鬼機怪械

Last-modified: 2020-05-09 (土) 13:51:15

鬼機怪械

世界観

悪魔や妖怪が跋扈する世界。
物語の舞台は科学と信仰がその均衡を保ったまま高度成長期を迎えた日本(日ノ本)。

  • レトロな和風的景観にサイバーパンクのような電子的な世界観が加わった様な和風サイバーパンクな世界。

妖怪

日本では妖怪はかなり身近な存在だった。先祖代々その家や土地を守る守護霊・土地神や、簡易式と呼ばれる、簡易的な「おまじない」で霊力の弱い妖怪などを降霊させるのも可能。自身が霊力を持ち強い妖怪を使役することのできる人間もいる。
主に悪さをする妖怪は「妖魔」と区別されている。土地神など神性を持つ妖怪は身体の何処かに「輪」を持つ。

妖怪と目を合わせてはいけないという掟が存在する。
妖怪は眼に宿ると言われており、目を合わせると身体を乗っ取られてしまうと言い伝えられている。正確には眼を見ることでその人間の記憶などからその人物の「名前」を知られてしまう。名前にはその人物を象る言霊が宿っているおり、妖怪に名前を呼ばれると身体を乗っ取られてしまう。
祓魔官や神職などの霊人は妖怪と対峙することが多いため、常に仮面を装着している。仮面には名を隠す力があり、目を合わせても妖怪に名前を知られることはない。
この仮面は一般にも販売されており、簡易式の降霊などでも使用される。

行政

日ノ本の政治は、日本國憲法に基づいて行われる。そのため、日ノ本は、立憲主義に基づく国家(立憲国家)であると言える。また、日ノ本の行政・司法は、憲法と国会が定める法律以下、明文化された法令等に基づいて行われる。そのため、日本は法治国家であるとも言える。

宗教

物語に大きく関わってくる要素。日ノ本では惟神道を中心に仏教や基督教など様々な宗教を許している。
宗教は様々な組織の根幹に大きく関わっており、日ノ本の行政機関の多くは惟神道を礎にしている。
また宗教は「魔」に対する修祓方法が宗教ごとに異なるため、魔の種類によって出動する機関が異なる。

交通

自動車や電車、航空機などの技術は進化しリニア制御の物が増えた。
自動車は電気自動車が主流となっている。自動車自体が高価なものとなり、一般的にはリニア道路に対応した汎用型小型移動ポッドが普及しており一定の社会的地位のある家庭に一台から二台が國から貸与される形になっている。現代のようなガソリン式の自動車は一種の趣向品として扱われるようになっている。

人々

この世界では人間は三つの種類に分けられる。「人間」「霊人」「半妖」。
人間については説明するまでもなく、ただの人間。「霊人」は「霊(力を持つ)人(間)」というような感じ。「半妖」については人間と妖怪の間に生まれたハーフ。三種類の人間の中で霊気を持つのは後ろ二種類の人々で、霊気を持つ人々は妖怪の言葉を理解することが出来る。
霊気を持つかどうかは生まれついて得る才能の一種であとから賦与することは出来ない。

生活

妖魔を退ける結界の都合上、都市部では人々は主に集合住宅で生活している。
特に自身の霊力を用いて妖怪と契約し守護霊として家に結界を張ることのできる人は一軒家に住むことも可能だが、土地の少ない都心部では集合住宅が主流。
都心部から離れた郊外あたりから一軒家などが増えていき、中には結界を張っていない昔の家なども増えてくる。

都市

人口が密集している都市部は神木や鳥居などによって厳重な結界が張られており外部から妖魔が入ってこれないようにしている。だがしかし内部から生まれてしまった場合にも外に出すことも出来ない。
首都圏は特に人が密集しているおり、様々な人の思いがより強く重なる場所だけあって結界は街の囲いだけでなく結界内部に更に重ねて結界を掛けるように街中のあちこちに鳥居や社が配置されている。

用語