国・街

Last-modified: 2018-08-21 (火) 22:50:09

フラジャイル本部・支部

日本

  • 18XX年6月13日、関東圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一部・茨城県の一部・静岡県の一部・山梨県の一部)が真っ赤な炎に包まれた。木々は勿論建物も全て焼け落ちたが、灰すら残らず大地が消失した。初めから何も無かったかのようにそこには海が広がっていた。鮮やかな光に彩られた東京を中心に関東圏が光を失った。光のないまっさらな地に変貌したこの事件は「黒の地平線」と呼ばれ後世に語り継がれている。
  • 黒い地平線以降増加の一途を辿る怪異の原因が日本にあると考えた世界的祓魔組織フラジャイルは、ぽっかりと穴が開き、海となったその場所にフラジャイルの管理する人工島、リンデルを建設し、ヴァチカンにある本部をリンデルに移転した。表向きは国会で選出された人間が管理していることにはなっている。

リンデル本部

  • 関東圏跡地の海上に存在する人工島。山岳上の建造物群および川向の一帯からなる都市。島全体がフラジャイルの所有物。
  • 面積は約5.55平方キロメートル。人口は約37000人。周辺の都道府県を含めその悲惨な過去を感じさせない美しい景観から観光地としても有名。
    • 燻理主学園(いぶりすがくえん)
      • リンデルの名門私立校。あらゆる学業施設が集約されている。一般の学校だが怪異の存在を認知している人々の界隈では祓魔師の土台を作り出す育成機関であることが認知されているため日本中から祓魔師を目指す子供達が集結する。当然一般の学校でもあり実績のある名門校のため一般の子供達も入学してくる。しかし一般とは別枠で祓魔師枠が用意されているが競争率は非常に高い。

京都支部

  • 平安時代中期から代々続いている陰陽師の家系「辰馬家」を中心とした五つの家で構成された仏教系宗派の一つ。先祖代々、火之迦具土神と契約を交わしており火の加護を受けており怪異を祓う術も皆炎を用いた術を使う。
  • 日本の怪異事件は京都支部の僧正とリンデル本部の祓魔師が調査およびその始末に携わっている。
  • 平安時代からその姿が確認されている日本で最も有名な怪異である「鬼」を専門的に祓ってきた鬼殺しのプロフェッショナル。