JoyToKeyについて
解説
パソコンに認識されているゲームパッドの入力を、キーボードの入力に変換するソフトです。通称「jtk」と呼ばれ、連射機能が付いていないゲームパッドでは重宝されています。
アラド戦記では、特にこういったソフトを使わなくてもゲームパッドを使用することが出来ますが、このソフトを使用する最大のメリットは拡張性に有ります。
- 特定のキーを押している間、別のパッド設定に切り替えることが出来る。
- この機能を使うことで、ボタンが10個のパッドでも、19ボタン分の設定をする事が出来ます。
(実際には十字キーなどもボタンとして認識させることが出来るので、もっと増やせます)
- この機能を使うことで、ボタンが10個のパッドでも、19ボタン分の設定をする事が出来ます。
- 自動連射機能の数値を細かく設定できる。
- 連射速度は速ければ早いほど良いというものでは無く、パソコンのスペックも影響してくるので、自分の環境に有った連射速度にする必要が有ります。
この数値が適切でない場合、ガンナーだとパン………パパパンと、通常攻撃にムラができたりします。
(jtkの設定で15前後が適切です。)
- 連射速度は速ければ早いほど良いというものでは無く、パソコンのスペックも影響してくるので、自分の環境に有った連射速度にする必要が有ります。
ダウンロード
Vector
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se101657.html
質問などをする場合は、付属の説明書を熟読してから質問しましょう。
導入と設定
- 使いたいゲームパッドがパソコンに認識されているかを確認します。
スタート>設定>コントロールパネル>ゲームコントローラー
(パソコンによって違う場合も有ります)#ref(): File not found: "dounyuu01.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- パッドが認識されていたら、プロパティを開き、どのボタンがどの番号に対応しているかをを確認します。
パッドやコンバーターによって大きく違うので、説明書を熟読してください。#ref(): File not found: "dounyuu02.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- JTKを起動します。
- 新規作成を押して、設定ファイルを作ります。(名前は自分が解ればOK)
#ref(): File not found: "dounyuu03.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- JTKの右画面の項目をダブルクリックし、キーを割り振ります。
このパッドではボタン1が□ボタンなので、ここに通常攻撃と連射設定をしてみます。#ref(): File not found: "dounyuu04.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- OKを押してJTKの画面に戻るとこのようになります。
(表示上の都合で横幅をカットしています)#ref(): File not found: "dounyuu05.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- 一通り設定し終わったらJTKを終了して設定を保存します。
JTKを起動したままパソコンをシャットダウンなどすると設定が保存されません。
JTKを再度起動させると、最後に使用していた設定で起動します。 - 以上が導入と基本的な設定です。
- JTKの起動は、アラド戦記の起動前でも起動後でも大丈夫です。
- パソコン起動時にJTKも同時に起動するように設定しておくと、起動のし忘れが無くて便利です。
C:\Documents and Settings\All Users\スタート メニュー\プログラム\スタートアップ
上記のフォルダに入れておくとパソコンの起動と同時にJTKも起動します。
(パソコンによってフォルダの場所が違う場合が有るので注意) - OSがVistaの場合はJTKに対応していません。使用方法はFAQを参考にしてください。
JoyToKeyの機能
仮想ジョイスティックの設定
通常ではパッドのボタンの数しかキーを割り振ることが出来ませんが、JTKの設定で仮想ジョイスティックの数を増やすことで通常より何倍も多くのキーを割り振ることが出来ます。
“特定のボタンを押した状態で別の設定(仮想ジョイスティック)に一時的に切り替える”という方法なので、実際には2~3倍程度になります。
JTKの設定方法
- JTKの画面右のタブをJoysticksからPreferencesに切り替えます。
- 設定したいジョイスティックの数の項目を2にします。
#ref(): File not found: "kasou1.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- 再び画面右のタブをJoysticksに戻すと、Joystick2というタブが追加されています。
#ref(): File not found: "kasou2.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- 例として、ボタン5を押している間、一時的にJoystick2の設定に切り替える設定にしてみます。
- 画面上のタブJoystick1を選択し、Button5をダブルクリックします。
#ref(): File not found: "kasou3.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- タブがKeyboardになっているので、特殊機能のタブを選択します。
