「盗賊団タンタラス」の一員。
臀部から生えた猿のような尻尾が特徴。
性格は明るくお調子者で女好きだが、困っている相手を見過ごせない優しい性格でもある。
ふざけた言動は多いものの実際は他者を思いやる優しさの持ち主であるが、逆に自分の心情には踏み込まれたくないという弱さも持つ。
青の惑星『テラ』の支配者"ガーランド"によって生成された最強のジェノム。
ジェノムとは、テラの原住民たちの魂を受け入れるための器に過ぎなかったが、ガーランドやジタンなどは例外で自意識を持つ。
また、クジャもまたジェノムであり、ジタンにとって"兄"と呼べる存在。
生成目的は「ガイアに死を振り撒く死神になること」。
この役目はクジャが担当していたがジタンのほうが優秀であったため交代となっていたが、劣等感を抱いたクジャにより捨てられ、ガイアに放逐されたことで孤児となり、4歳のときに盗賊団の頭領"バクー?"に拾われる。
4歳以前の記憶がないため、ジタンは自分の名前とテラの特徴とも言える「青い輝き」以外は自身の素性を知らなかった。
13歳の時に盗賊団タンタラスから黙って去り、記憶を頼りに故郷となる「帰るべき場所」を捜していた(その際にフライヤと会って親交を結んでいる)。
しかし、霧の大陸中を旅しても青の輝きは見付からず、ジタンは再びバクーと仲間たちの元へと帰還。バクーはジタンを殴り飛ばしたが、それからは何も言わずにジタンの帰還を受け入れた。
その時に「ここが自分の帰るべき場所なんだ」とジタンは悟った。
ゲーム「ファイナルファンタジーIX」
本作の主人公。
シド大公の依頼でガーネット王女を誘拐する作戦に参加するが、彼女に本気で惚れたためタンタラスを脱退してまでガーネットに付き添うこととなる。
以後も彼女の存在は行動指針と原動力となり、大切なパートナーとなっていく。
終盤では自身の出生と生まれた目的を知り、自暴自棄になってしまうがガーネットの支えにより本来の自分を取り戻し、仲間たちと共に再び立ち上がる。
クジャとの決戦の後、真の最後の敵である「永遠の闇?」を打ち倒すが、暴走したイーファの樹内部に取り残されたクジャを救うため仲間たちを先に脱出させ一人残る。
クジャのもとへ駆けつけ彼と和解するが、暴走するイーファ樹のつるから彼を庇い、消息不明となってしまう。
しかしエンディングにてガーネットの前に現れ無事生還。
抱擁を交わす中、仲間たちから祝福されこの物語は終わる。
ゲーム「ディシディア ファイナルファンタジー?」
声優 朴璐美?
主人公の一人。
バッツとクリスタルをどちらが先に手に入れるか「勝負」をかけることになる。
しかし、途中でバッツが敵の罠に罹り捕まってしまったため、後に合流したスコールと共にバッツを救うために奔走する。
一時自棄になりかけたがコスモスの助言ですぐに立ち直った。
関連キャラクター
- クジャ(「兄」のような存在)
- ガーランド(生みの親)
- ミコト(「妹の」のような存在)
- ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世(仲間、想い人)
- ビビ・オルニティア(仲間)
- アデルバート・スタイナー(仲間)
- フライヤ・クレセント(仲間、旧友)
- クイナ・クゥエン(仲間)
- エーコ・キャルオル(仲間)
- サラマンダー・コーラル
- 『盗賊団タンタラス』
ディシディア ファイナルファンタジー
- バッツ・クラウザー(同行者)
- スコール・レオンハート(同行者)