Schlachtschiff(戦艦)

Last-modified: 2017-03-06 (月) 14:58:00

ドイツ戦艦の特徴と傾向

  • 主砲
    低弾道であり、弾着が早い。他国に比べて口径が小さいことが多く、戦艦のVP貫通は苦労する。
    バイエルンは高弾道で例外。
    Tier3~6までは砲旋回が遅いのも特徴であり、注意。
  • 装甲
    2重装甲のようにはたらく仕組みになっており、VPが貫通されにくい。甲板からはVP貫通があり得るので注意。
    すべてにおいて魚雷に対する防御力は低い。
    魚雷はすべて回避しないとHPがごっそり持っていかれる。
  • 機動力
    Tier6までは標準的だが、Tier7以降は30kt出てくれる。
    Tier9と10以外は素直に曲がってくれる。
  • 魚雷
    グナイゼナウ、シャルンホルスト、ティルピッツは魚雷を持っている。
    近距離戦の際は覚えておかねばならない。どれも射程は6km。
  • 対空
    Tier4から優秀である。特にグナイゼナウの対空はトップクラスである。
    長距離対空は優秀だが、Tier8以降は長距離対空が進歩せず、中距離対空が強化される。
  • ソナー
    ビスマルクとフリードリヒ・デア・グローセ、そしてグローサー・クルフュルストはソナーを持っている。
    ビスマルクの物は標準的なソナーだが、フリードリヒとグローサーは独巡並の性能を持つソナーがある。
    戦艦が持っていると魚雷警戒には特に有効に働くので相手にする際は注意しなければならない。
    自身が使うときはタイミングに注意。

立ち回り考察(みなとの突撃プレイ)

  • 近距離に出よう
    遠距離では日戦のAPを甲板に落とされ、せっかくの強力な垂直防御も飾りになってしまう。
    14kmあたりから船体をタイミングよく傾けてAPを垂直装甲で弾くことができる。まあ一種のテクニックである。
    ただ、敵が死んでいない状態での突っ込みは気を付けなければならない。燃やされ、集中砲火を受けることが当たり前だからである。
    あと、近距離が嫌なら空母に転職するか、日戦を使った方がよいだろう。
    近距離戦が嫌いな方にはオススメできない。
  • 島を使おう
    突っ込めば火力を生かせる。しかし、これ以上は無理という時に引こうとすると、腹をどうしてもさらしてしまう…
    これは独戦で突っ込むプレイをするとどうしても当たる壁であり、避けようがない。かといってもっと突撃すれば魚雷は来るわ集中砲火はさらにひどくなるばかりである。敵前回頭はどうしても難しいものである。
    だが、WGは親切に島を配置してくれている。これを使って射線を切ってその間に引き撃ちに入り、一回相手のヘイトを別の味方艦に向けてしまおう。撃たれ続けることもあるが、この時の角度はしっかりしているはずなので問題ないだろう。
    また、島の位置の把握と、初手でどの島を利用するかは考えておこう。大海原や山岳地帯は突撃戦法を場合によってはあきらめなければならないが…島がほとんど、あるいは皆無なので…
    一次的に引くことに成功したら、この間に回復や火災の立て直しをしつつ、中距離で敵をなるべく削ろう。
    また、この最初の突っ込みで駆逐艦や厄介な巡洋艦を1つでもつぶすことに貢献できれば上出来である。
    そうでなくても巡洋艦相手のVP貫通を出し、戦艦相手にダメージを与えて巡洋艦に火力投射をうながそう。
  • 弾受け
    序盤の近距離接近は、味方の駆逐艦と巡洋艦に弾が当たらないようにするという目的もある。戦艦が突っ込むと敵は決まってその戦艦を狙う。
    なぜか?突っ込む戦艦は巡洋艦にとって特に脅威になりえるからである。10km以内にビスマルクがいる状況を想像してみよう。巡洋艦としてはすぐにでも逃げたくなるものである。
    ここで弾を引き受ければ味方がラインを上げやすくなり、味方駆逐艦も巡洋艦から弾を受けることを多少防げる。
    さらに敵を倒したり、削ることができれば、ほぼ確実に味方がラインを上げてくれるだろう。
    早いうちから突破できれば、ホールドしている反対側の援護に向かえる。
    VP貫通の心配は皆無なので、有効にHPの計算ができる独戦はやはりこの役割はうってつけだろう。
    もっとも、芋が多いのでこれが成り立つのはTBや分隊であり、この戦法が使えるのは、私の理論が確立している方々だけだろう。
    堅実なプレイを主体とする人は別の戦法を模索すべきである。
  • ホールドの場合
    どうやっても敵が多く、押し込めないことは多々ある。
    その場合は突撃をあきらめ、島を利用して各個撃破を狙うか、中遠距離で弾受けを引き受けるべきである。
    ここでも独戦の防御力、特にVPを貫通されにくい特性は役に立つ。
    反対側が突破してくれたらそれでいい。その時稼げなくても次の戦闘などでいずれ稼げるものだ。その時は運が悪かったと思おう。
    しびれを切らして突撃して無駄死にして負けることだけは、避けなくてはならない。
    WoWsで優先されるべきは勝利であり、ダメージや生存率ではないのはおわかりだろう。
    その時の役割は守ろう。
  • 終盤
    どうやっても序盤で吹っ飛ばしたい敵がいても現実は非情であり、できない状況もある。
    DDが大量だったり、自分がボトムで相手がトップ空母だったり、味方が明らかな芋、レミングスだったりといった状況がわかりやすいか。あとは大海原。
    そのようなときはぐっとこらえて突撃は断念して日戦の前に出る程度に堅実に戦おう。
    日戦の前に出ているくらいならとりあえず何とか砲弾は刺さってくれる。最大射程では刺さってくれない場合がほとんどなので注意すること。遠距離では独戦はカスダメばかりなのが現実である
    前半のつらさを耐えきったら、終盤の敵が少ないところに突撃しよう。少数で手慣れた独戦は、HPが残っていれば特に撃退するのが難しい。ここで各個撃破をするのである。
    序盤で1万くらいしか取れなくても優しいnoobがダメージをくれることもある。
    しびれを切らしたら負けである。いいね?

終わりに

本項目は不肖、みなとが担当させていただいた。
私は生存率が31%しかないくせにソロ勝率がおよそ53.8%、全体勝率で56%である。
これからわかるように、自分が死んでも稼いで勝てればそれでいいという考えのもとに動いているのが事実である。
死ぬにしても開幕と中盤は避けようと努力している。
その自分を戒める意味でも、その中でも自分のプレイスタイルを崩したくない、楽しくやりたいという思いから本項目を書いた。このやり方は決してトップを目指すやり方とは言えないだろう。
逆にトップの連中にアンチをかける戦法である。
参考にするもしないも自由だが、ドイツ戦艦を生かすには、ということを最大限に考えた結果である。
実際堅実にプレイするなら米戦、日戦だろう。遠距離でも砲弾がそこそこ刺さってくれるのだから。
どこまでも異常さが抜けない人間のレビューだが、ここまで読んでくださった方々、そしてかつていろいろ教えてくださった方々、現在でもともにWoWsをプレイしてくださる方々に、この場を借りてお礼を申し上げたい。
では、よきドイツ戦艦ライフが訪れることを祈って、本項目を締めくくる。