー01の第1話の冒頭のハカイダー部隊の台詞+オールハイルブリタニア

 

パイロット「なんてこった……こんな時格さんか助さんなら三つ葉葵の紋所が入った印籠で解決するってのに」
元ネタ:水戸黄門のあれ

 

兵士S「俺達は今までお前からのハラスメントを受けてきた、だから悪い軍人といい軍人の区別は臭いで分かる!特にてめえはくせえッー!ゲロ以下の臭いがプンプンするぜッーーーーッ!!
元ネタ:スピードワゴンがジョースター邸で言った台詞

 

レノン「なんだ、メルキリィか……脅かすな」
メルキリィ「あらあらぁ……そんなに怖がらなくてもぉ、痛くしないわよぉ……♡」
元ネタ(メルキリィ):水銀燈の英語表記「Mercury lampe」

 

パイロット「な、なんだ!?ブライシンクロンアルファか!?」
元ネタ:銀河旋風ブライガーに登場する用語

 

オロチ「安心しろ、俺はかの『大決戦スマッシュファイターZ』という格闘ゲームで宇宙空間のステージでも大丈夫だった。だからすぐに行ってすぐに戻ってくる」
元ネタ:大乱闘スマッシュブラザーズXを変えただけ

コメント

  • 内容が出来次第貼るンゴ -- スパロボパイロット 2020-02-22 (土) 13:09:22
  • 出来たら創作スレにも貼っといて -- 創作大使? 2020-02-22 (土) 14:22:16
  • かっこヨ がんばれ❤︎ (^_- -- 2020-02-22 (土) 17:08:34
  • やべーよレノン視点まで書こうとしてやがる… -- 創作大使? 2020-02-22 (土) 19:55:31
  • あんなことやこんなことの表現で草 -- 創作大使? 2020-03-06 (金) 22:55:48
  • ↑どうしても入れたかってん、許してクレメンス -- スパロボパイロット 2020-03-06 (金) 23:47:19
  • ええんやで あれは笑ったわ -- 創作大使? 2020-03-07 (土) 23:13:04
  • オロチがスネークに戻って草 パイロット意外と魔防あるんやね -- 創作大使? 2020-05-02 (土) 23:05:21
  • ↑すまん訂正した -- スパロボパイロット 2020-05-03 (日) 12:37:43
  • 行数の都合でうささ編移す事になった 許してくれ -- スパロボパイロット 2020-05-08 (金) 21:42:45