人族
現実世界の住人。
人間
- 何の力も持たない一般的な種族。
怪異祓い
- 怪異に対抗する技術を持ち、取り憑かれた人間から怪異を祓う儀を行う者達。怪異を専門に退治するプロフェッショナル。宗教によっては陰陽師・祓魔師など呼び方は様々で、地域や宗教によって様式も異なる。
- 名前の由来は、怪異をジャケットを羽織るように身に纏い一体化する力を持つことから着ている。
- 通常見る事の出来ない怪異を見ることができ、怪異に触れることも可能。
- 怪異祓い自身が怪人であることも少なくないが、本来の怪人と彼らの決定的な違いは怪異の力に飲み込まれているか否か。怪異祓いは、怪異を自分の身体の一部を動かすように自由に操ることが出来る。
- 社会的地位は宗教職と警察機構を足して二で割ったようなもの。一般的な僧侶や神職と同じ扱いだが、一般人からしてみれば胡散臭い霊能力者や祈祷師と同程度の評価を受けている。
シャーマン
- 日本の陰陽師を先祖に持ち、日本のジャケットの原点とも言われる一族。
- 時間の経過と共に力を継承した一族が絶え、現在は日本どこかの山奥で密かに暮らしているらしい。
- 大昔はどんな傷、どんな病を治す力があり、全世界を渡り歩き人間の手では治療できない病などを治療する旅をしていたと伝記が残っている。
- 語源は日本のものではないがリンデルではその名で呼ばれている。リンデルでは京都の怪異祓いをこの名で呼ぶ。
魔族
現実世界の裏にピッタリくっついた表裏一体の世界「裏世界」の住人の総称。この世界に住むのは悪しき魔の者だけじゃなく人間たちが神と呼び崇拝する存在もこの世界の住人の一つ。
怪異
- 現実世界では生物・無生物問わず様々な物質に憑依することでしか現実世界に干渉できない。憑依対象は自身と何らかの因縁のあるもの、声質が似ているものを選ぶ傾向がある。
- フェーズ1~フェーズ10に分類され、その中でも上位と下位に区分されるが、フェーズ7以降は自動的に上位に当てられる。。フェーズ1~フェーズ3は「寄生」という状態で比較的簡単に怪異を払うことが出来る。フェーズ4~フェーズ6は「憑依」という状態で寄生状態に比べ難易度はかなり高くなるが不可能では無い。フェーズ7~フェーズ10も憑依に代わりはないが、フェーズ7以降は怪異を祓うことができない。性質は邪悪な者が多いが、人間と共存したり、人間たちに益を齎すもの者もおり、彼らの呼び方は宗教によって変わるが一番ポピュラーな呼ばれ方は「天使」。
- 怪異に寄生・憑依されると怪異の持つ力によって身体能力や自然治癒力が向上するが、同時にそれらの負担は人間の肉体への影響は大きくすぐに肉体が崩壊してしまうことが多い。
- フェーズ1からフェーズ10までレベルが存在する。フェーズ10が上限として設定されてるが、現在はフラジャイルが保有しているデータでは最高でもフェーズ7が最高。このレベルは感情の高まり、怪異についての理解力などで上昇する。怪異との波長がピッタリ一致する肉体はフェーズ1を飛び越えて一気に2、3と上昇することがある。
- フェーズ1
- 精神のバランスが崩壊し、発狂状態になる。この状態で死に至る例も少なくない。
- フェーズ2
- 怪異が憑依者の肉体に定着し始めるが、まだ憑依者の意識が残った状態にあり、気を強く保った人の場合だと怪異が深層心理に潜んで表に出てこないこともある。
- フェーズ3
- 怪異と憑依者の意識が5割以上飲み込まれ、憑依者と怪異の波長が一致し始め、怪異の持つ特殊な力に目覚め始める。フェーズ3を越えると怪異と憑依者を引き剥がすことが出来なくなる。
- フェーズ4
- 怪異と憑依者の意識が6割以上飲み込み、肉体にも怪異の影響が出始める。
- フェーズ5
- 怪異が憑依者の意識を7割以上飲み込み、存分に力を震えるようになってくる。
- フェーズ6
- 怪異が憑依者の意識を8割以上飲み込み、肉体に出る怪異の影響が強みを増し、人成らざる異形の姿に変異する。
- フェーズ7
- 怪異が憑依者の意識を9割以上飲み込み、本来の力を取り戻し始め、腕の良い怪異祓いでも手を焼くレベル。
- フェーズ8
- 不明。
- フェーズ9
- 不明。
- フェーズ10
- 不明。
- フェーズ1
怪人
- 怪異に取り憑かれ暴走した人間。
- フェーズ5以降の憑依者の別称。
- 怪異の暴走により、正常な判断が出来なくなり、周囲の人間を巻き込む犯罪などに手を染めてしまう。