15/05/24(日)23:31:18 No.11824904
■はたななのはこ■
降壊堕（くだるえだ）
齢十八の青年。名前を読めばわかるが厨二ry文学崩れの日本人である。
本名は小森彦次郎といい、剣術道場の師範の息子として生まれ、
剣術の才能にも恵まれたが、封建的で厳しい父親に反発し家出。
その後、文学の道を志すが鳴かず飛ばず。社会主義に傾倒したりもしたが
激しい論戦や警察の介入による弾圧など思ってた以上に戦う世界だった為、心が折れる。
文学の才能が無く、安い正義感も崩れたところで自暴自棄に陥ったのか
犯罪に手を染める事を考え（ぶっちゃけ金が無かった）、金持ちの子供を誘拐する計画を立てる。
見事、ロシア駐日大使の娘と勘違いしアヴローラという少女の拉致に成功したが、所在が警察にすぐにバレ、
逃亡したのはいいのだが、その行き先に地獄（匣）を選んでしまう。
地獄の中で、壊堕はアヴローラに暴力を振るい従わせようとするが、彼女は屈する事はなく、
そうこうしている内に化け物が現れてしまう。恐怖に陥った壊堕は刀を持っていたにも関わらず腰を抜かし（中略
ローラの叱咤を受け彼は正道に戻る事を誓い、二人は協力し合い匣からの脱出を目指すのであった。