- 一時的に他のジョイスティック番号の設定を使うプルダウンメニューからJoystick2を選択します。
#ref(): File not found: "kasou4.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- OKを押して、JTK画面に戻るとこのようになります。
#ref(): File not found: "kasou5.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- 後は基本的な設定と同じように、Joystick2タブの方にもキーを割り振るだけです。
ボタン5を切り替えキーとして使用しているので、Joystick2のボタン5にキーを割り振ってしまうと、切り替えキーを押す度にJoystick2のボタン5が押される事になるので、慣れないうちはJoystick2のボタン5は使用しないほうが無難です。
- 設定が終わったら、JTKを終了して設定を保存します。
アナログスティックの設定
アナログスティックは普通のゲームではキャラクターの移動や視点の変更に使われますが、JTKの設定でアナログスティックを上下左右に倒した場合とアナログスティックを押し込んだ場合をボタンとして認識させることで、割り振ることの出来るキーが増えるので、拡張スキルやクイックスロット等もパッドだけで操作することが出来たりします。
JTKの設定方法
- JTKの画面右のタブをJoysticksからPreferencesに切り替えます。
- X軸とY軸以外も使用する
POV(ハットスイッチ)も使用する
この二つにチェックを入れて下さい。#ref(): File not found: "anarogu1.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- 画面右のタブを戻すとこのように項目が追加されています。
(解り易いように画像をくっつけて表示しています。実際のJTKではウィンドウの引き伸ばしは出来ません)#ref(): File not found: "anarogu2.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- POVとボタン以外はかなり難解になりました。投げ出したくなりますが頑張りましょう。
- 図と照らし合わせてキーを割り振ります。
軸=スティック
+=十字キー(ハットスイッチ)
使わない=設定しても意味が無いキー#ref(): File not found: "anarogu3.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- 以上がスティックを倒した時の設定です。
画像の右半分ではRelabelJTKを使用しています。
その為、AxisXが左軸になっていたりButton1~3が□×○に表示されています。 - 次にスティックを押し込んだ場合の設定ですが、実は最初からボタンとして認識されています。
何番のボタンとして認識されているかを調べるには、コントロールパネルのゲームコントローラーのプロパティを開きます。 - 次に入力テスト画面でアナログスティックを左、右の順で押し込んでみます。
#ref(): File not found: "anarogu4.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
- 11番、12番の順で点灯したので、左が11番で右が12番です。
(パッドやコンバーターによって番号が全然違うので注意) - この番号はJTKのボタン番号と同じなので、左軸押しがButton11で右軸押しがButton12です。
- 次に入力のしきい値を設定します。
これはアナログスティックの感度を設定するものです。 - JTKの画面右のタブをJoysticksからPreferencesに切り替えます。
- 入力のしきい値のバーを操作して、しきい値を変更します。
しきい値が高い(100%に近づく)ほど、アナログスティックのあそびが増え、感度が悪くなります。
しきい値が低い(0%に近づく)ほど、アナログスティックのあそびが減り、感度が良くなります。
(しきい値が100%だとアナログスティックは使えません)実際にどういう影響が出るかと言うと、感度が良過ぎるとちょっと触れただけでもボタンを押された事になるので、アイテムやスキルを使うような設定にしていると誤爆率が格段に上がります。
逆に感度が悪過ぎると、限界までスティックを倒さないとボタンを押された事にならないので、瞬時にそのボタンを押したい時(キャンセルスキル発動等)には普通のボタンよりも反応が遅れます。パッド自体のアナログスティックの感度や、アナログスティックの扱い方(指の腹でしっかり倒す、指先で弾く等)も関係してくるので、自分に合った数値を見つけましょう。
#ref(): File not found: "anarogu5.PNG" at page "SOFT/JoyToKey/複製"
この図のしきい値は99%にしていますが、これは私に合わせた設定なので、おすすめの数値では有りません。
私のアナログスティックのキー設定は、アイテムの使用と、クールタイムが長くてキャンセルが無いスキルの発動等の、とっさに使う必要が無いキーを割り振っています。
アナログスティックの扱いは、親指の腹でしっかり倒す事は余りせず、指先で弾く癖が有るので、感度が良過ぎると弾かれたスティックが元の位置に戻る時の反動で逆のボタンも押されてしまうことが有るので、感度を悪くしています。
アラド戦記用の設定
設定例一覧を参考にしてください。