| 名前 | MVNO |
|---|---|
| よみ | えむぶいえぬおー |
| 英名 | Mobile Virtual Network Operator |
| 別名 | 仮想移動体通信事業者 / 格安SIM事業者 |
概要
MVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者)とは、自社で無線基地局などの移動体通信設備を持たず、**MNO**(NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)の回線を借りて、自社ブランドで携帯電話・スマートフォン向け通信サービスを提供する事業者のことである。
一般的に「格安SIM」や「格安スマホ」として知られ、MNOの主力プランよりも安価な料金設定が特徴。回線設備投資を抑えられるため、低価格でサービスを提供可能である。
主な提供形態として以下の種類がある
再販型MVNOMNOのサービスをほぼそのまま借りて自社ブランドで販売
設備設置型MVNO(フルMVNO)自社で一部のネットワーク設備(コア網など)を持ち、独自サービスを提供
来歴
2001年には、日本でMVNOサービスが開始。日本通信がDDIポケット(後のウィルコム)のPHS回線を借りて法人向けデータ通信サービスを提供したのが最初期の事例。
2007-2008年頃は、総務省がMVNO促進の方針を示したことで本格化。IIJや日本通信などがドコモ回線を使った個人向けサービスを開始。
2014年以降スマートフォンの普及に伴いMVNOが急増。「格安SIM」という言葉が広く一般化。mineo、UQモバイル(当時)、OCNモバイルONE、楽天モバイル(MVNO時代)などが人気を集める。
2019-2020年は、楽天モバイルがMNOとして参入。一方で既存MVNOは5G対応や独自サービス強化へシフト。
2020年代は、ahamo、povo?、LINEMO?などのMNOサブブランド出現により競争が激化。MVNO各社は低価格・大容量プランや独自付加価値(動画見放題など)で差別化を図っている。
現在も日本には多数のMVNOが存在し、総務省のデータによるとMVNOサービス契約数は数千万件規模に達している。
主なMVNO事業者(例)
- IIJmio
- mineo
- OCNモバイルONE
- BIGLOBEモバイル
- イオンモバイル
- 楽天モバイル(MVNO時代)
- その他多数
関連項目
- MNO
- 格安SIM
- 総務省